2020年11月18日

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PS5『デモンズソウル』リメイク、ダウンロード版の早期購入特典期限が本日23時59分まで
 先程ふと気付いたのだが、PS5の『デモンズソウル』リメイクの早期購入特典である「死神の大鎌」をダウンロード版の購入で入手しようとすると、購入期限が本日11月18日の23時59分までなのだ。ギギギ……本体がないのにソフトを買えというのか……ギギギ……。ちなみにパッケージ版を買うと付いてくるコードの期限は2022年の11月12日までらしい。今ならどこで買っても初回版だろうし、パッケージ版を確保しておくのも手かもしれない……が、「デラックスデジタルエディション」は色々と付いてくるので、これに「死神の大鎌」を付けて買うなら今しかない……ギギギ……。

2020年11月13日

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Polymega、まさかの再延期
 先日から、Polymega がまた延期するらしいという話が出ていた。キッカケは 11 月2日の国内で予約を受け付けていた代理店のツイートで、以後、公式が沈黙したままで詳細不明だったが、本日未明に2021年2月への延期が発表された(※表記が「2/21」のため、21年2月か、2月21日か不明)。これも、あくまで公式プレオーダーの話で、その他の一般販売に関しては2月も怪しい。わざわざ「もうすぐ届くぜ」メールを送った後に延期というだけでもスゴいのに、謝罪系のワードが1つも見当たらないこともスゴい。これで計7回、約2年の延期だぞ。しかもページ内の表記で2020年2月に出荷される予定です。」とあって、そんな大事な箇所を間違うなよと……。

2020年11月 9日

Blu-ray『フェノミナ 日本語吹替音声収録 4K レストア版』発売(11/6)

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 予約していた Blu-ray『フェノミナ 4K レストア版』が到着。何やらパッケージのシュリンクに「リバーシブルジャケット仕様」の文字。おお……?

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 例の、頭に変な装置つけられてるジャケットを裏返すと、こんな感じ↓に(※右はスリーブケース)。

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 この写真はたしか VHS 版で使われていた気がする。断然こっちだよな……。メーカー、グッジョブ!

 とりあえず気になっていた「米国公開版(83 分)」を観てみたのだが、異常にテンポが良い。頭に変な装置つけるシーンなんか、豪快に丸々カット。テンポが良すぎて、所々、説明不足に感じる点もあるが、意味不明にはならないギリギリのところまで切り詰めている感じ。アメリカ人は、せっかち。でも「インテグラルハード完全版(116 分)」は冗長に感じるシーンも多かったので、個人的にはこっちのほうが好きかなぁ。眠くなるシーンがなく、常に画面に緊張感があった気がする。あと「インターナショナル版(110 分)」も入っているのだが、こちらはインテグラルと比べて6分しか違わないので、また気が向いたときに観てみたい。日本での初公開版はこれらしい。

 2015 年に出たほうの Blu-ray は持っていないので、そちらとの比較はできないが、4K レストアってことは、前の Blu-ray より多少は画質も上がってるのかな……。DVD 版と比べると明らかに美麗で、35 年前の映画とは思えない。

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 DVD と Blu-ray では解像度からして違うため、↑の比較画像はなるべく同じ条件になるよう、画像の大きさを調整している。これだけじゃ分かりづらいだろうけど、DVD と Blu-ray では解像度の差だけでも、元画像の大きさにこれだけの差が出る。DVD ではよく分からなかった服の柄まで判別可能。例の猿が歯茎剥き出しで威嚇するシーンもブルーレイ画質で楽しめるぞ。もっとジェニファーの美少女っぷりが分かる比較画像にしろよとか思うかもしれないが、それは君の目で確かめてくれ!(攻略本口調)

 特に色味がおかしいということもなさそうで、満足の一品だった。気になっている人は、また入手困難にならないうちにゼヒ。

■関連記事:Blu-ray『フェノミナ 日本語吹替音声収録 4K レストア版』11月6日発売


2020年11月 7日

PS4 / Xbox One / Windows 10「『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』たっぷり遊べる体験版」が配信開始(11/3)

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 Nintendo Switch 版のときにもあった、かなり先まで遊べる体験版。セーブデータが製品版に引き継げるので、やる予定の人は、今からでもチマチマ進めるのもいいかも。体験版をクリアまで進めておくと、終了時に「スキルのたね」が3つ貰えるので、お得。1年前にも書いたが、プレイ経験ありの状態で、詰まることなくサクサク進んでも体験版終了まで4時間半ほどかかるボリューム。ただ、セーブデータを引き継いだ場合、序盤で獲得できるトロフィー/実績はどうなるのかが、ちょっと不安ではある。獲得判定がセーブデータでされているならいいのだが……。

 今回は Windows10 版もあるので、PS4 や Xbox One を持っていない人でも気軽に試せるのが良い。PS4 の体験版も PS Store で配信開始されている。

 個人的にちょっと心配していた、バトルの「超はやい」も選択可能。Nintendo Switch 版で画質を落としたから可能になった機能だと思っていたので、この画質でもいけるんだなぁと。

 画質は最初に発売された PS4 版と変わらないはずだが、妙に鮮やかに見える。PS4 版、PS4 北米版、Nintendo Switch 版と、実はずっとフレームレートが 30 fps だったので、それが今回は 60 fps になっているからだろうか。PS4 版『S』は PS4 Pro のみ 60 fps で、Xbox One と Xbox One X で差が生じるのかは不明。

 基本的には最後発だけあって決定版といえるデキと言えそうだが、最初の村の写真を比較していたら、家の壁の石の感じが異なっていたので、テクスチャは微妙に異なるっぽい。一部のテクスチャを、おそらく軽量化のために Nintendo Switch 版のときに作り直して、それをさらに Nintendo Switch のスペック用に画質を落としていたのを今回元に戻した……という感じだろうか。

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左から、PS4 通常版、Nintendo Switch 版、今回の『S』版。
(※クリックで拡大)

 もう1つの懸念だったのが、フォトモード。Nintendo Switch 版のフォトモードは、「仲間との記念写真撮影」用に作られたからか、風景写真を撮ることに関して、あまり考えられていないのが残念だった。PS4 北米版は主観視点でズームアップができたので、キャプチャ環境さえあれば結構自由に風景写真を撮れたのだが、今回のフォトモードもやはり Nintendo Switch 版そのままのようで、そこは少し残念。

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通常時は右スティックで視点を動かせるので、こんな感じで景色も眺められるのだが……
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フォトモードにすると、視点がこの高さに強制的に戻されてしまい、ファインダーを上に向けることができない

 ロード時間については Nintendo Switch版 の時点でだいぶ高速化されていたが、SSD に換装した PS4 Pro や Xbox One X で外付け SSD の状態で試した感じだと、画質が上がったにもかかわらず、かなり高速。ここまでくると、ほぼ気にならないだろう。PS5 や Xbox Series X だとさらに速くなるのだろうか……。

 結論としては、「Nintendo Switch 版をベースに、画質とフレームレートを引き上げた」ということで良さそうだ。画質の向上以外に追加要素があるかどうかは不明だが、公式ページの質問コーナーで「Nintendo Switch 版『S』と同じ」というようなことを答えているので、期待はできなさそう。

 歯応えのあるボス敵はいくらでも追加してほしいところだが、Nintendo Switch 版で追加されたボスが Lv 99 推奨の強敵だったので、あれ以上の強敵を作ろうとすると、理不尽感にあふれたものになるか、運ゲーになるかだろう。ある意味、ターン制 RPG としてのドラクエの究極の敵だったのかもしれない。レベルを上げて装備品を整えないと勝てないし、仲間全員を上手く活用する必要もある。よく考えられたボスだったと思う。それに、このボスの討伐報酬である「妖魔のバニースーツ」は、「倒されても即座に復活する」というチート装備なので、この後にどんなボスを追加してもゴリ押しで勝ててしまう……。

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見た目はただの青いバニースーツなので、エロくはない……

 それよりも気になるのはトロフィー/実績の設定。PS4 の通常版とは別トロフィーになることは公式ページの質問コーナーで答えられているのだが、内容も大きく変わるのかどうかは不明。達成報酬もなく、本当に「やりたい人だけ勝手にやって」レベルの代物だった「しばりプレイ」機能がトロフィー/実績に関わってきたら結構アツいと思うのだが、どうだろう。最初の PS4 通常版でそういうトロフィーがあったら叩かれてた気もするが、これだけ後発なら別に良いんじゃないだろうか。「しばりプレイ」機能の高難度項目である「すべての敵が強化」「買い物不可」「防具禁止」で裏ボス倒せるのかな……。


2020年10月26日

PCエンジンあれこれ話

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 先日、PCエンジン互換機『Analogue Duo』が 2021 年に海外で発売されることが報じられた。PCエンジンDUO を意識した形状で、ファンにはたまらない作り。PCエンジンDUO は家庭用ゲーム機の中でもトップクラスのスタイリッシュなデザインだったと思う。

 Analogue 社はこれまでにファミコンやスーパーファミコン、メガドライブの互換機も出しているのだが、ステートセーブ&インストール機能がないっぽいので、「なら、実機でよくない……?」と個人的にはちょっと敬遠している。この Analogue Duo も、おそらく同じだろう。非公式ファームウェアを入れればそのへんもなんとかなるらしいのだが、そうするとグレーゾーンにいっちゃうわけで……。

 Analogue 社のマシンはどれも「エミュレータではなく FPGA」という点が最大かつ唯一のウリで、音と映像の再現性や、低遅延にこだわる実機派向け。しかし、今は CD 自体が経年劣化で読み込めなくなる可能性が出てきている時期。普通にディスクを入れて、ディスクをブン回して、ゲーム中も当時と同じ読み込みを行うの……? なんと悠長な……と感じてしまう。

 また、すでにうーぱーぐらふぃくすという物が出ているので、実機派でもこちらのほうが良いんじゃないかと感じる。「うーぱーぐらふぃくす」は PCエンジンの実機(白エンジン、コアグラ、コアグラII)に接続する機器で、無改造で装着できる。海外で、似たような製品として Super SD System3 というのがあるが、まったく無関係。

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こんな感じで装着する

 ステートセーブはないが、吸い出したゲームを SD カードに入れて起動できる。CD 系は PC 上で CD Manipulator を使って吸い出し、Hu カードの吸い出しは、これと PC を接続して行う。バックアップメモリの内容を PC に保存することも可能。また、CD(※SD カード内のデータ)への読み込み速度も、実機と同様にするか、可能な限り速くするかも選べる。ゲームによっては読み込み速度を速めると不具合が出るケースもあるため、こうなっていると思われる。HDMI 規格から外れた映像信号を出力する関係で、本体の接続側が DVI 端子になるが、DVI - HDMI 変換ケーブルを使えば、問題なく HDMI で出力できる。

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この超画質。外周部の格子模様は映像の範囲を分かりやすくするためのもので、設定で真っ黒にもできる

 この「うーぱーぐらふぃくす」、2年ほど前に購入したのだが、当初は動作が非常に不安定だった。SD カードとの相性問題が結構あるようで、俺の場合は、途中でゲームが止まってしまう現象に悩まされていた。「ひとまず、アップデートで安定するまで置いておこう……」という感じだったのだが、システムカードを SD カードから読み込めるようになるアップデートを機に、安定して動作し始めた。

 不具合が出たときに困ったのは、うーぱーぐらふぃくすがおかしいのか、本体が古くておかしくなっているのか、スーパーシステムカードがおかしいのか、使用している SD カードがおかしいのか、判別がつかなかったこと。本体、スーパーシステムカード、SD カードをそれぞれ複数用意して試せば原因の特定はできるだろうけど、中古の PC エンジン本体やスーパーシステムカードは一時期より値上がりしていて、安い物でも 5,000 円くらいになっている。2個3個と気安くは買えない。

 仕方なく、最も安い SD カードを買い換えてみて試したところ、症状が若干マシに。『スナッチャー』の序盤、車を運転しているシーンでほぼ確実に止まっていたのが、時々止まる程度になった。でも今度は「時々止まるって何だよ……」って感じで、安心してゲームできないのなら意味ないなぁ……としばらく放置していたのだが、前述の、すべてを SD カードから読み込めるようになるアップデートから安定して動作するようになり、不具合の原因がポツポツと掴めかけてきた。結論としては、公式でも言われているようなので SD カードの相性問題はあるが、俺の本体の Hu カード読み込みスロットか、Hu カード自体のどちらかが劣化しているのも確実となった。

 この「うーぱーぐらふぃくす」の良い点でもあり弱点でもあるのが、実機を使用すること。エミュレーションではなく実機で動作しているので、実機と比べて再現性がどうのこうのではなく、実機そのものの動きをする。ただし、今の時点でちゃんと動作する健康な本体を持っていることが前提で、DUO より前の、白エンジンかコアグラが必要になる。古い物なので、今は大丈夫でも、いつかは壊れるだろうし……という不安もある。

 また、CD-ROM2 のゲームを動かすならシステムカード(※スーパーシステムカードでも可)、SUPER CD-ROM2 を動かすならスーパーシステムカードを吸い出す必要がある。物が古いだけに、この吸い出しも結構厄介で、何度やっても吸い出しミスが発生。ファミコンカセットを本体に挿して電源をつけたら、画面が真っ暗とか真っ青……ってのは当時を知る人ならよく経験したと思うが、こうした接触不良を起こしてゲームが起動していない状態だと、吸い出しが成功しない。

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吸い出した物をROM チェッカーで調べてみると、CRC が一致しない物ばかり……。

 システムカードが壊れているか、本体の Hu カード読み込みスロットがダメになりつつあるか、どっちかだな……と諦めムードだったのだが、何度か試していたら、奇跡的に吸い出しが成功。吸い出しが成功したときは、吸い出し後にそのカードが実行される。たとえば、何らかのゲームの Hu カードを吸い出した後は、そのゲームを起動したときの画面になる。失敗していたときは、吸い出し後に真っ暗な画面続きだった。吸い出しに失敗していても、吸い出し作業自体は普通に完了したように見えるため、ここに気付くまで結構かかってしまった。吸い出し後に、常にROM チェッカーで調べて、「データベースのCRCと一致しました。」と出るかどうか確認したほうがいいだろう。

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システムカード吸い出しの場合、吸い出し作業後にこの画面が出ないとダメ

 読み込めない Hu カードは他にもいくつかあったのだが、しつこく何度も挿し込み直して電源を入れたり切ったりしていたら、なんとかなった。中でも、最後まで立ちはだかったのが GAMES EXPRESS CD CARD の吸い出し。これだけはマジで壊れてるのかもな……と諦めつつあったときに、奇跡的に成功した。

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GAMES EXPRESS CD CARD は、吸い出し後にこの画面が出ればビクトリー

 GAMES EXPRESS CD CARD はハッカー系の各ゲームに同梱されている物で、青と緑の2種類があったりするが、中身は一緒らしい。とりあえず、どちらかを吸い出して持っておくと安心。

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『ハイレグファンタジー』も動く

 ちなみに、他の吸い出し機で吸い出したシステムカードのデータをすでに持っているなら、それを SD カードに入れるだけでいい。昔のバージョンではこれができず、吸い出したシステムカードのデータではなく、実際のシステムカードを本体に挿しておく必要があった。少なくとも俺の環境では、これがネックだったようだ。そりゃあ、吸い出しの成功率がこれだけ低いくらいに読み込めていないとなると、まともに動作していたときのほうが少なかったんだろうなと分かる。

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システムカードのバージョン違い画面確認用に、Ver 1.0 のシステムカードも常備。これらは今後、Polymega でも使うことになるかもしれない。あと、たしか『獣王記』はシステムカードが Ver 2.0 以上だと不具合があったハズ

「本体の Hu カードスロットの読み込みがイカレているのか」、「システムカード自体がおかしくなりつつあるのか」、どちらかは不明だが、「正しく吸い出せたシステムカードのデータを SD カードに入れる」ことで、今までの不具合が一気に解消したので、このどちらかが主な原因だったと思われる。本体のファームウェアも幾度となく更新されているため、そっちで改善した可能性もあるが……。やはり、本体の劣化が最も深刻な問題かもしれない。

 また、本体だけでなく、正常に動くコントローラや AC アダプタの確保も問題となる。AC アダプタは互換性のある物がまだ売られているのでなんとかなる。2018 年頃にこれを購入したが、問題なく動いている。カスタマーレビューで「動いた」とあるので、こっちでも多分大丈夫だろう。

 コントローラが問題だが、コロンバスサークルの『【MD/PCE用】スーパーコンバーター』があれば、PS3 / PS4 用のコントローラが使えそうなので、確保しておくべきなのかもしれない。遅延があるのかどうかは不明。俺は奇跡的に問題なく動くアベニューパッド6を持っているので、今のところ、これでなんとか凌いでいるが……。PCエンジンに限らず、各ゲーム機ごとに優れたコントローラってのはあるんだけど、消耗品なのに入手手段が少ないので、ホント、なんとかならんものかと思う。「どんなコントローラでも 3,000 円で直します!」みたいなサービスをどっかが継続的にやってくれんものだろうか。修理用パーツを常時確保しておくのが難しいのかなぁ……。

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 古い物をベースにしているという不安はあるが、CD-ROM 機よりは壊れにくいだろうし、システムカードを吸い出した後はすべてが SD カードからの読み込みで完結できるので、かつての PCエンジンのプレイ環境をより快適に、高画質で楽しみたい人にとっては良い品。まあ、そろそろ Polymega が出るから、今あえてこっちを買う人は珍しいだろうけど……。Polymega の内部は既存エミュレータのカスタムらしいので、Polymega で「あれ? 実機でもこんなだったっけ?」と感じたときの動作比較用にもいいかもしれない。

 ほとんど「うーぱーぐらふぃくす」の話になってしまったが、Analogue 社といえば、少し前に携帯機の互換機「Analogue Pocket」が話題になった。ゲームボーイとゲームボーイアドバンス、別売りのアダプタでゲームギア、ネオジオポケット、リンクスまでいけるうえ、別売りのドックで HDMI による外部出力も可能。ネオジオポケットの外部出力が貴重すぎるので欲しかったのだが、先日の予約開始と同時に瞬殺。二次予約の開始を心待ちにしている……。


2020年10月24日

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10月28日発売予定だった『ハンディゲームマシンコンプリートガイドデラックス ゲームギア・ワンダースワン・ネオジオポケットEdition』が発売中止に
 22 日の夕方頃に「発売中止になったから注文をキャンセルしたぜよ」と Amazon からメールが。実は9月にも『NEOGEO パーフェクトカタログ』が発売中止になっていて、ということは今回もネオジオポケット関連で SNK に何か言われたのかな……と思ったが、『NEOGEO パーフェクトカタログ』の場合は著者が「版権トラブルではない」と明言している。謎は深まる……。

2020年10月23日

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Nintendo Switch『バロック -ORIGINAL VERSION-』11月12日配信開始
 当時、サターン版を買ったけど、とにかく、世界観の取っ付きにくさがものすごかった記憶がある。ゲーム内容は、3D でリアルタイムの不思議のダンジョンみたいな感じ……だろうか。
 今でも覚えているのは、リアルタイムだから常に周囲に敵がいないか注意しないとイカンのに、視界の横幅が狭くて主観視点なもんだから、自分の両サイドと背後に注意を払おうとすると視点の旋回頻度がスゴくて、3D 酔いを誘発するということ。旋回速度も、微妙に遅かった気がする。そうした声が多かったのか、後の PS2 版で3人称視点にしたリメイクがされていたと思うけど、今度はサターン版の不気味さが弱まってしまっていた……ような、おぼろげな記憶。今回の Nintendo Switch 版はいろいろとおまけが収録されているようで、そっち目当てで買うのもいいかもしれん。
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Windows『同級生 リメイク』2021年2月26日発売
 豪華版には、初代『同級生』が同梱されるらしい。って言っても、Windows10 対応の『同級生』は FANZA GAMES で今でもダウンロード販売されているので、それをオマケに付けるだけかな……?
 懐かしいなぁ……PC-98 版で全キャラ制覇するまでやり込んだよ……と思う反面、エロゲーのリメイクは、時代が変わっても通用するだけのストーリー性かゲーム性を持っている作品以外は厳しいのでは……と思う。

『同級生』のゲーム性は、言ってしまえば「特定の時間帯に特定の場所に行く」という “正解探し” に終始するので、今それをやって楽しいかと言われるとウーンだし、今回のリメイクは女の子の位置がマップに表示されるらしいので、「それって、マップに表示された女の子アイコンを辿っていくだけの代物になるのでは……」という気もする。

『同級生』のおもしろさは、ネットのない時代に、雑誌と友人からの情報のみで「何時に何処へ行くべきなのか」を突き止め、それを全キャラ分解明するという攻略チャート作り、その過程にあった。「クッ、いいとこまで来てるはずだけど、エロシーンまで辿り着けない!」という、「足りない何か」の探求。「クッ、こんなキャラもいたのか!」という発見。エロシーンを見るのが目的というよりは、エロシーンに到達するまでのルートを発見することが主目的だった感がある。

 というのも、『同級生』に限らず、当時のエロゲーのエロシーンというのは、ゲーム攻略後の「ごほうび」的な位置付けだった。パンチラシーンとかの軽微なものではなく、しっかりとしたエロシーンを初めて見れたのがゲーム開始から何時間も経った後、ということも珍しくない。当時のエロゲーがすべてそうだったわけではないが、『同級生』は特にその傾向が強いゲームだった。エロゲーが「単なるオカズ」ではなく、ちゃんと「ゲーム」していた時代だったといえる。

 じゃあゲーム性は置いといて、『同級生』はエロで勝負できるゲームかというと、これまた難しい。正直、『同級生』は「エロゲー」としては当時から微妙で、エロシーンも短く、淡白。エロシーンに関しては、よっぽど手を入れてボリュームアップしないと、今だと商品として成立しない気すらする。原作の各キャラのエロ絵って、たしか1~2枚ずつしかなかったと思うぞ。

 この二十余年の間に、エロ業界のエロさは飛躍的な進歩を遂げている。さらにネットの存在が当たり前になって、手間と価格の両面でお手軽にエロを補給できてしまう今、通常版ですら価格が 9,800 円というのは強気すぎる。若い世代で「ゲーム性もエロも弱いエロゲーに1万円出す人」って、今だと相当レアだろう。価格設定の感覚が PC-98 時代。昔を懐かしむオッサン向けなのだとしたら、わざわざ絵師を最近の人に変更する理由が分からないし……。ターゲット層がよく分からない。

 『同級生』の成功は、

・「“女の子を攻略するゲーム” という物がまだ定着していなかった時代に出たことによる斬新さ」(※『ときめきメモリアル』より先にこの分野を開拓している)
・「エルフが誇るシナリオライター・蛭田昌人のセンスによる独特のテキスト」
・「当時のエロゲーの中では頭ひとつ抜けたデッサン力の高さと、90 年代前半の最先端を行くスタイリッシュな竹井正樹の絵」

 この3つによるものだったと思う。当時を知る者としては、この内の2つを失ってまでリメイクする意味はあるのか……仕上がりは大丈夫なのか……? という思いはどうしても出てくるが、発売される前からあーだこーだ言っても仕方ないので、これが上手く成功して、最終的に『遺作』のリメイクに繋げてくれることを祈りたい。
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『ミュージック フロム コナミアーケードシューティング』2021年1月20日発売
 ちょっと詰め込みすぎでは……という気もするが、単体で出してもあまり売れそうにないタイトルもまとめて高くして、お金を出す層にガバッと出してもらう作戦だろうか。でも『A-JAX』と『グラディウス』と『ツインビー』って、全部ファン層が異なるような……。

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