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金のしおり

 スーパーファミコン版の “金のしおり” は、プレイステーション版のようなフローチャートが存在しないため、難度が高い。ネット上での情報も少なく、筆者も長年達成できずにいたのだが、先日、ようやく達成することができた。テキストファイルで選択肢チェックリストを作ったので、挑戦する人の手助けになれば幸い。プリントアウトして、□のところにチェックを入れるなり塗りつぶすなり。iOS 環境などでテキストファイル内の罫線が崩れて何が何やら分からないという場合は、こちらの PNG 画像を。

 到達に必要なのは「すべてのエンディングを見る」「すべての選択肢を選ぶ」、そして「すべてのルートを通る」こと……と思われる。この “ルート” というのは、プレイステーション版のフローチャートにある “線” をコンプリートすることだと思ってもらえればいい。「すべての文章を見る」ではなく「すべてのルートを通る」としたのは、以下に記す犯人入力シーンでの検証の結果である。

 まず、プレイステーション版のフローチャートの線を完成させるには、3回の犯人入力で以下のルートを通る必要がある。

●1回目の犯人入力……
「美樹本」「田中」「俊夫」「それ以外の人物名」「適当な名前」で5ルート

●2回目の犯人入力……
「美樹本」「田中」「香山」「みどり」「それ以外の人物名」「適当な名前」で6ルート

●3回目の犯人入力……
「春子」「美樹本」「OL3人組の誰か」「OL3人組」「それ以外の人物名」「適当な名前」で6ルート

 これがスーパーファミコン版でも同様だと仮定して、上記以外の名前を入れずに進めたところ、金のしおりになったことを確認。たとえば1回目の「それ以外の人物名」では「こばやし」、2・3回目は「としお」、3回目の「OL3人組の誰か」は「あき」だけを入力した。つまり、犯人入力画面で全員の名前を入れる必要はないのである。
 なお、その人物を判定する単語はいろいろあるが、これも、全種類入力する必要などはない。

 その他、実際に達成してから振り返ってみると、注意すべき点がいくつかある。

選択肢が記録されるタイミング

 その選択肢を選んだという記録(もしくは、その文章を見たという記録)は、「章をまたぐ」か「完 or 終に到達する」ことで、なされる。未選択の選択肢があったとして、選択直後に「もう選んだから」といってリセットして最初から……などとやってしまうと、選んだことになっていない場合がある。完 or 終に到達さえすれば再開時に章選択できるメリットもあるので、「新たな選択肢を選んだら、必ず完か終までいく」ことを徹底したほうが安全だろう。この要素もおそらく、プレイステーション版のフローチャートで線が確定されるタイミングと同様と思われる。

「あいつだ。」と「真理だ。」に注意

 3回目の犯人入力画面直前にある選択肢「あいつだ。」と「真理だ。」は別の選択肢として2種類ある。プレイステーション版のフローチャート 114・115 番を見ても分かるが、「A あいつだ。」「B 真理だ。」「C ぼくだ。」で「C ぼくだ。」を選んだ後、「A あいつだ。」「B 真理だ。」という "別の選択肢" に移動している。これを単に「C ぼくだ。」が消えただけだと思い込んでしまいがち。「B 真理だ。」は2種類選ぶ必要がある。
 ただし、「A あいつだ。」を選んだあとの犯人入力は2回やる必要はない。「A あいつだ。」という選択肢自体を2種類選んだことさえあれば、犯人入力自体はどちらから入ってもいい。

悪霊編に入るルートは2つ通っておく

 これはプレイステーション版のフローチャートを見ても分かりづらい。

 まず、シュプール到着時に "A 一旦部屋に戻って着替えると、玄関脇の談話室で落ち合った。" を選んで談話室へ行き、香山夫妻到着時に春子を見て "B「真理の方が、ずっときれいさ」" → "A「お世辞なんかじゃないよ」" → "A「ぼくのこと……どう思ってるの?」"と選ぶことで、"A 談話室に行こうか" "B ……ぼくの部屋に、来る?"」の選択肢が出現。ここでBを選ぶことで透が窓の外に何かを目撃し、悪霊編へ。

 次は、"B 一旦部屋に戻って着替えてから、夕食までどちらかの部屋で話でもしようということになった。"→"B ……もうちょっと……もうちょっと上へ……。" → "A「きっと幽霊だよ」" と選択。"B う、うん……いいけど" → "B「真理の方が、ずっときれいさ」" → "A「お世辞なんかじゃないよ」"→ "A「ぼくのこと……どう思ってるの?」"と選ぶことで、【謎のメッセージ】が「窓から誰かが……誰かがのぞいてたんです!」に変化し、悪霊編へ。このルートだと、プレイステーション版のフローチャート21番にあたる選択肢を回避することになる。フローチャートの "線" のコンプリートが金のしおりに関係するとしたら、このルートは一度やっておいたほうがいいと思われる。

雪の迷路編は3つある

 雪の迷路編に入るルートは3つあるが、それぞれのエンドも別扱いという説がある。プレイステーション版のチャートではひとつのエンドに収束しているのが確認できるが、念のため、3ルートすべてでエンドまで行っておくほうが無難だろう。

 なお、プレイステーション版のチャート上では雪の迷路編の選択肢は確認できないため、「もしやスーパーファミコン版の雪の迷路の選択肢も、金のしおりには無関係だったりするのでは……?」と思ったが、雪の迷路編自体はクリア済みの状態で、雪の迷路編の選択肢潰しのみを最後におこなったところ、クリアー後に金のしおりになった。このことから、雪の迷路編の選択肢も金のしおり達成に関係があることが確認できた。

金のしおり

 以上を踏まえて2度目の挑戦を試みたところ、見事、再び金のしおりを達成することができた。「新たな選択肢を選んだら必ず何かしらのエンドまで行く」という非効率なプレイをしていたことや、選択肢をミスッて「あ、しまった、前のと同じの選んでしまった……まあいいや、一番近いエンドまで行こう」ということもあったので、回数に関してはまだまだ詰められるだろう。ネット上では最短で60回台という情報もあった。

 近年では Wii U のバーチャルコンソールでの配信レトロフリークの発売、スーパーファミコンのみに特化したレトロフリークの低価格版の発売などもあり、スーパーファミコン版のプレイ環境は格段に良くなった。今までスーパーファミコン版の金のしおりだけは挫折していたという人も、これらの情報を活用して、ぜひ挑戦してみてほしい。

金のしおり
ちなみにこんな感じで、一定間隔ごとにキラリーンと輝く


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