« 0502 | メイン | Analogue Pocket ~ネオジオポケット編~ »

2025年5月 3日

Polymega の NES モジュールを入手

 ゴールデンウイーク特別企画ー……というわけでもないが、またネタが溜まってきているので、今のうちに消化。

 昨年あたりから Amazon でも Polymega のモジュールが普通に買えるようになっていて、結局その後、ファミコンのモジュールも買ってしまった。ファミコンはレトロフリークで問題ないと思うのだが、配線上、いちいち繋ぎ変えるのが面倒なのと、Polymega のスーパーファミコンの感覚がレトロフリークより遥かに良いので、Polymega のファミコンがどうなのかも実際に自分の目で確かめてみたかったというのもある。

 Polymega のファミコンで問題になるのが、コンバータ。Polymega のモジュールはあくまで「NES」なので、日本のファミコンソフトを読み込むには「ファミコン→NES」の変換コンバータをかます必要がある。この事実が判明した頃にコンバータだけ先に購入して寝かせておいたのだが、このコンバータは外枠がある分、ファミコンにたまにあった「デカいカセット」には使えないという弱点がある。

myarcade
↑こんなの

 ちなみにこのコンバータ、日本の Amazon でも商品ページはあるが、数年前からずっと「予約受付中」になったままなので、他で買ったほうがいいと思われる。俺はアメリカの Amazon で買ったが、現在は品切れになっている模様。

 力技で外枠をカットした猛者もいるようだが、この枠はあったほうが抜き差しするときに便利そうだったので、別のコンバータをもう 1 つ買ってみることに。それが、これ。

コンバータ

 Polymega のファミコン読み込みに使うコンバータとしてはわりとメジャーな物のようで、Amazon で普通に売っている。このコンバータを使うときはカセットの前面と背面を逆に挿し込む必要があるという話は知っていたが、コンバータに対してカセットを逆に挿すのかと思っていたら、コンバータごと逆にするのは驚き。ちなみに、枠があるコンバータのほうは普通に前面差し込みでいい。

jq
これが正常な使用状態

 というわけで、デカいカセットの『じゅうべえくえすと』も無事に読み込めた……のだが、ステートセーブした後にロードすると画面がメチャクチャになる現象を確認。なんてこった。

jq01

 Polymega で使われているファミコン/NES 用のエミュレータは Mesen のはずだが、Windows 用の Mesen では、この症状は起きない。うーむ、また Polymega 特有の問題か……? ただ、カセットの読み込みをミスッている可能性も……?

 Polymega では、コンバータによって動作する/しないが変わるソフトもあるらしいので、別のコンバータをもう 1 つ買ってみることに。これはなかなか売っていなかったので、ヤフオクで落札。

retroad

 結果はと言うと……変わらず。うーむ、謎だ……。

 POLYMEGA 情報共有Wiki にはこの異常について書かれていないが、この異常はステートセーブをロードしてみないと気づかないと思うので、すべての『じゅうべえくえすと』カセットで起きる異常なのか、ロムカセットのバージョンによって変わるのか、俺の持っているカセットがたまたまブッ壊れているだけなのかは不明。

 こういう場合に、問題の切り分けがしにくいのが Polymega の弱点のひとつだなぁ。吸い出したデータは正常かどうかのチェックを Polymega 側でしてくれるとありがたいのだが……。ちなみにインストールデータを消して 2 回インストールし直したが、結果は変わらなかった。

 他にもファミコンカセットをいろいろインストールしてみたが、こうした異常が出たのは今のところ『じゅうべえくえすと』のみ。大きいカセットのゲームで起こるのかもしれないと思い、『MADARA』でも試してみたが、こちらはステートセーブをロードしても画面は正常。やはり『じゅうべえくえすと』のみで起きるようだ。

 というわけで、Polymega と『じゅうべえくえすと』をお持ちの方は、お試しを……。

adbar
adbar
adbar
adbar