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2024年9月19日
0919
ジェラールの顔を見るたびに最近の日本ファルコムのアドルにしか見えなくて困ったが、ゲームは見事に、現代風に落とし込めている印象。戦闘のテンポが思っていた以上に良かったし、戦闘曲のアレンジも変に冒険していなくてイイ。でも連携がただの「通常攻撃で溜まったパワーを放出する必殺技」みたいになっちゃってるのはこれで良いんかいなという気はするが……。
体験版はクジンシーとの初戦闘までで、1 時間くらいで終わる。セーブは製品版に引き継げるので、買う予定の人はプレイしておいて損はないと思う。あと、ゲームの最初に最終皇帝(男/女)を選択するんだけど、最終皇帝(女)のスカート短すぎない……? こんなん、軽くお辞儀するたびに尻はパンチラの嵐やん? ……いや、そのためのマントかっ……!
ゲームのほうは『×3』のリマスターなので、シリーズファンは今更特に……ではあるんだけど、一応攻略ページを作っておいたので、参考になれば。もうちょっとシンプルに書ける箇所もあると思うんだけど、『×3』はちょっとややこしすぎて、検証も相当めんどい……。
特典の記念サントラ「アニバーサリーアレンジパック」は、全体的に無難なアレンジ。基本的に音色が豪華になり、曲の 1 ループ以降に新しい展開を盛り込んだり、PS1 版以降のアレンジ(イントロ追加等)も取り入れた感じ。原曲がいかに完成されていたかということでもある。
個人的に好きだったのは、オープニング曲の「かまいたちの夜」。メインパートを弦楽器にしたことで、迫力がパワーアップ。そしてバッドエンディングの、あのフレーズをラストに持ってくるとは……。この曲を使って『1』リメイクしてくれないかな~。シルエットは『2』風に立体的にして。さらに、我孫子先生にお願いしてシナリオを少し追加してもらって、そのシナリオに入るのにまたとんでもない方法を編み出してもらって……(無茶振り)。
あと、クリア後でいいので、3D 化したペンション“シュプール”を自由に移動できるモードが欲しい。さらにそのモードを使ったオマケとして、犯人になって、バレずに 1 人ずつ殺していくモードも欲しい。「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」みたいに、有名作品だからこそできるセルフパロディみたいな感じで。二階で出くわしたみどりさんを音もなく瞬殺した後、廊下に何の痕跡も残さずに物置に入れておくパートが最高難度。
あと、ペンションの中に居れば安全だと思っていたのに、現地に伝わる数十年に一度の大寒波「かまいたちの夜」のせいで老朽化していたペンションのあちこちに限界が来て、窓は割れるわ屋根は崩れるわで
「このままでは凍死する……!」という危機に直面することになり、割れた窓の補修など、吹雪と風が吹き込んでくる箇所の修理に奔走することになるオマケサバイバルモードも欲しい。
全員がもう死体とか殺人とかどうでもよくなって、犯人も一緒になって凍死の危険から逃れるべく大奮闘。ペンション内の気温が一定以下になると、客が全員弱ってきてしまう。体力的に優れる俊夫が序盤で凍死するとクリアが難しくなってくるので、俊夫の体調を終盤まで万全に保つのがカギ。可奈子の誘惑を上手く使うと、男性陣の体温を少し上げることができるぞ! 果たして朝まで何人が生き残れるか。本当に怖いのは殺人者などではない。冬の雪山……!
……そんな妄想は置いとくとして、そういえば『×3』に収録の『1』エンディングの 1 つ「彼女の部屋で……」が、「その人影は……」に修正されていた。このエンディング、彼女の部屋じゃなくて透の部屋なので、オカシイヨネーみたいなことをウチの攻略ページでも書いていたのだが、このことに言及しているのはウチのサイトくらいだった気もするので、「えっ、もしかして……見てくれてるの……?」と胸キュン。
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