2025年7月11日
0711
主に、近日発売予定のガンコン対応のアプデ。一部、問題があったタイトルの不具合修正も行われている……けど、『キングスフィールドII』は相変わらずセーブできない。
ガンコン対応タイトルのリストはこのページ。多分、あらかた網羅されてはいるのかな……? PS1の『幻世虚構 精霊機導弾』はリスト上では「エレメンタル・ギアボルト」というタイトル名になっているので注意。
2025年7月 9日
0709
約 1 か月空いてしまった……。だいたい Nintendo Switch 2 の発売日辺りから更新止まってたんだけど、『エルデンリング ナイトレイン』が面白すぎて Nintendo Switch 2 を全然触れていない始末。『ブレイブリーデフォルト HDリマスター』を起動確認して、『Nintendo Switch Online ゲームキューブ』で『F-ZERO GX』と『ソウルキャリバーII』を落として、「よし、あとでやろう!」と思ってから早 1 か月である。ちなみに、Nintendo Switch の micro SD にインストールした『バイオハザード リベレーションズ 2』のレイドモード開始時の画面暗転から動かせるようになるまでの読み込み時間が約 1 分 20 秒かかっていたのだが、これが Nintendo Switch2 の microSD EXPRESS だと 22 秒。スゲェなオイ。元が時間かかりすぎではあるんだけどさ。
microSD EXPRESS の読み込み性能は約 4 倍と言われているが、20 秒の 4 倍は 80 秒で、つまり 1 分 20 秒。見事に約 4 倍だ。
この後、本体ストレージに移動してみたが、21 秒ほどだったので、microSD EXPRESS の性能の高さがよく分かる。すべてのゲームで同じとは言い切れないが、本体ストレージと microSD EXPRESS の読み込み時間の差はほとんどないということで良さそう?
あとは『スプラトゥーン3』も試してみたが、メニュー画面の開閉などが明らかに早くなっており、今までわずかにカクついていたような箇所は全部スムーズになりそう。次のフェスが 12 日かららしいので、試運転がてらやってみたい。
ところで任天堂さん、ローラー、もうちょっと強くなりませんか……? あ、「きずだらけのローラー」っていうキャラ名でやってるんで、もし遭遇したらお手柔らかに。高確率でローラーじゃなくてボールドマーカー持ってますけど。
・ ・ ・
とりあえずメモはしておいたので、ここ 1 か月のニュースなどをまとめて。ニュースっていうかもう出来事備忘録だけど。
待ちかねたぜ……。国内だと DVD も出ておらずビデオテープオンリーの作品だったので、待っていたファンは多いはず。
観たことがない人で、今回の発売を機に観てみようと思っている人は、あまりネットで情報を仕入れないほうがいい。『13日の金曜日』系のスラッシャー映画で、最後がモゴ……モゴ……。
『パーフェクト・ブルー』は比較的最近に 4K リマスターのブルーレイが出てたり、2009 年に出た普通のブルーレイのほうも品切れにはなっていなかったりと観やすい環境にはあるんだけど、サントラは鬼レア化していたので、嬉しいニュース。2 万超えてたもんな……。やっと「愛の天使」を flac ファイルにできる……。
まだ観たことがない人は、一度観てみることをオススメ。あ、本作に関するウィキペディアは絶対に読まないこと。たまにあるんだけど、ストーリーを全部普通にネタバレしてる。書いた人、何考えてんだ……?
他機種版からだいぶ遅れたけど、何年前だっけ……と調べたら、4 年遅れだった。多分、時限独占ではないと思うけど、なぜ今頃……と思ったら、ハイスペック機向けに再リリースした感じか。
昨年の『2』リメイクの評判が良かったこともあると思うが、今後『3』リメイクもするとしたら登場人物的に『1』があったほうがいいのは確かなので、芋づる式に『3』リメイクの可能性も出てきた。時間はそれなりにかかるだろうけど、シリーズの完全復活を目指してほしい。
PS3 / Xbox360 の『Silent Hill:Homecoming』は日本語版が出ずじまいだったけど、遊びやすくて程よく怖い『サイレントヒル』だったので、日本語ありでリマスターしてほしいし、Vita の『SILENT HILL:Book Of Memories』は色々と惜しくて、ハードスペックに引きずられたような部分もあるので、現行機でちゃんとリメイクしたら化けるんじゃないかと思う。
ようやく時限独占が切れたという感じだろうか。とはいえ、ここまで遅れると両作とも恩恵は少なそうではある。
FF7 のリメイクが 3 作まとめてゲームパスに来れば、集中的に一気にプレイしようとする人も出てくるかと思うけど、3 作目のリリースがまだな現在から考えると、3 作すべてが Xbox に揃うのは一体いつになるんだろうという気もする……。
まさかこのタイトルが復刻されるとは……。日本国内でも販売されるのか、日本語化されるかどうかは不明だけど、されてほしいなぁ。PS1 タイトルの中でも上位に食い込むほど好きな作品。キャラデザは『モンスターワールドIV』でおなじみの大空真紀さん。
ミニゲームの 1 つ「ビートであいどる」のハイスコア 177 点は我ながらがんばったと思うんだけど、他人と比較しようにも、当時検索しても誰もこのゲームやってなかったっていうね……。
やっと来たか……。発売日はまだ不明だけど、着実に進んでいるのが分かって嬉しい。
意外だったのは、日本語に対応している点。前作は日本語に対応したりしなかったりとアプデの度に二転三転していたが、今回は最初から対応ということでよさそう? 翻訳の精度も変なところは見当たらなかった。
体験版は 2 時間半ほど遊べるが、そこまで驚きのある内容ではなく、順当に続編だなぁという感じ。キャロラインは今回も黒のレザージャケットに指ぬきグローブという DAIGO みたいな格好で、前作の負傷から今回は黒の眼帯もしてるもんだから、外見の厨二度がどんどん上がっていく。
配信後しばらくしてアプデが入り、一部の謎解きが変化していた。前のでも問題なかったように思うのだが、評判悪かったんだろうか。
ここのところリメイク続きだったが、ようやく新作が登場。主人公と思われる女性、グレース・アッシュクロフトは『アウトブレイク』の登場人物・アリッサの娘のようなので、『アウトブレイク』が何らかの形で復刻する可能性も出てきた……?
動画のテキストでは『バイオハザード RE:2』『バイオハザード RE:3』ってなってるけど、画像は PS1 版だし、クラシックスカタログなので、多分 PS1 版だろう。(※現在は修正済)
すでに GOG.com で PC 版がリリースされていることと、PS Plus クラシックスカタログで配信中の『1』にトロフィーがないことから、あまり鮮烈なニュースではないものの、PS Plus クラシックスカタログはどこでもセーブできるのが強み。
FFタクティクスはこれまで何度か移植されているものの、追加要素があるけど不具合もあったりと、決定版に欠けていた印象だった。今度こそ文句なしの仕上がりになっているといいのだが……。
リメイク版と、オリジナル版を忠実に再現した「クラシック」も同時収録しているのはイイ。けど、リメイク版はドット絵にアンチエイリアスをかけた感じになっているので、『タクティクスオウガ リボーン』に近い仕上がりっぽい。かつてのドット絵をそのまま再現しない・できないのは、なんか難しい理由があるんだろうなぁ。ドット絵を堪能したい人はクラシックバージョンで……だったらまだいいのだが、クラシックバージョンのドットもアンチエイリアスかかってる可能性もあるなぁ、これは……。
結構前に、すでに開発は始まっていることは報じられていたものの、なかなか音沙汰のなかった新作。というより、前作の DLC と Nintendo Switch 版の最適化作業に時間をとられすぎたのではという印象。
プラットフォームに Nintendo Switch 2 が入っていないのが意外。前作もそうだったけど、内部的には 3D なせいか、今回も処理は結構重たいことしてんのかなぁ……。
舞台が日本になるだけで『SIREN』感がスゴいけど、セーラー服の女の子が斧持って戦う絵面もスゴい。昨年の『2』リメイクで今後の『サイレントヒル』シリーズのフォーマットは定まったと思うので、『バイオ』シリーズみたいに新作とリメイクを出していってほしいところ。
映像だけ見て「これは誰のクリエイターの新作でしょうクイズ」をやったら大多数の人が正解しそうなほど須田剛一テイスト。
公式サイトも登場。初報からだいぶ時間が経っていて、あれはどうなったんだという声も多かったカプコンの新作。バトルシーンが初披露となったが、『バイオ』シリーズで培った TPS ノウハウが存分に活かされている感。
ビックリしたけど、『同級生』をリメイクするなら、この流れはまああるのか……。
しかし 90 年代の絵柄では現代では売れないという考え方は分かるけど、これ一応、殺人事件の話なので、絵柄が可愛すぎないか……? 『かまいたちの夜 輪廻彩声』的な危険性を感じるんだが……。
2025年5月28日
0528
発売日決定。Amazon 等のサイトで、すでに予約も開始されている。『III』もそうだったけど、Nintendo Switch では出すのに PS4 では出さないのがちょっと不思議。PS4 を切るほど PS5 はまだ普及しきっていない気がするんだけどなぁ。
情報公開が段階的だから、発売までにまだいろんな情報を小出しにしてきそうだけど、個人的に気になっているのはクリア後のコンテンツ。今まで『I・II』には何もなかったので、さすがに今回は何かしら追加されているはず。『III』はパーティーメンバーの職業の組み合わせでリプレイ性があったけど、『I・II』はキャラ固定の一本道だから、何もなかったらソフトとしての寿命が短すぎるし。
今回の『I・II』の最後には何かしらのサプライズがあるらしいけど、天空シリーズに繋げるか、もしくは『1・2』という数字に絡めて最新作『12』に繋げようとしているかのどちらかという気がする。
やらんよりはやるほうがいいけど、妙に時間かかったなぁ。発売からすでに半年が経過している……。
船とラーミアの速度はネット上でやたらと言われていたけど、元々ファミコン版でもスーファミ版でも遅かったものなので、個人的には大して気にならなかった。ラーミアは地上から遥か上空を移動してるから遅く見えるけど、あれでも一応、徒歩や船より速かったはず。まあ、速くなるってんなら速くなるに越したことはないけど。
昨年の発売日に買って実績 1,000 までやったので、そのときに軽くレビュー書いておこうと思ったけど、書いていてあまりにも上手くまとまらず、放置していた。どう書くべきか、本当に難しい。ネット上では賛否の否が多かった印象で、実際、そういう意見が出てくるのもよく分かるデキではあったが……。
とりあえずテドンの中ボスだけは異常な強さだったので、今回のアプデ内容の「一部のモンスターについて、1ターン内で特定の行動をとる回数に制限を設けました」で修正されていることを願う。ぶきみなひかりの後にバギマ 3 連発は生き残れないって。テドンとネクロゴンド火山の中ボスだけはフロム・ソフトウェアが作ったんかって感じの戦闘で、ドラクエらしからぬシビアさがあった。
『サバイバルキッズ 孤島の冒険者』と『セレクション 選ばれし者』は意外。『ネメシスII』は……なぜ『II』から……?
結局、現行の全機種で遊べるように。従来のアケアカとアケアカ2では微妙にモードが異なるが、ゲーム内容が変わるわけではないので、そこまで考えなくても良さそう。
トロフィー/実績的には別になるので、PS の場合は PS4 版を買ってから 330 円で PS5 版にアップグレードしたほうが良さそう。合計金額はほとんど同じ。先行してリリースされている『アケアカ2NEOGEO ザ・キング・オブ・ファイターズ '98』を見る限りでは、トロフィー/実績内容は相変わらずアケアカだなぁという感じ。
2025年5月16日
0516
素晴らしすぎる……。これを機に多くの人にプレイしてもらいたい。
注意点として、新しい車やコースを出した後は必ずセーブすることと、ゲームを中断した後に再開したら、データロードして車とコースの開放状態を確認してから始めること。
どこでもセーブで開放状態は維持されるから問題ないっちゃないんだけど、万が一、手っ取り早くタイトル画面に戻ろうとしてゲーム内リセットして、その状態をどこでもセーブでもしてしまったら、一巻の終わり。昔のゲームだからオートセーブなんてないし、オートロードもない。リセットしてタイトル画面に戻ると、セーブデータは残っているものの、ロードされていない状態なので、まずロードする必要がある。
どこでもセーブはあくまでレース中のみの使用にして、ゲームをやめるときは必ずゲーム内セーブをしっかりしておくことを徹底したほうが安全。
配信日決定。25 種類の新コスチュームが投入されるらしいけど、これは PS5 にも来るのかな。
リンク先の公式トレーラームービーのコメント欄でガイジンが「Dev:25 new costumes Modders:No costume」とか書いててワロタ 海外でもそういう認識なんだな。6 月 12 日、全裸 MOD RTA が始まる……。
2025年5月15日
0515
アケアカはある時期から Xbox ではリリースされなくなっちゃって、PS と Nintendo Switch のみの展開が続いてたんだけど、アケアカ2ってことでまたリリースしてくれるのかしら。せっかくなので Xbox で買うとしよう。
Atari の実カートリッジを必要とするため、さすがに今回のは日本ではスルーする人が多いんじゃなかろうか。
2025年5月14日
0514
来たか……! でもなんかリンダの顔が妙にケバくなってんな……。リンダは素朴なアジア顔が良かったと思うのだが、お化粧でバッチリ描きました的な眉と濃い睫毛、君こんなに分厚かったっけという唇に。開発陣が欧米で売れるように媚び始めたのでなければいいんだけど……。
『1』『2』とプレイしてきて、とりあえず一番心配なのは開発陣の技術力。とにかく不具合なく、分かりやすく、遊びやすくなっていることを願う。
2025年5月 9日
0509
ゴールデンウイークはあと 2 つほど記事を更新しようと思っていたのに、なんか風邪みたいな症状でグッタリして終わった……。
『RINNE』が入るなら話は変わってくる……けど、先日、部屋の整理をしていたら昔買った『RINNE』の箱が出てきて、現在の Windows でも普通に動いてしまったので、事足りているといえば事足りてしまっている……。『RINNE』はファルコムが関わっていて、ドーラ・ドロンが出て来たりするんだよ。
とりあえず発売はまだなので、お金に余裕ができたときにまだ在庫があったら考えるとしよう……。
多分出るだろうとは思われていたものの、コンシューマ展開の正式発表がなかったやつ。現行機の全ハードでリリースされるっぽいので、めでたい。
ちなみに Limited Run で予約していた GBA のロムカートリッジ版は何度か延期されていて、2025 年 1 月末までに発送される予定が 4 月末までに延び、次に 5 月末までに延期され、つい先日、7 月末までに延期されるというメールが届いたばかり。予定どおりに届いた試しがないから、もう慣れたけど、せめてコンシューマ版が出る前に届けてくれんものか。
2025年5月 4日
Analogue Pocket ~ネオジオポケット編~
ゴールデンウイーク特別企画第 2 弾ー……は、発売後に「欲しい……いや、やっぱ要らない……」と散々迷ってきたが先日ついに買ってしまった Analogue Pocket について。2021 年発売なので、実に 4 年くらい迷っていたことになる。だって、高っけぇし……。

受け取り時に関税(?)が 3,900 円ほどかかった。本体、ドック、アダプターセット(Hu-Card、Lynx、ネオジオポケット)、ゲームギア用アダプタの 4 点セット+送料で、だいたい 520 ドル。購入時のレートで日本円にして 78,000 円くらいだろうか。ちなみに送料が驚愕の 70 ドル(約 10,500 円ほど)。
既存の Analogue 製品は実カートリッジを挿さないといけないが、いわゆる Jailbreak、カスタムファームウェアも作られていて、それを入れれば SD カードからロムの起動ができる。
ただ、公式の機能ではないし、それをやると微妙にグレーゾーンに行ってしまうしなぁ……と思っていたところ、Analogue Pocket はリリース後のアプデにより、openFPGA によるハードウェアエミュ的なものが動くようになったらしく、この openFPGA は公式の機能でもある。それで動かすならステートセーブや SD カードからの起動もできるようなので、そこが大きな決め手になった。あと、欲しい情報がどれだけ検索しても出てこず、自分で調べるしかなさそうというのもあった。
欲しかった情報はいろいろあるが、最優先で知りたかったのが、ネオジオポケットの動作具合について。ぶっちゃけ、『水木しげるの妖怪写真館』と『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』は動くのかどうかだ。有名なソフトなのに、Analogue Pocket でこの 2 本を起動してみた動画や記事がひとつも見つからない。ネオジオポケットといえば、この 2 本だろうに!
結論としては、『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』は動くけど不具合がある。『水木しげるの妖怪写真館』は今のところ問題なく動作している。ブラボー……! これだけでも買った甲斐があった。
画面フィルターがいろいろ選べるのだが、ネオジオポケットの実機風の画面になるフィルターが、なかなか良い。カラーではないほうのネオジオポケット本体だと起動しないゲームでもモノクロ液晶っぽく表示できる。
『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』の不具合についてだが、まず最初のメニュー画面でカーソルを上下させていると、高確率で音が消える。BGM が切り替わる場面まで進むとまた鳴り出すが、この他にも、後半戦でロンされた瞬間にカラーパレットが狂ってゲームがフリーズしたのも確認している。必ず同じ場面で発生するのかどうかは分からないが、検証しようにもこのゲーム、後半戦までかなりの長丁場になるので、同じところまでいくのが大変。
古い物なので、たまたま、このロムカートリッジが壊れているという可能性もあるため、中古でもう 1 本手に入れて検証してみたが、症状は変わらず。さらに実機でも起動してみたが、実機では普通に動作している。ロムの故障ではないことが確定。
今回、十数年ぶりにネオジオポケット実機に電池を入れて起動したが、最初はウンともスンとも言わず、「壊れてたか……」とガックリきていたら、しばらくすると通電したのか、普通に動くようになった。電池を抜いてケースに入れ、さらに引き出しの奥という、外界とシャットダウンした状態で保管できていたのが良かったのかもしれない。

よく動いてくれた……。久々にやったが、やはり実機の画面は見づらい。ゲームボーイカラーもそうだったが、電灯の真下でも見やすいとは言い難く、小一時間しかやってなくても、目が異様に疲れる
ちなみに、これらのネオジオポケットの動作は openFPGA ではなく、Analogue Pocket 本体の機能。カートリッジを挿して、それを動かしているだけ。openFPGA にもネオジオポケットのコアはあるっぽいのだが、少なくとも openFPGA のほうはネオジオポケットカラータイトルがサクサク動くような感じではなさそう(モノクロのみ?)で、他のコアと違って導入もちょっと面倒臭そうなので敬遠している。
というわけで無事に「ネオジオポケットの外部出力環境確保」という、Analogue Pocket 購入の最大の目的は達成できた。できればアプデで『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』の不具合も直してほしいけど……。
難点としては、セーブ先がカートリッジのみになること。倍速機能やステートセーブもない。Analogue Pocket がネオジオポケット本体の代わりをこなしているだけと思ってもらえばいい。せめてセーブが Analogue Pocket の SD カード内に保存できれば良かったのだが……。ネオジオポケットのソフトは電池式ではなくフラッシュロムっぽいので、今のところセーブは維持できているが、これも古い物だしなぁ。フラッシュロムが寿命を迎える前にやり尽くして、画像を撮ったり動画を撮ったりしておく必要がある。
利点としては、やはり Analogue Pocket のドック経由で出力すれば画像や動画が撮影可能になることと、外部出力中はコントローラを接続しての操作になるので、コントローラで遊べるのもイイ。PS4 や Nintendo Switch のコントローラも使えるらしいが、俺は Polymega 用に買った 8BitDo の Pro コントローラを繋げて使っている。このコントローラは有線だが、Analogue Pocket は有線・無線両方いけるっぽい。
ちなみにゲームボーイやゲームギアなど他のハードは openFPGA のコアがあるので、そちらで遊べば、セーブデータは SD カード内に作られる。このへんはまた改めて記事にしたい。
■ネオジオポケットのセーブデータについて
ネオジオポケットソフトのセーブデータの仕様はどうなっているのか、今までよく知らなかったのだが、吸い出し機でロムを吸い出してみて分かったのが、ロムデータの中にセーブデータが含まれているということ。ロムを吸い出すと拡張子(.ngp)もしくは(.ngc)のロムファイルが出来上がるが、これを PC 上のエミュに読み込ませると、セーブデータがある状態で始まる。ちょっとビックリした。
試しに、一度吸い出した後、実機で少し進めて別の場所でセーブ。今度はそれを吸い出してから PC 上のエミュに放り込むと、実機で少し進んだ場所からの再開となった。間違いなくロムファイルの中にセーブデータがある。
あと、吸い出し後はやはり ROMチェッカーで調べておいたほうがいい。今回も、吸い出し時には「Success!!」と表示されても、調べてみたら普通に CRC エラーの物が出来上がったりした。ロムカセットの状態にもよると思うが、2 ~ 3 回もやればちゃんと吸い出せるはず。
・ ・ ・
結論として、『水木しげるの妖怪写真館』と『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』をなんとしても外部出力したい人は買い。『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』は若干不具合があるものの、とりあえず「ギャラリー」をコンプリートしたロムカセットを使って、脱衣シーンは問題なく全キャラ再生できたことを書き記しておきたい。録ったどー!(動画を)
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ネオジオポケット作品は、SNK が「ネオジオポケットカラー セレクション」として 2020 年から復刻し始めていたが、2022 年を最後に途絶えてしまっている。『水木しげるの妖怪写真館』と『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』、なんとか復刻してくれんかなぁ。
とはいえ、『スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション』は乳首が見えている都合上、復刻するにしても PC ソフトにするしかなさそうだし、『水木しげるの妖怪写真館』は、今まで鬼太郎ゲーがわざわざ復刻されたケースが一度もないことから、何か難しい事情があるのだと思う。鬼太郎ゲーはレア化しやすいのだが、レア度でいえば、GBAの『危機一髪! 妖怪列島』がヤバい。10 万くらいする。
先日、『遊戯王』の歴代ソフトがいろいろセットになって発売されていたので、似たような感じで、がんばってもらえんものか。難点としては、鬼太郎ゲーはバンダイから出ているものとコナミから出ているもので大きく二分されてしまうことだろうか。『妖怪写真館』に至っては、どっちでもないしな……。
Analogue Pocket は他にもいろいろできるので、また改めて。
2025年5月 3日
Polymega の NES モジュールを入手
ゴールデンウイーク特別企画ー……というわけでもないが、またネタが溜まってきているので、今のうちに消化。
昨年あたりから Amazon でも Polymega のモジュールが普通に買えるようになっていて、結局その後、ファミコンのモジュールも買ってしまった。ファミコンはレトロフリークで問題ないと思うのだが、配線上、いちいち繋ぎ変えるのが面倒なのと、Polymega のスーパーファミコンの感覚がレトロフリークより遥かに良いので、Polymega のファミコンがどうなのかも実際に自分の目で確かめてみたかったというのもある。
Polymega のファミコンで問題になるのが、コンバータ。Polymega のモジュールはあくまで「NES」なので、日本のファミコンソフトを読み込むには「ファミコン→NES」の変換コンバータをかます必要がある。この事実が判明した頃にコンバータだけ先に購入して寝かせておいたのだが、このコンバータは外枠がある分、ファミコンにたまにあった「デカいカセット」には使えないという弱点がある。

↑こんなの
ちなみにこのコンバータ、日本の Amazon でも商品ページはあるが、数年前からずっと「予約受付中」になったままなので、他で買ったほうがいいと思われる。俺はアメリカの Amazon で買ったが、現在は品切れになっている模様。
力技で外枠をカットした猛者もいるようだが、この枠はあったほうが抜き差しするときに便利そうだったので、別のコンバータをもう 1 つ買ってみることに。それが、これ。
Polymega のファミコン読み込みに使うコンバータとしてはわりとメジャーな物のようで、Amazon で普通に売っている。このコンバータを使うときはカセットの前面と背面を逆に挿し込む必要があるという話は知っていたが、コンバータに対してカセットを逆に挿すのかと思っていたら、コンバータごと逆にするのは驚き。ちなみに、枠があるコンバータのほうは普通に前面差し込みでいい。

これが正常な使用状態
というわけで、デカいカセットの『じゅうべえくえすと』も無事に読み込めた……のだが、ステートセーブした後にロードすると画面がメチャクチャになる現象を確認。なんてこった。
Polymega で使われているファミコン/NES 用のエミュレータは Mesen のはずだが、Windows 用の Mesen では、この症状は起きない。うーむ、また Polymega 特有の問題か……? ただ、カセットの読み込みをミスッている可能性も……?
Polymega では、コンバータによって動作する/しないが変わるソフトもあるらしいので、別のコンバータをもう 1 つ買ってみることに。これはなかなか売っていなかったので、ヤフオクで落札。

結果はと言うと……変わらず。うーむ、謎だ……。
POLYMEGA 情報共有Wiki にはこの異常について書かれていないが、この異常はステートセーブをロードしてみないと気づかないと思うので、すべての『じゅうべえくえすと』カセットで起きる異常なのか、ロムカセットのバージョンによって変わるのか、俺の持っているカセットがたまたまブッ壊れているだけなのかは不明。
こういう場合に、問題の切り分けがしにくいのが Polymega の弱点のひとつだなぁ。吸い出したデータは正常かどうかのチェックを Polymega 側でしてくれるとありがたいのだが……。ちなみにインストールデータを消して 2 回インストールし直したが、結果は変わらなかった。
他にもファミコンカセットをいろいろインストールしてみたが、こうした異常が出たのは今のところ『じゅうべえくえすと』のみ。大きいカセットのゲームで起こるのかもしれないと思い、『MADARA』でも試してみたが、こちらはステートセーブをロードしても画面は正常。やはり『じゅうべえくえすと』のみで起きるようだ。
というわけで、Polymega と『じゅうべえくえすと』をお持ちの方は、お試しを……。
2025年5月 2日
0502
また見落としてたけど、昨日 0 時に発表されていた。『ルーンワース』自体にはそこまで思い入れはないものの、ついに EGG コンソールに PC-98 タイトルが来たということが吉報。いよいよ 98 が来てくれるなら、『ブランディッシュ』も夢ではなくなったな……。Nintendo Switch 2 のジョイコンをマウスとして使うなら普通に対応できるし、Nintendo Switch 2 でなくとも、Nintendo Switch の USB マウスへの対応くらいは多分難しくないだろう。頼むでぇ……。
プールの上に並べられた足場を跳んでいくだけの低価格ゲーム。お値段、275 円。ストアで見かけて「ドブみたいな匂いがするゲームだぜ……」と感じつつも、トロフィーサイトで調べたら、なんとプラチナトロフィーがある。読んだら捨てる週刊誌感覚で買ってみた。
ステージが 14 個あり、後半のステージ以外は楽勝なので、多分、ほとんどの人が正味 30 分持たないと思う。短時間でプラチナトロフィーまでいけるソフトとしては優秀。
後半のステージは前半と比べると若干難しくはなっているものの、「難しい」と言うほどでもない。慣性の付き方がおかしいため、このゲームにおける慣性を体で理解するのに数回のリトライを要するといった感じ。後半、動く足場が出て来るのだが、足場がジャンプする方向と逆に動いているときは慣性にスゴいブレーキがかかる。そうはならんやろ。
ちなみに操作は移動とジャンプしかない。令和 7 年に PS5 というハイスペックゲーム機でボタンを 1 つしか使わないゲームを遊ぶことになるとは。贅沢にも程がある。
多分これ、海外の無料アセットだけで構築されたウルトラ手抜きソフトなんじゃないだろうか。尻がほとんど見えてる水着姿の姉ちゃんだけが癒しだが、走る・ジャンプするモーションが完全に男のそれなので、色気はまったくない。もうちょっと女の子らしくジャンプしてほしいし、せめてプールに落ちたときに「ああん!」とか言ってほしいが、当然、ボイスもない。クリアしたらコスチューム(水着)チェンジくらいはあるんじゃないかと期待したが、何もなかった。
というわけで、275 円でプラチナトロフィーを買うゲーム。オススメ。
もっとこう、水に落ちた後は髪や水着が濡れてるとか、ステージクリアしたときに水着の姉ちゃんが飛び跳ねて嬉しそうに喜んでくれる(もちろん何かが揺れる)とか、壁走りを導入してアクション性を高めるとか、いろんな姉ちゃんが選択できて、ジャンプ力は高いけど滑りやすいルイージみたいな性能の姉ちゃんがいたりとか、最後のごほうびとしてきわどい水着を用意して、それを着ると女の子が恥ずかしがってジャンプ力が低下したりして、期せずして難度が上がった 2 周目になるとか、ゲームとしての進化案が次から次へと思いつくので、どっかのメーカーが本気で作ってみてほしい。ちなみにこのゲームはプールの水に触れた瞬間にスタート地点に戻されるので、濡れすらしない。

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