2013年12月28日
2013年10月 9日
3か月、か……。とうとう3か月空いてしまったよ。10 月 10 日……とう、とう……10、10……今だ! という感じで更新。3か月間にあったことをおぼろげに思い出しながら適当に書いてみる。 ■最近のドラクエ10 10 繋がりということでドラクエ10 近況。2月のバレンタインから何も進んでねぇ。あ、コツコツと日替わり合成依頼だけこなして貯まった金で、見た目だけドラクエ3の戦士っぽくすることには成功してた。 しっかし、まだレベル 60 にもなってない。たしか今はもう上限 75 のはず。 個人的に失速した理由はいろいろあるんだけど、それを言い出すと、“シンプルさ” と “易しさ&優しさ” という、ドラクエシリーズにとって譲れないであろう部分を変えろという話になってしまうので、難しい。 俺は「オンライン RPG は、究極的には装備集めゲーである」と考えているので、単に上位の武器防具に買い換えるだけになってしまっている現状は大しておもしろいと感じない。やっぱり、クエスト報酬や強敵からのドロップでレアな武器防具を手に入れられるようにしないとダメだったんじゃないかと思う。ドラクエ10 については、またいずれ機会を改めて書いてみたい。 あ、カジノが気になるので新ディスク そういやいつだったか、まだ壊れる前のガケっぷち村で、突然、ノエルという名前のプクリポが「月影!」ってシャウトしてて、ロマサガ2スキーとしては何事だと眺めていたら、七英雄の名前をつけたプクリポ7人が。 そういえば初期の頃、知人に「七英雄チームメンバー募集やってて、ボクオーンだけがなかなか見つからなくて長時間シャウトしてる」という話を聞いたことがあったが、ネタじゃなくてその後もちゃんと育てていて、写真のようにすれ違った人たちにもファンサービス的発言を頑張ってるのはスゲェ。どんだけ七英雄好きなんだ。 その後、ボクオーンも見つかったらしいのだが、このときはいなかったような……。と思って冒険者の広場データベースで検索してみたら、それらしきチームを確認。ボクオーンも、ちゃんといた。チーム所属者が7人だけなのも見事。制限してるのか?
「最近、ボクオーンがログインしてこないな」 みたいな会話されてるのかと思うと、微笑ましい……。 ■Wii U『ゼルダの伝説 風のタクトHD』を買うと期間限定で漏れなくサントラが 忘れないうちにメモ。といっても、11 月4日までとなると、もう1か月もないな。サントラ商法、汚いわー。しかし、当時 980 円で買ったゲームキューブ版をプレイしないまま、HD 版が出てしまった……。 ■ニンテンドー3DSソフト2本買うと“もれなく”もう1本プレゼントキャンペーン 7月に『逆転裁判5』買ったところだったので「もうちょっと早くやってくれれば……」と思ったが、どうやらシリアルコードを入力し忘れていたらしく、助かった。3か月前の俺、よくぞ忘れてくれていた。 キャンペーン期間が来年の1月 14 日までとかなり長く、4本買えば2本目ももらえるらしいので、頭の片隅にでも覚えておくといいでゴワス。 ■PS3 / Xbox360『ダークソウル2』2014 年3月 13 日発売 今回は Xbox360 版も国内で発売されるようで、実績スキーとしては 360 版に突撃。Amazon だと、マップやサントラ、武器コードなどがいろいろついて、特典なしと 1,000 円ちょいの差なので、特典付を予約するならお早めに。俺はもう予約した。予約の際はハードのお間違えのないように。 『ダークソウル』の話をするたびに、中途半端なところで止まっている女盗賊冒険記が頭をよぎるが、アノール・ロンド後の展開は説明しづらい上、写真を交えても前半のような分かりやすさがないため、悩む。全編録画しながらのプレイをしていたら写真素材もあったんだろうけど、一部は改めて撮りに行かないといかんしなぁ……。でも諦めてはいないので、やることリストの下のほうに残っている。 ■PS3『魁!!男塾 ~日本よ、これが男である!~』2014 年2月 27 日発売 なぜ今、男塾なのかは分からないが、男塾スキーとしては歓喜せざるを得ない。限定版にフィギュアが付くなんてのはよく聞く話だが、まさかの男爵ディーノ。 現在、サイトでは “斬身苦(ギミック)” と称されたゲーム上の仕掛けを募集しており、すでに応募されているものも見ることができる。これがまた、なかなかに民明書房を理解している猛者たちが多く、読んでいるだけでもニヤニヤできる。 締め切りは 10 月 23 日。俺も何か考えて投稿したいが、まず、ギミックのおもしろさ以前に、いかに上手く語源になるものを考え、それを違和感なく自然と民明書房風の語りにできるか、という前代未聞のハードルの高さがある。複雑すぎても説明が長くなってしまうので、ホント難しい。 あと、応募要綱の「応募された内容の著作権は全部ウチのもんだから後から文句言うなよ」臭がスゴイ。こんなものに応募する人の中に、後からどうこう言うつもりがある人は居ないと思うけど、採用された人は、せめてクレジットに名前くらいは載せてあげてよ、と思わなくもない。 復刻は難しいだろうと思われていた、ジャンプキャラもの版権ゲームの貴重なセット復活。まさか 2013 年に『強襲サイヤ人』が現行機で遊べるようになるとは……。どうやら、どこでもセーブ機能が付けられているらしく、速攻予約した。初回封入特典が『激神フリーザ』のダウンロードコードなので、このゲーム買うような人は予約必須。急げ!(命令形) しかし、どうせなら『烈戦人造人間』や『超サイヤ伝説』も収録してしまえばいいのに……と思わなくもないが、とりあえずこれ出してみて、そこそこ売れたら第2弾として構えているのだろうか。あと『聖闘士星矢 黄金伝説』も魅力的といえば魅力的なんだが、あのファミコン版は当時マジで意味が分からなかったので、負のイメージが……。 『神龍の謎』も魅力だが、こちらは DS の『ドラゴンボールDS2』 ちなみにこの『ドラゴンボールDS2』、デキは素晴らしい。『1』のほうも、タッチペン操作を強いられなければ良いデキだったのだが、そういう声は多かったのか、『2』ではタッチペンを使わなくても操作できるようになっている。ゲームリパブリック開発のゲームの中でも屈指の隠れた名作。 ただ、「なんであの時期に幼年時代の悟空のゲームなんだ」という部分で、マーケティング的に売り込みが難しかったんじゃないかなという印象を受ける。ドラゴンボールは今でも人気だけど、超サイヤ人ありきの人気だからなぁ。 ■PS3/Xbox360『Farming Simulator』プレイ中 一部でウワサになっていた農業シミュを地味にプレイ中。ホント、どういう需要で作られたゲームなのか謎だが、ゲーム的には風力発電を軌道に乗せたら億万長者。 ソーラーパネルや風力発電施設は時間経過でお金が入ってくるのだが、ゲーム内速度を 120 倍まで速められるため、設置して放置したままリアルで寝て、朝起きたら儲かっている。そしたら今度はそのお金で施設数を増やしてまた寝る。それを繰り返した結果、畑しか見えなかった風景も、何やらすごい景色に。 ソーラー発電と風力発電放置だけで所持金2億突破。ここまできたらもう農機なんて買い放題なので、好きなだけ耕せるよ! 「こんなに金持ってたら、もう農業しなくても生きていけるだろ」というのは言いっこなしだ。 あと、実績 1000 は余裕だろうと甘く見ていたのだが、広大なマップに隠された 100 の蹄鉄探しが想像以上に困難。海外サイトに蹄鉄マップがあったけど、それ見ながらでもムズい。というわけで新たにマップを自作しながらチマチマやっている。 ■3DS『逆転裁判5』クリアー 一応、クリアー。現在、DLC シナリオをプレイ中だが、疲れたので一時休止。 正直、2話のデキがひどくてやる気が出ず、発売日から2か月くらい、2話で停滞していた。最後までやると、2話の印象よりは多少マシにはなったが、これまでの『逆転』シリーズにあった無茶っぷりや逆転感が弱く、そんな大したことじゃないのに、2行も使って「ああああああああ!」とか絶叫するなよ、とか思ってしまうこと多数。ただ、最終話の、真犯人の意外性だけは評価したい。 新たな取り組みによるシリーズの躍進を目指したというよりは、『4』のフォローと、『6』以降もシリーズを続けていくために作られた中継地点のような作品。DLC までクリアしたらレビューまとめたい。 以前に『ミスタースプラッシュ』という自主制作ファミコンゲームを、パッケージ・カセットごと作ってしまった人がいたが、こちらはデータのみ、しかし一般販売アリ、らしい。PC 上でそのままプレイできる exe ファイルと、nes イメージも入ってるとか。エミュレータに対応するってスゲェなと思ったが、なるほど確かにこれなら法には触れないのか。 ドット絵同人というと、なんかティファタンXを思い出してしまったが、今はもうドット絵の同人ゲームも珍しくなく、家庭用機ですら、あえてドット絵で作るゲームも増えているので、ドット絵によるレトロ感の演出というのは、以前より斬新なものではなくなってきている。結局のところ、ゲームはゲームなので、あとはどれだけゲーム性に訴えかけられるかの勝負だろう。 ■Xbox360 版の『マインクラフト』で、限界高度が倍に ……なったようなので、『ブランディッシュ』世界の完全再現も夢ではなくなった。ただ、作ったとしても「パッと見で何がスゴいのかサッパリ分からないだろうな」ってのが最大の懸念材料。 ■ダサい PV 決定戦 キッカケはもう忘れたのだが、「曲はともかくとして、昔の洋楽 PV がダサい」という話になって、知人にオススメのダサ PV を提示してもらった。例のアレはナシで。 俺イチオシがこれ。シャツ着てから、ちょっとずつおかしくなる。何か薬でもキメてるとしか思えない。1分 26 秒地点がクライマックス。 知人Aオススメがこれ。「2分 30 秒地点あたりの演出がダサい」と言われて見たけど、たしかにダサい。その後の振り向きもダサい。前半も総じてダサい。これに関しては、まず目を瞑って曲だけ聴いて、その後にこの PV を合わせて聴くと何コレ臭が強まる。 知人Bオススメがこれ。曲自体は有名だが、こんなワケのわからん PV だったとは……。 ■この画像の詳細、誰か…… ネット上には変な画像が溢れているが、いくら調べても、これのネタ元が全然分からなかった。気になってしょうがないのだが、誰か分かる人、えないだろうか。あと、Bを選ぶ人はそうそういないと思うぞ。だってこれ、『パプワくん』のタンノくんじゃん。いくら下半身あっても、エラ呼吸だよ? 他にもいろいろあった気がするのだが、3か月って長いな……。また何か思い出したら書こう。 ![]()
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2013年3月 2日
2月の思い出もう3月だよ……信じられない。そんな3月といえば、3月7日発売の『ファークライ3』のマップエディット機能について、ファミ通.com 特設サイトにて紹介記事を書かせていただいているので、興味のある人は見てみてネ。全4回予定。万人が楽しく読めて、分かりやすい内容を目指したいけど、難しいわー……。 さて、2月にあった大きな出来事といえば、やはり PS4 の発表と飯野賢治氏の死亡。PS4 の発表とかけまして、飯野賢治氏の死と解く……そのココロは。「まだ早すぎるだろ……。」そんな2月の記憶を紐解きつつ、久々にダラダラ書いてみる。 ■俺とドラクエ10 ~2月編~ ドラクエ10 は、残念ながらあんまりやれていない。一応、クリアはしたが……って、クリアレポートを記事にするつもりだったのに忘れてた。 現状、ドラクエ10 はやることがレベル上げか魔法の迷宮しかない。厳密に言えば、各モンスターを 100 匹ずつ倒してちいさなメダルを手に入れる旅に出るとか、クエストを全部クリアするとか、一心不乱にお金を稼ぐとか、あるっちゃあるのだが、その先にあるメリットが少なすぎて、時間を割いて動こうという気にならない。あと、魔法の迷宮は気軽に行けるのはいいが、道中が無意味なのでかったるいし、正直、ボス戦だけでいいんじゃないかと思う。ちなみに上の写真は俺の2月のさみしい様子。 しかし、このドラクエのバレンタインイベントは何なんだよ。依頼者からアイテムとして貰えるチョコを敵に投げつけたら、周囲にも聞こえるように「ハッピーバレンタイン!」と強制発言。こんな恥ずかしさ抜群の罰ゲームを4~5回ほど繰り返して手持ちのチョコを投げ尽くした後、依頼者に話したらクリアー。手近なところにいた敵という理由だけでスライムベスに投げつけたけど、当のスライムベスは寝てるし、シュール極まりない光景だったので写真を撮らざるを得なかったよ。チョコ投げられた敵のテンションは上がってるけど、俺のテンションは下がる一方。 ■『Forza Motorsport 2』、3月 15 日にオークションとギフト関連のオンラインサーバーが停止 世間的には「痛車作れるゲーム」という認識が大半占めている気がする『Forza Motorsport 2』だが、3月 15 日に一部のサーバが停止するため、「オンラインのオークション ハウスで 10 台のクルマを売買する」という実績がとれなくなる。実績マニアとしてはこのテのサーバ停止は一大事なので、急いで起動。 ちょうどこの実績をとっていなかった友人と協力し、友人が出品→それをこっちが落札、で双方クリアーできるな……と思っていたのだが、同じことを考えてサーバ停止間際に駆け込んできた人が多いのか、オークション終了時刻間際がヤフオクみたいな激戦に。こっちがあんまりお金持ってなかったので最低価格で出品してもらっていたのだが、最低価格が 5,000 のところ、1万以上で落とされていく。所持金の少なさにより、見送らざるを得ない。資本主義に唾を吐きつつ、作戦会議。 その友人はすでにそこそこやり込んでおり、所持している車も 300 台以上、同じ車の複数所持も結構あるとのことなので、「まだまだあるよー」と、どんどん放出してくれるのだが、このままでは他者に買われるだけ。そこで、あえて人気なさそうな車を選んで出品してもらうことに。「これならどうだ!?」と友人が満を持してヒュンダイ車を出品するが、なんかもう、片っ端から入札される。 「ヒュンダイまで落としにくるのか!? マジで飢えた狼だな、コイツ!」 などと言いたい放題だったが、予算を大きくオーバーしながら、こっちもガンガン落札。無事に 10 台の売買を終え、実績解除となった。 サーバ停止まではまだ2週間ほどあるが、車を買うにしても、ある程度の金が要る。最低価格は 5,000 だが、上記のように多少のオークションバトルは発生すると思うので、10 台分でだいたい7~8万は見ておきたいところだが、序盤はホンット稼げないので、そこまで稼ぐのにビミョーに時間がかかる。3月 15 日が近づいてくるともっと人が多くなるかもしれないので、滑り込みで解除するつもりの人は、多少余裕をもって始めておいたほうがいいですよというお話。 ちなみにこのゲーム、「日本車をコンプリートする」「アメリカ車をコンプリートする」という実績もあり、日本車コンプは 30 ポイント、アメリカ車コンプが 25 ポイント……という感じなのだが、韓国・スペイン・フランス車は1ポイントという、あからさまなポイント差。この実績配分は全世界共通なので、車好きからすれば要するにそういう認識……なのかな。 ■ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール体験キャンペーン 微妙に書く余裕がなくて放置していたが、実は発売日に Wii U をゲット。Wii U についてはまた機会を見てちゃんと書きたいが、このキャンペーンでは待望の Wii U 版バーチャルコンソールが動き始めている。 期間限定で、任天堂の様々なタイトルが30円でゲットできる……というキャンペーンだが、これ、いっそ無料にしといたほうが良かったんじゃないかと思う。たった 30 円のためにクレジットカード処理する、この煩わしさ。 現在の Wii U に必要なのは圧倒的なタイトル不足の解消であって、今年中に PS4、そして Xbox360 の後継機が来ると言われている中、今、大きく本体を普及させとかないと、また PS3・Xbox360 のときの Wiiのような立ち位置になりかねない。期間限定無料以外にも、さらにもっとオトク感を煽るキャンペーンをどんどんブチ上げて、今の内に必死で本体を普及させるべきだと思うけどなァ……。まだどこか、殿様商売体質が抜けていないのか、それともこれが任天堂の全力なのか……。あと、本体起動とメニューの高速化はマジで急いでくれ。 しかしこの Wii U 版バーチャルコンソール、まだ任天堂タイトルばかりなので、サードパーティ製ソフトが今後どれくらい対応してくれるのかが不安なところだが、どうも現時点ではハードをファミコン・スーパーファミコン・ゲームボーイアドバンスに限定している記述があるのが気になる。 メガドライブや PCエンジンといった、Wii のバーチャルコンソールはもうあれっきりということなんだろうか。3DS ではゲームボーイやゲームギアも配信しているわけだが、それを対応させる予定もナシなのか?以前の記事でも書いたが、持ってる弾は全弾最速で撃ち込んでいかないと、また他ハードに辛酸なめさせられるぞ。 それはそうと、キャンペーンの第2弾である『ファイアーエムブレム 紋章の謎』。Wii U バーチャルコンソールには、どこでもセーブ・ロードができる「まるごとバックアップ機能」があるため、「これなら余裕でクリアできるんじゃね?」と思ったが、せっかくやるなら何か……と思い、「ドキッ! 女だらけのファイアーエムブレム」をスタート。ググッてみたところ、似たようなことは第2部「紋章の謎」や『聖魔の光石』でやっているのは見つけたが、第1部は見当たらなかった。 それもそのはず、第1部では8ステージまで、戦える女キャラがシーダひとりしかいない。「こりゃキツいか……?」と思ったが、他のキャラは武器を奪って反撃は許さず、壁として利用することは認める……というルールならいけそうだった。 理想をいえば、さらに全キャラ仲間にして、最終面で Lv 1 で経験値も一切入っていないのを証拠として見せるのがベストなのだが、それは2面で早くも厳しくなった。北と西から敵が襲ってくるのだが、総動員しても壁を持たせるのが難しく、回復手段も、わずかな傷薬のみ。鉄壁を誇るドーガとジェイガンにも限度があった。ここでジェイガン脱落。 まるごとバックアップ機能を駆使して奇跡的な回避を待ち続ければ、いつかは脱落者なしでクリアーできるのかもしれないが、ちょっとやっていられないので、男の犠牲者 OK で妥協。空に浮かぶジェイガンの笑顔に敬礼しつつ、3面で Lv 15 に達するシーダの姿が。 8面までシーダしか戦えないのに、3面で Lv 15 となると、相当な経験値のムダが出るのは明白だが、もうやるしかねぇ。弓で射られたらほぼ即死なので、必要に応じてペガサスを降り、キルソード片手に斬りかかるという、完全にアイデンティティを投げ捨てたシーダの姿があった。 続く4面では、ハーディン率いるオレルアン騎士団の生存が難しく、ザガロとかロシェが死亡。なぜかマチスは生き残る。 ヒイヒイ言いながらなんとか7面まで来るが、ここで登場する傭兵・シーザは性別不詳で、見ようによっては女に見えなくもない。これ、女ってことにして2人目の戦力に……と思ったが、とある動画で、エンディングで「彼」と呼ばれているのを発見。シーザ女説は速攻で崩れ去った。ファイアーエムブレムミュージアムにある公式イラストを見ると、イケメンだけど胸があるように見えるんだよな……。
そんなこんなで9面まで来て、ようやく入った2人目の戦力・ミネルバと、3人目・リンダを強化すべく、闘技場に入り浸っているところ。まるごとバックアップ機能が神すぎて、闘技場でも恐れるものがない。ここまできたら大丈夫なんじゃないかとは思うものの、落とし穴がありそうで怖い。マルスは絶賛 Lv 1 なんだけど、いけるんかねこれは……。 『ファイアーエムブレム』やってない人には何のこっちゃという話だけど、こんなふうにプレイヤーのやり方でイロイロ楽しめるので、シミュレーション RPG 食わず嫌いにもやってみていただきたい。30 円なのは3月 21 日までナーリー。 ![]()
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[DQ10] [Wii] [Wii U] [Xbox360] | コメント (4)
2012年9月 9日
ドラクエ10、ひとりでできるもん?なるべく客観的に書くことを意識した前回だったが、書き忘れたものがイロイロあるので、ポツポツと追加更新していきたい。今回は、「で、結局ひとりでクリアできんの?」編。 ・レベル上げ編 FF11 初期、ひとりでのレベル上げは序盤のみで、高レベル帯はパーティーを組むしかなかった。これは、敵とのレベルが離れすぎると経験値そのものが入らなくなることと、高レベル帯での経験値の入る敵というのは、ひとりでは倒せないほど強いか、仮に倒せても1戦ごとに瀕死、かつ、入る経験値が雀の涙という諸々のソロ殺し仕様によるもの。 その点、DQ10 では、自身のレベルがどんなに上がろうと、弱い敵からも変わらない経験値が入る。これまでのオフラインドラクエとまったく同じ仕様だ。このおかげで、レベル上げはソロでもまったく困らない。むしろパーティーを組むより効率が良いことすらある。 さて、そうなると次に心配なのは「プレイヤー同士で敵の取り合いにならないか?」という点。パーティー単位で戦闘をするなら、1匹の敵に対して数名を割り当てる感じだが、各自ソロで戦闘を始めてしまうと、より、敵の数を消費してしまうことになる。 しかし、この点に関しても大丈夫だ。敵の数は異様に多いし、再出現も早い。ゴールデンタイムで、さらに効率の良いことで有名な敵に行くとさすがに人も多いが、まったく狩れなくなることは稀。そもそも効率といっても微々たる差なので、倒せそうな弱めの敵なら何でもいい。まだ完全に狩場情報が確立されてないこともあり、空いてる穴場を探す楽しみもある。 FF11 では、安全に戦える場所と、そこにいる敵の数が少なかったこともあり、プレイヤー間での敵の取り合いによるギスギス感や、敵の再出現を時間待ちすることも珍しくなかったが、それらの問題点は、すべて解決している感じ。 敵の占有権獲得については、敵シンボルに体当たりで接触するしかないので、FF11 のように「抜刀した直後に背後から矢が飛んできて敵を取られて納刀」という舌打ち感はないし、他人の戦闘にはまったく介入できないので、横取りも不可能。メタルスライムに関しても、ほかの敵のお供としてしか出現しないため、プレイヤー間でのトラブルの種は徹底的に潰している印象を受ける。おひとり様でも安心です。 ・ボス編 それではボス戦は、どうか。序盤のボスならどうとでもなるが、さすがに中盤~後半のボスは、ひとりでの攻略は厳しい。サポート仲間は必須になるだろう。 クリフト先生の前例があるだけに、サポート仲間の AI を不安に思う人が居るかもしれないが、サポート仲間によるホイミの反応速度は神レベルで、ハッキリ言って人任せにするより安心といってもいい。しかしサポ仲間は戦闘において、敵の妨害目的での “押し” を行わないというデメリットがあるため、怒り状態の敵に狙われている仲間の間に入って押したりといった行動は期待できない。 回復薬の類が比較的安価で実用的なこともあり、僧侶はサポートに任せ、念のために回復薬を多めに所持したうえで自分が前衛を担当するのが、もっとも安定する。サポ僧侶はズッシードを使ってくれないので、各ボスを押し返すのは諦めて、ボスの移動を邪魔する程度に妥協するしかないだろう。 ラスボスに挑戦するには “キーエンブレム” と呼ばれるものを6つ集めなければいけないのだが、キーエンブレム自体は現在 10 個入手できる。10 か所の中から6か所を選べばいいというわけだ。10 か所中、ちょっとマジで強いのが2匹ほどいるため、そこを避ければ、サポート仲間で問題なくクリアーできるはずだ。 ・ラスボス編 さて、それでは「ラスボスもひとり+サポ仲間でいけちゃうの?」というと、自分が僧侶でない限りは厳しいと思われる。僧侶である場合も相当な準備(他職でのスキル獲得等)が必要で、もし討伐できたとしたら、正直、やり込みプレイの域。 主な理由は、サポート仲間の特徴である以下の3つ。 ・サポ仲間は妨害目的では敵を押してくれない 上記のほかにも仲間の蘇生に向かう際など、自分と仲間の間に敵が居ると、迂回せずに押して一直線に向かおうとするため、中の人がいる状態より遥かに非効率な動きが多いのも弱点。 「天使の守り」は、もしかすると命令を「いろいろやろうぜ」にでもすれば使うこともあるのかもしれないが、リレイズは常にかかっていることに意味があるため、蘇生後に素早く確実にかけ直してくれなければダメ。ラスボスは当然変身もするのだが、変身後はマジで強いうえに痛恨の一撃も連発してくる。なので、さすがに死→蘇生は当然、前提として考えられていると思われる。 現状の最大レベルである 50 であってもラスボス戦の被ダメージは尋常ではなく、防御力を意識して高めた前衛でもだいたい2~3撃で死ぬと思っていい。必然、後衛も死にやすいわけで、この「天使の守り」の有無は生命線になってくるのだが、これを使わないとなると、自分が「天使の守り」修得済の僧侶でない限りは倒せる気がしない。 「天使の守り」の性能はズバ抜けていて、死→蘇生の後、しばらく無敵時間が発生する。つまり、蘇生後にすぐ天使の守りを使えば、蘇生後にまた殺されて全滅、ということがない。MP 回復薬を大量に持ち込めば、死→蘇生を半永久的に行えるので、サポ仲間に最低もうひとりは僧侶を雇い、死→蘇生→天使の守り→仲間僧侶蘇生→自分また殺され、のサイクルを繰り返しているうちに運良くパーティー全体の建て直しが上手くいく可能性がある。正直、蘇生直後の敵の攻撃手段が甘いことを祈るようなプレイなので、確実性は乏しい。 今後、レベルキャップが 50 以上に開放されていくに従って難易度は下がっていくはずなので、なんとしてもひとりでクリアしたい人は、それまで待つか、ラスボスだけは人を集めて挑戦するか。サポ仲間に、他職でスキル修得しまくって装備も整えまくったスーパー Lv 50 プレイヤーを雇えたとしたら勝てる可能性は格段に上がるが、そもそも Lv 50 で酒場に登録するメリットがないことと、そこまで完璧に鍛え上げた人材がホイホイ見つかるわけがないことから、現実的ではない。 現在のスキルシステムは、一度振ったスキルは取り返しがつかない。今後、スキルの振り直しが可能になるようだが、現状で、僧侶のスキルで「天使の守り」を修得せず、ヤリや棍といったほかのスキルに振ってしまった場合は、ソロではどうしようもないと思われる。 ……というわけでまた長く書いたけど、ドラクエやってない人にとっては何の意味もないな、この解説。DQ10 をやってないけどソロ de ラスボスの話題になったときに通ぶりたい人は、「天使の守りがカギだよね」とか言ってれば間違いないというお話。 ・番外編 ~名前~ DQ10 では、誰かと同じ名前がカブッても使用不可能にはならず、ID で別人として管理するため、同名の別人が多数存在する。名前は、ひとりプレイと直接関係はないが……せっかくなら、ひとりしかいない名前にしたいもの。ひとり繋がり。昔と違ってカタカナも使えるようになり、文字数も4から6にはなったが、オリジナリティを出すには、なかなか厳しい制約だ。 どこかのスレで「まつもとイオがいた」というのを見て、そのセンスに脱帽したものだが、名前入力画面で確かめてみたところ…… ホントにいた。ちなみに、キメラたくやというのも居るらしい。ちょ、待てよ……。 というわけで、それ系で何か作れないかと考えていたら「あさみやザキ」というのを思いついたので入力してみると…… いるのかよ……。参りました。 ![]()
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2012年9月 6日
ドラクエ10、1か月経ってみて……ドラクエ発売日から、もう1か月。光陰矢の如しというか何というか……。このままズルズルと時が過ぎ行く前に、レビューというほどではないけど、所感を書いておきたい。……え、遅い? 今まで何してたかって? うるせぇ、防具鍛冶で必死だったんだよ。今を逃したら稼げないからな! というわけで、ちょっと長いけど、「ドラクエ10 が気になってるけど、ネットの情報はどれがホントでどれが嘘かワカラン」という人は、参考にでも。 ■DQ10 の荒れてる評価、実際どうなの? ドラクエの評価については『9』のときも荒れていたが、今回の荒れる理由は、なんとなく分からんでもない。といってもゲームのデキではなく、オンライン RPG の持つ負の面による低評価が9割以上を占めてると思う。Amazon レビューを見てみても、 「ゴールドと経験値をためるのに時間がかかりすぎ」 というような意見が多く、「そりゃそうだよ、オンライン RPG なんだから」と言いたくなるが、これは、オンライン RPG を知る者の感覚。決して、それが常識・当たり前だと思ってはいけない。 月額課金形式のオンライン RPG である以上、長期間に渡って遊んでもらわなければ採算がとれないわけだが、それは作る側の勝手な事情であり、遊ぶ側は払った金額と時間に対して満足な楽しさを得られたかどうかで判断を下す。「オンラインゲームだから何だ。レベル上げやお金稼ぎに長時間を費やすのは、つまらん」という意見はごもっともだし、過去、多くのオンライン RPG が言われ続けた部分について、これだけ後発なのにノーアイディアというのは反省点だろう。ドラクエなら「オンライン RPG はレベルを上げるのもお金を稼ぐのも時間がかかって当たり前だよ」という常識を打ち砕いて新たな境地を見せてくれるのではないかと、ちょっと期待したのだが……。 ただ、DQ10 のレベルアップ速度は、従来のドラクエシリーズと比べると時間はかかるが、FF11 よりは遥かにヌルい。この程度ならば短期間で全職業レベル MAX なんてのはゴロゴロ出てくると思われるし、どうせならフィールドをもっと広くして、初期スタート地点から出会う敵すべてを倒しながら進んでいれば、皆が集う中心となる街に着く頃には自然に Lv 20 になっている……というバランスにもできたんじゃないかと思う。 現在『10』に寄せられている批判・苦言は、『9』のときのような、根拠のない叩きではない。「オンライン RPG というものを知らない、無知な人たちによる的外れな意見」と一刀両断するのはカンタンだが、開発側には「だって、これはオンライン RPG なんだから……」という理由を免罪符にしてほしくない気持ちもある。今までに築き上げた「だって、ドラクエじゃん?」という絶対的な信頼によるところも大きいが、厳しいことを言うなら、レベル上げもお金稼ぎもまったく苦痛でなく、それでいて長期間に渡って楽しく遊んでもらえるゲームを作るのがプロだろう、とも思うからだ。 ……とはいえ、他のオンライン RPG がそうであるように、上記のような理由ですぐにやめてしまう人もいれば、レベルが上がりにくく、お金を稼ぐのに時間がかかっても、割とスンナリと馴染んでしまう人もいる。私は FF11 をやっていたこともあって後者なのだが、個人的には、ほぼ理想的な形でドラクエをオンライン化できているように感じた。 特に FF11 と比較した場合、細かい部分まで改良されており、非常に遊びやすくなっている。エリアチェンジで会話が飛ばなかったり、地図を半透明で表示したまま移動できたりと、細かいことを言い出すとキリがないが、中でも大きいのは、戦闘システム。 シンボルエンカウント形式で、接触した時点でその敵に対する占有権が生まれる。戦闘はフィールド上でそのまま行われ、他者からは自分が戦っている様子も見えるし、また、こちらからも周囲の状況が見えているのだが、両者はある意味、別世界扱い。付近をうろつくモンスターも半透明になり、まったく戦闘に関わらない。すぐ近くをモンスターが通っても加勢して来ないし、そもそも当たり判定もなくなる。他のモンスターは “見えているだけ” なので、今の戦闘に専念できる。 FF11 では、アクティブな(感知範囲に入ると襲って来る)敵や、リンク(1匹の敵に感知されると、連鎖的にその周囲の敵も襲って来る状態)の危険を常に考えなければいけなかった。周囲の状況に注意を払いつつ戦うというのは、それはそれでおもしろい部分もあるのだが、FF11 の場合は敵の配置が嫌がらせレベルに達しているエリアもあり、そういう場所ではまともに経験値を稼げる状態ではなく、結果的に狩場として機能しない “死にエリア” が多かった。 その点、DQ10 は戦闘に入ってしまえば、周囲に危険なモンスターがうろついていようが無関係。見事な死にエリア対策! ……と言いたいところだが、敵とのレベル差による経験値の増減がないため、Lv 25 であろうと 45 であろうと “ラクに倒せて、倒すまでの時間効率が良い” 、同一の敵に大勢が集中してしまうという問題が発生している。ほぼ無傷で 30 秒で倒せて経験値 100 の敵と、ボロボロになりながら2分以上かかって経験値 300 の敵がいたら、どう考えても前者に人が群がるのはしょうがない。これは単純に、未熟な設計としか言いようがない。 この点に関しては、すでに開発側から「強敵に挑みたくなる仕組みを考えている」とのことなので、今後、改善はされるだろう。 ■10 作目にして大きく変わった戦闘 さて、その戦闘だが……これまでのドラクエの戦闘はターン制で、キャラや敵の見た目が 3D に進化していったとはいえ、ゲーム的には実質 2D であり、所詮は眺めるだけのシロモノだった。しかし今回はリアルタイムで進行し、戦闘中に自由に動き回れるようになった。 中でも特徴的なのが、前衛がモンスターの進路を阻み、如何に後衛のほうに行かさず攻撃するか……という部分。戦闘中、プレイヤーは敵を “押す” ことができ、押すキャラの重さが敵の重さを上回っていれば、ちょっとずつ押していくことができる。逆に敵のほうが重いと動かすことができず、こちらがジリジリと押される。ステータスには新たに「おもさ」というパラメータが加わり、重さを増幅する “ズッシード” という魔法も登場した。久々にドラクエらしいネーミングでイイネ! 「マジックバリア」は見習え。
この押し・押されは、FF11 をはじめとするオンライン RPG におけるヘイト・敵対心の要素を物理的にした感じで、ネット上では「相撲」などと揶揄されているが、これ自体は意外とおもしろい。ただ、敵がターゲットを変更する基準が分からず、どうも完全ランダムの様子。前衛と後衛が敵対心を意識して行動するのもゲームの内だと思うが、そこをあえてイージーにして、「攻撃されたくない仲間のほうへ敵が行ったら、物理的に遮れ!」という分かりやすさを重視したのかな、と思う。 あと、この肉壁戦闘のポイントは必ずしも後衛が守られる側でもないということ。敵を攻撃すると “怒り” 状態になることがあり、こうなると、敵は決まった1人を一定時間狙い続ける。この場合、痛い範囲攻撃を連発してくる敵でない限り、後衛は下がっている必要はない。狙われている仲間へ敵を近づけさせなければ、怒り状態の間は敵は無力化するわけで、後衛も総出で、狙われている仲間の進路を阻むべきなのだ。 普段は守られている僧侶や魔法使いが必死で敵を押さえ込み、瀕死で逃げ回る戦士の時間稼ぎをする……といったことも有り得る。「後衛は前衛の為に後方から回復魔法をかけるもの」という固定観念を打ち破り、全員が全員のために戦闘フィールドを動き回る、ほぼ非の打ち所のない戦闘システムといえる。 『8』で初めて 3D になったドラクエだが、『10』は、そのゲーム性も完全に 3D ベースにした、ひとつの到達点だろう。 3D といえば、各モンスターも丁寧に作り込まれている。モンスターの可愛らしさはドラクエシリーズの特徴のひとつだが、戦闘中の動きや、フィールドを徘徊しているときの挙動が各モンスターのイメージ通りで、初めて立体で眺めてみて「こうなっていたのか……」と感心することも。しびれだんびらを正面から見たらマジで薄っぺらかったり、ぐんたいガニが横歩きしてて「ちゃんとカニだー!」と思ったり。森の中をノソノソと歩くおばけキャンドルも、不気味やらカワイイやら。
上記で述べた戦闘での “押し” では、押されてる間にも “押されモーション” があり、グイグイと押すと、イヤそうな顔をしながら押されていくモンスターもいて、とても殺し合ってる最中には見えないあたりも、ドラクエらしい雰囲気。シリーズファン必見のデキといえる。
■では、悪い点は……? ・チャットシステム全般。 現時点でハッキリとダメなのは、チャットシステムまわり。これはもう、とにかく色々とひどい。「ベータテストまでやっておいて、これなの?」という感じ。テスターは何も言わなかったのか。 まず、1回の発言が 20 文字以内という、ツイッターの半分以下での会話を余儀なくされる。普通の会話なら適当なところで区切って数回に分ければいいが、ボス戦のメンバー募集など、詳細を説明するには少なすぎる。FF11 でいうサーチコメントのようなものもないため、「詳細はコメントで」ということもできない。 「ゴーレムいきます。Lv ○ 前後の僧侶募集」などと入れたらもう 18 文字なわけで、必要最低限にもほどがある。何のゴーレムだよ、などと説明する余裕はない。ゴーレムと聞いてピンと来る者だけが集えるのだ……と言いたいところだが、実際は「レベル上げですか?」「ゴーレムってストーリーのボスですか?」などの質問も飛び交い、誰が誰に話しかけてるのかも分からず、完全にカオス状態。 漢字変換も、ひどい。変換のひどさは、ウィンドウズの初期状態の辞書と同じくらい。いろいろとユーザー辞書登録させてくれ、と思う。以前に変換した単語が一番上に来ることすらない。 あと、俺はかな入力マンなのだが、かな入力/ローマ字入力はオプション設定でのみ変更でき、かな入力モード時は半角文字が出せないという徹底ぶりのおかげで、どうあがいてもキーボードでアルファベッドを打てないという、この仕打ち。「MP」の2文字を出すために、ソフトウェアキーボードからコントローラで打つ俺。 ・特技や呪文の選択に関して、ショートカット方法がない。 戦闘中、毎回、じゅもん→ホイミ→誰々、と選択しなければいけない。ドラクエは『9』までずっとターン制コマンド入力型 RPG だったため、何も慌てる必要はなかったのだが、『10』の戦闘はリアルタイムで進行しているため、咄嗟の回復行動など、コマンド選択の素早さが命綱となる場面がある。リアルタイムになった以上は、じゅもん→ホイミ→誰々と選択していくシステムはあまりにも旧式であり、何かしら改善する必要があるだろう。 FF11 では、特定の行動をあらかじめ設定しておいて、ボタンひとつで実行できるマクロシステムがあったが、もう、モロパクリでいいから実装してほしい。 あと、ゲームそのものには関係ないが、ユーザー層について。FF11 のときもいろんな人がいて、結局は人それぞれ、と思うしかなかったが、少なくとも DQ10 で周囲の会話を聞いている限り、年齢層は相当低い。年齢層というか精神年齢層というか。私は今回はなるべく周囲の人間と関わらずに進めるつもりなので別にいいが、20 歳以上で、このゲームで積極的にフレンドを作ろうと思っている人は要注意。中にはちゃんとした大人もいるとは思うが、基本的には小学校の中に飛び込んで友達を作るようなものと思ったほうがいい。 個人的にドラクエシリーズの全盛期は『2』~『6』あたりで、必然的にユーザー層もオッサン主体になっていっているゲームだと思っていたが、『10』を見る限り、最近の子供は予想以上にドラクエやってんだなァと思い知らされた。でも、オンライン RPG は会話が成立する文章を作れるようになってからにしてくれ、とも思うが……。 公式サイトではフォーラムが用意され、プレイヤーからの意見を広く集めているのだが、中には「俺はこんな考えを持った人と一緒のゲームを遊んでいるのか……」と愕然とすることがある。たとえば…… 一見、正しいことを言っているかのように見えるが、職人 Lv 10 を越えると他の職人に変更はできないという話はゲーム中にて、ちゃんと警告される。一体、この人はどこを見ていたんだろうか。下から3行目の「思いましす」もジワジワくる。 お前が5分前に酒場に行け。 これに至っては、もう小田和正の「言葉にできない」を BGM にかけるしかない。バザーというのは、プレイヤーが価格を決めて出品する、FF11 の競売システムのようなもの。これ、現実世界で買い物に行ったとして、店の人に「この値段じゃ俺が買えないから、全品1万円にすべき」ってことだろ? すげえ。どうしよう。もうダメ。 こういうのを見てしまうと、予想以上に右も左もワカラン人がこのゲームやってるんだなァと痛感するし、「ああ、やっぱりドラクエはオンラインは避けたほうが良かったんじゃないかなァ……」という考えも頭をよぎる。 ……と、まあイロイロ書いたが、現状、個人的にはハマッている。が、やはりコンテンツ不足は目に付く。世界各地を巡ることに意味をもたせたり、入るたびに形が変わるダンジョンでもあればいいのだが……。 各地も、だだっ広いエリアが「ただ、ある」というだけで結構投げっぱなしというか、FF11 にあったような「町に住む NPC をより一層好きになれるような外伝クエスト」的なものが少ないこともあり、まだまだ世界そのものが未完成な印象も受ける。まあ、最初から完成しているオンライン RPG なんて聞いたことがないけど。 ただ、運営方針に関しては、フォーラムに寄せられた意見に返答しているのを見る限り、些細なことも真剣に考え、プレイヤーに真摯に接する姿勢は好感が持てるので、今後には期待できる。 いずれは『9』のように、歴代シリーズのボスと戦えるようになるといいなァ。いや、ここはもう追加ディスクでいいから、『3』をそのまんま『10』仕様で再現してくれ! ロマリアで王様の格好したプレイヤーが走り回ってたり、ゾーマ城の回転床の前で人だかりができてたりするのを見てぇ~。 ![]()
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2012年7月30日
ドラクエ10、迫る 気付いたらドラクエ10の発売3日前。必須になりそうなクラシックコントローラ PRO 今回はオンラインなわけだが、FF11 でオンラインゲームの負の面を味わいすぎた者としては、道行く人にひとりひとり声をかけてパーティーを作ったり、ちょっとアレな人に遭遇してストレス浴びまくりながらゲームを進める気力などなく、「ついに俺のクリアできないドラクエが出てしまうのか……」とレイプ目になっていたところ、酒場で仲間を雇えると聞いて目に輝きが戻った。パァァ…… プレイヤーAがログアウト時に酒場に登録しておくと、プレイヤーBが仲間を求めて酒場に行ったときに、プレイヤーAがリストに出る。雇われると、NPC として戦闘中は勝手に動く。ドラクエ4のトルネコの章におけるロレンスとスコットみたいなもので、一定期間を過ぎるとパーティーから外れる。 一方、プレイヤーAが次にログインしたとき、雇われていた間に得た経験値やゴールドを受け取ることができ、ログアウトしている時間を使ってゴールドと経験値が得られる。AもBも助かるというパーフェクトな仕組み。最近では『ドラゴンズドグマ』にも似たようなシステムが導入されていたようだ。 これは FF11 などでパーティーを作り上げる苦労を味わった者には夢のようなシステム。特に、人がいない時間帯や、旬の時期を過ぎて人が少なくなったときは大助かりだ。プレイヤーとは別に酒場スタッフというのもいるようで、後々、登録する人がいなくなってしまうくらいに過疎化したとしても、なんとかなりそうな雰囲気。 もちろん、ログインしている人に声をかけてパーティーを作ったほうが雇い賃も要らないし、オンラインゲームとしての醍醐味を味わえるのは確かなのだが、世の中には「ちょっとマジでおかしいんじゃ?」という言動をする人や、自分の価値観を他人に押し付ける人が存在する。まあそこまでいかなくとも、「サッサとレベルを上げたい効率派」と「世界を見て回りながらノンビリ進めたい派」など、現実世界と同じく、性格や人間関係の合う・合わない問題は付きまとうわけで、大なり小なり、オンライン RPG にはストレスが発生する。 そういった問題がこのシステムによってすべて解決するわけではないが、重要なのは、このシステムのおかげで最悪、ひとりでもクリアできるんじゃね? という可能性が見えたことだ。プレイヤーへの配慮には飛びぬけて繊細な堀井雄二が、問題の起きやすいオンライン RPG をどう料理するのか。ドラクエ3で RPG に目覚め、FF11 でオンライン RPG の楽しさと負の面を知った自分としては、やはり興味がある。 というわけで予約してしまったわけだが…… ああ……konozama だ……。 ![]()
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