はい! というわけで始まりました『先生と助手子の"ゲーム大好き"』! 司会は私、助手子がお送り致しまーす | |
第6回目はドリームキャストの近未来麻雀ゲーム、 「電幻天使対戦麻雀シャングリラ」の紹介だ。 | |
えっ、ドリームキャスト!? わーい、次世代機だー! | |
今までファミコンとかPC-エンジンとかのゲームばっかり取り上げてたから、 お前にとっては、これが次世代機なんだよな。 | |
何、寝ぼけちゃってんですか! 来たるべきPS2と対等に渡り合える、バリバリ次世代機じゃないですか! | |
お前の中の時間は、どこで止まってしまったんだろうな。 | |
シェンムー楽しみ!! マジ楽しみ!! | |
ああ、分かった分かった。 分かったから、あんまり外で大声で言うなよ。 | |
それにしてもまた麻雀ゲームですか? | |
俺が変な麻雀ゲームが大好きなのと、ツッコミがいのある変な要素は 麻雀ゲームに多いってところが主な理由なんだが。 | |
えっ、変なゲームなんですか!? | |
さて! ドリームキャスト最強の麻雀ゲームの登場だ! ほーら助手子、ポリゴン美少女だぞー。 |
ス、スゴーイ! ポ、ポリゴーン! 最先端ー! ハイテクー! | |
はっはっはっ。良かったな。 | |
わっ、笑った! 先生、今、笑いましたよ! このポリゴンさん! | |
はっはっはっ。まるでモンスター扱いだな。 それにしてもこの娘は永瀬麗子に似てるなぁ。 | |
余計なことは言わないで下さい。 で、どういった麻雀なんですか? | |
それにはまず、この世界観から教えねばなるまい。 説明書によると、舞台となる浮遊都市「シャングリラ」の設定は以下の通りだ。 |
最後の「物理的には~」から始まるカッコは閉じてないし、 むしろ「この都市において~」からは、別にシャングリラに限ったことじゃない、 当たり前の事言ってるだけだし。 これ書いた人とは1度、腹を割って話し合いたいね。 | |
フムフム。で、この世界観がどう麻雀に関わってくるんですか? | |
9割方、関係ない。 | |
関係ないんですか!? | |
次に「サイバーコロシアム」と「サイバーウォリア」の設定について。 これは、この麻雀に関係する。 |
まあ要するに、「サイバーコロシアム」で行われている賭博競技、ってのが、この麻雀なワケだ。 | |
ええと、難しい単語の洪水なので、分からないことがいっぱいあります。 質問していいですか? | |
ダメだ。お前相手だと日が暮れる。 要するにこのゲームの相手である美少女ポリゴン雀士たちは、プログラムなわけよ。 それらに勝つことによって、そのプログラムを上書きして、 自分の方が相手より優れている、ということを示すわけだな。 | |
なんとなく分かりました。 | |
というわけで麻雀スタート。 |
おお、なんかサイバーな画面ですね。 | |
ちなみに、牌を切るまでの時間が速ければ速いほどパワーゲージが溜まっていき、 一定に達すると、次の対戦相手の時に「プラグイン」が使用可能になる。 画面左のカウントがゼロになってから牌を切ると、ゲージは増えない。 | |
プラグイン? | |
下の画面を見てもらうと分かりやすいだろう。 |
またズルですか。 | |
そんなこと言っていいのかな。 ホレ、お前、アガられちゃったみたいだぞ。 | |
えっ。 |
……あのう。 | |
分かった? | |
……なんとなく。 | |
じゃあ次はプラグイン使用でやってみよう。 | |
ま、負けないぞう。 |
先生、これバグってます! | |
いや、これが正常なんだって。 なんつーか、その、勝負は時の運? みたいな? | |
時の運すぎますよ! | |
まあ、そう言わずに。ホラ、いい手が入ったみたいだぞ。 |
すっ、四暗刻テンパイ! これはなんとしてもアガらねば! ムフー! ムフー! | |
あっ。相手がロンだってよ。 |
帰る!! | |
まあまあ。相手はゲームなんだから。 | |
じゃあ先生がやってみて下さいよ! | |
仕方ねぇなァ。いっちょ、手本見せてやっか。 |
ホッ、河底だとォー!? ナメんなッ! このッ! | |
ダメです先生! ドリームキャスト投げないで! | |
クッ……ハァハァ。 ……まあ、だいたいは分かったと思う。 | |
痛いほどに。 | |
ちなみに負けると相手雀士が現れて「じゃあね」みたいな一言を言って ゲームオーバー画面になる。あ、ホレ、出たぞ。 |
ギャア! な、なんですかこのクリーチャーは! イヤッ、寄らないで! | |
お前がさっき目を輝かせて見つめていたポリゴン美少女だが。 | |
う、嘘! 信じない! | |
しかし、なんでこんなにアップにするんだろうな。 | |
わ、私に聞かないで下さい。 それに、私が見つめてたのはこの人じゃありません。 あ、あの永瀬麗子似の。 | |
ああ、あの娘ね。ちなみにその娘に負けた画面。↓ |
イヤァー!!こ、怖い! 怖すぎます! だいたい、なんで下からライトアップするんですか! | |
俺に聞かれてもなぁ。 | |
おおおおう……夢に、夢に出そう。 | |
じゃあ、そろそろ主題歌に移ろうか。 | |
えっ、そんなのあるんですか。 | |
おうよ。しかも、とても麻雀ゲームのOPとは思えない、 綺麗なポリゴンお姉さんが何やらクネクネ踊る、 超イカスOPムービーと共にな。哀愁系ユーロビートに乗せて、 以下の歌詞が脳に染み込む! |
わあ……。「優しく あなたにフラれたい」だなんて。 ちょっと悲しい恋の歌ですか? | |
……やっぱり気付いてなかったか。 | |
へ? | |
これな、麻雀の歌なんだよ。 | |
えっ。 | |
最初の「押さえきれずに sigh…… 流されてく」は、 サイコロ振ってるんだな。で、「冴えたkanに頼ってポンポン跳ばす」は カンしたりポンしたり、鳴きまくってるわけだ。 | |
え、そ、そんな。そんなの、先生がこじつけただけです。きっと。 | |
果たしてそうかな。 「ナ・ケ・ナ・イ」はそのまま「鳴けない」状態なんだろうし、 「sute……Hi!」は、そのまま「捨て牌」。 「昇りつめたい気持ち」はトップになりたい気持ち。 「ツモる想いは」は、見たまんま「ツモりたい」わけよ。 | |
じゃ、じゃあ「優しくあなたにフラれたい」ってのは……。 | |
もう分かってるだろ? 「フラれたい」→「フッてほしい」。 要するに、自分の手に「さっさと振り込め」と言ってるわけですな。 | |
イ、イヤー! ラブソングがー! いい感じのラブソングがー! | |
俺はこの歌、好きだけどな。 歌ってるのは井上喜久子嬢なので、声優ファンも注目の1曲かと。 俺なんか、サウンドトラックも同時に買っちゃったよ。 | |
た、対応が早すぎます。 | |
あとな、「コレクションモード」ってのがあって、 ゲーム中に見たムービーは、いつでも見れるようになるんだ。 | |
うう……じゃあ、あの唯一カッコいいOPムービーを見せて下さい。 | |
よしきた。ポチッとな。 |
ギャアアアア!! | |
あっ、メンゴメンゴ。間違えた。 負けた時のムービーも見れるんよ。これ。 | |
えぐっ……えぐっ……も、もう次世代機なんて要らないです。 | |
だから次世代機じゃないってのに。 |
~シャングリラ豆知識~ 思考時間が短ければ短いほどプラグイン獲得に必要なゲージが溜まるという、 このゲームでは結構重要な位置を占めているこのシステムなんですが、 スタートボタンを押せばなんとポーズが かかる(御丁寧に「PAUSE」表示つき)ので、 じっくり捨てる牌を考える事ができます。 ねえ、ちょっと。どうなの、この機能。 |