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2020年4月 6日

PS4 / Xbox One / Steam『バイオハザード RE:3』&『バイオハザード レジスタンス』所感

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 様々な不安があった『RE:3』だが、さて、その不安は杞憂に終わるのかどうか……ということで、軽く所感を書いておきたい。

●『バイオハザード RE:3』

 前情報通り、プレイタイムはかなり短い。難易度「Standard」で、じっくり隅々まで探索しながら進むプレイスタイルで初見4時間半ほどだった。

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結構死んだ……。

 ただ、良い意味で予想外だったのが、クリア後に「ショップ」という要素があること。様々な記録を達成することで稼いだポイントを使って、攻撃力/防御力が上がるコインや、徐々に体力が回復するコイン(※コインはインベントリ内に置いておく必要があるので、その分、持ち物欄を圧迫する)、無限武器などを購入できる。難易度が「Standard」→「Hardcore」→「Nightmare」→「Inferno」と開放されていくので、高難易度の攻略にはアイテムを揃えて挑めということだろう。高難易度でのクリアはトロフィー/実績になっているので、やり込み甲斐がある仕様となっている。インタビューで「繰り返し遊ぶ要素はない」と言っていた割には、「あるやん……」っていう。

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何やらおもしろそうな武器も。基本的に PS1 版の「THE MERCENARIES」で購入できた物はショップのリストにある感じ。

 無限ロケットランチャーの取得もかなりラク。無限ロケランが発売日に取れた『バイオ』は初めてかもしれん。各武器で「敵を○体倒した」という記録を達成すると結構高めのポイントが入るのだが、弱めの敵が多く出る場所に近いセーブポイントでセーブしておき、敵を倒したらロード、の繰り返しでもカウントされていく。

 今回も「アイテムBOXを開かずにクリア」や、難易度 Inferno でランクS(※クリアタイム2時間以内、セーブ5回以内)のトロフィー/実績があるため、全トロフィー/実績獲得を目指せば、短さは感じずに普通に遊べる作品になっていると思われる。むしろ、これくらいの長さであることと無限ロケランの取りやすさがあるからこそ、「ちょっと上位の難易度にも挑んでみるか」という気になる。結局、難易度別に4周、「アイテムBOXを開かずにクリア」と「回復薬の類を使わずにクリア」のトロフィー/実績で+2周くらいすることになると思う。イベントシーンはスキップ可能で、ゲーム中に時々ある無線通信も実はスキップできるので、RTA にも向いているんじゃないだろうか。

 不満があるとすれば、ラクーンシティの市街地をもっと探索してみたかったことと、回避アクションがイマイチ安定しないことだろうか。
 市街戦は、序盤のみだったのが惜しい。まあ PS1 版が元々そうだったから仕方ないけど、リメイクにあたって、新たなロケーションというのはほとんどない。オープニングイベントくらいだろうか……。
 回避は、回避からのカウンターアクションがあるけど、どっちも「今だ!」というタイミングでやっても、上手くいくときといかないときがある。謎。あと、ジルが警察署内を探索するパートは丸々カットされていた。PS1 版はあったよね……? 記憶がもうおぼろげだけど。

 ただ、オープニングで、ジルのアパート暮らしの様子が分かるのはちょっと良かった。

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ジルさんの荒れた食生活がうかがえる冷蔵庫の中。甘い物が好きそう……

 総合的に見ると……いやー、良かった。杞憂だった。とりあえず Nightmare まではクリアしたけど、ラスボス戦が回避を1回ミスッたら即死という鬼畜っぷりだったので、Inferno は相応の準備が必要そうだ……。

 ・ ・ ・

●『バイオハザード レジスタンス』

タイトル画面

 こちらも杞憂かもしれない。ベータテストとは印象がかなり違う。あのオープンベータテストはやらないほうが良かったのでは……とすら思う。あれは発売日直前ということもあり、体験版感覚で遊べてしまったため、気になっていた人に「ああいうものなんだ」と思い込ませてしまったような気がする。クローズドベータのみにすべきだったような……。

 実際はキャラクターごとにランクがあり、ランクによって変化するスキルのカスタマイズと、能力を強化する装備の要素がある。プレイによって稼げる RP でガチャっぽく箱を購入して、開けるとランダムで装備が入っている。ただ、ランダムといっても、必ず「まだ持っていない装備」が出るみたいなので、RP を無駄に消費することはなさそう。親切設計。

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ゲーム中では「装備」と表現されているが、「装備」というよりは「能力強化アビリティ」のようなもの。最大4つ装備できるようだが、この装備欄もランクが上がらないと増えない
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RP は、目的別デイリーでも稼げる。

 スキル性能はキャラクターのランクで新たに解放され、装備はコモン(24 種)、レア(20 種)、スーパーレア(16 種)の3つの段階があり、スーパーレアはランク 20 にならないと解放されない。トロフィー/実績も、各キャラクターごとに色々と特殊なものが設定されているため、全キャラをまんべんなくやることになるだろう。

 また、銃器アタッカーの「ベッカ」と、トラップを使いこなす「マーティン」という2人の新キャラが加わることで、ゲームバランスも変化。この2人がメンバーに入るということは、既存の4キャラの内、誰かが不在になる状況があるわけで、特に監視カメラを妨害できるという唯一無二の能力を持つジャニアリー不在のケースは結構キツいので要注意。

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製品版で追加された「ベッカ」と「マーティン」。ベッカはホットパンツがセクシーで人気が出そうだが、性能的には完全なアタッカー。ひたすら銃で攻撃するしかない。弾薬が一定時間無限になるスキルを持っているので、ボーナスゾンビを倒した後など、強力な武器があったらベッカに渡すべきだろう。

 ただ、マッチングの遅さはベータテストより悪化している気がする。発売直後など、人が多いときはマッチングしやすいはずだけど……。特に、マスター側でやろうとすると相当待たされる。平気で 10 分待ちとか。……いや、もしかして、マスターが余ってる?

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画面右下に注目。……マッチング検索から 17 分経過ッ!

 各キャラクター、各マスターの性能がまだ未知数なこともあり、最初は「コイツは使いにくいなー」と思っていたキャラも、高ランクで開放されるスキルが高性能なことが判明すると、評価が一変したりする。サバイバー側もマスター側も、負けないために手探りで工夫している段階でもあり、今が一番おもしろい時期なのかなぁとも思う。ちなみに負けても RP はもらえるし、キャラクターのランクアップに必要な経験値的なものも入るので、そこまで勝敗が重要ではないのもいい。多分、勝ったほうが稼げるとは思うけど、それよりは挑戦回数がモノをいう。

 気になったのは、各キャラクターの役割の周知方法と、バグの発生頻度
 たとえば、ジャニアリーは監視カメラの妨害に長けたキャラで、監視カメラを一定時間停止させるスキルの他に、監視カメラを銃撃する際のダメージが大きいというパッシブスキルを持っているのだが、監視カメラに対して一切何もしないジャニアリーというのがオンライン上にはあふれかえっている。
 トレーニングモードも用意されているのだが、どちらかというと「各エリアで何をどうすべきか」のトレーニングで、各キャラクターが「どう立ち回るべきか」までは教えてくれないので、初心者にここらへんをどう周知させるかが今後の課題かなとも思う。ちなみにオープンベータテストでゲーム以前の脅威となっていた「いつまで経ってもゴールに来ずにウロウロする人」は激減した。

 バグに関しては、自分が遭遇しただけでもいろいろある。

・突然、制限時間表示がなくなって、いつまで経っても終わらなくなる。
 こうなるともう離脱するしかないのだが、そうすると、次回の RP 入手量が減少してしまう。これは故意に回線切断する人に対するペナルティなのだが、バグでこれは理不尽すぎる。

・突然、音がなくなる。

・移動しても同じ位置に延々と戻されたり、何を調べても無反応になったりすることがある。

・ゲーム開始時のスタート地点でいきなり仲間が倒れており、以後、まったく復活しない。
 こうなると、3人での進行が確定であり、クリアはほぼ無理。回線の問題なのかなぁ……と思うが、ひどいときは開始直後に2人倒れてて、「一体、何があったんだ……」という事件現場に。

・特定のドアより先に進めなくなる。
 自分がマスター側になったときに監視カメラ越しに見えていたのだが、サバイバー4人の内の1キャラが、開いているドアの向こうからこっちに来ようと必死に走っている。でも、見えない壁があるかのようで、全然こっちへ来れない。他の3人は問題なしに行き来できている。「お気の毒に……」と思って見ていたが、結局それが原因でクリアできず。サバイバーの1人が監視カメラに向かって抗議するようなエモートをやっていて、ちょっと笑ってしまった。俺じゃねぇよ。

 これらの中でも、何を調べても無反応になるバグ、特定の位置から動けなくなるバグ(移動しようとしても戻される)、スタート地点で仲間が死んでるバグは発生頻度が高い。とりあえず、マッチングの遅さとこれらのバグの解消をがんばってほしい……。

 今後、日が進むごとにサバイバー側のセオリーが周知(※エリア2の警備装置は誰かが1回触れると、全員のマップに表示される等)されて、サバイバー側はクリアしやすくなる一方だと思うが、マスター側に起死回生の何かがあるのかどうか。このままでは、マスター側はどんどん勝てなくなっていくと思われる。サバイバー側とマスター側が双方ランク MAX になったとき、最終的なゲームバランスがどうなるかは分からないが、現時点での結論としてはおもしろいぞ、これ。なぜオープンベータテストやったし。

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