2024年2月21日
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『ダークソウル』時代の DLC は 1 つ 1,300 円くらいで、期間を空けて 2 つ ~ 3 つ配信されるのがお決まりだったのだが、今回はいきなり 4,400 円。もはや DLC の価格を超えている気もするが、『エルデンリング』のボリューム自体が異常な密度だったので、逆に期待してしまう。やや駆け足気味の進行でも初見で 87 時間かかったからなぁ。その DLC が 4,400 円で登場となると、とんでもないプレイ時間になりそうな気がする。ファミ通.com の独占インタビューで少し語られているが、やはりボリュームは相当なものになるようだ。
あと、DLC に合わせて本編とのセットが改めて発売されたりするのだが、DLC 単品で買うより、本編とセットで買ったほうがお得になっているので、まだプレイしていない人が最も得をするパターン。これ自体は珍しいことではないが、DLC の価格が高い分、相対的に本編分の価格が安くなる。本編は税込 9,240 円だが、今度発売される本編+DLC セットは税込 9,040 円なので、本編が実質 4,600 円くらいになる。お得なので、未プレイ者はやるんだ。
サプライズな追加。これで『MOTHER』3 作品が Nintendo Switch で遊べることに。
Nintendo Switch オンリーだった『V』が追加要素ありで複数プラットフォーム展開。アトラスはここ最近、毎回「どうせ完全版出すんでしょ」みたいなことを言われまくっているのだが、マジでまたやるとは……。鋼のメンタル。
SNS ではこの完全版商法について、結構な批判が出ている。べつに、メーカーは好きに出せばいいし、以前に買った人は怒っていいと思うが、これをやり続けることでどんどん警戒されて、今後、新作を発売日に買う人が減少していくであろうことは覚悟しないといけない。
完全版商法自体は一概に非とも言えなくて、そもそも完全版の発売をユーザー側が望んでいるケースもある。『V』は元々限定版とかじゃない通常版が税込 9,878 円という高めの価格設定のゲームで、それを買った人も今回の追加要素を楽しむにはまた税込 9,878 円出してねというあたりが時代に合っていなくて一番キツいんじゃないかなぁと感じる。以前のバージョンを持っている人向けに、差分を DLC 扱いで 4,000 円くらいにして、これを買えば今回のバージョンと同じになりますという形式であれば、ここまで叩かれなかったどころか歓迎されたんじゃないだろうか。
……と、『III リマスター』を中途半端な所で積んだままのプレイヤーが言っております。そんなことより『V』が 2021 年発売だったことが一番の衝撃だった。体感、去年くらいだと思っていた……。もう記憶がヤバい。
公式サイトの下のほうにさりげなく載っていて驚いたが、10 枚組で税込 11,550 円。魂斗羅のサントラはプレミア化していたので、ありがたい存在。『Hard Corps: Uprising』も収録されているので、ギルティギア感が最高なアレンジも楽しめる。
Disc 3 の「コントラ」はゲームボーイ版ってことでいいんだよな、多分……。同じく Disc 3 の「魂斗羅 アレンジ」が NES 版を指しているのだとすると、かつてのサントラ『魂斗羅クロニクル』のすべてを網羅しきっていることになる。そして『アニバーサリーコレクション』に続いて、今回もなかったことにされるゲームボーイ版『魂斗羅スピリッツ』君。
早期購入特典に『ロケットナイトアドベンチャーズ』のサントラが付いてくるらしいが、えっ、そんな、『魂斗羅』と関係なく「コナミの横スクロールアクション」という共通点だけで!?
たしか前回のニンダイでは海外でしか紹介されていなくて、最初は日本で出るのかもよく分からん状態だったのだが、公式サイトも更新されており、配信日も決定に。
体験版をクリアするとスペシャルボーナスがもらえるらしいので、購入予定の人はクリアしておくとヨロシ。1 ステージだけなので、そんなに長くない。難易度「イージー」で、ダメージ方式を「1 ヒットキル」じゃなくて「HP ゲージ」にして、ボーナス「オーバーロード時に HP を 1 回復」を装備しておくと、俺でも 1 発クリアできた。ようやく『魂斗羅』を楽しめる層が拡大されそうな感じ。従来の難度や一発死設定にすることもできるし、ボーナスは装備なしで始めることもできるので、難しいのを好む昔ながらのファンも安心。
まさかの『オホーツク』。リメイクは流行に合わせてイラストを変えがちだけど、本家の象徴ともいえる荒井清和氏のイラストをガッツリ新規描き下ろしでブチ込んでのリメイク。いいね……本気を感じる。
推理ものの弱点ではあるけど、一度やったことある人は「懐かしい~……けど犯人知ってるしなぁ」みたいなことになるわけで、それでも購買欲をそそらせるためか、堀井雄二氏監修の追加エピソードがある模様。
クラウドの回想でのニブルヘイムのシーンをプレイできる体験版がすでに配信されていたが、今回はオープンワールド感を味わうための、ジュノンエリアの体験版。来週の発売に向けて着々と足場固めが行われている……。ちなみにニブルヘイムの体験版をクリアしておくと、製品版でそのシーンはスキップできるらしい。回想シーンなので所持アイテム類に変化はないわけだし、なかなかよく考えられた体験版。ただ、ジュノンエリア体験版を遊ぶには、ニブルヘイム体験版をクリアしておく必要がある。
「リバース」単品と、1 作目の「リメイク」とのセットが同じ価格という攻め方をしているので、後から新規が入りやすいようになっている。前作からの期間もかなり空いたので、前作を買った人からもそこまで文句は出ないだろう。Steam 版も出したし、PS は通常版(※DLC 含まない)をフリープレイで配信したこともあったしで、想定した購買層はあらかた狩り尽くした後という判断かもしれない。この「前作が実質無料」戦法は強い。
ただ、「リメイク」が 2020 年発売だったので、実に 4 年かかったことになる。このペースだと、完結となる 3 作目は 2028 年頃……? ノウハウが溜まってきて多少早く開発できたとしても、2027 年頃だろうか。「リメイク」が最初に報じられた頃、「完結まで 10 年くらいかかるんじゃないの」と揶揄されていたが、わりとマジでそうなりつつある。もしかすると 3 作セットが PS6 のローンチタイトルになるかもしれんね……。
あと、電撃のインタビューによると「リメイク」とはセーブデータが完全に別扱いになるようで、前作のセーブデータがあると特典はあるらしいものの、レベルやアイテム類はリセットされる模様。「リメイク」の段階でレベル 50 くらいになっていたので、どうするんだろうとは思っていたが、キャラクターの強化やアイテム類の蓄積が RPG らしい部分でもあったと思うので、個人的にはちょっと残念。
公式サイトには特典の早見表もあるが、「リメイク」のときの特典類は現在では無料 DLC として販売されていることを考えると、そこまでして飛びつくようなものでもないような気はする。あと、一番恐ろしいのは PS5 のストレージ容量。150 GB ほど要るらしいぞ。とんでもねぇ。
1 作目のリメイクは正直、あんまり評判を聞かないままフェードアウトしていった感があったので、『2』もリメイクするのか……と、ちょっと意外。前作のリメイクは、デキの良し悪し以前に、どの層をターゲットにして、実際にどの層が買ったのかがよく分からなかった。「リメイクされる」というニュースが報じられたときが話題性のピークだった印象。約 3 年前に 1 作目がリメイクされると聞いたときの所感を書いたが、今もこれと同じ感想。
そういや『2』にはパワハラ&セクハラ全開の体育教師がいたと思うけど、あれ、今の時代にそのままでいけるんだろうか。通常会話が全部恫喝かパワハラで、体罰もありあり。修正したらしたで、元作品から大きく変わることになっちゃうし……。
個人的には早く『遺作』をリメイクしてほしいのだが、ひとつ気になったのは、『同級生 リメイク』が 4 月に PS4 / Nintendo Switch で発売されること。最初からコンシューマも見据えてリメイクを考えているのだとしたら、『遺作』あたりのリメイクは絶望的ということになる。
こうなったら、遺作が現代に転生してスマホを手にして「こんな便利なモンができてんのかよ、未来は……」と大暴れする新作とか作ってくれ、頼む! タイトルはもう「新作」でいいよ! 「なんだぁ? 未来に来たってのに、どれもこれも、見たことある作品のリメイクばっかじゃねぇか……」とか、さりげなく風刺も入れてしまえ! わりと最近に『卑作』ってのが出たけど、ログインボーナスとかそういうのやめてぇぇ! 継続的に遊ばせようとしないでぇぇ!
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