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2021年12月10日

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『プレイステーション2 パーフェクトカタログ 上巻』12 月 27 日発売、下巻は 2022 年 1 月 27 日発売

 誤植が多く、正直、信頼性は低いパーフェクトカタログシリーズだが、ついに PS2 をコンプしたコレクターを見つけたのだろうか。

Nintendo Switch『夢幻戦士ヴァリス COLLECTION』発売(※12 月 9 日のニュース)

 予想通りというか、前情報以外の新機能等はナシ。どこでもセーブ/ロードと巻き戻し機能アリ、サウンドモード、ビジュアルモード搭載。キーコンフィグもアリ。特に驚きはない、手堅い作り。

 せっかくパッケージを作ったんなら、紙の説明書も欲しくなるところだが、PCエンジン版の説明書が 3 作分、デジタル化されてゲーム内で確認できるので問題なさそう。ディスクレーベル面もスキャンしてあり、スキャンのクオリティも高く、好感触。強いて言うなら、説明書画像は拡大できないので、携帯モード時には読みづらい……くらいか。『ヴァリス』好きなら持っておいて損はない 1 本。2021 年に『ヴァリス』がパッケージで販売という奇跡を噛みしめようぜ。

「ドラゴンボール ザ ブレイカーズ」クローズドベータテスト感想

 地味に当選していたので、現段階での軽い感想を。発想は良かったと思うが、まだまだこれから練り込んでいく段階だなぁと感じた。まあ、だからこそのベータテストなんだろうけども、「あとちょっとで完成形」ではなく、「まだ 50 %未満かなぁ」という感じ。

 サバイバー側はレイダーに1度見つかったらだいたいアウトで、倒れた仲間を蘇生しに行こうにも、 大抵、レイダーがその周囲にいるので近づけない。また、レイダーは自分の近辺の気を感知できるので、助けに行くことが自殺行為に近い。

 また、蘇生可能時間が短いので、レイダーがようやくその場を離れた頃にはもう蘇生不可能。こうなると、そのサバイバーは離脱するしかなくなる。つまり「最初に1回見つかったことが原因で、そのまま、その試合でのあなたの行動はおしまい。残りのメンバーががんばっている様子を眺めるか、離脱して次の試合をやってね」ということもある。さすがに「なんだこれ……」となる。

 少なくとも、蘇生可能時間はもっと長くしないと話にならない。レイダーは近辺であればサバイバーの気を感知できることと、上空から見渡すことができるため、圧倒的にレイダー有利。特に、気の感知はクールタイムがあるとはいえ、範囲内にいたらほぼアウトなのがキツい。サバイバーは気が小さすぎて感知できないとか、サバイバーが任意で気を消せるとか、近くに小動物がいたらレイダーはその気と見分けがつかないとか、原作のナメック星でベジータとクリリン&悟飯が繰り広げたあの緊張感を再現してほしいなぁ。

 あと、手間の割には、ドラゴンボールを7つ揃えたときの効果がショボいので、サバイバー側なら「その時点で倒れているサバイバーを全員蘇生」とか、レイダー側なら「不老不死(倒されることがなくなる)」とか、もっとダイナミックな効果にしてもいいような気がする。神龍が出現してから願いを叶えるまでに少し時間がかかる仕様にして、近くに隠れていたサバイバーが横から「ギャルのパンティおくれー!」のボイスを再生することで願いを無駄に消費させたり。ゲーム自体は可能性の塊だと思うので、良い形に仕上がってから正式リリースしてほしい。

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