2025年2月13日
0213
ここ 2 週間ほどのニュースをまとめて。ついに発売日が決定。夏休み終わりの時期という、ビッグタイトルに設定される発売日としては珍しい印象だが、プラットフォームをハイスペック機に振り切っていることもあり、「どうせ買うのは大人ばかりなので無問題」という判断なのかもしれない。
うおお……嬉しい……けど、トロフィーの有無がまだ不明なのでなんとも言えねえ……けど、やっぱ嬉しい。Polymega の BIOS だと不具合で『マスターオブアリーナ』が遊べないし。
セーブデータの連動要素がどうなるのかが気になるところ。PS1 版『プロジェクトファンタズマ』で強化人間やるには初代のセーブデータが必須だったが、果たして……。
発売日が近くて驚き。明日からネットワークテストがあるのだが、今回も Xbox 版で抽選に応募したら当選していたので、一足お先に味わってくるぜグヘヘ。
配信が一度延期され、その後、忘れた頃に配信されたものの、何も変わってなくて意味が分からなかったタイトル。ベータテストの段階で酷評されたはずで、だからこそ延期したのだと思うが、作り直していたんじゃなくて、ほとぼりが冷めるのを待っていただけなのか……? という負の印象しかないゲームだった。
対戦型 FPS/TPS はマップの構造が命だと思うのだが、本作はシリーズで使用した既存のマップを使い回して、ちょっと壁を除去したり遮蔽物を置いたりしただけ。基本となる撃ち合いのシステムも、「走りながら撃てない」という『バイオ』のシステムそのままなので、「対戦モノで、さすがにこれはないんじゃないか」という印象だった。
『バイオ』の「走りながら撃てない」は批判されやすい要素だが、個人的には『バイオ』シリーズの個性の 1 つだと思っていて、でもそれは対 CPU の話。「プレイヤーが走りながら撃てないこと前提の動きをしてくれる敵」相手だから成立しているわけで、これが対人戦になると、相手が構えたら横移動しまくる→相手が構えを解いたらこっちが構える→相手はそれを見たら横移動しまくる、の繰り返しになり、不毛な時間が流れる一因になる。
「すでにあるもの」を流用することでコストダウンを図ったのだろうけど、既存のキャラ、既存のマップ、既存の戦闘システムを流用した結果、逆にそれが縛りになってしまっていて、現状より良くするには作り直すしかないのに、「素材はこれでいく」「大きく作り直したりはしない」という方針を変えなかったことが致命的だったように思う。流用はほどほどにしないと、作れるゲームの幅を狭めてしまう結果になる。
基本システムの雑さをカバーするためか、人型キャラで倒されるとクリーチャーに変身してリベンジできるという大胆なシステムにしていたが、これがまた大雑把だった。人型キャラでやられてもクリーチャーで逆襲できるならストレスは軽減されるかのように見えるが、強いクリーチャーになるにはウイルスを集めておく必要があるため、ウイルスを集める前に人型キャラでやられる→弱いクリーチャーに変身→またやられる……という、どうしようもない流れになることも多い。
個人的に『バイオハザード レジスタンス』が『バイオ』シリーズにおける対戦モノの唯一の成功例だと思っているが、あれはクリーチャーを「設置する側」と「倒す側」に分けたのが上手かったんだなと感じた。マップはオリジナルだったので、対戦モノにおけるマップ構造の重要性も完璧に理解できていたと思うし、戦闘システムのベースのみを『バイオハザード RE:3』から流用しているようなものなので、流用の仕方も上手かった。
『BIOHAZARD RE:VERSE』は『8』に無料で付属していたゲームなので、遊ぶ側はべつに損はしていないのだが、このゲームを開発するコストを他に回してくれたほうが、カプコン的にも我々的にもハッピーだったんじゃないかと思わされるゲームだった。
6 月にサービス終了ということで、駆け込み需要でトロフィー/実績を取ろうとする人がいるかも知れないので最後のチャンスかなぁと思ったが、それでも人は戻ってこない気がする……。
発売後もアプデしてくれるのはありがたい。追加衣装は多分これ、リマスター版でなぜかカットされてた衣装の 1 つだ。
2018 年に『1』リマスターが出てから地味に 7 年が経過しているが、ここへ来て突然『2』が来るとは。『3』まで PC 版があったと思い込んでいて、『1』の後に『2』リマスターが来ないのが不思議だったのだが、よくよく考えたら PC 版があったのは『3』だけで、『1』『2』はなかったのか……。PC 版どころか PS2 版しかなかったとなると、素材は全部作り直しになるだろうから、リマスターもラクではなかったのかもしれん。
『鬼武者』は当時そんなにやらなかったのだが、『1』リマスターのときにプレイしたら思いのほかおもしろくて、実績 1,000 までがんばってしまった。『2』も楽しみにしておこう。
去年の 8 月くらいに予定だけは出ていたタイトルの発売日が決定。『カプエス2』で久々にマキを使いたい。「トンファーキックをするヤンキーくノ一」って、個性が渋滞してるよね……。
他プラットフォームより発売が遅れていた Xbox One 版の『MARVEL vs. CAPCOM Fighting Collection: Arcade Classics』 も本日(2 月 5 日)より配信開始。
発売日決定。冷静に考えると、最後に移植されたの PSP だから、随分と間が空いたんだなーと。当時のグラフィックとは別に、新規に描き起こされたイラストへの切り替えも可能で、この絵柄が絶妙なラインを攻めていて好感が持てる。今風の絵柄ではなく、限りなく元絵を尊重したリファインの仕方。
名前を呼んでもらえる EVS(Emotional Voice System)機能はオンライン必須らしく、どうやら、オンライン上で生成した音声をダウンロードする形式らしい。PS1 の『ときメモ2』の頃はまだ挑戦的な機能だったこともあり、ディスク 5 枚組を使った力技で実現していたのも分かるのだが、2018 年に『Winning Post 8 2018』の記事を書かせてもらったとき、イントネーションも調整できる馬の名前作成機能があったので、現在ではもうそこまで難しい機能ではないのでは……と思っていた。なので、オンライン必須というのは意外。
んで、注意事項を読んでいくと、どうもこれ、生成した音声の使われ方を危険視しているような雰囲気がある。最大 7 文字までっぽいので、だいぶ限られはするものの、まあ、その……不適切な単語を喋らせようとする人は絶対出てくるよね。
今は SNS や実況動画で音声ごと配信されてしまうわけで、「このゲームはこんな不適切な音声を生成して楽しまれている」という負のイメージを流されるだけでコナミ的には怒髪天だし、そんな動画や音声が氾濫すると、「『ときメモ』で遊んでる奴らって、こんな気色の悪い連中ばっかりなんだ」というマイナスイメージを流布しかねず、シリーズの印象も悪くなる。一時代を築いた影響力の強いタイトルだけに、ときメモの看板に泥を塗らないよう、コナミも何かと慎重になっているのだろう……と想像。……※あくまで想像です。
注意事項には「EVS新規作成の提供は弊社の裁量により、事前告知の上、終了する場合があります」「短期間に大量にEVS新規作成をおこなうと、一定期間EVS新規作成がおこなえなくなる場合があります」とあるので、皆はくれぐれも変なことに使わないように。コナミ様がキレたらそこで終わりやぞ、この機能。それに、生成にはニンテンドーアカウントが必須なので、どのアカウントの奴がどんな音声を生成したかのデータはコナミに握られることになり、恥ずかしい思いをするだけだぞ。
というわけでコナミ様、「ざぁこざぁこ」はセーフにしてください……! プライベートでメスガキ朝日奈を楽しみたいだけなんです……!
これはデケェ。ソフトを持っていれば Polymega のニンテンドウ64でも遊べるんだけど、動作が怪しいときもあるからなぁ。動作が完璧で、任天堂謹製エミュで遊べて、どこでもセーブ可能と来たら最高すぎる。
単品購入できれば最高なんだけど、残念ながら Nintendo Switch Online タイトルは加入しないと遊べない。しかも64タイトルは追加パックだから、12 か月契約しかない。幸い、海外の Nintendo Switch Online は北米アカでダウンロードだけしておけば、追加パックの契約は日本アカでいいからラクではあるんだけど。
というわけでチマチマと進めてはいるものの、意外と時間がかかる。総コース数は決して多くないが、すべての車を出すのは結構かかる。『Ridge Racer 64』は Polymega にもインストールしてるけど、Nintendo Switch Online 版のほうが、車体の左右の移動がキビキビしている気がするな……。Polymega との遅延比較にもいいかも。
ちょうど今日(1 月 31 日)に『時空戦士テュロック』、『バイオレンスキラー TUROK NEW GENERATION』も追加されたっぽいので、Nintendo Switch Online の契約期間が切れてた人が再開するタイミングとしてはいいかも。はい、私です。

|
|


