ピクセルリマスター、最後の『VI』がリリース。結局『I』～『V』までをすべて買ってきたので、ここまで来たらもう、毒を喰らわば皿までの精神で予約していた。普通に考えたら、最もバグがひどくなりそうな作品ではあるが……。

　バグかどうかは分からんし、以前はどうだったかも覚えていないのだが、すでに逃げた仲間が「ナイトの心得」を装備していると、まだ逃げていない仲間に対して攻撃が来たときに「かばう」が発動する。 誰もいない場所にダメージ表示が出るから奇妙だ……。

　現時点で気になった点としては、FF6 の人気曲「仲間を求めて」のアレンジ。これは批判の的になりそう。曲の始まりに、「この絶望的な状況から、もう一度立ち上がろう」という、「何かが始まりそう」感が抜け落ちている。もっとストリングスを効かせないと……。多分これだと、ファルコンが浮上するシーンの盛り上がりにパンチが足りない予感がする。

　あと、ベースの音が小さすぎる。曲の始まりの「ﾄﾞｩｰﾝ」ってとこから、ベースの存在感がスゴい曲のはずなのに、後ろに隠れすぎ。
　そして最悪なのが、曲半ばから急にオーケストラみたいになる点。う、うるさすぎる。ゲームミュージックであることを忘れて、勝手に 1 人で盛り上がり始めた感がスゴい。この曲の構成は完全にアレンジ CD 向けの作りで、「ゲーム中に流れる曲」の作りではない。

　とりあえず獣ヶ原まで来たが、いまのところ、思っていたよりはバグはないように見える。バグではなくて仕様変更なんだろうけど、オーラキャノンが敵に当たったときにノックバックしなくなっていて微妙に物足りない。

　特に確信や根拠はないのだが、マインゴーシュでのガードや盾ガードの発動率が高い気がするのと、魔石ボーナス狙いでの低レベル攻略をしようとすると、以前よりキツくなっている気がする。ピクセルリマスター共通だけど、被ダメが妙に高く感じるんだよな……。レテ川でバナンを守るの大変だったよ。