2015年6月19日

64

「このままでは次の更新が2016年の元旦になるのではないか?」
 そんな予感~スティクス~を振り払うべく、更新。気付いたら今年ももう半年過ぎててビビる。
 全然関係ないけどファミ通.comでヤギゲーについて書かせて頂いたので、興味ある人は読んでミテネ。
 ツイートやコメントを見る限りではわりと好評で嬉しかったのだけど、これ自体がもう1か月前のことだから、二度ビビる。

 しかし世の中には、半年どころか十数年前という忘れ去られた過去から不意に訪れる、懐かしい出会いもあるのだ……。


 先日、RGB接続を可能にした64本体を手に入れたのだが、
 動作テストがてら久々に起動してみた『F-ZERO X』のカセット内のセーブデータが、まだ残ってて驚いた。
 64のカセットは電池式のものと半永久に持つFLASHタイプがあって、『F-ZERO X』は電池式。
 電池はだいたい5~10年程度の寿命のはずなので、発売から17年経過していることを考えると、なかなかスゴい。


stanc rgb
左がS端子、右がRGB。他機種と違って、64は特にRGBによる恩恵が少なく感じる。S端子でいいレベル。


 上の画像は、ミュートシティのタイム。KTRが俺で、RYOは友人のもの。スタッフゴースト撃破済。
 あの頃はアホみたいにやってたので、そこそこ自慢していいくらいのタイムなんじゃないかと思ってたんだけど、
 ググッてみたら1分08秒台が居て、白目。マシンが違うとはいえ、あそこからさらに4秒も縮むのかよ……。
 

 ゲームは、最大のリスクがかかる場面で最大のリターンがあって然るべきだが、『F-ZERO X』はそれを体現したかのような作品。
「車体の強度と引き換えに加速できる」という、世界観に反してまったく未来らしくない狂った機能が最高で、
 ノーミスのまま、ターボ連打で車体爆発寸前の状態で3周目のゴールを駆け抜けるときの脳汁具合はスゴい。
 壁にちょっと触れるだけで大爆発。最速タイムを求めるには、3周の間、常にそのデッドゾーンに身を置き続ける必要があるわけで、
 スピードというリターンと、壁に触れたら即車体爆発リタイアというリスクのバランスに説得力があった。
 危険であればあるほど集中してノメリ込んでいく、たった1分ちょっとの充実したゲーム体験は、
 まるで水に潜って息を止めているかのような緊張感。と思ったら緊張のあまり、ホントに息を止めていたなんてことも。
 ゴールを駆け抜けた瞬間に訪れる解放感は、呼吸を求めてやまない人間という哺乳類が、
 水中から水面に上がったときの安堵と同種のそれなのかもしれない。
 ちょっと下品にいうなら、決壊寸前の膀胱を全力で抑えているときの緊張感と、それを解放したときの快感だろうか。
 ただ、ホントに我慢しながらプレイしている場合は、ゴールを駆け抜けたときに解放感を感じてしまってはダメだ。そこ、ゴールじゃないから。

 そんなこんなで、当時はもうこれ以上のレースゲームは出ないとすら思ったものだ……

 ……ったのだが、F-ZERO Xやり込み系サイトにあった1分08秒台の動画を観てみると、わりと頻繁に壁にゴンゴン当たっててズコー。
 したり顔で「壁に触れたら即爆発というリスクと引き換えに得るスピードが」とか解説してた俺の立場は?


 それはそうと、64だけに6月4日に更新するつもりだったのに、このザマでございます。
 もっと時間がほしい、時間を止めたい……と思うのはいつものことではあるけど、なんかもう加速する一方。
 ところで時間を止めるで思い出したけど、ドラゴンボールのグルドって肺活量鍛えたら実は最強じゃね?



[F-ZERO X] | コメント (3)


footer