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2020年2月21日

0221

 昨日2月20日は、個人的に注目しているゲームがやたらとリリースされた日。PS4『デイメア:1998』、PS4 / Nintendo Switch / Steam『侍道外伝 -KATANAKAMI-』、Steam『WORLD OF HOOROR(恐怖の世界)』。Steam の『Dreadout 2』も、先日公開された配信開始日決定のオフィシャルトレーラームービーでは20日ってことになってたと思うけど、未だ配信されず。延びたのかな……?

 とりあえず、買ったゲームの所感やら、昨日のニュースやらをまとめて。

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PS4『デイメア:1998』所感
 日本語字幕でようやくストーリーが理解できたという点は良かったのだが、基本的に体験版での印象は変わらず。敵を撃ったときの反応がイマイチ。撃たれたら、一瞬動きが止まったり、のけぞったりしてほしい……。
 体験版は英語まみれだったこともあって気に留めなかった……というか気付かなかったのだが、改めて日本語で説明されると、リロードのシステムがややこしすぎる。入手した弾丸を空になったマガジンに入れる必要があり、マガジンは複数所持している。空になったマガジンを落とすことがあるので、操作をミスッて落としていないか気をつけないといけない。実際の銃の操作としてはこれが正しいのかもしれんけど、ここはリアルにする必要はなかったんじゃなかろうか。

 あと、難易度選択でイージーを選んでも、弾が全然足りない。旧『バイオ』のように、すべての敵を倒すのではなく、逃げ推奨のゲーム性なのかもしれんけど、持ち物確認などのメニュー画面を開いてる最中も敵は迫ってくるので、敵がいない場所に移動してハンドコンピュータを起動して持ち物確認して……ってやるには、敵を掃除しておかないと安心できない。

 特に、前述のリロードシステムに慣れないうちは、落ち着いて操作できる場所が欲しい→そのためには敵を片付ける必要がある→攻撃を外しすぎると、すぐに弾が足りなくなる→とりあえず、敵がいない場所までダッシュで戻るしかないが、攻撃手段がないので手詰まり……という感じで、初心者には厳しい作り。
 多分これ、1回クリアして、敵の配置や謎解きの答え等の全体像を把握した後なら、ほとんど敵を攻撃しないで行けるようになっている気がしないでもないのだが、とにかく初見に厳しい。「ああ、そうか。あれが謎解きのヒントかな」と思い、周辺を調べようとウロウロすると、絶対に敵が邪魔になる。あと、敵の頭を狙うと、妙に外しやすい動きをしてくるような気がする。

 総合的に、『バイオハザード RE:2』が如何に遊びやすく計算され尽くした作りであるかを思い知らされる結果になった感じ。逆に歯ごたえを求める層にとっては、その遊びづらさが難度を高める一因になっているので、『RE:3』までの繋ぎに亜流『バイオ』としてプレイするのはアリではないかと思う。そう考えると、このゲームの発売日は絶妙だったのかもしれない……。
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PS4 / Nintendo Switch / Steam『侍道外伝 -KATANAKAMI-』所感
 和風ハクスラ、和風『ディアブロ』を想定していたが、そこをベースに、ダンジョンで倒れたら所持品はロストといった『シレン』っぽいローグライクの要素を混ぜている。ロストしないための保険機能もあるけど、結構お高いお金を払う必要があるので、お金が全然稼げない序盤はとてもじゃないが使えない。
『ディアブロ3』のボタンポチポチ型のシンプルな戦闘を嫌ったのか、ガードやバックステップ、必殺技などもあるが、おぼえる操作がちょっと多すぎる印象。とりあえずは、行き詰まるまで普通の攻撃だけで進んでみる予定。ゲーム進行によって各要素が開放されていくこともあって、まだもう少しプレイしてみないと分からんことが多い。

 また、オンラインモードにすると、探索中に他プレイヤーが乱入してくるあたりは『ダークソウル』っぽくもある。定型文で「助太刀するでござる!」って表示されたから、助けてくれるのかと思ったら斬りかかってきてビックリ。返り討ちにしたけどな!
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Steam『WORLD OF HORROR(恐怖の世界)』早期アクセス開始
 現段階では早期アクセスで、日本語化も後からになるようだ。このサイトでデモ版をダウンロードして遊べるのだが、デモ版は日本語化されていたので、てっきり Steam 版も最初から日本語化されてるのかと思ったよ。ファミ通.comGameSpark の記事によると、今年の後半になるそうな。残念だけど待つ。
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PS4 / Nintendo Switch『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』日本語版の発売が決定
 昨年から気になっていた、『ヴァルキリープロファイル』みたいな戦闘のアクション RPG。Steam 版は昨年末に日本語化されたようなのだが、コンシューマ版も日本語化されねぇかなァと思ってたら日本語版の発売ということで、めでたい。でも、この様子だと Xbox One 版はなさそう……? それはそうと、舌を噛みそうなタイトル名「インディヴィジブル」、和訳せずに日本語版でもそのままとは。ただでさえ、ゲームでよく見る単語に「インビジブル」「インビンシブル」といったものがあってややこしいというのに。どういう意味なのか調べてみたら、「割り切れない、分割できない」だそうな。わりきれない……やりきれない……それでは聴いて下さい、D-SHADE で『Endless Love』
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PS4『ベヨネッタ&ヴァンキッシュ』5月28日発売
 海外では先日発売されたので、日本版は結構遅れるのねという印象。しかし、なぜこの2本をセットに……? 開発がプラチナゲームズ、販売がセガ繋がりというのは分かるけど、あまりにも作品間の繋がりがなさすぎるような……と思っていたのだが、どちらかを目当てに買った人が、ついでに触ってみて「あらやだ、期待してなかったけど、こっちもおもしろいじゃないの」効果を狙ってのことかもしれない。
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Steam『ロードス島戦記 -ディードリット・イン・ワンダーラビリンス-』3月13日に早期アクセス開始
 ロードス島、ディードリットが主人公、で、まさかのメトロイドヴァニアだよ。長髪をなびかせ、残像を伴って移動する様はアルカードにしか見えん。3月13日はあくまで早期アクセスの開始なので、完成はまだまだ先になると思うが、これは楽しみすぎる。(※追記:配信開始日が1日早まる模様。)
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Nintendo Switch『EVE rebirth terror』2月27日配信開始
 昨年に PS4 / PS Vita で発売された『EVE rebirth terror』の Nintendo Switch 版。パッケージ版はなく、ダウンロード版のみ。PS4 版には前作『EVE burst error R』が丸々収録されていたが、Nintendo Switch 版には未収録。それでいて税込 6,380 円と強気のプライスなので、「ゲームハードは Nintendo Switch しか持っていない」という人以外にはオススメしづらい。Nintendo Switch 版の『慟哭そして…』は 3,980 円、『DESIRE remaster ver.』は 1,980 円だったので、余計に高く感じてしまう。『EVE』シリーズは初作の完成度を超えられない不遇のシリーズだったように思うが、本作は『burst error』の続編として見事なデキ。複数あるシリーズの間を縫うような時間軸設定だったが、整合性がスゴい。あの『Lost One』をなかったことにしないのも恐れ入った。
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