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2003年2月15日

GBA SP、その感触

 DOA ビーチバレー、ファミ通の浜村通信的に言えば「こういうの、全然アリだと思う。ゲームの新しい文法。是非、体験してみて!」って感じなのですが、ホント、『ICO』や『逆転裁判』と違って、オススメの仕方が難しいですわぁ……。一応、女性でも楽しんでやってる人もおられるようなんですけど。とりあえず気になってるそこのキミ、怖がってないで、買っちゃえよ! 個人的に、無人島に持っていきたい1本です。コンセントないけどな。

 それはそうとここ何日かずーっと口内炎が治らなくて参ってるわけですが。患部が唇に近過ぎて、モノを食べたら痛い、喋ったら痛い、口を開けたら痛い、とヘレン・ケラーばりの三重苦。とどめに、痛みに耐えるために奥歯噛み締めてたら歯まで痛くなってきたよママン。

 まあそんなことはさておき、昨日は GBA『ファイナルファンタジータクティクス アドバンス(以下、FFT-A)』の発売日。 
 話題の新ハード GBA-SP も同時発売ということで、実は「7dream.com」で本体同梱の限定版をコッソリ予約していたワタクシがハードの感触レビューをぶちかましてみたいと思います。

 1:画面が非常に見やすい。

 ライトついてるから当たり前といや当たり前なんですが、「バックライトではなくフロントライトなので、思っているより明るくはない」みたいな話を聞いてたので、かなり意外というか。というか今までが暗すぎ。ようやく GBA の液晶画面が その力を本領発揮できたんじゃないでしょーか。以下、デジカメで撮影したライト ON 時と OFF 時の比較。

sp2.jpgsp1.jpg

 OFF 時はデジカメと、それを持つ俺の手が映り込んじゃうほど暗い有り様。部屋の光源が右から来てるので画面右側が若干明るめですが、実際、ゲームする時に手に持つともっと暗いです。さらに付け加えるならば、ON 時は実際は もっと明るく見えます。これを画像で伝えるのは なかなか難しい……。

 2:やたら軽い。

 ノーマル GBA と違って乾電池じゃないから当たり前といや当たり前なんですが、見た目の高級感とは裏腹の軽さで、これまた意外。初期のプレステのコントローラの方が遥かに重かったり。現行のPS2コントローラとタメを張るくらいかもしれません。

 3:やたらコンパクト。

 折り畳み式になったから当たり前といや当たり前なんですが、本当に胸ポケットに入るレベルで、女性のハンドバッグの中に入ってたらコンパクトか何かと間違えそう。コンパクトなだけに。なんつってな。

 コンパクトになったことに対しての不安として「持ちやすさ」が気になってたんですが、これまた全然問題ナシ。過去に「ゲームボーイ Bros.」という、初期ゲームボーイより若干小さく、薄型になったゲームボーイがあったのですが、薄くなったことによって持ちづらくなった印象がありました。親指と人差し指の間のスペースを持て余す感じで、結果的に初期型より軽くはなったものの、持ちやすさ・手のシックリ感じでは、個人的には初期型の方が好きでした。あの時、「コンパクトになるのも一長一短なのかな」と思ったものですが、この SP は、かなり好感触です。

 以上が俺の感想ですが、強いて言うならここが弱点かな、と思うのは、乾電池による電源供給が不可能なため、長時間コンセントのない場所にいなければならない場合はプレイ続行が出来ないことと、スタートボタンとセレクトボタンが位置的に押しづらいので、この2つを頻繁に使うゲームはツラいかも、といったあたり。FFT-Aではメニュー画面をスタートボタンで開くため、ちょっと気になった点ではありました。

 でもライトがつくだけでこうも変わるものかと実感できますので、常日頃から「この画面の暗ささえなんとかなればなぁ」と思っていた方は、購入して損ナシかと思われます。あと、しょっちゅう画面に指紋がついてイヤーンだった人も是非!

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