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2021年4月 9日

ストアが終わる前に……(PSP 編)

 PS3 は何度かモデルチェンジをしたこともあり、後期モデルであれば、寿命はまだ先だろう。PS1 と PS3 のディスク版さえあれば、まだ遊べる。

 だが PSP は、そろそろヤバい。元々、バッテリーが先に死ぬタイプのゲーム機なうえ、初期型となると、PS3 初期型の2年前の発売だ。約 15 年前になる。しかも、ジーコジーコと結構な音を立てて読み込む UMD ドライブ的に、PS3・PSP・PS Vita の中では最も壊れやすそうなイメージ。本当にやりたいゲームがあるのなら、ストア閉鎖の前にダウンロード版を買っておいたほうがいいだろう。PS Vita や Vita TV なら、まだしばらくは持つ。

 また、奇跡的なタイミングだが、3月 29 日に『PSP パーフェクトカタログ』が発売された。ダウンロード版を買い漁るときの参考にするもよし、ダウンロード版が存在せず、パッケージ版しかないゲームを探す手がかりにするも良し。ただ、本当にカタログなので、各ゲーム、踏み込んだ紹介は一切なされていない。画像も小さいので、「こういうソフトがあった」という確認にしか使えないだろう。

 というわけで、独断と偏見によるオススメタイトル、PSP 編。これまで、パッケージ版があるゲームは極力除外していたが、PSP の場合は ハード寿命的に PSP 本体+UMD でプレイする環境のほうがそろそろヤバいので、ストアで売っている物の中でのオススメは、できる限り書いている。ただ、PSP はダウンロード版を販売していないタイトルも多いため、今回のストア閉鎖に関係なく、PSP 本体+UMD で遊ぶしかないものも多い。あと、ゲームアーカイブスの 628 円と違って、正直、そんなに安くないため、購入タイトルは絞ることになるはず。
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悪魔城ドラキュラ Xクロニクル(1,885 円 / 1,035 MB)
『血の輪廻』と『月下の夜想曲』、そして完全リメイクされた『血の輪廻』の3本セット(※一応、『あくまぢょお どらきゅらX』も収録)。『血の輪廻』と『月下の夜想曲』だけなら PS4 でもリリースされたが、リメイク版『血の輪廻』はこれでしか遊べない。パッケージ版は値上がり傾向にあり、ダウンロード版は廉価版の価格なので、これは買っとけ。

 ただし『血の輪廻』と『月下の夜想曲』はオマケ扱いで、開放するには、リメイクされた『血の輪廻』のステージを少し進める必要がある。ステージ3到達が条件だったかな……? そんなに難しくはない。
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ヴァルハラナイツ(1,572 円 / 680 MB)
 戦闘とダンジョン探索をリアルタイム 3D にした『ウィザードリィ』のような RPG。といっても、共通点は自分でキャラメイクする6人パーティーという点と、拠点とダンジョンの往復になるゲーム性、戦利品の鑑定あたりくらいしかなく、『ウィザードリィ』系と形容するのは、やや失礼かもしれない。特に、戦闘に入ると専用のフィールドに画面が切り替わる方式ながら、戦闘中は自由に動けて、携帯機の RPG としては非常に挑戦的。

 後にシリーズ化された作品だが、この1作目が一番シンプルで遊びやすかったような気がする。やってみれば、荒削りながら、なぜシリーズ化されるほどの人気を博したかが分かると思う……けど、過去、何度も PS Store で 300 円くらいでセールされていて、中古パッケージでもそのくらいなので、1,500 円でもオススメかと言われると、ちょっと言い淀んでしまう。今の時代、1,500 円も出したら結構なレベルのゲームが遊べるからね……。
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ヴァンパイアクロニクル カオスタワー(713 円 / 683 MB)
『ヴァンパイア』『ハンター』『セイヴァー』の3作が収録されており、3キャラを選んで使い分けて進む「TOWER」モードと、イラストやムービーを閲覧できる「CHRONICLE」モードが追加されている。 TOWER モードの存在以外は PS3 / Xbox360 の『ヴァンパイア リザレクション』があれば問題ないレベルで、何より、当時の PSP 本体で遊ぶと、読み込みと本体のボタンの消耗が気になり、操作性も良いとは言えなかった。

 ダウンロード版の存在+ Vita TV の登場で価値が大きく上がったが、PSP 作品ゆえに解像度が低く、どうしても画面がぼやけた感じになるのが難点。PS Vita ならキレイな画面で遊べるが、今や貴重な本体のボタン消耗を早めることになってしまう。「TOWER」モードをどうしてもやりたい人向け。TOWER モードは3キャラを選択して塔の頂上を目指すモードで、ステージごとに出撃するキャラを変更可能。特定の条件で勝つとルートが分岐していき、ステージごとに設定されたキャラ絵などが開放され、「CHRONICLE」モードに追加されていくという仕掛け。最終的に塔の頂上を目指す……というものだが、制覇は難しいと思う。

 パッケージ版の中古相場が結構安い……が、ダウンロード版も価格改定されていて、スゲー安い。ダウンロード版なら読み込みも速いので、わりとオススメなタイトル。
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SNK ARCADE CLASSICS 0(4,180 円 / 476 MB)
 パッケージ版はプレミアと化しているが、以前に PS Plus でフリープレイ配信されていたので、持っている人も多いかも。SNK の過去作品は近年、いろんな形で復刻されたため、価値はやや下がったか。ただ、ゲームにしろ資料閲覧にしろ、PSP だから解像度が低いのが難点。
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円卓の生徒 The Eternal Legend(2,619 円 / 369 MB)
 Xbox360 で発売された ダンジョン RPG の移植作。Xbox360 版は後方互換されていないため、今遊ぼうとすると Xbox360 本体を用意する必要がある。そういった理由からも、この PSP 版は貴重な存在……と言いたいところだが、その PSP も今や寿命がアレなわけで……。ちなみに PS Vita の『蒼き翼のシュバリエ』がこの作品のリメイクで、同社の『新釈・剣の街の異邦人』も入っていてお得なので、そっちを持っている or 買う予定があるなら、それで問題ないような気もする。

『蒼き翼のシュバリエ』は今年の3月に Steam でもリリースされており、PS Vita 版と同様に『剣の街の異邦人』とセットにもなっているのだが、結構深刻なバグがある模様。
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かまいたちの夜2 特別篇(2,075 円 / 835 MB)
 PS2 版との違いとしては、「ちょっとHなかまいたちの夜2」の収録だろうか。ただ、何度も遊ぶタイプのゲームではないこともあって、まだ動く PSP を持っているなら、UMD 版を見つけて買ったほうが安いと思われる。
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KING'S FIELD ADDITIONAL I(943 円 / 743 MB)
KING'S FIELD ADDITIONAL II(943 円 / 757 MB)

『KING'S FIELD』をなぜか『ウィザードリィ』風のダンジョン RPG にアレンジするという謎の趣向を凝らしてしまった作品。3D で作られたダンジョンをリアルタイムでさまようというのが『KING'S FIELD』の特色であり個性だったと思うのだが、そこがないためか、Amazon レビューは★1の嵐となっている。

 ただ、『ウィザードリィ』好きなら挑戦する価値はあるかもしれない。移動の際のキーレスポンスが微妙に悪いことがあったり、敵がランダムエンカウントな点は純粋にマイナスポイントだが、『KING'S FIELD』シリーズ特有の極悪な初見殺しや、基本的な難度の高さがあるため、高い壁を乗り越えることを至上の喜びとするタイプの人ならハマる可能性が高い。

 ダンジョンは『ウィザードリィ』形式だが、敵は1体、こちらも1人で、コマンド入力型ではなく、疑似リアルタイム制。敵の攻撃の直前に画面エフェクトがあるので、それを見てから盾を構える動作をすることで、防御ができる。それはいいのだが、防御しても0ダメージになるとは限らないため、ダンジョンに長時間滞在すればするほど着実にこちらの HP は削られていく。序盤はお金がなく、薬草を買える量も限られているので、街に戻って宿屋で回復するのが主となると思うが、そのためにはダンジョンの入口まで徒歩で戻る余裕を計算して動く必要がある。いきなり死ぬ仕掛けも多いので、マメなセーブも必要。総合的に見て、発売当時でもちょっとストイックすぎる作りではある。

 序盤で投げ出す人が多そうなのでミニアドバイスを書いておくと、ダンジョンに入ってすぐ左にいる人に何度か話しかけると地図がもらえ、以後、セレクトボタンでマップの表示ができる。Amazon レビューでは「マップがない」と書いている人がいるが、序盤も序盤で投げ出してしまったんだなぁと……。まあ、何度も話しかけると話の内容が変化することに気付きにくいシステム面にも問題があるが……。

 マップを見ると分かるが、壁に隠し扉がある。これで行動範囲が広がる……のだが、バルブの画面でまたワケが分からなくなる人も多いと思う。ここはマジで不親切。「ここで使うべきアイテムをまだ入手してないんだな」と諦めがち。正解は、スティックをひたすら右にグルグル回していると、徐々に閉まる。画面に何も表示されないのはどうかと思うよ……。

「クソがッ! 何が何でもクリアしてやるぞコラァーッ!」という気合の入ったダンジョンフリークなら、楽しい時間を過ごせるはず。「ヴァーダイト」等の『KING'S FIELD』シリーズにまつわる地名も出てくるので、シリーズの世界設定を深く理解・考察したいというマニアにとっても、『KING'S FIELD』シリーズの外伝としておさえておきたいタイトル。今なら 943 円に価格改定されているので、お手頃でもある。
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剣闘士 グラディエータービギンズ(1,800 円 / 370 MB)
 剣闘士を題材にしたゲーム自体少ないと思うが、闘いのシステムがよく練られていて、侮れない作品。 レベルアップ、スキル習得、パラメータの振り分け、武器防具のカスタマイズなど、RPG っぽい要素も多く、程良くゲームゲームした剣闘士ライフを送れる良作。女剣闘士属性に目覚めそう……。

 ちなみに「このパッケージじゃダメだ!」と思ったのか、廉価版のパッケージはゲーム中に出てくる女剣闘士を前面に押し出したものに変更されている。
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コーエーテクモ定番シリーズ Zill O' ll ~infinite plus~(1,676 円 / 614 MB)
 知名度が高いとは言えないシリーズだが、個人的にめっちゃ好きな作品。PS1 で始まり、PS2 で続編の『Zill O' ll ~infinite~』が出たのだが、それのプラスアルファ移植版となる。元々の処理が重いのか、PSP では戦闘など動きが重い場面もあったのだが、PS Vita のダウンロード版ではそのあたりが改善されている。ハードスペックの差だろうか。

 どこへ行くのか、誰と行動を共にするのか、どういう進め方をするのかの自由度が高く、テーブルトーク RPG 的な感じ。序盤からひたすら荷物運びをしてお金を稼ぐことも可能。ベタ移植でいいから、現行機で復活してくれないかなぁと願う。タイトル名は『Zill O' ll ~infinite plus~』なのだが、廉価版の名前が「コーエーテクモ定番シリーズ」なので、ストア検索で「し」ではなく「こ」の位置にあることに注意。
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サイレントヒル ZERO(2,409 円 / 729 MB)
『サイレントヒル』シリーズを網羅しようとすると、PSP でしか出ていないこの作品は、買う以外の選択肢がなくなる……が、2,400 円となると、躊躇する人も多いだろう。パッケージ版を探したほうがいいかもしれない。
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The 3rd Birthday(2,200 円 / 1,191 MB)
『パラサイト・イヴ』シリーズの第3作……だが、だいぶ批判の激しかった作品。「ゲームシステム面は良いのだが……」という評価が多いが、ゲームシステム面も結構問題が多いと思う。不必要にややこしく、煩雑な印象が強い。

『2』は『バイオハザード』色が強くなり、『3』は FPS / TPS の進化系統に入ってきてしまっているので、原点に立ち返って、1作目をベースに進化させてほしいなァと感じる。1作目には、『バイオ』でもなく TPS でもなく、サスペンスホラー映画を観ているような体験がありながらもイベントシーン偏重ではなく、総合的に決して難しくはなく、万人が程良く楽しめる RPG 感があった。

 1作目の呼称は “シネマティック RPG” だったが、決して「ずっとイベントシーンを観ているだけ」という悪い意味でのシネマティックではなく、本当に良い意味での「シネマティック RPG」だったように思う。
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『侍道ポータブル』(1,885 円 / 317 MB)
『侍道2 ポータブル』(1,885 円 / 494 MB)

 PS2 の『侍』の移植作。『2』からはタイトルが『侍道』になったが、PSP 版はそれに合わせた感じだろうか。PSP は『~ポータブル』というタイトルが多く、とりあえず PSP に移植しました的な物も多いが、本作の場合は PS2 で『侍 ~完全版~』を経てからの移植ということもあり、これが最終バージョンだったりする。

 移動範囲を極端に絞った、箱庭時代劇アドベンチャー……という感じだろうか。この頃の『侍道』はシンプルで好きだったが、今、1,885 円出してまでやるかと言われると……。これも PS Store で幾度となく低価格セールされていたので、持っている人は持っているはず。
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忍道 焔(2,305 円 / 460 MB)
 俺が『忍道』シリーズ大好きっ子なので、全シリーズ推したいのだが、今、PSP のゲームにこの価格となると、ちょっとなぁという気もする。以前、セールで 500 円くらいになっていたことがあり、そのくらいなら文句なしにオススメできるのだが……。

 ところで、任務 59 の正攻法を知りたい。どうやっても牛車が落ちる。検索しても、バグなんじゃないかこれっていう攻略法しか見つからないし、これをマネしてみてもできないし……。
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SIMPLE 2500シリーズ Vol.13 THE 悪魔ハンターズ ~ヱクソシスター~(2,096 円 / 68 MB)
 このB級感がたまらない。『お姉チャンバラ』とか、あのへんが好きな人なら。が、これに今 2,096 円も出すかと言われると……。過去に何度か 500 円くらいでセールされていたので、買っておいた人も多いんじゃなかろうか。ちなみにパッケージ版は今プレミア化しているので、どうしてもやりたい人はダウンロード版を買っておいたほうが安上がり。
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真・女神転生 デビルサマナー(2,420 円 / 364 MB)
 セガサターンで生まれた『デビルサマナー』シリーズ1作目の移植。続編の『ソウルハッカーズ』は 3DS に移植されたが、こちらはセガサターンの他にはこの PSP 版しかなく、セガサターン版よりも遊びやすくなっている最終バージョン(※ウィキペディアに詳しい)。パッケージ版もなかなか見かけないので、この価格でも買っておいたほうがいいかも。
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SEGA THE BEST サクラ大戦1&2(1,980円 / 1,666 MB)
『サクラ大戦』の1作目と2作目を手軽に遊べるという点でオススメ。特に追加要素はなかったと思うし、解像度的にも小さくなるので、ドリームキャスト版や PC 版を持っているなら、そちらで充分。過去、PS Store のセールで 500 円で売られていた時期があるので、持っている人も多いかも。
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ダンジョンエクスプローラー 盟約の扉(1,257 円 / 530 MB)
 たしか DS 版と同時発売で、それぞれサブタイトルの異なる、別の作品としてのリリースだった。どちらの作品もグラフィック・ストーリー共に非常に地味だが、一方で「こういうのでいいんだよ」感もある。和製『ディアブロ』を目指したのかもしれない……。
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DEAD OR ALIVE Paradise(2,515 円 / 601 MB)
 Xboxで『1』、Xbox360で『2』、PS4 / PS Vita で『3』が発売された『DOAX』シリーズ。とにかく 3D モデリングに命をかけたゲームでもあるので、それを携帯機である PSP に移植するという、結構無茶な企画だった。時期的には『2』の後で、ベースになっているのは『2』。グラフィックは PSP にしてはがんばっているが、総合的に見て、今わざわざ PSP でする必要はないかなぁと感じられるのも確か。ただ、当時は Xbox ハードでしか発売されていなかった作品なので、それが PSP で、というメリットはあった。今は PS4 の『3』はもちろん、PS Vita 版もあるので、今、2,500円 も出してこれを買うのは、訓練された DOA ファンだけだろう。今なら同じくらいの価格で中古パッケージの PS Vita 版『3』が買えてしまう。

 余談だが、これの限定版についているフィギュアのデキがかなり良く、フィギュア単品で、今でも 4,000 円前後で取引されている。以前、値崩れしていた限定版を買ったのだが、フィギュアに目覚めかけた。
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天誅 忍大全(1,572 円 / 374 MB)
『天誅』シリーズ大好きっ子なので……。ただ、中古相場は結構安いので、PSP が動くなら、UMD 版を探したほうが安上がりではないかと思う。300 円くらいで手に入ると思う。

 PSP の『天誅』といえば、『天誅 参 ポータブル』『天誅4 ポータブル』『天誅 紅 ポータブル』と、 いろいろ出ているのだが、ダウンロード版が配信されているのは、この『忍大全』のみとなる。ちなみに『4』の廉価版は「天誅4 Plus」と改題され、微妙に追加要素がある。
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ヴァンテージマスター ポータブル(3,080 円 / 513 MB)
 日本ファルコムのシミュレーションゲーム。PSP 版はやったことないんだよな……。PC 版は日本ファルコムのキャラが隠しキャラとしてウジャウジャ出演していたのだが、PSP 版にもいるのだろうか。何気に『ぽっぷるメイル』のメイルとか『ブランディッシュ』のドーラとか出ていて好きだったんだが……。ストアでは「は」行にあるので注意。
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ファイナルファンタジー(2,200 円 / 156 MB)
ファイナルファンタジーII( 2,200 円 / 241 MB)

 現時点で、FF1 と 2 の最終バージョン。『1』と『2』は PS1 ゲームアーカイブスにもあるが、この PSP 版には、『1』『2』共に追加ダンジョンやら追加武器やら追加ボスやら盛りだくさん。ゲームボーイアドバンス版から更に追加されていたはず。『4』の四天王のアレンジ曲などもあるのだが、たしかサントラ化されておらず、このゲームでしか聴くことができない。
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ファイナルファンタジーIII(3,457 円 / 544 MB)
 DS 版の後、この PSP 版が長らく最終バージョンだったが、少し前に Steam 版が配信されたので、今遊ぶなら、そちらが良いと思う。Steam をサクサク動かせる PC を持っていない人は、こちらを。
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ファイナルファンタジーIV Complete Collection(2,200 円 / 740 MB)
 FF4 は、ちょっとややこしい進化をしていて、スーパーファミコン版→プレイステーション版→ゲームボーイアドバンス版の正統進化と、突然変異ともいえる DS 版からの別進化の2パターンがある。DS 版系統はグラフィックが 3D なのが特徴。

 DS 版は、その後、スマホ版→ Steam 版と移植されていて、基本的な難度が高く、最初のバロン城周辺からすでにザコ敵が強い。また、DS 版・スマホ版・Steam 版には、仲間の性能をアビリティ化して他の仲間に託す「デカントアビリティ」の要素があるが、PSP 版にはない。PSP 版は、GBA 版の追加要素を引き継いだ正統派の FF4 といったところだろうか。また、Wii で配信されていた続編『THE AFTER YEARS』も収録されている。

 今、FF4 を味わうなら、2つの進化系統の最終バージョンである PSP 版と Steam 版の2つを揃えるのがベストだろう。
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ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争(2,200 円 / 439 MB)
 新たな仲間が追加されているが、PS1 版と比べて一部の効果音がショボくなったりと、微妙に劣化している箇所がある。iOS・Android にも移植されているので、そちらのほうが良いかもしれない。
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ブランディッシュ ~ダークレヴナント~(3,080 円 / 296 MB)
 俺のゲーム人生においてフェイバリットな作品のリメイク作。買え。
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プリンセスクラウン(2,420 円 / 241 MB)
 ドット絵がすさまじいアクションゲーム。セガサターン版以外だと、この PSP 版くらいしかない。全体的にキャラが大きく表示され、いろんな物がアニメーションするゲームということもあり、ドット絵の手間を考えると狂気の沙汰。PS4の『十三機兵防衛圏』の早期購入特典として PS4 版『プリンセスクラウン』のダウンロードコードが配布されたが、今はもう入手不可能。ちなみに PS4 版『プリンセスクラウン』にトロフィーは存在しない。
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Persona(1,980 円 / 694 MB)
『女神異聞録ペルソナ』のリメイク。総合的に遊びやすくなっており、PSP 以外には移植されていない。
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『ペルソナ2 罪 INNOCENT SIN』(1,980 円 / 913 MB)
 DLクエストが8つ配信されている(※すべて無料)ので、もし買うなら、今の内にダウンロードしておいたほうが良い。
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『ペルソナ2 罰 ETERNAL PUNISHMENT』(1,980 円 / 855 MB)
 こちらは DLC なし。
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『ペルソナ3ポータブル』(2,180 円 / 1,145 MB)
 PS2 版の移植作。3作目は PS2 と PSP でしか発売されていない……が、PS2 のアペンドディスクに相当する部分がないこともあり、 PS2 版の上位的存在になりきれていない。そろそろリメイクされてもいい気もするが……。
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ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険(2,305 円 / 1,137 MB)
 PS1 の1作目と2作目のセット移植に、2作を繋ぐエピソードをプラスした作品……らしいけど、PSP 版はやったことないんだよな。『1』と『2』がセットで楽しめて、追加エピソードありでこの価格なら良さげではある。
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MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete(2,305 円 / 1,297 MB)
 ドリームキャスト版、PS2 版と常に複数作に分かれていたが、ようやく全部入って1つにまとまった。
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やるドラ ポータブル ダブルキャスト(2,934 円 / 1,128 MB)
 PS1 で、“やるドラマ”=“やるドラ” の名称で展開していた4つの作品の内の1つ。アニメーションを多く取り入れたアドベンチャーゲームで、選択肢潰しが好きな人はたまらない。フローチャートがないため、達成率 100 %はかなりの難関となる。当時がんばって達成した。攻略本にフローチャートマップが付いていた気がする。

『ダブルキャスト』は好きな作品……だが、今『ダブルキャスト』をするのに 3,000 円も出すヤツはいるのか……? と思っていたら、パッケージ版も値上がりしてきているようだ。一応、PS1 版よりは遊びやすくなっていて、オススメバージョンではある。ゲームアーカイブスでは配信されていないので、ダウンロード版でやるなら PSP 版一択。あと、『季節を抱きしめて』と『雪割りの花』はあるのに、『サンパギータ』がないのは謎。
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『リッジレーサーズ2』(2,619 円 / 1,422 MB)
 1作目のダウンロード版は配信されていないが、収録コース的にはほぼ上位互換的存在だからだろうか。前作で生まれた名曲『Disco Ball』も収録されている。
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『煉獄 THE TOWER OF PURGATORY』(1,257 円 / 175 MB)
 PSP で生まれた名作と問われれば、これを挙げる。スゴいパッケージ絵だが気にするな。
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『煉獄弐 The Stairway to H.E.A.V.E.N.』(1,257 円 / 281 MB)
 1作目はパッケージ版が結構安く売られていたりするが、こちらの2作目はなかなか見かけないので、 1,257 円なら、ダウンロード版を買ったほうが手っ取り早くて安いと思われる。オススメ。
 今回、ストアのラインナップと『PSP パーフェクトカタログ』を比べながらチェックしていて気付いたが、ダウンロード版がないゲームが結構多い。『ロストレグナム ~魔窟の皇帝~』とか結構オススメなんだけどなぁ……。

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| コメント (1)

コメント

VITAのソフトもまとめておいてほしいです。
この中に入っていないものでは、イレギュラーハンターXとか、ガンダムVSガンダムNEXTPLUSとかも。


投稿者 ゼア : 2021年4月20日 10:06

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