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2018年11月19日

『Dead or Alive Xtreme 3 Scarlet』仕様比較表に見る憂鬱と独り言

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 公式サイトに仕様比較表が出ている。実際に見てもらったほうが早いが、PS4 版『Scarlet』の「うちわ」系と「やわらかスキンケア」に×が付いているのが意外。以前の PS4 版より退化していることになる。最近、ソニーのエロ方面の規制が厳しくなったとかいうウワサも聞くので、その影響なのかもしれない。気になる人は「規制」「謎の光」で検索してくれ。

 一方、任天堂はカタそうなイメージがあるが、実は昔から意外とセーフというウワサもあり、「うちわ」系と「やわらかスキンケア」に○が付いているのを見ると、なるほどという気もする。まあ、そのへんに理解ないと、『ベヨネッタ』のジョイ戦とか修正の嵐になっちゃうしな……。

 新キャラについては既存の PS4 版『Fortune』にも有料で配信されるらしいが、セーブデータに互換性がないところを見ると、『Scarlet』は別ソフトとして新トロフィー、既存の『Fortune』には新キャラ分のトロフィー追加で、ファンには両方買わせる悪魔の所業に出ると見た。しかし、規制の壁を前に膝をつくエロバレーは見たくなかった……。家庭用ゲームの限界点を攻めた英雄像が今、規制軍によって鎖を巻きつけられ、引き倒されようとしているのを見せられているかのようだ……。

 そんな中、Nintendo Switch の特性を生かして少しでもあがこうという気配が見えるのが、「やわらか4D」。

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 Joy-Con の HD 振動を利用した仕掛け。「やわらか4D」の「4D」が「エロ」に空目しそうになったり、「え? H……な振動?」と難聴になったりしてしまうが、うーん、仕掛けとしてはどうかなー、ちょっと弱いんじゃないかなー、という気もする。

 せっかくキャラによって胸の大きさが違うんだから、画面真っ暗にして「だーれだ?(ボイスなし)」というセリフと共に、Joy-Con の HD 振動だけで誰のおっぱいかを当てる「おっぱいソムリエ」モードとか作ればいいのに。最初はステージが「砂浜」とかだったのが、だんだん難度が上がって「揺れる船の上」とかになっていって、「これは、船の揺れなのか、胸の重みなのか……!?」と、目を瞑って真剣に眉間に皺を寄せ始めんの。「これだけ船が左右に揺れているにも関わらず、この微細な振動……マリーだな!」みたいな感じで。分かってるよ。いろいろアウトだから実現しねーよ。

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 その他だと、オーナーレベルの上がりやすさやザックマネーの稼ぎやすさ、水着の入手方法などが調整されるようだが、まあ順当というかなんというか。このゲーム、時々「経験値8倍キャンペーン」とかやってて、あのキャンペーンなかったらトロフィーコンプリートできてたかどうか自信ないもんなぁ。アップデートで調整するなら、もっと早くやっておくべき内容。みんなもう、やってないでしょ。

 どうせなら、DMM ゲーの『Venus Vacation』のシステムを家庭用に改良したものにすればいいのにと思う。バレーボールは、実際にキャラを動かすのではなくて、監督のように指示するアレは意外と良いと思うんだ。ガチャ関連はまあクソなので、ザックマネーを稼ぎやすくして、ザックマネーでガチャ回しまくれる仕様にすればよかろうて。ほとんど『シェンムー』のガチャガチャ状態。

 ダブッた水着は『Venus Vacation』のように合成してレベルアップするシステムもいいが、いっそ着用済み水着を売却してザックマネーに戻すことができてもいいんじゃないか。人気投票によって『Xtreme 3』に参加できなかった人物が密かに島に来ていて、サングラスとマスクでバレバレの変装をして、闇で水着を買い取るブローカーになってんの。「なるほど、あなたが○日間着用したヴィーナスね……それなら、これくらいの額で買い取るけど……?」みたいな感じで商談すんの。長期間着用した物ほど高価買取。なおこれは DQ10 の「汗と涙の結晶」システムに着想を得たものであり、決していやらしい発想によるものではありません。分かってるよ。いろいろアウトだから実現しねーよ。

 Amazon でも予約が開始されたようで、通常版とコレクターズエディションに加え、コーエーテクモ直営のオンラインショップ「GAMECITY ONLINE SHOPPING」では恒例の「最強セット」も予約受付中。

 今回は、おそらく任天堂ハード史上、最も攻めたソフトとして Nintendo Switch 版が要注目かなぁとも思うが、仕様比較表を見ると Nintendo Switch 版はテレビモードでも解像度が 1600×900 で、携帯モードだと 1280x720 に留まる。しかも、どちらのモードであっても 30 fps だ。ハードスペック上、仕方ないっちゃあ仕方ないのだが、テレビモードではなんとか 1920×1080 を実現してほしかった。1600×900 ということは、スイッチ本体の設定を 1920×1080 にしていると、多少ぼやけるんじゃないのかな……。

 Nintendo Switch はせっかくタッチパネルなんだから、PS Vita 版にあったタッチパネルを利用した仕掛けを盛り込めば良さそうなものだが、あれはさすがに任天堂チェックに引っかかったのだろうか……とか、まだまだ続報待ちの要素がある。

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PS Vita 版の機能紹介ページ。たしかに、ある意味ピンチ。

 ほとんど内容が同じ物に 8,400 円はキツいと思うので、既購入者も買いたくなるような何かがまだあることに期待したい。『DOAX』シリーズは、いつだって家庭用ゲーム機に挑戦を見せてきた勇者なのだから……。

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