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2001年2月21日

棚卸す

 昨日のことで恐縮ですが、1年に4度ある棚卸しの日。
 例の如く1日がかりで全商品をチェックするわけですが、今回もやっぱり来ました田舎者! 店の敷地内への全ての入り口にでっかい看板で「本日店休日」と書いてあり、なおかつチェーンで入れないようにしてあるにも関わらず堂々の侵入です! さあ、看板が見えなかったとは言わせないぞー! さてそんなお客さんの第一声は!

「今日、やっとらんとね?」

 やってませぇーん☆ もしかして日本語が読まれやがりませんか? って質問しそうになりますよもう。奴らに看板は無意味です。(ちなみに数日前から店内の至るところに「2/20は棚卸しの為、休みます」という張り紙が。)

 まあこんなのはいいんです。やってないことを確認したら帰っていきますから。問題はこういう人。

「あっ、ちょっと! ホント、ゴメン。今日休みなのはわかっとるとばってん、どぅーーーしても、要るモンがあるとよ」

 社員のM田さん、「すんません、今日はレジ自体が入っとらんとですよ。だか……」
「いやホント、休みなのはわかっとるばってん! どぅーしても要るとよ!」

 わかってねぇ。

 以前、俺がレジしてる時に「この靴は26センチな!?」と、いきなりリミットブレイクしてるお客様が現れ、「は、いや、靴はこの、後ろのところにサイズがですね……」と言うと「はぁ!? 26センチかって聞いとるとたい!」いや、だから俺も靴見ただけでサイズわかんねぇよエスパーか俺は。

 ここはグッとこらえて靴の裏を見て、書いてあるサイズを確認。「ええ、26センチのようですね」と言うと「26センチだろ!? なら良かったい」と吐き捨てるように。意味わかんねぇ。小公女セーラでも涙出るレベル。

 お客さんが買い物を済ませてレジを去った後、「M田さん、わけわかんないスよ。もう俺イヤんなりますよー」と愚痴をこぼすと「まあまあ。ウチは変な客が多かけん、レジしとる夢崎君も大変やろうけど、あんなのにいちいちキレとったらこっちがバカ見るだけよ。そういう人が来たら『あーハイハイなんでちゅか?』って気持ちで接さんとやっとられんよホントに」と、俺に悟りの境地を語ってくれたM田さんも、今回はさすがにキレ気味。

 半笑い状態で「少々お待ち下さい」と言った後、店長に内線。目はすわったまま。どうやら店長の了解はとれたようで、M田さん「それじゃ、レジにお金無いんで、お釣りが出ま……」と言いかけると「ああー、お釣りの出らんように、ちょうど出せばよかっちゃろ?」と了解して、目的の品があるコーナーへM田さんと向かいました。

 そして15分後。
 さっきのお客さん、まだ店内にいる模様です。M田さんもつきっきり。M田さん、「ちょっとお待ち下さい」と言った後、何かを取りに行く模様です。俺とすれ違う時、「ただでさえ店休みや、っちゅーとるとに、注文が多かとよあのお客さん。切り売りする時も『ここをこういう風に切ってくれ』だとか…ブツブツ」

 物が買えるとわかると、だんだん調子に乗ってくるのが田舎者ですからね。

 さらに10分後。
 さっきのお客さん、まだいるようです。またM田さんが何か取りに行く模様で、俺とすれ違う時、「お釣り出らん、っちゅーとるとに、『1000円札しかなかとよ。ガハハハハ』やて。もうマジでそろそろキレるね俺も」

 田舎者、ここに極まれり。

 それから10分後。
 ようやくお客さんが帰ったようで、M田さんが戻ってきました。さっきの目がすわったままの半笑い状態で胃のあたりを押さえながら「ねえキレていい? ねえキレていい?」とリピート。

 社会人って大変ダ!






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