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1: 犯人が、殺すつもりの相手(以下、X)を島に招待していなかった。
これは、招待状を出した時点では犯人にも、誰がXか分からなかったということがあるが、問題は次。
2: Xは招待されていなかったが、他の招待客に話を聞いたXが無理矢理、自分から参加してきた。
来なかったら、今回の事件は起きていない。
3: 「わらべ唄の見立て」は偶然。
それまでの殺人が偶然見立てになっていることに気付いた犯人が、そこから先は見立てを狙っていく、
というのが真相なのだが、そもそも最初の殺しがたまたま見立てになったということが都合良すぎ。
しかも宿泊客が部屋を勝手に交代していたため、犯人は第一の殺人からいきなり殺す相手をミスしており、
そのミスの結果が偶然、見立てに。そんなバカな。
次が致命的。
4: 長年連れ添った妻が老婆に変装していたが、夫は全然分からなかった。
いくらなんでも役者じゃないんだから、中年の女性が老婆に変装してもバレるだろうし、
百歩譲って変装は上手くいったとしても声でバレるはず。特に夫が聞けば一発だと思うのだが……。
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