XYZ
生きてたんだね、この二人。
カホリ「リョ、リョワ!」

リョワ「なんだよ騒々しい……」

カホリ「い、依頼よっ!」

リョワ「何ィ!?

カホリ「……めちゃめちゃ久しぶり」

リョワ「……そうだな。はっきし言って生きてるのが不思議なくらいな食生活だった」

カホリ「こっこれでまともな食事が……」

リョワ「泣くな! 泣くのは依頼を遂行してからだ!」

カホリ「うっ……うん!」

リョワ「それで依頼内容はっ!?」

カホリ「う、うん。えーと……
   『F-ZERO XのMUTE CITYでスタッフゴーストに勝てません。助けて!』。」

リョワ「……」

カホリ「……」

リョワ「……なぁカホリ。
    ウチにロクヨンあったっけ?」

カホリ「あるわけないでしょ。あったらとっくに売ってメシのタネにしてるわよ」

リョワ「……どうすんだ」

カホリ「……と言われても」

リョワ「……奪う、か」

カホリ「ちょっ! 何、物騒なこと言ってんのよ!」

リョワ「うるさい! このままじゃオレたち飢え死にだ!」

カホリ「飢え死に……なんて非日常的な響き……」

リョワ「オレたちは今、獣になる!」


第四の依頼
『任天堂の策略!?
 ミュートシテイに真っ赤なバラを』


リョワ「……用意はいいか?」

カホリ「……やっぱりやめようよ。これ強盗よ」

リョワ「フッ……もう遅い!」

バキューン!

リョワ「オラオラ! おとなしくしろ!」

店の人「キャアアア! 強盗よっ!」

リョワ「安心しな。おとなしくしてりゃ殺しまではしないぜ」

カホリ「完全に悪役……っていうか犯罪」

リョワ「お前ら、おとなしくロクヨン出せ!」

店の人「……は?」

リョワ「なっ何度も言わすな! ロクヨンだ!
    あと『F-ZERO X』もな!」

店の人「はっ……はあ」

リョワ「(くそっ! 恥ずかしすぎるぞこれは!)」

カホリ「(リョワ〜、向こうの人、笑ってるよ……)」

リョワ「(耐えろ!)」

店の人「お待たせしました、お客様。
    ロクヨンとF-ZERO Xでございます」

リョワ「お客様じゃねぇ!(涙目)」

カホリ「ほ、ほら、早く逃げないと」

リョワ「そ、そうだった。
    オラオラ! 道をあけろぉ!
    ピンホールショット!

カホリ「どこによ!

リョワ「とりあえずやっとかないとな!」




リョワ「はあはあはあ……な、なんとか逃げ切れたみたいだな」

カホリ「はあはあ……う、うん……あ、手紙がきてる。
    なになに……」

リョワ「なんだ、また依頼か?」

カホリ「……」

リョワ「……どうした?
    ……ええい、貸せっ」


『あ、どうも。F-ZERO Xの件で依頼した者です。
 あれ、勝てましたわ。お騒がせしてすんません』


リョワ「……」


ファンファンファン……


カホリ「ああ……パトカーの音が聞こえる……」

(BGM『GET WILD』(もちろんフェードイン))


そこのキミも、終わってる二人に依頼しよう!
掲示板に『XYZ』と依頼内容を書いてくれれば
二人がその依頼をこなします(多分)。メールでも可。
報酬は貴方の笑顔で十分です。
クサかったですか?
ただし、くだらない依頼限定。
役立たずって言わないで!
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