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2017年1月24日

3DS『クリーピング・テラー』レビュー

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公式サイト

 1月18日配信。『クロックタワー』『トワイライトシンドローム』形式の、サイドビューホラーアクションアドベンチャー。って適当に言ったけど、こういうのの正式なジャンル名、何て言うんだろうね……。

 森の奥にひっそりと佇む、古い屋敷。日本からホームステイしてきた女子高生・アリサは、友人であるエミリー、ボブ、ケンたちと共に、「何か恐ろしいものが出るらしい」と噂されるその場所で肝試しをすることになった。

「女子高生が古い屋敷を探索するというだけで再生数が稼げる」という不純な動機で、ボブが動画撮影のためのカメラをまわし始める。頼まれると嫌と言えない系女子であるアリサは渋々撮影に協力するが、突如、屋敷の床が割れて、アリサは遥か地中の洞窟へ落ちてしまう。アリサは、シャベルを持った大男に追いかけられながら、隠れたり反撃したりしつつ脱出を試みる……といった感じのストーリー。


女子高生のアリサちゃんがスマホのライトアプリ片手に、洞窟から屋敷、明らかにヤバい落書きがある廃病院と、ホラー行脚。


●ゲームとしてもホラーとしても惜しい作品

 990 円という低価格ダウンロード専用ソフトということに加え、ホラー大好き&『クロックタワー』大好き、『トワイライトシンドローム』も大好きっ子なので、問答無用で購入。PS1 の『トワイライトシンドローム ~探索編~』は、発売日にどこにも売ってなかったんだぜ……。何軒まわったことか。最終的に、普段は行かない遠くにある店で奇跡的に1本だけあったものを買えたのだが、そのときにレジで店員が「こんなの入荷したっけ……」と言っていたのを覚えている。……今考えたら、これって結構ホラーやん?

 話が逸れたが、シャベル男はモロに『クロックタワー』シリーズにおけるシザーマンのようなもの。いやァ、久々だなァこういうの……とワクワクしながら始めたものの、総じてカンタンすぎるというか、「プレイヤーが考えることが何かあるだろうか」というくらいに脳みそを使わない。もう少し、「あれをあそこで使えばいいんじゃないか?」とプレイヤーが想像できる余地を作ってほしかった。

 また、何をすべきかの現在目標が常に表示されているので親切ではある……のだが、マップ上での現在位置が「今いる階」しか表示されないので、探索中に「あれ? これ、右から何番目の扉だっけ」となったり、突然、目標が「病院を探索しよう」といったアバウトなものになって全フロアを歩き回ってみるしかなくなったりと、親切なのか不親切なのか分からないチグハグさも見受けられる。

 ホラーゲームなんだから、一歩先では何が起きるか分からない……くらいのハラハラ感を常に演出すべきだと思うが、怖いシチュエーション、怖い演出といったものも全然見当たらない。停電とか! 鏡とか! 突然ガラスが割れる音とか! 階段を上がってくる足音が聞こえてドキドキしてたら実は仲間の足音でホッ……とした瞬間、後ろからドーン! とか! ホラーの鉄則である “緊張と緩和” からのドーン! がないのだ。

 ほぼ唯一の明確なホラー要素であるシャベル男の襲撃も、単なる時間稼ぎに感じられてしまうのが残念。恐怖感ゼロ。その理由を考えてみたが、仮に鉢合わせても、ほんの少しの体力と引き換えにAボタン連打で反撃できることと、隠れられる場所に入れば、逃げ込んだタイミングがギリギリでない限りは確実にやり過ごせるのが大きい。

 特に、地面近くに紫色の霧が漂っていたら出現する予兆なので、バレバレ。ホント、紫色の霧だけは要らなかったと思う。たしか1回だけ霧なしで出てきて、完全に油断していてビックリした。
(※後日追記:ここの記憶がちょっとあやふやで、霧はあったかもしれない……。ただ、かなり唐突な登場だった記憶はある)


ハイ、出るー。バレバレー。


 シャベル男はシザーマンと違って結構な大男でパワーも強そうなのに、振り上げたシャベルの一撃を女子高生に止められた挙句、押し負けたり、女子高生に投げられた石が当たったらしばらく膝を突いて動けなくなったりと、相当弱い。いや、それともアリサが異常に強いのか?


これだけの体格差をものともしないアリサ。


 とはいえ、Aボタン連打で押し勝てるのも体力が多い状態だけで、一定以下になると、勝てる要素がなくなる。体力の現在値が低ければ低いほどダッシュできる時間も短くなるため、体力が一定以下になると、勝てない&逃げられなくてジリ貧。ヤバい!
 ……と思ったら携帯食料で回復できるし、携帯食料の入手できる数は多いし、拠点となる隠し部屋に入ると全快するしで、ゲームオーバーになる可能性は、かなり低い。セーブも、敵に追われている状態でなければ、どこでもできるし。

 じゃあ、その辺りを絞って難しくすれば良かったのか? というと、これは判断が難しい。変に絞るだけでは、単なるクソゲーと化しそうな気がする。

 だが、これほどまでに考えて解くものが存在しないと、物足りなさ……というより「俺は今、ゲームをやっている……のか?」と、なんだかよく分からなくなってくる。「カギを発見→カギのかかったドアへ向かう」の流れが多いのだが、カギを手に入れた瞬間に「1F応接室の鍵」とか表示されるので、「どこのカギだろう」と考える間もない。すでに目は下画面のマップを追っているし、あとは最短ルートで向かうだけだ。この辺りが、どうにも作業と感じてしまう。

 そんな中、唯一ゲームらしい点といえば、4種類の結末があるマルチエンディング。クリアー後、分岐らしい分岐点がまったく思い浮かばず、初回プレイだと「どこで分岐したんだ?」と悩むレベル。速攻ググりまくったが、なかなか情報が出てこなくて参った。しまいにゃ自分で検証して攻略ページ大完成である。これから遊ぶ人は役立ててくれ。

 常に現在の目的が表示されているが、アバウトな目的のときもある。体力が減るとヤバいが、回復アイテムが豊富に落ちている。ホラーゲームなのに、プレイヤーを怖がらせようとする仕掛けがまったくと言っていいほどない。「新アイテム入手→どう考えてもあそこで使うヤツだよねこれ」のコンボの嵐で本編がカンタンすぎて消化試合と化している一方、マルチエンディングの分岐がノーヒントすぎる。親切と不親切の差の激しさ。こういったアンバランスさがそこかしこに見られるのが、このゲームに対する違和感の正体だろうと思う。


●いろいろと惜しい、が……

 音やグラフィックをはじめ、素材はとても丁寧に作られているのだが、前述の通り、それらを組み合わせて「ゲーム」にしたとき、思った以上にゲームとして機能していない感がある。ストーリーも「えっ、まさかこのまま何のヒネリもない?」という感じのベタな展開で、クリアーし終えたとき、ビックリするほど得るものがない。ゲームとしては、仮にスーパーファミコンの時代に出ていたとしても時代遅れ扱いされたのではないだろうか。それくらい、前時代的。

 このゲームは、刺青ゲーで一部で有名だった日活によるソフト第二弾だが、やはり、ゲーム作りそのものに慣れていないというのもあるのだろうか……と思ったら開発会社は別で、これを見る限りでは、今まで充分な量のゲームを作ってきた所っぽい。う、うーむ。

 そもそもなぜ日活がこんな時期にゲームに参入してきたのかと思っていたら、ここのインタビュー記事によると「本業である映画でオリジナル作品として展開できるような新規IPを作っていきたいという思いから、ゲーム事業を立ち上げた」らしい。なるほど、映画の原作となるゲームタイトルから作ろうとしていたと考えると、納得。たしかにホラーゲームの映画化はポツポツあるし、原作ごと自分の所で権利を持っていれば、制作費も抑えられて、かなり強みになるだろう。

 しかし……おもしろいゲーム作りって、手間もお金も才能も、膨大に必要なんだよなァ。結局、映画を作るときに有名ホラーゲームの権利持ってるところからライセンス受けたほうが安上がりだった……なんてことは、いくらでも予想できてしまう。

 ただ、情報がない中、ググりまくってでも4種類のエンディングを全部見るまでプレイさせるものはあったわけで、なんだかんだでこのゲームに悪いイメージは持っていない自分がいる。続編が出たら、普通に買っちゃうと思う。何だろうなぁ……顔のパーツが描かれていない、のっぺらぼうみたいなキャラなのに、アリサはかわいいんだよなぁ。しかもゲーム中で尋常じゃない高所から3回も落下して無傷というタフネス。それでいて、ちょっと走っただけでしばらく走れなくなるほどの虚弱体質。頼まれたら嫌と言えない系女子。そしてポニーテール。……無敵やん? 無敵と書いてエクスタシーと読む。それでは聴いてください。X JAPAN で「I'll Kill You」。(クロックタワー繋がり)


登場人物は全員、顔のパーツの詳細が分からないが、会話により、キャラはちゃんと立っている。この辺りは『トワイライトシンドローム』っぽい


 クリアーまでのプレイ時間は短めで、初回、無駄な行動多めで4時間半。エンディングリストを全埋めしようとしての2周目以降は、1周2時間前後だった。多分、1時間半までは普通に詰められるはず。この短さをどうとるかは人それぞれだが、個人的にはちょうど良かった。あんまり長々といろんなステージを振り回されると、いくらマルチエンディングでも、最初からやり直す気力がなくなる。

 このゲームはイベントシーンはスタートボタンでスキップできるので、2周目以降は助かったし、セーブデータが 10 個まで作れるのも良かった。マルチエンディングの分岐チェックのために結局 10 個全部使い切った。ホント、変に良くできている部分とそうでない部分が混在しまくっているゲーム。

 もし次回作があるなら、とりあえずストーリーにヒネリがなさすぎたので、あと2回くらいどんでん返しを入れてほしいことと、何かしらの「考えて解く」ゲーム性の追加は、なんとかしてほしい。それだけで、だいぶ化けると思うんだよなァ、このゲーム。んで、「このアイテムに、まさかこんな使い方が!」という要素を入れておいて、それに気付いた者だけに困難なベストエンディングへの道が開ける……とかにすると、俺が喜ぶ。

 ・ ・ ・

 一時期、『トワイライトシンドローム』が高値になってしまっていたが、最近は落ち着いているみたいなので、久々にやってみるかな……と思わせてくれる1本でもあった。でも『夕闇通り探検隊』のプレミアっぷりは相変わらずパネェ……。

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2017年1月22日

『仁王』が思いのほか『ダークソウル』だった件

 正直、完全にノーマークだったのだが、2月9日発売の『仁王』が和風『ダークソウル』らしいということを知り、早速、体験版をダウンロード。"最終体験版" と銘打たれたこのバージョンは、今日、22 日の 23 時 59 分を過ぎると遊べなくなるという仕様。ちょっとやっただけなら「おもしろい! もっとやりたい!」と思うかもしれないけど、長く遊びすぎると「やっぱ難しいな……買わないでおこう」となる可能性があるから、こんな方法にしたのだろうか。「やりたい! 買う! 早くやらせろ!」という人にとっても、発売は約3週間後なので、微妙に間が空くのも謎。何にしろ、気になる人は今のうちにドーゾ。

 やってみたところ、たしかに『ダークソウル』。開発者もそこを目標として目指したと言っているとかナントカなので、堂々としたパク……いやオマージュなのだろう。和風の世界観で『ダークソウル』とか、個人的にはむしろ大歓迎なので、どんどんやってほしい。


画面構成がもう『ダークソウル』っぽい

 なお、単純な『ダークソウル』オマージュではなく、ハクスラの要素も入っている。マップ上からは鍛冶屋に行けるのだが、そこで武器を合成することで、武器に付いている特殊効果を継承したり、すでに付いている効果の性能を上げたりと、『ディアブロ3』チックな強化ができる。


備前伝太刀の「強い攻撃の気力ダメージ」の左に変なマークがついているが、このマークが付いている能力が継承できる。ただし「愛用度」が MAX になっていないと継承できない。

『ダークソウル』と大きく異なる点は、全エリアが繋がっているわけではなく、ミッション形式になっていること。マップに点在するメインミッションやサブミッションを選択し、その場所で『ダークソウル』的な冒険をする。ボスを倒したりといったミッションの目的を達成すると、またマップ画面に戻る……という感じ。多分この形式のほうがエリアを狭く限定できるため、重くなりにくかったり、バグが起きにくいんじゃないかという気もする。このおかげかどうかは分からんけど、死んだ後のリトライもかなり速い。


マップ画面。体験版ではこのミッションと、あとは一騎打ちのサブミッションしか選べない。

 さて、『ダークソウル』シリーズは盾があったからこそ俺のようなポンコツ野郎でも凌いでこれたところがあったが、この『仁王』では、防御は武器によるガードしかない。

 問題は、武器ガード中は移動がほぼできないことと、敵の攻撃を1回防いだだけで気力(※ダークソウルの『スタミナ』)をゴッソリ削られること、一気に気力が切れると数秒間動けなくなること。これらのことから、武器ガードが有効な場面が思いつかない。

 敵はザコであっても2~3回連続で攻撃してくるので、初撃から武器ガードすると3回目の攻撃あたりでこっちのスタミナが切れてガードも回避もできなくなっているところをバッサリいかれる。このゲーム、ダメージ量がハンパないので、敵によっては、そのミス1回でこちらが即死することも。こうなってくるともう『ブシドーブレード』に近い。

 必然的に回避行動がメインとなり、『ダークソウル』でいうところの軽装 de 回避主体の戦いになる。つまり避け切らなければ大ダメージ、敵の動きを完全に見切ること前提の、相当な上級者プレイである。

 体験版にもボスがいて、とりあえずそいつを倒せば製品版に引き継げるおまけアイテムが貰えるのだが、このボスがまあ強い。「本当に最初のボスか?」と思えるほどで、これと戦った後だと、このゲームを買おうと思っていた人も「あ、やっぱ、やめときます……」ってなっちゃうんじゃないだろうか。めっちゃ死にまくってなんとか倒せたものの、『ダークソウル』シリーズ3作をクリアーしてきて、そこそこ自信がついた俺の天狗鼻が真っ二つになる程度にはムズい。せめてこっちの攻撃力がもうちょっとあったり、ボスの HP がもうちょい少なければ勝てていたであろう回もあったので、こっちのレベル不足の可能性は高い。ちなみに討伐時のレベルは9だった。

 フォローするわけではないが、社(※『ダークソウル』の篝火)を拝むことでザコが復活するので、根気さえあれば、レベルアップと武器防具強化を繰り返していつかはラクになるのでは……とも思ったり。ザコ敵が結構武器防具を落とすことや、他プレイヤーが死亡した跡(※『ダークソウル』でいう血痕)を調べるとそのプレイヤーと戦うことができ(※実際にそのプレイヤーが操作しているわけではない)、倒せば、そのプレイヤーが死亡時に装備していた装備のどれかを落とすので、武器防具集めは割とラク。

 結論としては、和風『ダークソウル』+『ディアブロ3』という俺の大好物コラボなので、Amazon でポチろうとする俺の右手を左手で抑えているところなのだが、そもそも積みゲーひどいし、昨年末に買った FF15 もまだしゃぶり尽くせていないし、『サガ スカーレットグレイス』に至っては、まだクリアーできていない。こんなにムズいなら、発売直後に値崩れするんじゃないか? とか思わないこともないので、ひとまず様子見……様子見……とか言いながら、やっぱり買いそう。

 最後に、ゲームの雰囲気を掴むために、中ボス的存在の鴉天狗との戦いを録画したものをドーゾ。PS4 で録画したものなので、解像度が 1280×720 になり、fpsも 30 になっている。実際は 60 fps のヌルヌル画面。大ボスのほうはリトライしすぎて、倒した直後に寝たので録画データがない……。

 武器ガードを封印した結果、「お前ホントに『ダークソウル3』クリアしたんか」という、何の工夫もない戦闘風景に。やってることがシンプルすぎるゆえに、その勝敗にハラハラしなくもないよね。

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2017年1月18日

『レトロビットジェネレーション』レビュー

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 80 本のゲームが内蔵されているゲーム機『レトロビット ジェネレーション』。過去にもメガドラタイトルを何本か内蔵したものや、誰が作ったのか謎なゲームが多数内蔵された胡散臭いものもあったが、この製品はデータイースト、アイレム、ジャレコの公式ライセンスを受けているのが特徴……だろうか。ただ、80 本と銘打ってはいるが、公式サイトのリストをザッと見た感じでは、30 本くらいは有象無象の謎ゲーム。

 ファミコンミニの露骨な便乗商品……だけど、元々あった海外の製品をローカライズしただけっぽいから、ファミコンミニ発表前から存在してたのかも……と思ったら、海外版の発売日は 11 月 10 日だったらしい。まさかの同時発売とは。便乗根性がハンパない。

 この日本版は 12 月 28 日発売予定だったが、1月1日にずれ込んだとか。正直、すっかり忘れていたので、数日前に「そういやもう出てたんだった……どれどれ」と調べ始めたのだが、買った人のレビュー的なものが全然引っかからない なんとか引っかかったサイトによると、リアルタイムセーブが可能という情報が。こんな大事なこと、公式サイトに載せるべきだろう。これの有無で買うか買わないか決まるレベル。しかし、同時に「内部のエミュが非力」という情報も。各ゲームの再現度は結構ひどいものらしい。う、うーむ。

 しかしさらに、一体どういう知識なのか、SD カード内に自前の ROM ファイルを入れて起動する方法まで紹介されており、Amazon だと現在売り切れ&業者出品になってしまっているところ、近所のショップに普通に売っていたこともあり、買ってみることに。ダメだったら処分しよう……うん。

 箱を開けてみると、コントローラが2つ付属してるのは珍しいな……と思ったのも束の間、このコントローラ、L・R ボタンがない。オイオイ、スーファミソフトも収録されてるのに。6ボタンだから L・R を割り当てることはできるけど、操作感覚がだいぶ変わるだろう。試しにレトロフリークのコントローラを繋いでみたが、無反応。USB コントローラなら何でもいいというわけでもないらしい。

 赤白黄のコンポジットケーブルは同梱されているが、HDMI ケーブルや SD カードは付属していない。時代を考えると、むしろコンポジットケーブルのほうが要らない気もするが……。セーブは、通常のセーブ・リアルタイムセーブ共に本体にできるので、SD カードは必須ではない。セーブデータのバックアップや、前述の自前 ROM 起動をしたい人は用意するべし。

 というわけで収録タイトルの『バニシングレーサー』を起動してみると……

 ブフォッ……サムネイルだと分からんと思うけど、クリックして拡大したら、その破壊力が分かると思う。ゲーム始めたら、モニタいっぱいにこの画面が広がるんだぜ……。

 こんな感じで、初期状態だと「全画面表示」になっているが、これは「原寸」に設定し直したほうがいい。といっても、起動するたびに「全画面表示」に戻るのだが……。分かりにくいが、「再生設置」という項目が設定画面のようなもので、その中の「表示モデル」が、画面表示オプション。「スケール」「全画面」「原寸」の3種類しかなく、特にゲームボーイは、この黄色がかった画面でしか遊べない。


「原寸」


「スケール」

「スケール」は、いわゆる正方形に近い元の映像で、「原寸」が 4:3 表示。ゲームボーイは「スケール」、その他のハードのタイトルは「原寸」が、最も元のハードの映像に近いのでは……と思う。ただ、どちらにしても全タイトルぼやけており、『バニシングレーサー』はオープニングデモにバグが見られた。

 この天使みたいなキャラとスクラップ場はデモに出てくる映像データなのだが、本来出てくる場面ではないところで、サブリミナル気味にこれが表示される。エミュレーションの精度云々以前の問題だな……。

 んで、久々にクラリスの笑顔でも拝むか……と『シティコネクション』を起動してみたら……

 誰? ク、クラリスは?

 そしてステージクリアー後の画面では……

 マジで誰? 何だよ、この「クラリスなら俺の横で寝てるよ」みたいな……。クラリスを出せYO!

 調べたところ、ゲームカタログ@Wikiによると「NES 版では、クラリスが男性に差し替えられている。」との情報が。は、初めて知ったぜ……。ていうか収録されてる『シティコネクション』が海外版って、販売元も把握してないんじゃねぇの……。

『シティコネクション』はクラリスがイイ男を探し求めて世界を爆走するというストーリーだが、この海外版は、どういうストーリーになってるんだ。ゲーム画面は日本版と同じだから、大の男が軽自動車で大暴れした後にカッコつけてタバコふかしてることになるが、お前それでいいのか?

 俺は『シティコネクション』のパッケージイラストがスゴい好きなんだけど、あのコミカルでポップな感じは、運転手が女の子だからこそだと思うんだ。こんな、いかにも「ジョニー」って感じの男が、車からオイル缶を投げつけてパトカーに追突なんてしてたら、全然コミカルじゃないし、もはや単なる事件だぜ。

 あと、『シティコネクション』の情報を調べていたら、『Forza 2』でクラリス LOVE な車を作っている人が……。いい……いいねぇ。素晴らしい。

 ・ ・ ・

 んで、ほかのタイトルもイロイロとやってはみたのだけど……結論としては、どうにもオススメはできない、微妙なブツ。やはり、内部エミュのひどさは致命的。遅延がどうとかのレベルではなくて、本来のゲームの動きを再現できるだけの性能を持っていない感じ。微妙に重い。ファミコンとゲームボーイまでは、まあまあ普通に遊べる。

 録画した動画をアップしようとも思ったのだが、ウチの環境だと録画時のみ発生するカクつきや音の異変があり、実際の挙動とは異なる情報を流してしまう危険性を考え、断念。実はこの「録画時のみおかしくなる」というのは RetroN 5 でも発生したことがある。音楽が通常より速かったり、半音上がっていたり……。原因はよく分からぬ。

 80 本というラインナップも、大半がどこの馬の骨が作ったのか分からない謎ゲーなので、数の暴力。なかなか豪快にパクッたゲームもあるので、クオリティには期待してはいけない。


収録されている『Night Defender』というゲーム。全然隠す気のない『ドンキーコング』パクリ。地味に2面がオリジナリティー出してきてムカツク。

 ただ、『ファンタズム』や『バニシングレーサー』といったプレミアソフトが収録されているので、「それらを合法的に遊べるなら、多少の粗には目をつむる!」という人にはギリギリオススメ。『ファンタズム』は 3DS のバーチャルコンソールで遊んだほうがいいと思うけども。収録タイトルを見て、あとは個人の環境と好みだろうか。

 しかし、データイースト、アイレム、ジャレコの版権を持っいてるところは、コンテンツを提供するにあたって、最低限の確認はしたほうがいい。これは明らかにハードのほうがイマイチなんだけど、微妙な挙動の重さなどで巻き添え食って「昔のゲームはやっぱり微妙だね」みたいに言われかねない。『バニシングレーサー』のオープニングデモみたいに、本来とは異なる挙動をしているものもあるわけだし……。

 とりあえず、イケメン版『シティコネクション』を合法的に遊ぶには良いハードなのかもしれない。

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2017年1月16日

2016 年総決算

 サイドバーの整理も兼ねて、2016 年発売ソフトで個人的に注目していたものをリスト化。★マークは俺が実際に購入したもの。気になった人はリンクから買ってくれてもいいのよ。

01/14 [PS4 / PS3 / PS Vita] オーディンスフィア レイヴスラシル
01/21 [PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox360] バイオハザード0 HDリマスター ★(※Xbox Oneのダウンロード版)
01/28 [PS4 / PS3 / PS Vita] ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ ★

02/10 [3DS] 真・女神転生Ⅳ FINAL
02/10 [PS4] 戦場のヴァルキュリア リマスター
02/18 [PS4 / PS Vita] いけにえと雪のセツナ
02/18 [PS4 / PS3 / PS Vita] 進撃の巨人
02/18 [PS Vita] 艦これ改
02/18 [PS4] ストリートファイターⅤ
02/25 [3DS] ロックマン クラシックス コレクション ★(※Xbox Oneのダウンロード版)
02/25 [Xbox One] Xbox Elite コントローラ ★

03/03 [PS4]ライフ イズ ストレンジ
03/10 [PS4 / Xbox One] ディビジョン
03/24 [PS4] DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune ★
03/24 [PS Vita] DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus
03/24 [Xbox One] STRANGER OF SWORD CITY ★(※未開封)
03/24 [PS4 / Xbox One] ダークソウルⅢ ★
03/28 [書籍] DEAD OR ALIVE Xtreme 3 ビジュアルガイド ★
03/31 [PS4 / PS3] スターオーシャン5 ★

04/07 [PS4 / Xbox One] ファークライ プライマル
04/28 [PS Vita] EVE burst error R

05/26 [PS4 / PS3] ギルティギア Xrd -Revelator-
05/27 [PS4 / PS Vita] ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり

06/09 [3DS] 逆転裁判6
06/28 [PS4 / Xbox One] 7 Days to Die

07/21 [PS Vita] 新訳・剣の街の異邦人 黒の宮殿
07/21 [PS Vita] イースⅧ -Lacrimosa of DANA-

08/25 [PS4] No Man's Sky
08/25 [PS4] THE KING OF FIGHTERS XIV

09/15 [PS4 / Xbox One / PC] バイオショック コレクション ★(※Xbox Oneのダウンロード版。手付かず)

10/13 [PS4] PS VR
10/13 [PS Vita] デモンゲイズ2

11/01 [PS4 / PS Vita] Shantae: Risky Beats Edition
11/10 ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ ★
11/11 PS4 Pro
11/24 Xbox One S
11/24 [3DS] RPGツクール フェス
11/29 [PS4 / Xbox One] ファイナルファンタジーXV ★

12/01 [3DS] スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS
12/01 [PS4 / Xbox One] バイオハザード4 ★(※Xbox Oneのダウンロード版)
12/01 [PS4 / Xbox One] バイオハザード5 ★(※Xbox Oneのダウンロード版)
12/06 [PS4] 人喰いの大鷲トリコ ★
12/08 [Xbox One] Dead Rising 4
12/08 [PS4] ディアブロⅢ リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション【新価格版】
12/15 [PS Vita] サガ スカーレットグレイス ★
12/22 [PS4] シャーロックホームズ -悪魔の娘-
12/22 [3DS] セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE
12/28 [書籍] ファイナルファンタジーXV アルティマニア -バトル+マップSIDE- ★
12/28 [書籍] ファイナルファンタジーXV アルティマニア -シナリオSIDE- ★


 ↑はゲーム以外も混ざっているが、純粋にゲームだけで数えると 13 本。『スターオーシャン5』は年始のセールで購入したものなので除外するとして 12 本。24 本買った 2016 年と比べると半減したが、ダウンロードソフトは見落としが多いので、この限りではない。Xbox One は結構豪快に値段を落としてくるセールが多いので、Xbox One と Steam で購入したゲームを足すと、相当いってそう。なお、↑のリストに Steam は含めていない。

 この中から「今年、俺は何本のゲームをちゃんと遊んだのだろうか」と振り返ってみた。


■2016 年発売のゲームでクリアーしたもの……

 ドラゴンクエストビルダーズ
 バイオハザード0 HDリマスター
 DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Fortune
 ダークソウルⅢ
 EVE burst error R
 バイオハザード4
 バイオハザード5
 ディビジョン
 デッドライジング4
 FF15
 人喰いの大鷲トリコ

■2016 年発売じゃないけどクリアーしたもの……

 ホットラインマイアミ
 グラビティデイズ
 ダークソウル2のハイスペック版
 PS4 版のFF7

■トロフィー/実績を MAX まで取ったもの……

 EVE burst error R
 バイオハザード4
 グラビティデイズ
 ダークソウル2のハイスペック版
 PS4 版の FF7

 んー……合格! と言ってもいいだろう、これなら。昨年はゼロだったもんなぁ。ただ、リメイクというか移植というか HD リマスターというか、それ系統のゲームが多いので、ちょっとどうかという感じ。それらを省くと、トロフィー/実績を MAX まで取ったものは『グラビティデイズ』のみになってしまう。『ディビジョン』『EVE burst error R』『デッドライジング4』は仕事でやったものなので、クリアしたゲームには一応入れているが、数的にはノーカウントとしている。

 昨年同様に各ソフトの簡易レビューを載せていきたいが、まとめて一気にやると大変なので、できた分だけ更新していくスタイルで、1月中に全部紹介を目指して……。

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2017年1月14日

安楽椅子探偵 ON STAGE

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 1月5日に放映された懸賞金付き推理ドラマ『安楽椅子探偵 ON STAGE』。出題編が5日、解答編が13日放映で、10 日正午までにエレガントな解答を送った人には賞金 50 万円という企画。金の亡者と化した俺は新年早々フルスロットルで脳を酷使して挑んだのだが、惜しくもエレガント解答ならず。犯人名も推理プロセスも当たってただけに「うおおおう……」と悶えている。

 応募総数は 6,819 通、その内、犯人名正解は 4,081 通(約 60 %)、犯人とその理由まで正解は 32 通(約 0.47 %)だったそうな。32 名の内、2名が甲乙つけがたいエレガント解答だったため、賞金はこの2名で等分。残りの 30 名も特製クリアファイルとか貰えるらしいので「30 名に入ってるといいなァ……」とソワソワ。よく見たらこのクリアファイル、本格ミステリー 30 周年記念ということで我孫子武丸氏のサインも入っている。欲しいなァこれ。十角館のクリアファイルというだけで、すでに欲しい。どこまで言及していればエレガントで、どこまで書いていれば 30 名以内かが明確でないため、もはや祈るしかない……。

 ただ、今回はちょっと制作側の詰めが甘いようにも感じた。ミステリーにおける証明は完璧なロジックを求められるもので、この安楽椅子探偵シリーズは「映像から得られる情報のみで真相に迫る」という趣旨。ならば映像には細心の注意を払うべきだと思うのだが、引き出しの金具に撮影スタッフと思しき影が動いているのが映っていたり、喫茶店のメニューに「定休日は日曜」と書いてあったりと、推理に影響するミスが見られた。

 スタッフの影に関しては「この時間、この部屋に誰かが居た証拠」になり得るし、日曜定休日に関しては、犯行時刻に容疑者のひとりがその喫茶店で打ち合わせをしていたという重要なアリバイがあり、よりによってその日が日曜日。このドラマでは頻繁に回想シーンも挟まるのだが、この打ち合わせに関しては回想シーンが用意されておらず、打ち合わせをしていたという証言のみだったため、この証言が嘘である可能性が高かった。解答編ではこれらの点に特に言及されなかったため、スタッフのミスということなのだろう。

 映像以外にも、そもそもの作りにもいくつか疑問点があった。

・劇中でわざわざ意味ありげに語られる「犯人は、なぜ千秋楽に殺人を決行したのか」
 →特に意味はない。解答編で明かされる動機だと、公演初日に実行してもおかしくないような。

・「針がモロ見えすぎて、犯行前に誰かに気付かれたら終わるけど……」
 →至近距離でイスの背部分を見るスタッフが2人ほどいたけど、運良く2人ともスルー。

・「二卵性の双子という設定の意味は?」
 →特に意味はない。兄弟とか友人でも何の問題もなかった。

・「資料室の変化の比較対象が事件当日とその約1か月前になってしまうため、根拠の確実性に乏しい」
 →そこは考えなくていい。1か月の間に停電が起こった可能性や、誰かが何かをいじったりした可能性は除外。

 ……などなど。針はせめて「普段は見えないけど、イスにもたれたら刺さる仕組み」くらいにはできたような。

 今後 DVD 化などされて、「まだ見てないけど推理に挑戦する予定がある人」にとってはコアなネタバレになる可能性があるので一応伏せておくが(※見てもいい人はマウスでピーッと)、特に「安夫は『3時に資料室』という電話を受けた後、忙しかったので結局行かなかったという真相は参った。ここは事件の全貌を推理するための重要な部分でもあるし、この事実を明確にできる証拠は提示してほしかった。最低でも映像内に「その時刻に安夫が違う場所に居た証拠」を映しておかないと、アンフェアにあたるんじゃないだろうか。

 この企画は8年ぶりで、前回の『安楽椅子探偵と忘却の岬』でも挑んだのだが、最後の二択でミスッた苦い経験があった。今回はまあまあリベンジできたということで満足なのだが、この企画、スポンサーを募ってもっと定期的にやってほしいなァと思う。特に出題編の映像は本当に何度もチェックすることになるため、間に入る CM(配信だと PR 動画)が脳に刷り込まれてしまった。宣伝効果はスゴいと思うので、各企業、検討してほしいものだ。毎年恒例くらいにしてくれると、いい楽しみになるし、普段は推理小説なんか読まない視聴者も推理する楽しみを知ることで、推理小説人気の拡大や、推理作家の宣伝にもなるんじゃないだろうか。

 ただ……映像のチェックは、原作者も映像制作スタッフも念入りにお願いしたい。あと、クリアファイルくれ。

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2017年1月12日

映画『貞子 VS 伽椰子』

『リング』ファンとしては気になっていた1本。年始にゲオに行ったときにレンタルビデオコーナーも見て回っていたのだが、見事に全部レンタル中だった。12 月にレンタル開始されたばかりなので、まあ年末年始となるとそりゃ皆食いつくよねっていう。仕方ないので、U-NEXT の 31 日無料トライアルを利用して観ることに。

『フレディ VS ジェイソン』『エイリアン VS. プレデター』といったドリームマッチ映画は海外だと多いが、日本だとあんまり見られない。洋画に比べると、邦画はこういうキャラクター性に関しては弱い。『ゴジラ vs キングギドラ』みたいなのしか思いつかない。

 改めて邦画のドリームマッチを考えてみよう……となると、『男はつらいよ VS 釣りバカ日誌』みたいなワケの分からないことになる。何やるんだ。スーさんに見込まれた寅さんがスーさんの会社に入社して、得意の口上と実演販売でメキメキと頭角を現して一気に高給取りになって、背広姿で「オイ、さくら! 今帰ったぞ」とか言うのか。クソッ、ちょっとおもしろそうだぞ。限りなく『こち亀』臭がするが。そうか、そう考えると『こち亀』の根底にあるのは『男はつらいよ』だったのか。麗子=さくらポジなんだな……。

『あぶない刑事 VS 踊る大捜査線』とかも見てみたい。室井さんと木の実ナナが協力して後方支援とか超見たい。その他で対抗できるのは多分、時代劇の名優対決くらいだろう。『暴れん坊将軍 VS 遠山の金さん』くらいのことをやらないと、ジャパン的には分が悪い。暴れん坊将軍が殺陣でフルボッコした後に、お白州で金さんが裁きを言い渡すとか。悪人が「あっ、お前はあのときの……!」を2回も味わうという悪魔のコンボ。人間不信になるよな、きっと。

 あと、よく考えたら、俺の大好きな時代劇『八百八町夢日記』は、実在の凄腕奉行と鼠小僧が手を組むという、ある意味、ドリームマッチだったのかもしれない……。

 ・ ・ ・

 ……というわけで話が逸れたが『貞子 VS 伽椰子』。何せ『リング』と『呪怨』の呪いを同時進行する必要があるので、駆け足な展開になるんじゃないかなーと危惧していたのだが、中盤までは予想以上におもしろく、「あれっ、まさかの名作……?」とワクワク。「適当に作った感」がなく、『リング』『呪怨』それぞれのシリーズに対するリスペクトが完璧。双方のシリーズ新作ともいえるような展開には正直、引き込まれた。ただ、話の展開速度上、呪いのビデオの猶予期間が7日から2日に変更されていたのは苦笑い。

 しかし、想像を絶する投げっぱなしからの聖飢魔Ⅱによるエンディングテーマスタートで、悪い意味で度肝を抜かれた。ここまで何も解決しないで突然終わるのもスゴい。「おもしろくなってきた! さあ、ここからどうする!」というところで唐突に終わるので、感想としてはやっぱり「えー……」になってしまう。超惜しい作品。

 このテの対決モノは、「双方の得意とする武器が、相手にどういう形で通用するか?」という、ファンの妄想する戦闘能力格付けチェック的な部分こそ焦点なんじゃないかと思うが、貞子が俊雄を髪の毛でテレビの中に引きずり込んだ!→しばらく経ってから普通にそのへんに俊雄出現、みたいな、「あれ? 結局ノーダメージだったの?」という肩透かしの応酬。バトルが進んでいる感じが全然ない。

 海外のホラーは物理的な攻撃、一般人が対抗できない圧倒的殺人力による恐怖が多いのに対し、日本のホラーは「呪い殺す」という、非常に攻撃力が表現しづらい抽象的なもの。ここがネックになって、お互いの戦闘能力を満足に表現できなかったのではと感じる。

 この映画を楽しみに観るような人は「貞子と伽椰子の直接対決」を待ち望んでいると思うのだが、そういったシーンは終盤の 10 分程度。前述のノーダメージムードと相まって、物足りなさを感じる人は多いように思う。ただ、貞子も伽椰子も実体を持たない幽霊のようなものだと思っていたので、伽椰子が貞子を床に押さえつけたときにゴンッて音がしてたのは、ちょっと笑ってしまった。

 伽椰子と俊雄はそれなりに物理攻撃も強い感じだが、貞子は「超能力による心臓停止」という、「伽椰子と俊雄に効くんかそれ」という攻撃しか持たないためか、『貞子3D』から追加された “髪の毛による攻撃” が多い。元々、貞子の髪の毛はホラーとしての記号のひとつであって、攻撃手段じゃなかったんだけどね……。『貞子3D』のときはなんかもう新手の歌舞伎妖怪みたいになってたし。

 しかし、伽椰子と俊雄は家ありきの怨霊、貞子はテレビありきの怨霊なので、その点をもっとフィーチャーしてほしかった。お互いの弱点に気付き、そこを突く、みたいな。お互いが「どう攻めるか」をもっと見たかった気はする。……でも、いざ出現したらもう貞子はテレビ関係なく動けるし、俊雄は家の外の扉付近まで出て来てたしなぁ。両者共、弱点があるようでないのかもしれん。貞子はギロ目ショットも使ってたし、なんだかんだで、短時間ながらもお互い手の内はフルに使っていたのだろうか……。

 弱点といえば、貞子出現後に霊媒師が「貞子の目を見るな!」と助言してたのは、ちょっとおもしろかった。呪いのビデオを見て生還した人間は貞子とは会わずに済んでいるはずなので、地味に初の貞子対策助言者。貞子は超能力で心臓麻痺を起こさせるはずなので、目を見ようが見まいが関係ないはずなんだけど、なんか主役の女の子は目をつむって回避してたし、「目を見なければセーフ」とかいう新しいルールが追加されたんだろうか。貞子だけ弱点が増えていく。

 この映画、「企画として聞いた瞬間は『おもしろそう!』ってなるけど、冷静に各要素を検証していくと『あ、これ、やっちゃダメなやつだ』という点がどんどん判明していく」という、厄介なケース。どちら側も「死という概念がない怨霊」だから、どんなに物理的な攻撃を繰り出そうが、呪い力で何らかのダメージを与えようが、いくらやったところでどっちも死ななくて決着つかんよねという。

 それでもやはり、アクションシーンにもう少し工夫をして、貞子と伽椰子の呪いバトルを「魅せる」ことができていれば、海外でも人気を博したんじゃないだろうかと思えるだけに残念。海外にはいないタイプのキャラだし、外国人こういうの好きそう。気が早いけど、ハリウッドリメイクしてほしい。もう、貞子が髪の毛の隙間に見える目からレーザー出していいよ。

 そういや後半、デキる霊媒師コンビとして「経蔵」と「珠緒」という2人が出てくるのだが、なんかスゴい既視感があるんだよな……。何だろう。この既視感の元になってる記憶のほうを知りたい。大昔の霊媒系マンガか何かだと思うんだけど。昭和の香り。この1作で消費するにはもったいないキャラクター性を感じただけに、この映画の投げっぱなし結末は残念としか言いようがない。

『リング』での貞子の動きは不気味そのもので、あの歩き方は個人的に芸術だと思っているのだが、あれと比べると本作の貞子はスタイリッシュで、どこか女らしさすら感じさせるのが印象的だった。テレビから出てきて立ち上がったとき、顔が見えないけど美人に見えるというか。

『リング』の最後に出てくる貞子も女性が演じていたのだが、あっちはどこか女らしさを捨てた、“怨霊らしさ” があって、だからこそ余計に怖かった。「具体的に、何がどう違うのだろう」と『リング』を観返してしまったが、『リング』の貞子は女性にしてはかなり長身の演者であることや、肩幅が結構あることなどが大きいかもしれない。あの「肩から来る」感じの歩き方は本作でも健在。

 あと、本作の貞子は両手を体の前で揃えるポーズが多いが、『リング』の貞子は割と普通に立っているだけだったりする。↓の宣伝動画に至っては、立ち姿が内股ということもあって、もはや怖いというより可愛い。

 この『貞子 VS 伽椰子』は小説版も出ており、しかも小学館ジュニア文庫版角川ホラー文庫版で話も微妙に違うらしい。『リング』大好きっ子の俺は小説版はおろか漫画版すら網羅したほどなので、ぜひ読んでみたくはあるのだが、よりによってなぜ2種類も出すのか……。小学館ジュニア版は映画版準拠、角川ホラー版は結構なオリジナル展開らしい。うーん……両方読んでみたいが、今の俺は1冊読むのに多大な時間を要する首の持ち主……。

 それはそうと U-NEXT の無料トライアルは、31 日以内に解約手続きをすれば一切お金はかからない。せっかくなので期間中にフルに利用してから解約しようとは思っているが、あと何日か忘れないようにせねば……。「あと何日か気にしながらビクビクする」って、こんなところにまさかの貞子テイスト。

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2017年1月 3日

PSP の大掃除

 昨年末に判明してしまったPSP のアナログスティック誤作動修理のため、軽く分解してみることに。本体の分解手順はこの記事、アナログスティック部分の誤作動の仕組みや清掃方法などについてはこの記事が参考になった。型番が 1000 か 2000 か 3000 かで分解手順も変わってくるので、同様に自力修理を試みる人は調べるときにご注意を。

 俺のアナログスティックがおかしくなった PSP は 2000 なのだが、2000 はアナログスティック周囲の隙間が多いらしく、ホコリが入りやすく、誤作動が最も起きやすい機種なのだとか。しかし「掃除したら直った」という記事を見たときも思ったことだが、"物理的なボタンの誤作動とホコリが関係している"ってのがイマイチ、ピンと来なかった。ホコリが綿みたいにギッシリ詰まっているならそりゃ誤作動もするだろうけど、そんなにホコリが詰まるような管理してないし、本体の中にそんな大量のホコリが詰まるスペースないし。

 記事を読んでいくと、アナログスティックの動作には導電ゴムというパーツが関係しているらしく、ここにホコリが触れているとしたら誤動作も有り得るのか……と、分かったような分からないような感じのまま、分解。予想以上にホコリがたまっており、「アナログスティックの隙間、侮れねー」と思いつつ、綿棒で拭き取り。とりあえずこれで起動して試してみたところ、誤作動が直っていた。マジでこれだけのことで直るとは……。

 ただ、ひとつ問題があって、PSP の 2000 の分解には、T2 ドライバーという特殊な工具が必要になる。といっても、これがないと絶対掃除できないわけでもなくて、T2 ドライバーが必要なネジは2か所のみ。小さいプラスドライバーさえあれば9割方分解可能で、本体のケースはわずかに開くので、そこの隙間から綿棒でチョイチョイとやれば、カンタンな掃除なら可能。生命の玉が4つ必要なところ、3つだけで開いた隙間をこじ開けるウォーズマンの如く。あんな豪快に開けたら本体のケース割れるけど。それはそうと、あのときのウォーズマン、キン肉マンと一緒に逃げれば良かったよね……。

 しかし、掃除している隙に液晶パネルのほうに小さいゴミが挟まってしまったらしく、起動してみたら2か所ほど気になるゴミを確認。液晶パネルを隅々まで掃除しようとすると、T2 ドライバー要るなぁ……というか〇×△□ボタンのほうもホコリが見えるし、1回、ちゃんとフル分解して掃除したい気もする。というわけで Amazon カートにキープ。何か他に買うものができたときに、一緒に注文しよう……。

 しかし「俺のアナログスティックがおかしくなった」とか書くと変な誤解を招くよね。誤作動は毎朝起こすけどな、ガハハ。

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2017年1月 2日

懐古な品を回顧するために買い行こ

 わざわざ遠いところにあるゲオまで行ってみたが、さすがに2日目は刈り取られた感あふれる棚だった。とりあえず PS2 や DS といった皆が見向きもしない棚から、480 円ゲーを 240 円でイロイロと確保。久々にうるし原キャラを拝むためだけに『グローランサーⅢ』とか、数少ない PS2 アーカイブスで配信されているタイトル『戦神』とか。そして『ひっぱリンダ』が 180 円→90 円の衝撃。

 DS コーナーからは『ドラゴンテイマー サウンドスピリット』なるものを発見。なんと、DS のマイクを使って「音」でドラゴンを生み出すという。サウンド版『モンスターファーム』だろうか。パッケージ裏を見ると……

 ドラゴーン! まあ俺もいい歳だし、こんな楽しそうには遊べないと思うけど、発想としてはおもしろい。般若心経を聞かせたら、強いの出てきたりしねぇかな……。幸いにも公式サイトが生きていて、音を出すツールがあるっぽい。この公式サイトが生きているうちにやれることをやっておきたいけど、俺はこのゲームをちゃんと遊ぶ気なのか? 240 円でロマンを買ったつもりだったのに……。

 その他にも、これまた 90 円でゲットした『ダンジョンメーカー ~魔法のシャベルと小さな勇者~』。安いゲームってのは必ず理由があって、「これも見た目は悪くなさそうだけど何かあるんだろうな……でも 90 円でロマンを買うよ俺は」と購入して帰宅後に Amazon で調べてみると、意外にも★が多い。そして、やってみると……そんなに悪くない気がする。な、なぜだ? なぜ、こんなに安い。とりあえず、面倒と感じてやる気なくなるところまではボチボチと進めていくとしよう。

 ・ ・ ・

 ……っとそういえば『スターオーシャン5』は、あれからなんとか 10 GB 空けたらインストール可能に。実際のインストールに使う容量+数十ギガは空いた状態でないと「ストレージ容量がいっぱいです」警告が出るようだ。

 ひとまず序盤をサラリとプレイしてみたが、カメラの極悪さが飛び抜けて目につく。地面のちょっとした起伏にも律儀に反応して画面が小刻みに揺れるので、異常に目が疲れる。人によっては酔うだろう。

 普通、人間の足は路面の傾斜に合わせて足首で角度を変えるから、視点はそんなに上下しないものだが、そこをまったく考慮していないカメラの動き。多分、車にカメラくっつけて走ったら、フロントガラス越しの景色はこんな感じ。戦闘でも、主人公が剣を振り上げて下ろすという動作に応じてカメラが揺れる有り様で、なぜそんなにカメラをひっきりなしに動かそうとするのか。

 ググッてみたら、「カメラが合わない人はコンフィグで感度調整してください」という公式ツイッターの発言と、その発言に対して「そういうことじゃない」「プレイヤーがカメラを操作してないときのカメラの動きの話をしてるんだ」「プレイしたことある?」「デバッグ時に誰も何も言わなかったのか」など、フルボッコなプレイヤーの発言が引っかかった。俺は今、約1年前に多くのプレイヤーが通ったであろう道を通っている……。とりあえず十字キーの下を2回押すとカメラがちょっとだけ下がってくれるのでマシにはなったが、それでも揺れることは揺れる。

 それにしても、トライエースに何かあったんだろうか。別に 3D のゲーム開発が初めてというわけでもないのに、なぜ今更カメラがこんなことになるのか……。

 あと、当時も話題になってた気がするが、この人の服装スゲェ。

 完全に痴女だろ、これ……。最初にこれ見たとき、「実は肌色の部分は肌じゃなくて、肌色の布なんじゃないか? 一瞬ドキッとさせるデザインなだけじゃないか?」と思ったのだが、↑の写真を見ると分かるように、太ももの辺りにタトゥーらしきものが見える。タトゥーは紺色の菱形部分だけが隠れているため、やはりこの肌色はホンモノということに。いや、そう思わせるために、このタトゥーも服のデザインの一部かもしれないけども。一時期流行った水に濡れて透けたように見えるシャツのように、錯覚させるエロというか。

 このキャラは初登場時に「スゴい魔術師」という触れ込みで仲間になるので「そんなたいしたもんじゃないけど」と謙遜するセリフがあるのだが、このとき、キャラの動きによってなぜかスカートの前部分が上がり、手で拳を作って顔に当てたポーズのおかげで顔に影ができ、結果的に顔を赤らめているように見える。何だ、このドスケベイベント……。

 
「そんなたいしたもんじゃないけど」
いや、たいしたもんだと思いますけど……。

 
ちなみに後ろから見ると、こんなん。頭おかしい。

 そもそもスカートっていうか長さ 10 センチくらいの布を垂らしてるだけというのが正しいし、普通にしてても尻が半分見えてるし、尻尾生えてるし羽生えてるし、もう何なの……。ていうか尻尾も羽も、これだけを見る限りでは「そういうデザインの服」の可能性があるので、巧妙というかなんというか……。変な二次元性癖こじらせた人が好きな要素を全部ブッ込んだ末にできた、異形のキャラクターデザインに見える。ゲーム中で見るキャラ造形は特にフィギュアっぽいところがあるので、「動くフィギュア」を目指して作られたような感じ。

 一方で、シリーズ恒例のキャラ “ウェルチ” も早々に登場するのだが……

 御覧の通り、キュロットパンツのようなものを着用。ヒロインも普通にスカートの中を覗けてしまうので、女キャラが出るたびに無意識にカメラを動かしてしまうのだが、さすがにどいつもこいつもパンモロはないよね……と思っていたら。

 お前、マジか……。キュロットの隙間からわずかに見えるパンチラとか、どういう性癖なんだ。しかもこれ、画像を拡大すると分かるが、水色ストライプ。まだ序盤も序盤なのに、情報量が多すぎる。この眩暈はカメラのせいか、それとも、望んでもいないのに向こうから押し寄せてくるエロのせいか?

 そして、ググッてみたら『スターオーシャン5』関連のエロ情報まとめには必ずといっていいほどこのスケベ要素が紹介されていて、やはり俺は1年前に皆が通った道を通っているのだなと……。

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2017年1月 1日

2017

 あけましておめでとうございます。更新頻度はどうなるか分かりませんが、本年もよろしくお願いいたします……。昨年は後半ちょっとがんばって更新したものの、まだまだだなぁという印象。

 ゲオが「1,480 円以下の中古ソフトを3本以上買った場合にのみ、合計額を半額」という新年セールをやっていたので、クソ寒い中、イソイソと出陣。新年初日からゲームのことしか考えていない。

 というわけで以下のブツを購入して帰宅。カッコ内は実際の価格。

 PS4 スターオーシャン5 980 円(490 円)
 Wii U 幻影異聞録♯FE 1,380 円(690 円)
 PS3 エンチャント・アーム 480 円(240 円)
 Xbox360 バットマン: アーカム ツインパック 980 円(490 円)
 3DS ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D 680 円(340 円)
 3DS ドラゴンクエストモンスターズ イルとルカのふしぎな旅 980 円(490 円)
 3DS プロジェクトクロスゾーン 初回限定版サントラ付 980 円(490 円)
 DS ドラベース ドラマチック・スタジアム 480 円(240 円)

 最近、中古ショップはご無沙汰だったが、このセールは相当お得なんじゃないだろうか。そんなに昔というわけでもないゲームが結構ガクンと値下がってたりするので、安くて何かいいゲームないかね、という人は掘り出し物に出会えそうな予感。店舗の品揃えにもよると思うけど。もし近くにゲオがいっぱいあったら、全店まわりたかった……。セールは1月5日まででゴワス。

 そんなわけで、相当なクソだと名高い『スターオーシャン5』を起動しようとしたところ……

 ……まあこれは Xbox One にしろ Wii U にしろ、最近のゲーム機あるあるだけど、空き容量が 40 GB あってもダメなのかと衝撃。見てみたら FF15 は 54 GB あるし、今後を見据えると、内蔵 HDD の換装を考えないとイカンのかこれは……。Xbox One もそうだが、録画機能があることで、キャプチャーした動画データが結構容量を食っているのも大きい。

 PS4 の内蔵 HDD はユーザーが自分で手軽に換装できるということで、ネットにも記事がいろいろと上がっているが、「外付け HDD が実質的に機能しないから、内蔵 HDD のほうをどうにかするしかないんだ」という点には、あまり触れられていない。

 PS4 は、外付け HDD はゲームのインストールに使えず、キャプチャーした録画データや、MP3 などの音楽データ、内蔵 HDD のバックアップ、セーブデータのバックアップ、などにしか使えない。HDD 容量に困って内蔵 HDD を換装するか外付け HDD を付けるかということを考える場合、大抵がゲームのインストールのためだと思うので、外付け HDD に対する PS4 の対応は謎。(※後日追記:3月9日のアップデートで対応開始。)使えるのも 2.5 インチ HDD のみなので、3.5 インチに比べるとやや高価格になってしまうのも痛い。

 3.5 インチで 2 TB なら 7,000~8,000 円も出せば買えるのだが、2.5 インチで 2 TB となると、12,000 円くらいになってしまう。そんな中で調べていると、Seagate の内蔵 SSHDが Amazon でも 13,500 円程度で良いんじゃないだろうかという結論に。

 SSHD は、SSD と HDD の良いとこ取りをしたようなブツで、ゲーム用を謳っていることもあって最適な感じではあるのだが、SSD の持ち味であるスピードは PS4 だとゲームによって効果があったりなかったりのようで、総合的に見ると、高いお金を出してまで固執するものでもない感じ。しかし、そもそも普通の HDD でも 2.5 インチで 2 TB のを探すと 12,000 円くらいだったりする。だったら多少速くなりそうな SSHD が 13,500 円なら……みたいな感じ。予想以上に選択肢がない。これを書いている段階だと「1月3日に入荷予定」になっていて、「みんなこれ選んでるんじゃろ?」的な雰囲気も。

 一方、Xbox One は外付け HDD が気軽に付けられる点は良いのだが、その代わり「内蔵 HDD の換装はサポート外」らしく、本体を本格的に分解しないと行えないこともあり、やめたほうが無難。話によると、USB 3.0 なので、内蔵 HDD よりも外付け HDD のほうが読み込みなども速いとかなんとか。

 ただ、外付けはラクだが、HDD 用の電源確保のために新たにコンセントが必要になるのもネックで、外付け HDD の置き場所も余分に取る。両ハードともに、「ユーザーが内蔵 HDD を自由に換装できる」「3.5 インチ HDD も使える」「外付けもできる」……の3本柱を実現してほしいものだ。

 ちなみに Xbox One はすでに 2 TB の外付け HDD を付けているのだが、それでも残り容量が 870 GB で、使用済み領域が 60 %を超えてしまった。

 Xbox One はゴールドメンバーになっていると頻繁に無料でゲームが落とせたり、豪快な価格破壊をやらかすセールなどが多いので、ついつい HDD を圧迫してしまう。デジタル積みゲーが占領する HDD。Xbox One は内蔵 HDD 500 GB をそのまま使っているので、外付け 2 TB+500 GB を使ってこの有り様。いかに積みゲーが多いかという……。

 なお、Wii U は内蔵 HDD からして存在しないため、容量切迫に関しては筆頭ハードなのだが、最初に容量が 32 GB あるプレミアムセットを買っていたことと、ソフトが少ないというある意味喜べないことのおかげで、ギリギリもっていた。昨年に Wii の『零 ~眞紅の蝶~』と『ゼノブレイド』が配信されたとき、ついに容量が限界になって困ったのだが、この先、そんなにソフト出なさそうだったので、32 GB の USB メモリで間に合わせたという。

 Xbox360 時代、HDD は純正しか使えず、その純正 HDD が 120 GB で 16,000 円とかのクレイジープライスだったため、USB メモリをちょっとずつ買い足してやりくりしていたのだが、数えてみたらこの USB メモリ、6個もあった。当時でだいたい1個 2,400 円くらいだった気がするから、14,400 円。32 GB ×6で 192 GB なので、ある意味、正しい選択だったと言える。

 Wii U は1本あたりのゲーム容量が数十ギガもいくことはないので、まだこの USB メモリ一時しのぎ作戦が使えるのだが、PS4 は内蔵 HDD 以外はゲームのインストールができないため、不可能。仮に使えたとしても、64 GB の USB メモリを用意しないとゲーム1本すら入らないなんてことになりかねない。

 ……というわけで、新年早々、ゲーム機の容量切迫ストレージ問題でした。嗚呼、スターオーシャン5を始めることすらできないまま、1月1日が過ぎていく……。

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