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2024年2月 1日

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『シレン6』発売から 1 週間……

 チマチマとプレイしていたが、ようやく、最後と思われる「全アイテム未識別ダンジョン」が出現。他にもまだクリアできていないダンジョンが 6 つほどあるので、まだまだではあるのだが……。

 今回はマジで良作。初代『シレン』を初めてプレイしたときの感覚に近く、それでいて、これまでのシリーズの要素が散りばめられている感じ。

 本編のダンジョン構成は『1』、本編クリア後にシレンたちが島から出られなくなるのは『月影村の怪物』、マゼルンの存在感と黄金街道は『2』、フィールドマップ表示は『3』、ダンジョン内にたまに設置されている大砲から出る太レーザーは『4』『5』の夜に使える技を想起させる。そしてシステム面はこれまでに磨き続けられてきた集大成とも言える遊びやすさ。BGM も、和風であることを強く意識した良曲揃い。サントラ出ないかなぁ。「神器の海廊」の三味線と太鼓と「ソイヤッ サッ」のかけ声がクセになる。

 ただ、これまでと大きく変化した点として、「シレンの体力回復速度と敵の火力が上がった」ことが挙げられる。今回のシレンはなんと 1 歩で HP 1 回復するので、ダメージを食らっても普通に探索しているだけで回復できてしまうのだが、その代わり、敵から受けるダメージがめっちゃ高い。中チンタラに 2 回殴られたら瀕死。今までの感覚でプレイしていたら、アッという間に倒される。

 今回は移動や戦闘のテンポも早いため、足踏み回復の必要性が薄くなって全体的にスピードアップしたのは良いことなのだが、新規の人が本編のダンジョンクリアまでに諦めてしまわないかが、ちょっと気になる。
 ある程度の運に恵まれた経験者であれば 1 回の挑戦でクリアできてしまうこともあるくらいのバランスなのだが、本編のダンジョンをクリアするまでは「持ち帰りの巻物」に相当するアイテムが出ない仕様なので、これまでのシリーズの基本でもあった「武器・盾のコツコツ強化」が、最初はできないようになっている。敵の火力が上がったこともあり、正直、最初は「ストーリー本編のダンジョン、今までのシリーズで一番ムズくね?」と感じた。

 もちろん、初心者対策が考えられていないわけではない。アイテムに恵まれず、「今回はクリアは無理そうだな」と感じたら要所要所にある倉庫にアイテムを残しておき、次回以降、クリアできそうなときに回収して進むという手もある。
 また、何度か倒れているとストーリーイベントが進み、同行してくれる仲間が増えていく。今回は仲間がいることの有利さが段違いなので、道中で 2 人仲間になれば、高確率でクリアできる。仲間もやられるときは一瞬なので、攻撃が集中しないように立ち回る必要はあるが……。

 久々にレビューでも書きたいところだが、とりあえずこの全アイテム未識別 99 階ダンジョンをクリアできたら考えよう……。

Nintendo Switch『Legend of Grimrock』Toorum モードの解放条件は Steam 版と同じ

 Nintendo Switch 版も無事クリア。Toorum モードは PC 版と同様に、10 F で Toorum の遺骨を見つけた後、セーブクリスタルに持っていくことで解放される。Toorum はダンジョン内のあちこちに手記を残している人だが、内容を見る限り、謎解きは苦手っぽいのに、1 人で 10 F まで来るってスゲェ。実際、Toorum モードをやると、1 人で 10 F まで来るのがどれだけ難しいかが分かる。

 4 人で進む通常モードの場合、ポーション類の調合なしでもクリアできたりするのだが、Toorum モードだと、そうはいかない。明かりは Light の魔法で行わないと、荷物に松明を持ち歩く余裕がないし、1 人しかいないのだから、攻撃力も欲しい。ダメージも 1 人に集中するため、回復のポーション類はほぼ必須になる場面もある。まさに、『Legend of Grimrock』を真に味わうためのモードだ。

 ……って言ってるけど、明らかに難しそうだから、Toorum モードは Steam 版の頃から手を付けてなかったんだよな。記憶が新しいうちにやらんと、また忘れそうだ……。

Steam 版『FF ピクセルリマスター』6 作品に、PS4 / Nintendo Switch 版で追加された新機能が実装(※ 1 月 31 日のニュース)

 だいぶ遅れたが、ちゃんと対応したのはナイス。正直、あのまま放置だと、Steam 版ユーザーが完全に有料テスター扱いだったからなぁ。

 邪推になるが、PS4 / Nintendo Switch 版の売れ行きが落ち着いてきて、Steam 版に追加要素を実装しても売れ行きに影響はないと見たか、最後に「Steam 版に新規要素アプデが適用されたら買うのに」層の開拓に走ったと見るべきか。2 月 14 日まで 20 %オフセール中。

『バーナード嬢曰く。』第 7 巻が発売(※ 1 月 26 日のニュース)

 Amazon の説明欄に「累計 50 万部突破」とか書かれててビビッた。そんなにいってたの……?

 初期の神林の狂気や、遠藤の遠慮のない切れ味鋭すぎる言葉のナイフを毎回楽しみにしているのだが、 やはり作品としての注目度が上がるにつれ、過激な表現はだいぶ落ち着いてきた印象。だいたい 2 年に 1 冊ペースなので、読み終わったときの「ああ、また 2 年待つのか……」という絶望感もスゴい。新刊を読み終える度にまた 1 巻から読み返すことが多いマンガなのだが、これまたアッという間に読み終わってしまい……。

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