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2021年6月 4日

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『イーグレットツー ミニ』2022 年3月2日発売、税込 18,678 円

公式サイト

 タイトーがアストロシティミニを全力で追いかけるような企画。本体には全 40 タイトル、後述の「拡張セット」には 10 タイトルを収録予定のようで、現段階では本体の 15 タイトルと、拡張セットの6タイトルのみが発表されている。今のところ古めの物が多いが、想定されている購買層自体が今までのミニハード系では最年長になるのではないだろうか。さすがに『スペースインベーダー』『アルカノイド』『ルナレスキュー』等をゲーセンでバリバリ遊んでいた層となると、世代そのものが1つ2つ上になる。

 拡張セットはパドル&トラックボールを使うタイプのゲームになるようで、パドル&トラックボールコントローラを含めて「拡張セット」扱い。トラックボールのコントローラなんて存在そのものが貴重だし、ファンが納得するクオリティで出すには仕方ないと思うが、拡張セットだけで 12,078 円する。2P側のレバー&ボタンのコントロールパネルも別売で出るが、こちらも 8,778 円とお高め。まあ、アーケードスティックの価格を考えると、安いほうではあるが……。全部諸々込みのフルセット「豪華特装版」は 49,478 円というすさまじい価格だが、これでしか手に入らない攻略本が気になる。それは別で売ってよ……。

 俺はパドル&トラックボールを使うタイプのゲームにまったく思い入れがないので、とりあえず本体コントロールパッドだけ予約しておいた。HDMI 出力機能があるので、少なくともこれだけあれば、コントローラで家庭用ゲーム機感覚で遊べる。『タイムギャル』と『エレベーターアクション リターンズ』と『クレオパトラフォーチュン』が来ることを祈って……。PS2 の頃に出ていた『タイトーメモリーズ』とかの収録タイトルを見ておくと、収録タイトル予想のヒントになるのかもしれない。

 画面の回転機能や SD カードによるタイトル追加機能等があるためか、価格はアストロシティミニより若干高めだが、アストロシティミニと同様、これでしか遊べないであろうタイトルが多く入るだろうから、とにかく今後の発表に期待。ここまで気合入れて縦画面機能を用意したことも考えると、マニアックなシューティングタイトル……『BATSUGUN』や『ドギューン!!』が来る可能性もゼロではないのではないだろうか。

 果たして何が来るのか、いろいろと妄想している時間はどのハードであっても楽しいので、常に何らかのミニハードが発売予定になっててくれねぇかな……。このニュースは昼頃に発表されたが、Amazon の在庫は夜になっても普通にあるので、数は潤沢に用意できているか、皆、思ったほど食いついていないか。まあ発売が来年3月だし、9か月先の話となると、まだ様子見が多いのかもしれない。収録タイトルがすべて発表されてからが本番かな……。

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