2012年4月17日

『FEZ』実績はコンプリート、しかし……

 土日は『FEZ』しかやってなかったと言っても過言ではないほどドップリとハマり込んだ。

 クリア後にも関わらず「ここからが本番なんじゃねぇの」ってくらい謎に溢れてて、
 それらはこのゲーム特有の数字・文字・謎のテトリス文字を解読しないと解けないものばかりなのだが、
 メッセで画面写真を送って相談してもらっていた知人Pが言語学者レベルの働きをしてくれたおかげで、かなり早い段階で解読できた。

 文頭に頻出する連続した3文字に目をつけ、文頭かつ3文字の英単語を調べる。
 それらがどうやら「THE」であるらしいことを突き止めると、次は「THE○E」を「THERE」だろう、
 という感じで地道に埋めていったそうな。マジ言語学者。

 というわけで成果を1枚の画像にまとめておいたので、現在詰まってる人、今後やるつもりだけど解読する気はサラサラない人などはドウゾ。


FEZ言語
※ネタバレの範疇なので、モザイクをかけています。クリックすると表示されます。


 解読さえできれば大概の謎は解けるのだが、それでもまだいくつか謎が残るのがスゴい。
 実績も200/200になったが、ゲームの謎解明的にはまだ80%くらいじゃなかろうか。

 あと、やってる人しか分からん話になるけども……
 時計台の4つの色の針は、1つは1分以内、1つは1時間以内、1つは24時間以内に必ず1周するけど、
 グレーの針だけは、本体の内蔵時計をいじりまくってもほとんど位置に変化が見られず困り果てていたところ、
 日付を2~3日進めることでようやく針が動き出したという……。なんつう仕掛けだよ。

 なお、オフラインにしないと本体の内蔵時計をいじれないため、時計台の謎を最後に残すと、実績解除時に日付が残らなくなってしまう。
 このあたりが気になる人は、他の場所でキューブを放置しておいて、時計台を最後にしないこと。

 しかし、「FEZ」でググッてもファンタジーアースゼロしか出てこねぇ……。


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2012年4月14日

Xbox LIVE Arcade『FEZ』レビュー

FEZ


 昨日配信された謎解きパズルアクション『FEZ』が素晴らしかったので購入。
 こんな立て続けに良作が来るとは……。

 見た目は2Dドット絵だが3Dのようにグルグル回せる、「2.5次元」のグラフィックが特徴で、
 それがそのままゲームシステムの根幹に結びついている。


01
これが通常時。レトロ風ドット絵ゲーっぽいが……

02
視点を回すと……

03
画面左に足場が階段状になっているが、上の2点の写真を見るとわかるように、
これらの足場の位置はバラバラで、たまたまこの角度から見ているから、並んでいるように見えるだけ。
しかしこのゲームでは、そういった物の遠近を無視して足場にできる。
つまり、真上から見るとジグザグに並んでいる飛び石があったとしたら、このゲームでは一本道として普通に歩けるわけだ。



※この動画は英語だが、実際のゲームはちゃんと日本語化されている。

 
「3Dで配置されたモノの遠近を無視して2Dサイドビューと見なす」という、
 距離感の矛盾をゲーム性に変えてしまう奇抜なアイディアだけで、このゲームは成り立っている。
 シンプルなアイディアながら、遠近を無視することで多彩な仕掛けが生み出され、プレイする側にも柔軟な思考が求められる。
 ……と、こう書くと難しそうだが、まったく難しくない。脳の、今までに使ったことのない部分を使う快感すら覚える。

 おそらく、もっと仕掛けを複雑にして、高難度のパズルも作れるのだろうが、解くのが疲れるようなややこしいものはなく、
 程良く頭を悩ませながら楽しくクリアできた。難易度が無駄にエスカレートせず、ゲームバランスの取り方は上手い。
 一応のクリアまでならボリュームはそこまでないが、完全なコンプリートを目指すなら、相応の時間を費やすことになるだろう。


03
視点回転による足場確保以外にも、ユニークな謎解きも多い。
これはどう見てもQRコードだったので「まさか……」と思い、
画面写真を撮って、フリーのQRコード解読ソフトを使ってみると……


03
「RT」と「LT」の文字がズラリ。
この場所でこの通りにRTボタンとLTボタンを押せばクリアという仕掛け。
QRコードを読める携帯、もしくは画面写真撮影機材を持っていない人はどうするんだという気もするが……。


 唯一、苦言を呈すなら、エリアマップの繋がりが分かりづらいこと。


map


 ↑の写真のようにクォータービューで立体的に表示されるのだが、各エリアが不規則に散らばっていることと、
 エリアの攻略順が比較的自由で、ゲームの進行方向もバラバラなため、とにかくマップが頭に入ってこない。
 ワープも何箇所か設置されてはいるが、エリアに名前がついているわけでもなく、
 ワープ先の画面の色くらいしか表示されないので、慣れるまではワープの使い勝手も悪い。
 一度行ったエリアならば、マップ上から直接指定して一発でジャンプできても別に良かったのではないかと思う。

 あと、動作が不安定な箇所があり、画面が固まった後、ダッシュボードに戻される現象が2回ほどあった。
 ゲーム内のイベントで、画面がバグッてタイトル画面に戻されるという演出があったので、
 この現象に出くわしたときも「ダッシュボードに戻すとか斬新だな」とか思ってたら、どうも、ただのバグだよこれ。
 見た目に反して結構ヘビーな処理をしてるのか、処理落ちっぽい動きを見せた箇所もあった。パッチか何かで直るといいのだが……。


 逆に言えば、それ以外の欠点は見当たらない。
 このテのアクションにありがちなお邪魔キャラのような敵もまったく存在せず、仕掛けの謎解きに専念できるのも良かった。
 一定の高さから落下すると死亡扱いにはなるが、何のペナルティもなく、最後の足場からリトライできる。
 ここまでストレスなく進められるゲームも久々だった。


 なお、クリアすると2周目が始まる。
 2周目といっても、クリア直前の状態をキープしているし、各エリアにはまだまだ謎が隠されているので、
 そのまま引き続きプレイするのと変わらないが、新たに主観視点が使えるように。


04
これは主人公の自室だが、左スティックを押し込むと……

05
立体的になったドット絵で構築された部屋をグルグル回して見ることができる。
『マインクラフト』っぽいが、あくまで視点のみで、この状態で自由には動けない。


 ゲームの目的は「キューブ」という立方体を集めることで、32個集めることでクリアにはなるが、
 もう1種類、より見つけにくい「アンチキューブ」というのも32個隠されており、合計で64個存在する。
 クリアにはアンチキューブも混ぜて32個でいいので、エンディングまでなら、それほどシビアな要求はされない。


05
ゲーム内のいたるところで見かける、FEZ言語とでも呼ぶべき、このゲーム特有の文字がある。
キューブのコンプリートには、これの解読が必須と思われるが……。


 というわけで、なんとかクリアはしたものの、キューブはまだ全然集まっていない。
 あとは特殊言語の解読が必要になってきそうなので、正直、ここから先はネットの攻略情報を見ないで解く自信がないのだが、
 自力で解いたらイチロー並にほぼイキかけそうな達成感がありそうなので悩む。


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