« Deal of the Week 11/2~11/7 | メイン | 『セインツロウ ザ・サード』キャラクリエーションの宴 »

2011年11月 4日

Xbox360版『DARK SOULS』女盗賊冒険記 page:5

04a

 開かれた古城の扉……。攻略 wiki によると、罠や仕掛けが満載の誰得城らしい。今回から、2周目で撮り直した画面写真も交えてお送りします。この冒険記の写真撮影のためだけにわざわざまた死にに行く俺、プライスレス。人間の価値的に。

 しかし罠や仕掛けが満載だなんて、「通常プレイそのものが罠の連続みたいなゲームなのに、どうなってしまうのか……」とハラハラしながら入城すると、入口の床がスイッチになっており、真正面から飛んできた矢が小気味良い音とともに直撃。

05b

 新しいエリアに入ると画面中央にエリア名が表示されるのだが、まだそのエリア名が消えてないことからも、どんだけいきなりの出来事だったかがお分かり頂けるかと思う。

「いきなりこれかぁ~、イヤー油断してたよハハハこやつめ」の「イヤー」のあたりで、矢は1発ではなく3連射だったことに気付く。普通、弓矢のトラップって HP 100 に対して5くらいのダメージが定番だけど、これは1発で HP の3分の1を持っていく。ひとつのスイッチで3連射、全弾ヒットで死亡するのは初めて見た。どんな矢だよ……3本の矢が頭・心臓・股間にでも刺さったのか。グサッ、グサッ、キーンか。ドリフか、クソッ。

 まあ、これから訪れるであろう罠祭りの挨拶代わりとして受け取っておこう。このスイッチの向こうに敵がいるのだが、踏むタイミングによっては、この矢を敵に当てることもできる。もちろん、敵も3発当たれば死ぬ。敵にも容赦ないのは赤竜のブレスで証明済み。罠も使いようだと考えよう……。

 2階に上がると、振り子運動をする鎌という、割とベッタベタな仕掛けが。「なんか急にゲームっぽくなったなー」と思っていると、足元にメッセージ。

05c

 もう完全に疑心暗鬼なので内容は信じないが一応見てみよう……と思ったら「Try Head Shot」。この鎌で自分の頭をヘッドショットしてみろってか?これ、もはや騙すとかそういうのじゃなくて露骨に「死ね」って言ってるよね。「クソッ、ファッキン USAが」と思って進むと、突然、全く見えない頭上から魔法攻撃されて、その反動で下層へ落とされた。下層の床には移動速度が重くなるヘドロみたいなのが撒かれてて、雷レーザーを飛ばしまくるデーモンが数体配置という万全の警備体制。振り子の鎌は単なるブラフだった……。ヘッドショットって、もしかすると頭上から魔法攻撃してくるヤツを弓矢でヘッドショットすれば下に落とせるよということだったのかもしれない……。ごめん、ファッキン USA……。

 とにかく落ちたらどうしようもないので、細い道を落ちないように細心の注意を払いつつ進んでいくのだが、前から蛇男がやって来たり、いろんな角度から矢や魔法が飛んできたりと、とにかく落としたくてたまらない様子。ほとんど『風雲たけし城』のジブラルタル海峡。

05d

 特に蛇男は「何もこんなところで戦わなくても……細い道渡りきったらそこに広い場所あるから、そこでやろうよ」と交渉したい。だって、ヤツにとっても危険なわけで……。

05e
盾で攻撃を弾かれた反動で落ちてゆく蛇男。だから言ったのに……。

 さらに進んで行くと「右に気をつけろ」的なメッセージがあったので「なんじゃらほい」と通路から顔を出した途端、上の階段から巨大な石球が転がってきて死亡。右を見る暇もなかった。インディ・ジョーンズは、まだ走れる余裕があるからいいよね。

05f

 別の場所にて。行く手を遮る蛇男と戦っているのだが、なんとなくそこは危ないんじゃないかという予感が……。

05g
ゴッ

 言わんこっちゃない……さっきからひっきりなしに石球が転がる音が聞こえているというのに……。なんだか、むしろ敵のほうが罠で殺されてることが多い気がしながら進んで行く。

05h

 小部屋を繋ぐ狭い通路にて。よく見ると足元が少し盛り上がっている。ハハーン、スイッチだな……甘いよ。城の入口で食らってから、こちとら足元には注意してんだよ。

05i
踏むと同時に神速で盾構え! 来いや!

05j

 まさかの背後からでした。そしてもちろん……

05k

05l

05m
4(死)

 当然のように城の入口のヤツと同じ威力で、1発で HP の3分の1が削られる。間髪入れずに2発、3発。振り向く暇すら与えない。キレイに HP なくなって死亡。

 ちなみに2回目はスイッチを踏んでからダッシュで部屋に入って右側に退避したのだが、左側に隠れていた蛇男の刀が背後からバサーッと一閃。殺したいにも程があるだろ……。


 めげずに進んでいくと、宝箱発見。ワーイと喜び勇んで開けようとすると、ミミック。罠を仕掛けずにはいられないのか……。

05n

 ミミックは、ここで初登場となる。「へー、腕があるのか……珍しいな」と思っていると、

05o
ん……?

05p
……!?

 あまりに衝撃的だったので「ス、スタイルいいですなぁ」とか言いながら必死で攻撃したけど、異常な攻撃力により死亡。こ、これはもうミミックというより、ミミックに化けた別の何かなのでは……。

05aa

 キャプテン翼ばりの足の振り上げから繰り出されるサッカーボールキック。よりによってミミックがそんな攻撃をするなんて……。2回目は、箱が閉じているときから「オラァ!」とヤリで突き刺して先制攻撃を仕掛けることにより、スラッとした足が生えるまでにかなりのダメージを与えることができ、見事討伐。

 中身はライトニングスピア。これには雷パワーが付与されているらしく、ついにウィングドスピアの上位互換製品が! 後にラスボスまでお世話になる逸品との出会いである……。

 そして舞台は屋外へ。頂上もそろそろかと思える景色に見とれていると……

05q
! 手に持っているのは……岩……

05r
……じゃなくて爆弾だった! ウボァー

 百歩譲って爆弾は許す、でもこの妙に長い炎上時間は何!? ローリングして炎から脱出しようにも、ローリング先も炎だよ! 結局これくらったら必ず死ぬの!? チクショー、い、いっそ、すぐ殺せーと思っていると、死ぬ直前で鎮火。

05s

 よ、よし、今のうちにポーションを……。

05t

 グワー! 2発目が速ぇー! 死ぬ直前で寸止めして希望を持たせたところで改めて殺すとか、どんな幼少期を送ってきたんだー!

05u

 壁が欠けている場所を発見。こ、このまま焼け死ぬくらいならッ……!

05v

 死ぬ覚悟で飛び降りたが、下に着地場所があった!

05w

 よし、なんとかフチに乗れた……死中に活を見い出すとは、まさにこのこと……

05x

 ……と思ったのは気のせいだった。フチには、ご丁寧にトゲトゲが。乗れずに滑り落ち……って、そこにセーブポイントの焚き火がー! ああー!

05y

「死んだと思ったらセーフ」を2回連続で経験させた後、トドメと言わんばかりにセーブポイントを見せて殺す……これがフロム流、アメとムチのフルコース。見える、「本物の絶望の味は如何でございましょうか」とテーブルに聞きに来る悪魔シェフの姿が……。あんた、鬼だ! 鬼畜生だよ!

 そんな数々の死を乗り越え、ついに頂上に到達。ボスは鉄巨人。

05z

 また場所が高所だけに、落下死が怖い……けど、敵が攻撃を振りかぶった瞬間に足元に潜り込んでメッタ斬り戦法が安定した。むしろ離れると、かまいたちみたいな衝撃波をブン投げてくるので余計危ない説。

05z2<

 しかもある程度攻撃を当てると尻餅をついて、しばらく動かなくなるオマケつき。さらに殴りまくれるよ! どんだけボーナスタイムだよ! この鉄巨人戦をデザインした人、絶対、ガーゴイル戦を設計した人と違う人だろ!

 セーブポイントが近いこともあって、割と苦もなくクリアー。城内の仕掛けのほうがよっぽど手強かったよ。

05z3

 どこからか飛来したミニガーゴイルに連れ去られて、新天地へ。よく連れ去られるゲームだ……。

05z4

 ガーゴイルを倒したときから見えてはいた、山の上の城壁。そこを遥かに越え……

05z5

 城壁の向こうに広がっていたのは、夕日(朝日?)に彩られた、立派すぎる城。城下はボロい建物ばかりだったので、風化していない建造物の美しさが際立つ。

05z6

 アノール・ロンドへ到達。ここまでが長かった……主にガーゴイルで。

 中盤は越えたと言ってもいい地点ではあるのだが、ここまでに苦労しすぎて、「もうここラストダンジョンでいいじゃん……」と及び腰。しかし、なんだかんだで達成感は感じていたし、ガラッと雰囲気が変わってE感じの城ということでテンションは上がっていたのかもしれない。

 そう、ここのボスと戦うまでは……。

DARK SOULS
DARK SOULS
(北米版)
US$ 62.90
(約4,850円)
(2011/10時点)
PLAY-ASIA
DARK SOULS
DARK SOULS
(Collector's Edition)
(アジア版)
US$ 69.90
(約5,390円)
(2011/10時点)
PLAY-ASIA
adbar
adbar
adbar
adbar

| コメント (4)

コメント

このブログを見てこのゲームをプレイ・クリアしたつもりに浸る予定なのでこれからもがんばって下さい。


投稿者 友人K : 2011年11月 4日 18:18

気が付いたら、もう2週目に入っていましたか・・・。
こちらは、ココのボスでかなり心が折れたので、しばらく別ゲームに行っています^^;

出来るだけ、攻略情報は、進んだ所までで留めようと思っているので、この先を読むのはどうしようか迷うところですが。
何とか追いついて、全部読みたいと思います。

ので、続きも頑張って下さい。


投稿者 通りすがり : 2011年11月 5日 17:16

今回も見せ場(鬼畜な意味で)が盛り沢山ですね。
楽しく読ませていただきました。

関係無いですが、PSの天誅の自作ステージで
鬼畜な仕掛けや錯覚を利用した罠を用意して
友人と競い合っていた頃をなんとなく思い出しました。


投稿者 hid : 2011年11月 5日 20:25

>このブログを見てこのゲームをプレイ・クリアしたつもりに浸る予定なのでこれからもがんばって下さい。

典型的な、若者のゲーム離れ……。
もっとやる気出せよ! お米食べろよ!

>気が付いたら、もう2週目に入っていましたか・・・。
>こちらは、ココのボスでかなり心が折れたので、しばらく別ゲームに行っています

ガーゴイルも相当でしたが、ここは本気でどうかしてると思いました。
ここのリトライに費やした時間が多分最も長かった。

>何とか追いついて、全部読みたいと思います。
ちょっくら11月末まで忙しいので、冒険記は遅れると思います。
多分ちょうどいいネー

>鬼畜な仕掛けや錯覚を利用した罠を用意して友人と競い合っていた頃

ああ、その感覚は近いかも。
ただしフロムが一方的に作って楽しんでるだけですけど……。
次回作が出るなら、ステージエディット機能と、
それをアップロードしてほかの人が楽しめる機能があると面白そうですよね。


投稿者 夢崎 : 2011年11月23日 02:17

※現在、スパム対策のため、コメント入力機能を一時停止しています。御用の方は掲示板まで……