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残された謎

 エンディングも見た、タイムアタックモードも制覇した、キラキラも 79 個集めた……それでも残った謎について載せておくページ。

「ドルミンの剣」の謎

 ドルミンの剣は、鍔の部分に目のような物がある。

ドルミンの剣

 これは巨像の目と同じ性質の物らしく、普段は白色だが巨像戦に入ると青色に変化し、巨像がこちらを感知しているときは巨像同様に赤色となる。

ドルミンの剣(赤目)
ドルミンの剣(青目)

 果たして、これは何を意味するのか……。

「ドルミンの穴」の謎

 古えの祠で少女が寝ている場所の頭上にある、ドルミンの声が響いてくる穴。これが空中庭園の、あの穴だと思っている人は多いのではないだろうか。

空中庭園の大穴
↑空中庭園の大穴。飛び込んでみた人も多いのではないだろうか。死ぬけど……

 実はこれは、螺旋階段になっている所のほうの穴。ドルミンの穴は空中庭園の中の、行くことのできない壁の向こうに存在する。

ドルミンの穴

 この穴は PS2・PS3 版の頃から改造や解析等で確認されてはいたのだが、カメラアングルの関係から、通常プレイでの確認は難しかった。しかし今作ではフォトモードのおかげで、実際にそこに穴があることが確認できる。涸れ井戸のように底が見えているが、バグ技で侵入した動画によると、やはりこの先はドルミンの声が聞こえてきた天井の穴に繋がっていることが分かる。

 このバグ技は、閃光の矢の爆風で壁にめり込んだ後、地面に矢を撃ち込みまくりながら足場を確認しつつ、若しの布でドルミンの穴に到達できる距離まで歩いていくというもの。試してみたところ、日本版でも可能だったが、壁にめり込んだ後の暗黒空間ではいきなり地面を突け抜けて落ちる現象が起きるため、落ちない場所の見極めが難しい。そのための弓矢連打確認なのだが、壁にめり込んだ直後辺りでも落ちるポイントがあり、そこで落ちてしまうと、また祠登りからやらなくてはいけない。(※落ち方によっては地面の判定が消失してしまい、地上の地面まで突き抜けてゲームオーバーになることも)

ドルミンの穴
バグ技で地面を突き抜けて落下中の画像。右に見えているのがドルミンの穴。底は浅いように見えるが……
ドルミンの穴
一定距離内に近付くと、穴の下が表示される。何やら急に輝き始めて、神々しい……

 そこにドルミンが居るわけではないのだが、なぜ行けないようになっているのだろうか。この庭園は謎が多い。

上にブロック

 PS2 版の頃から多くの人が試したであろう、庭園の、この部分。ブロック状の石が 2 つほど上にあり、これを落とすことができれば足場にして上へ行けそうで、無駄に意味ありげ。この上に行くことができれば、若しの布でドルミンの穴まで行けそうだし、祠のもっと上のほうにも行けそうで、惜しい。

 最も当たり前の謎として、庭園の果実も挙げられる。腕力を上げまくることでようやく到達できる場所に、なぜ腕力が下がる果実があるのか。エンディングではこの庭園に小鹿が居るのも確認できるが、それも見当たらない。小鹿は、どこからやって来たのだろうか……。

「山羊の壁画」の謎

 海外でキラキラ 79 個がすべて発見され、話題が落ち着いてきた頃、もうひとつの謎が発見されていた。各地で山羊の壁画がいくつか見つかっているのだ。

壁画

 現時点で 4 つ見つかっており、これらを線で結んだり、5 つめ以降の壁画を捜索したりと様々な考察が行われているようだが、未だ詳細は不明だ。

 山羊の壁画は何をしても何の反応もなく、過去の他機種版では見られなかった物。PS4 版で新たに追加したことを考えると、何かしらの意味はありそう……というか何もないなら、マジで何なんだという。ひとつだけならスタッフのお遊びの可能性もあるが、すでに複数見つかっているため、かなり怪しい。壁画の位置はもちろん気になるが、場所によっては地面(岩の上など)に描かれていることもあるようなので、そういった点や、山羊の向きなども含めて考える必要があるのかもしれない。

 ちなみに、剣の光を収束(※次に倒すべき巨像の方向に剣の光を収束)させ、その先に岩などの障害物があった場合、まるで虫眼鏡で太陽光を集めたときのように、オレンジ色の光点ができる。「山羊の目の部分にこれを当てるのでは……」と思い、挑戦しようとしたのだが、地面(岩山)にも山羊壁画があるので、断念。光を収束させるには、山羊の壁画がある場所の線上に次の巨像戦がないとダメなわけだが、地面に光を当てるには、地中に巨像が居ないとダメということになる。

 山羊と聞いて真っ先に思いつくのは、「悪魔」との関連性だ。単純に、黒魔術で山羊頭のかぶりものをして魔方陣を描いて……といった物でもよく見るし、山羊の頭部を持つ悪魔「バフォメット」はキリスト教における悪魔のひとりで、両性具有だといわれている。本作で悪魔といえばドルミンであり、ドルミンの声は男性と女性の声が同時に響くような感じだった。

 また、山羊は「生贄」とも関連性が高い。「スケープゴート」といった単語もある。本作では「生贄」と聞くと、16 体の巨像を思い起こす。巨像を倒すごとに古えの祠でワンダを見下ろす人影があることから、巨像はドルミンの封印の役割であると同時に、封印時には生贄が必要で、生贄の魂のようなものが巨像に宿っていたのではないかとも考えられる。ワンダが蘇生しようとしている少女も、村における何らかの儀式において生贄になったのではないかという説もある。

 とにかく怪しい符合が山ほどある「山羊の壁画」。今後、進展があることを期待したい。

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