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2024年11月 2日
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数年前からチマチマ作ってたシリーズの 1 つなんだけど、『クロックタワー・リワインド』の発売に、ギリギリ間に合わなかった……。『サイレントヒル2』リメイクからの『ロマサガ2』リメイクで、ゴッソリ時間とられたでござるの巻。
『クロックタワー・リワインド』はスーファミ版のベタ移植かと思ったら、PS1 版で追加された要素をスーファミ版ベースに逆輸入していたり、リワインドで新たに追加されたっぽい要素もチラホラ確認できている。とりあえず気づいたポイントは攻略ページのほうにまとめておいたけど、PS5 版は画面が妙に暗かったり、Steam 版にだけ画面サイズ「4:3」設定があったり、Steam 版は現状、PC にコントローラを接続していると起動しなかったりと、よく分からん不具合も多い。とりあえず不具合は解消されるのを待つしかないとして、『リワインド』で追加された要素をまだいろいろと検証してみたいところ。
んで、『ロマサガ2』リメイクがクッソおもしろい。昔の記憶頼りに、経験者の知識がそこそこ役立つ原作尊重っぷりでありながら、新要素がいい感じに奥深くしてる。クラスごとに用意されたアビリティのおかげで、不人気だったクラスも使われていく予感。
戦闘では最近のスクエニおなじみの弱点突きシステムが入ってて、闇系ボスのときに地相が闇だと毎ターン自動回復されたりするから、反対属性の光属性攻撃を使って闇地相を打ち消していかないとイカンのだけど、愛用していた「無明剣」が闇属性攻撃になってるもんだから、別の技を使わないといけない。不動剣とか無双三段とかのおなじみの技で攻めたいところだけど、まずは地相消すために光系の技と術を優先して使っていく必要があって、意外な技が役立ったりする。結果、すべての武器のすべての技に利用価値が生まれてる感じ。小剣技「フェイント」のスタン効果もバカにならないし、こんなに棍棒にお世話になったロマサガ2初めて。攻撃ダウンの「骨砕き」と、防御ダウンの「かめごうら割り」を併せ持つ最強武器ジャンル。もう棍棒なしじゃ生きていけない体にさせられた。
んで、七英雄は相変わらず全員出揃ったら 7 回連続攻撃とかしてくるイカレッぷりで、さすがにクイックタイムも弱体化されてるので今回マジで強くて「これはしばらくクリアできんかも分からんね」と諦めムードになっていたら、何度目かの挑戦で奇跡的に 7 回連続攻撃を耐えて 2 人生き残り、1 人が攻撃したところで連携ゲージが溜まって、最後の 1 人で連携を発動して削り切って勝利という、すさまじく熱い戦いだった。
「こんなロマンシングな戦いを演出できるってスゴない?」と感動しつつ、リマスター版で追加された裏ボスのドレッドクィーンは今回どんなもんかと挑戦。こっちはこっちでやっぱり鬼強いし、さりげなく戦闘曲が新曲になってて熱い。七英雄は奇跡的になんとかなったけど、こっちはまだしばらく鍛えないと無理かなーと思ってたら、何度目かの挑戦でいけてしまい……。今回はとにかく連携……! 連携はすべてを解決する……!
今回はドレッドクィーンを倒した後に「強くてニューゲーム」が可能になるのだが、トロフィーに「難易度ベリーハード以上でクリア」があるので、どのくらいハードなのか試してみようとデータ引き継ぎでスタートしたら、残念ながら、技と見切りだけは引き継がない模様。「まあアイテムは引き継げてるし、なんとかなるやろ」と思ったら、最初のザコ敵で全滅。ベリーハードが過ぎるだろ……。
しかし基本に立ち返り、ベアをガチガチの防御装備&アビリティにして、インペリアルクロスでベアのパリィ頼みにしたら、ギリでいける。「ここへ来て、基本に立ち返らせてまた楽しませるとか、今回どんだけスゴいん?」とまた感動。レオン崩御後に街に攻めてきたゴブリン集団との戦闘が、こんなハードでいいんか? とブツブツ言いながらも、技を閃くごとに次第にラクになっていき、ベリーハードならではの別の楽しみ方があることに気付かされる。状態異常を駆使して、敵の行動を阻害していかないとイカンのだ。槍技の「足払い」が、こんなに頼もしく見えるなんて……。
……と、まあそんなところでして、トロフィーコンプまではがんばりたいなァと思っているものの、ベリーハードの上に難易度「ロマンシング」があるんだよな……。幸い、これのクリアはトロフィーになってないけど、ネットの情報だとベリーハードは敵の体力 3 倍、ロマンシングは 10 倍らしい。10 倍て。大丈夫か? ちゃんとクリアできるゲームになってるのか?
というわけで、死ぬほど楽しめるゲームになってるのでオススメ。
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