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2011年6月23日

PS3/Xbox360『バイオハザード リバイバルセレクション HDリマスター版』9月8日発売

PS3 PS3

公式サイト

 以前から情報だけは出ていた『バイオ4』と『コード:ベロニカ』のセット de リバイバルの発売日と価格が決定。速攻で予約した。そんな心配はなさそうな商品だけども。

『4』は『バイオ』シリーズを大きく変えた作品でもあり、TPS というジャンル自体にも大きく影響を及ぼした……とか、そんな講釈は抜きに、何度やっても不思議と飽きない、鈴木史郎も開眼したグッドゲーム。『4』は俺もゲームキューブ版、PS2 版、Wii 版とプレイしてきたくらい好きな作品。「またやんの?」という声も聞こえてきそうだが、すでに把握しているゲームで実績稼げるなんてのは我々の業界ではご褒美です。TPS 大好物なんだよ。『バレットウィッチ』や『デッドスペース』、何周したと思ってるんだ。

 セット対象が『コード:ベロニカ』ってのはよくワカランけども、『1』『2』『3』はゲームアーカイブスで配信済みということや、グラフィック的に “ギリギリそこそこ綺麗” だからだろうか。そういやPS2 でもセットにされてたな……。

『コード:ベロニカ』はラジコン操作タイプの『バイオ』としては時系列的に最終作でもあり、難易度的にもシリーズ最高峰といってもいい作品。クリスとクレアのダブル主人公で、ストーリーが進むと交代するのだが、当時、ラスボスと戦うほうじゃないほうに良い武器を持たせてしまったことによって、肝心のラスボス戦でわずかな弾薬とナイフしか残らず、初回プレイにしてちょっとしたやり込みプレイを要求され、結果どう頑張っても勝てずにクリアを諦めたという悲しいエピソードが……。弾薬も全然足りなかった覚えがある。「単にヘタだったのでは」と言われるとアレだけど。

『コード:ベロニカ』は、ザコと戦うことを推奨しない、完全に “逃げ” を主体とした『バイオ』であり、それまではやり込みプレイの一環でしかなかった「逃げ回って弾薬保存」を本格的にゲームに取り入れてしまったため、難易度が飛躍的に上昇した感がある。やり込み好きな人にとっては歯ごたえがあるのかもしらんけど、『3』がイマイチだったこともあって、この作品で『バイオ』に見切りをつけた人も多いんじゃなかろうか。とりあえず今回、10 年越しにリベンジを果たす予定。

 あと、なんか PS3 版にだけ「BIOHAZARD archives 特別版」という電子書籍がオマケについてくるらしい。「BIOHAZARD archives」は現在2冊刊行されている、その名の通り『バイオ』シリーズを紐解く本で、元々は大判の本で絶版状態だったのだが、昨年、判型が小さくなって復刻再販された。100 ページ程度ということだから、この中から重要な部分を抜粋したものではないかと思われる。

 2冊の内、1冊目は『0』『1』『2』『3』『コード:ベロニカ』、2冊目は『4』『5』という配分になっており、1冊目のほうは昨年の復刻時に購入した。古くて情報が曖昧になりがちな初期作品をまとめてあるので、データとしても貴重だし、「あー、そういやこんなキャラいたなぁ」と記憶を辿るにも良い1冊だ。2冊目のほうは比較的新しい2作についてということと、定価がちょっと高いということで敬遠している……。

 しかし、あらゆるバージョンの『4』を検証・熟知しているゆっくりレオンさんにとっては、また検証対象がひとつ増えてしまうことになるのか。『4』をプレイしたことある人もない人も、この動画を見てると、きっとやりたくなるはずだ!

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