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2010年12月13日
Xbox360 LIVEアーケード『'Splosion Man』レビュー

2009年7月配信のXbox LIVEアーケード(ダウンロード専用)ゲーム。
価格は通常、800マイクロソフトポイント……日本円換算で、だいたい1,200円くらい。
通常、と書いたのは、LIVEアーケードのゲームやダウンロードコンテンツは、ごくまれに安売りセールをやることがあるから。
しかし基本的にXbox360の期間限定安売りセールの類は告知関連が絶望的に不親切で完全に売る気がないレベルなので、マメに情報収集してないと余裕で買い逃がす。
ホントXbox360は地獄だぜフゥハハハー
この『'Splosion Man』も、11月にやっていた1日限りの爆安セールで購入したもので、通常、800マイクロソフトポイントのところを160ポイントというご乱心ぶりに、即購入。
日本円換算で多分300円くらい。マイクロソフトは時々こういうワケのわからんことをするから好きだよ。

この日はバイクゲーの『Trial HD』も1,200ポイント→400ポイントという大盤振る舞いだった
さて、どんなゲームかというと……研究所で生まれた爆発男が爆発だけを武器に研究所を駆け回るアクションゲーム。
この世界観の説明しづらさは、PS1初期に生まれた "変だけど名作ゲー" に通じるものがある。『パラッパラッパー』とか、あのへん。
ゲーム的にはシンプルながらも、やればドップリとハマッてしまうあたりも似ている。
コイツが主人公の "'Splosion Man"。
いかにも海外産といったデザインだが、発する言葉が「ウォーホォウホウホウ」「ィャーヒャハハハ」「ア゙ア゙ンニ゙ョー」「デベロレロレロレロ」「デイジャーーン!」など、
何語か分からない謎言語を叫び続けるキチ○イ寸前野郎なので好感度は高い。
このゲームの優れているポイントは2つ。
爆発しかできないという超カンタンな操作と、クリアできないステージはクリアしたことにして次へ行けるという点だ。

主人公は本当に爆発しかできない。
高いところに昇るには、壁を使った三角ジャンプならぬ三角爆風飛び

コントローラ操作の設定画面。A・B・X・Yボタンは全部、爆破。
右トリガー押しっぱなしで自爆まで完備している気の狂い様
いざやってみると、主人公がイカレてること以外は割とオーソドックスなアクションゲームで、取っ付きやすくサクサク楽しめる。
中盤以降はステージに仕掛けられた数々のギミックを爆発だけでどう切り抜けるかが問われるのだが、中には妙にムズいものもあり、トータルのゲームバランスでは、やや疑問符。
前述の通り、なかなかクリアできないステージは "クリアしたことにして飛ばせる" ので、そういう輩はこの機能を使いなよファッキンドン亀野郎、という事なのだろうけど。
そうやって飛ばして進むのはいいとしても、飛ばせないラスボスステージには、かなり苦戦した。
しかも苦戦の理由がアクションの上手下手ではなく、カメラを引いた状態で見るステージなため、背景色も相まって主人公の現在位置が分かりづらい、というもの。
どれだけステージを飛ばせても、最後の最後でストレスがたまってしまったのは残念だった。
んじゃダメだったのかというとそういうワケではなく、「あー、クソッ!」とか言いながらも何度もリトライして結局クリアしてしまったというこの事実はやっぱり良ゲーの証なんじゃないかなと、
喉元過ぎれば熱さを忘れる感じでサラッと書いてしまおう。
ホントにダメなゲームはリトライする気力も起きないもんだ。
曲も良い。全体的に小気味良いというか、『スペースチャンネル5』的なものを感じる曲群。
サントラないかなーと調べていたら、なんと公式サイトでMP3をフリー配信していた。
http://www.splosionman.com/の "FREE STUFF" を選ぶと、その下のほうに "Music" がある。
ループ前提の短めの曲が多く、サントラみたいに2ループくらいしてからフェードアウトなんてことはしてないブツ切り仕様なので、MP3編集技術を身に着けて10ループくらいさせるのをオススメ。
お気に入りは "Get to the Chopper"。「ヤツが来る!」的な、このゲームの雰囲気を最も良く表している、ノリの良いBGMだ。
なお、クリアするとハードコアモードが解禁になる。
この説明文を見ると「そんなモード作るなよ」と言いたくなるが、実際、ハードコアモードはまさにこの通りなので、本当にやらないほうがいい。
でもハードコアモードクリアの実績項目があるのよね……。
これを見た時! このゲームの実績だけは絶対コンプできないのを悟ったッ! エンジン音を聞いただけでブルドーザーだと分かるくらい悟ったッ!
Xbox LIVEアーケードのゲームは全て体験版が用意されている。
その中でも本作は体験版の段階でもかなり遊べてしまうため、去年配信された時に体験版で満足してしまった経緯があり、購入に至らなかったのだが、
さすがに160マイクロソフトポイントなら満足だ。
800ポイントだと不満、というワケではないが……もし400なら、財布のヒモが緩む人は多い気がする。
あと、ラスボス撃破後とエンディングにおけるスタッフの悪ノリ具合は必見。
楽しんでこのゲーム作ってんなァというのが伝わってくる。
日本人だと、最低でも酒入らないとこのテンションは出ない。




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