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2002年3月31日

余計な知識がグングン身につく

助手子「あれから2週間ほど音沙汰の無い先生。ウフフ、きっとワイルドアームズで隠しボス相手に奮闘してるんですよ。ちょっと先生の部屋に侵入してしまいましょう……」

先生「クッ……2……いや、4か」

助手子「おお、何やら悩んでいる声が。きっと2ターン後の敵の行動とかを予測してるんですね……」

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助手子「って全然違うゲームじゃないですか!!

先生「うわビックリした。いつからそこにいたんだ助手子。ていうか家には鍵かけてたハズだが……」

助手子「そんなことより、なんですかそれ! てっきりワイルドアームズやってると思ってたのに! なんでそんなどこの馬の骨とも分からないクイズゲームやってるんですか!」

先生「いや、な。ワイルドアームズのラスボスが9回も変身してキレそうだったから、アツくなった頭をクールダウンさせるために。」

助手子「もうっ……隠しボス全部倒したら貸してくれる約束なんですから、早くお願いしますよぅ。で、なんですかこのゲームは」

先生「PS『NICE PRICEシリーズ Vol.06 クイズ DE バトル』っていう、デジキューブがお届けする低価格シリーズの1つなんだけどな。クイズ大会に優勝して貰える賞品で自分の部屋を飾っていくという、なんだかよくわからない要素が俺の妖怪アンテナを直撃したので購入した。ちなみにワイルドアームズと同じ発売日。」

助手子「そんなアンテナに反応するってことはどうせまた変なゲームなんでしょ」

先生「そんなことはないぞ。まっとうなクイズゲームだ。まあ、数あるジャンルの中でも、こと『ゲーム』の問題になると急にマニアックになる気はするんだが。だいたい、『FF7 の主人公・クラウドの年齢は?』なんて聞かれて、すんなり答えられる方がおかしい。ゲーム中にそんな情報出てこねぇし。ちなみに21歳な。」

助手子「なんだかんだ言って知ってんじゃないですか。」

先生「あと、司会の2人が金銭欲丸出しなところも好感度高い。」

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先生「男の方は自分の名前より先にボーナスの話を始める金の亡者っぷり、それに応える女の方もボーナスと聞いて俄然やる気が出た模様。この金臭さ満点の挨拶で、クイズ大会の火ぶたは切っておとされる」

助手子「早速イヤなんですけど」

先生「あと、ゴッドオブクイズモード、難しすぎ。1問でも間違ったらその場で終了なんだぜ。せめて5問くらいまでは間違い OK で、正解するごとに間違えられる回数が1回増えるとか、間違ってもいい回数が一定数溜まると司会のナッちゃんの服が脱げていくとかじゃないと……なぁ?」

助手子「ど、同意を求めないで下さい。」

先生「まあそう言わずにやってみろ。ハイ、コントローラー」

助手子「え、そんな、急に渡されても」

先生「ホラホラ、問題が始まったぞ」

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助手子「え。PCエンジンって言われても……」

先生「なんかこのゲーム、PCエンジン絡みの問題が多いんだよな……ホラ、3だ、3。即答しろ」

助手子「うぅ。無茶言わないで下さいよぅ」

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助手子「いや、そんなこと言われても……。

先生「2だ。そう言えば何故かコナミ・ナムコ関連の問題も多い気がする」

助手子「そうじゃなくて、もっと根本的な何かが……」

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先生「正確にはディスクシステムだったと思うが……。まあ細かい事は言うまい」

助手子「(無視して)え、え~と、タイトルがカタカナでリサだから……3、かな」

先生「バカ、2だ。それよりも、『理沙』じゃなくて『理佐』だった気がするんだが……クッ、どっちが正しかったっけか」

助手子「帰りたい! お家に帰りたい!」

追記:
メーカーのHPにてインターネットランキングが行われていたが、ゴッドオブクイズモードにて私が優勝してしまった、なんだか思い出深いゲーム。

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2002年3月23日

FFX-2は局所的オススメ

 あんなの倒せるか! というわけで首を勢いよく左右に振りながら隠しダンジョンから走り出てきました。こんばんは。「レンって誰だっつーの!」(マイブーム)

なんでだろ~♪なんでだろ~♪なんでだなんでだろ~♪

エロバレーで6-0で勝ってる時に限ってパートナーのミスでパーフェクト逃すのなんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

エロバレーで6-0で勝ってる時に限ってジャンピングサーブ ミスってパーフェクト逃すのなんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

エロバレーしかやってない XBOX なのに早くも感圧式コントローラー壊れそうなのはなんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

それではインダス文明最古の遺跡は?

 (モヘンジョ・ダロ)

たかがビーチバレーで「デッド オア オライブ(生か死か)」ってなんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

もしかしてプレイヤーの股間がデッドオアア +++ Delete +++ なんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

「生か死か」……「生死を賭ける」……! そうか精子をか +++ Delete +++ なんでだろ~♪

 (なんでだろ~♪)

「ダメです! もうすぐ夫が帰って……ああッ!」

 (口ではそう言ってても ここがいいんだろ?)

「ああッ! そんな激しく……ああおうッ!」

 (いいんだろ? なあここがいいんだろ?)

 口から出る言葉とは裏腹に美佐子は喉を振るわせ、淫悦の咆哮を上げていた。

(ああ、私……もしかして気持ち……いいの?
 こんな男に……こんなに……強くされて……気持ちいいの?)

 美佐子は自問自答を続けながらも抵抗する気はなく、その火照った身体を男に委ねていた。次第に男の動きがゆっくりになり……事の終わりを予感する。

(あっ……イッちゃうっ……!)

「はぁ、はぁ…お、奥さん、もうイクぜ…」
「ダ、ダメッ! まだ……もう少しッ……!」
「いや、さすがに俺も指、疲れちまったよ。喜んでくれるのは嬉しいけどさ、俺もそろそろ仕事だし。」
「あん、マサさんのマッサージ、もっとしてほしかったわ……」
「だいたいコリもほぐれたみたいだし……もうこのへんでいいだろ?」

なんでだろ~♪なんでだろ~♪なんでだなんでだろ~♪

……

この「なんでだろ」の元ネタ一度も見たことないのにヤマカンで書いてるの なんでだろ~

 それはそうと、マツケンサンバは一暴れん防将軍ファンとして俺も激しくプッシュしたいところ。上様、御乱心?

追記:
マツケンサンバポータル
 まさかこんなムーブメントになるとは……。

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2002年3月14日

ありがとう!『痛快!! マイホーム』

 いつの間にか発売しており、店頭で俺をビックリさせた『痛快!! マイホーム』第2巻。コミックバンチのオフィシャルサイトによると、8日に発売していた様子。なお、やはりその本屋にも1冊しかありませんでした。

myhome_c2.png

 第1話で小雪センセが言っていた一国一城の「欠点」も何だったのか分からないまま終焉を迎えてしまう「痛快!! マイホーム」。最終話を読めば誰もが「あ、打ち切りだ」と確信する終わり方なのですが、以前この日記でも紹介した最終話直前のプレゼンは見物。「異常なまでにクルマが好きなお客さんの、クルマを中心にした家」という元々クルマ大好きの池沢先生ならではの題材だっただけに、「俺だったらッ……こんな家が欲しいッ……!!」という気持ちがスパークしてしまったのか、ものすごい家をデザイン。注文主であるクルマ好きのお客さんの言葉は全て池沢先生自身のセリフと思ってもいいくらい、アツすぎる情熱がほとばしってしまっております。

 後半は、勢い余って1ページまるごとフェラーリを描いたり(史上最大の「ドーン」つき)、2ページ使ってフェラーリの起動法を素人置いてけぼりで解説してしまったりと、それまでの「痛快!! マイホーム」とは完全に毛色の違った中身が濃すぎる展開ですが、「現実にはそんな注文客はいないだろう、でも、もし、いたら……」という部分を掘り下げた、「マンガだからこそ」の面白さがあったように思うのです。

 たとえば面白い野球マンガというのは、「野球」というルールに沿っていながらも反則ギリギリの奇想天外なアイディアがあるもので、これがいきなり「主人公が魔法を使って敵チーム全員を金縛り」とかしてしまうと「なんだそりゃ」ということになります。そこで考えられたのがいわゆる「魔球」であり、「ピッチャーがボールを投げ、そのボールがキャッチャーミットにおさまる」という最低限の「ルール」を守っているからこそ面白いわけです。でもまあ、最近は「魔球」も時代遅れの感があり、大抵の野球マンガでは避けてますが。要するに、ルールという「リアル」と、ある種、非常識な奇抜なアイディアという「アンリアル」によってマンガの面白さは成り立っていると思うのです。

「痛快!! マイホーム」が最後に見せた「面白さ」は、奇抜ながらも、そういう家を作ろうと思えば作れるという点と、真にクルマ好きな人間ならそう考えるだろう、というか作者が実際にクルマ狂という「リアル」、「でもやっぱりその家はおかしいよ」という「アンリアル」が生み出したものだと思います。そして、もし、この連載後半に見せた異様なパッションを連載当初から放つことが出来ていたら打ち切りも無かっただろう、と確信するのです。個人的主観ですが、第1話は別にして、2話以降が池沢マンガにしては平凡で、退屈であったように思います。

 なお池沢先生の代名詞とも言える「サーキットの狼」では、とあるレースの最終コーナーで主人公が「このままじゃ負ける」と他のクルマが3速に落とす中、ひとり、4速全開で突っ込み、コーナーを回り切れずカベに激突。しかしスピードがのっていたため、激突した時の衝撃でクルマが逆さまになったままゴールへ滑っていき、結果、トップという展開があるのですが、これも池沢先生ならではの、「無茶なマンガ的展開でありながらも、有り得なくは無い」という、リアルとアンリアルの絶妙のせめぎ合いで、追い詰められた池沢先生の発想は常人のそれを遥かに越えることの証明でもあります。

 俺は池沢先生の次回作を待っています!

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2002年3月11日

スゲェ確率

 今日、「貴重品」というラベルが貼られたダンボールの箱が届きまして。「?」と思いながら、オモテに貼ってある送り状を見てみますと。

「バンチスペシャルお年玉」

 うっ……! まさか……まさか! 当たったのか!? アレが! 急いで箱を開ける!

ikezawa.jpg

(※スキャナーに入りきらなかったので長方形になってますが、実際は正方形です。)

あ……ああっ……! あ、当たりやがった……! 池沢さとし先生直筆『痛快!! マイホーム』サイン色紙が! 嘘! 夢みたい! ハガキって出してみるもんだなオイ! ありがとうバンチ編集部! 家宝にします!

 ……で、まあ、冷静になって見てみると、なんで髪はベタ塗ってないのかなとか「痛快!! マイホーム」の文字がやけに適当(特に「痛快!!」の部分)だとか あまつさえところどころ鉛筆での下書きの線が見えているとか色々ありますが、そんなのどうでもいい! もう抱いて! メチャクチャにして!

 ただ、以前のヘッドホンといい、去年出した懸賞にことごとく当たってしまったので、運の使いすぎで今年、痛い目を見ないかどうか非常に心配です。しかもこのサイン色紙、雑誌を読み返してみたら1人の作家につき5名にしか当たらないらしく、なんだか運の消費量もスゴい気がしてなりません。多分『PSYCHO+』だったら水の森ちゃんの命を助けるくらいのレベルですよ。

 それはそうと2巻は、まだ出ないんですか?

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2002年3月 9日

4周年

 昨日、3月8日で当サイトは4周年を迎えることができました。ありがとうございます。というか4年もこんなサイト続けてるってのは果たしてめでたいことなのか。「ローソクは4本でいい?」とか言いながら女子中学生が手作りケーキ持ってきてくれたなら。「君が4本で足りるなら」と意味深なセリフ吐いたのに。なんかポエミーですが、なんだか4周年と全然関係ないことに気付きました。

 さてスクウェアがゲームキューブに参入だそうで、どうしたの山内社長!って感じなんですが。大抵、ニュース関連では「FF7 の時にプレステに乗り換えたことから両社は……」みたいに書かれることが多いんですけど、原因は スーパーマリオRPG でしょ? 両社のゲーム作りに対する考え方の違いが開発現場で真っ向からぶつかってしまったんじゃないかと思うんですが。どうなの、そのへん。クロノトリガーは移植されても、スーパーマリオ RPG だけは永遠に復刻されない気がするんですけど。

 山内社長も引退を間近にして、絶対認めなかった結婚を仕方なく認めるって感じなのでしょうか。

「お父さん、彼はもう昔の彼じゃないの! やっぱりルックスが良いだけじゃダメだ、って分かってきてるの! 最近シャレにならないほどの失敗もしたし、もうカッコばかりつけないで自分の内面を磨こうと努力してるところなの! お願い、お父さん! 私達の……結婚を認めて!」
「……好きにしろ!」
「本当!? お父さん!」

 みたいな。口は悪いけど、孫の誕生を密かに楽しみにしてる、みたいな。

 まあ、そんな中、スクウェア初のゲームキューブソフトが超ビジュアル重視のゲーム性「?」ゲームだったら、怒髪天を突いた山内社長が手下の黒服を引き連れてスクウェア本社に殴り込みをかけ、常日頃手入れを怠っていない日本刀で あの人のヒゲを剃り落としてしまいそうなので、スクウェアには良い意味でスクウェアらしくないゲームを作ってみてほしいなぁと思います。その日本最高峰の映像技術を使って是非、DEAD OR ALIVE に対抗して下さい。なんならジャンルは「プライマル イメージ」でもいいんだぜ。大丈夫。お前なら、出来る。ゲーム業界に、ちょっとやんちゃなピンク色のレボリューション起こしちゃえよ!

 あと、俺の中で山内社長は任天組の組長という印象なのですが、実際は人の良いおじいさんであることを祈ります。手下の黒服も居ないことを祈ります。

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2002年3月 4日

ブロッケンの次はテリーマンが怖いゲーム

 3月2日は WSC 版『キン肉マンⅡ世 ドリームタッグマッチ』の発売日でした。キン肉マンに関してはちょっとうるさい俺ですが、いかんせんゲームシステムがファミコンの時のアレな模様で、若干のアレンジはあるものの、基本はそのままで「キャラをⅡ世にしただけでは」と、イマイチ購入に踏み切るほどのパワーはなかったり。どうやらファミコン版がそのまま収録されているモードもあるらしい、というのはちょっとそそられるんですが。でもまあ、どうせブロッケンのナチスガスが最強でしょ?

 今週のファミ通の裏表紙に、その「キン肉マンⅡ世」の広告が掲載されてるんですが、画面写真を見る限り、キャラセレクト画面の「?」が8つある模様。しかし、広告のイラストに伝説超人がすでに7人掲載されており、隠しキャラ、バレバレ。よって、残る「?」は1つ。イラストにはミートくんも描かれているので、最後の1人はミートくん説もアリなんですが、ヤツは今作でも命の玉を投げる係だったと思うので、プレイヤーキャラとしての登場は若干、疑問視。アレクサンドリア・ミートとして、バックドロップには定評があるんですが。……おっと、大丈夫ですか? 話についてきてますか?

 あと、新作ゲームスケジュール表によると、3月7日に『ミラノのアルバイトこれくしょん』が PSone Books 版で再販。なんと 1,800 円での御奉仕。未プレイの方はこの機会に是非。単純なミニゲームほどハマッてしまう、『ビシバシスペシャル』とか大好き! とかいう人はきっとハマると思います。個人的には、ミニゲームの1つ「ビートであいどる」で 170 点を超えた人がいたらメール下さい。ちなみに現時点での俺の最高得点は 177 点です。かかってこい。

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 なお、この日記でも何度か口を酸っぱくしている「レーシングラグーン」も3月 21 日に PSone Books 版で再販されるみたいなので、未プレイの人は ZE・HI。スクウェア最強の RPG を体感せよ! FF やってる場合じゃないぞ!

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