2014年2月26日

「Romancing SaGa バトルアレンジ Re:Birth II -閃-」レビュー

パッケージ


 公式サイト


 イトケンの『Re:birth』シリーズ第3弾。
 前回の「Re:birth」は、いつの間にか発売されてて、イトケンファンのくせに数ヶ月遅れで聴くザマだったが、今回は満を持して発売日に購入。
 ファンの期待も高かったのか、早速Amazonでも売り切れで「7~10日以内に発送」になってるけど、
 iTunesストアで全曲購入だと1,800円とお安く、品切れもないのでオススメ。
 ただ、パッケージ版の初回生産分にはオリジナル楽曲のダウンロードコードがついてるので、
 そっちも欲しい人はパッケージ版を10日くらい待てばいいさ。俺は待てん! も、もう入れるぞッ!(iPodに)


 前回の『Re:birth』は、イトケンのゴールデンナンバーともいえる「七英雄バトル」「四魔貴族バトル」が入ってたうえに、
『2』と『3』のラストバトル、「決戦! サルーイン」もブッ込んで来るという血管ブチ切れ全開ラインナップだっただけあって
 ファン満足度は高かったのではないかと思うが、今回は『サガフロ』も入ってきて、後期中心……かと思いきや、
 前回の「七英雄バトル」アレンジは不評だったのか、違うアレンジで再登場。
 この曲もだが、全体的に変化よりも正統進化を目指した感じで、聴き方によってはインパクトが薄いかもしれない。


 そしてタイトルが「バトルアレンジ」なのに「下水道」が堂々の登場。
 ニコニコ動画でも「世界一抱かれたい下水道」などのタグが貼られるほどの、ホントなんでこれ下水道の曲なんだってくらい良い曲だが、
 個人的に残念だったのは『ミンストレルソング』版の下水道がベースというところだろうか。
 あっちはちょっとイントロがなんかキラキラしすぎてて、元の下水道の良さがあまり発揮できてないと感じるんだ……個人の感想です。
「下水道」に関しては、ここのピアノアレンジが素晴らしい。


 トラックリストを見る限り、今回の見所はやはり「バトル#5(『サガフロ』のメタルアルカイザー戦)」だろう、と思っていたのだが、
 この曲、実は基本的な部分はそんなにアレンジされていない。後半はちょっとソロパートでハッスルするが……。

 奇しくも以前に書いた『聖剣伝説2』のアレンジアルバムっぽく、かなり原曲重視で、数年ぶりに聴いた人なら
「あれ? 元々こんなんじゃなかったっけ?」と感じるかもしれないくらいの、各楽器の音色のみを現代相応にパワーアップさせた感じ。
 もし『サガフロ』がリメイクされたら、戦闘曲はこれこのままで全く問題ないレベル。
 元が、曲調も音色も特撮ヒーロー曲テイスト強めだったので、そこはちゃんとロックに置き換えたといったところだろうか。
 しかしこれの衝撃には敵わない……。


 その他の注目曲について、ちょこっとレビュー。


 ●呼び醒まされた記憶(『ミンストレルソング』)

  元がPS2の頃の曲で、音色や音数が厳しかった頃でもないので、そんなにパワーアップした感じはないだろうと思っていたが、
  その予想は裏切らない無難な落としどころを狙った印象。変えすぎて評価が分かれるのを避けたのか、
  元々激しい曲だったので変えようがなかったのかは分からないが、新鮮味はない。

  ここここのアレンジみたいに、あえてイトケン本人によるスーファミ音源アレンジも聴いてみたいなぁ。
  ていうか元のワンダースワン版の原曲が1回もCDに収録されてないので、なんとかしてほしい。
  あと『ワイルドカード』も頼むよ。あれ、名曲多すぎなんだよ。


 ●バトル2(『ロマサガ1』の「四天王」)

 『ミンストレルソング』版から、そこまで大きな変化ではない。
 しかしロマサガ風アレンジの金曜ロードショー見てからというもの、『ミンストレルソング』版の四天王はもうそのイメージで固定されて困る。

  最後のほうがピアノアレンジになってフェードアウトしていくのだが、これが意外とメロディーライン的に良かったので、
  逆にこれをオープニングに持ってきて、X JAPANの「Silent Jealousy」みたいな始まり方にした激しいアレンジを聴いてみたかった。


 ●バトル1(『サガフロ1』通常戦闘)

  原曲は、聞き飽きないという意味で地味な名曲だと思っているのだが、これまた変わってなさすぎで、やや肩透かしか。
  これも、ゲームがリメイクされたらそのまま使える感じ。

  今回、サガフロ曲が多いので、実は水面下でサガフロシリーズの現行機リメイクでも進んでるのか? と勘繰ってしまいたくなるが、
  もしそうだったら嬉しいものの、それより先にケータイで配信されてるロマサガ2を移植してくれ。
 「強くてニューゲーム」とか強敵追加されてるんだよ。
  しかも最近のスマホのアプリじゃなくて、iモードだのEZWebとかの時代の産物。マジでなんとかしてくれ。


 ●ラストバトル -アセルス-(『サガフロ1』)

  原曲からして往年のマリスミゼル的なムード全開だった曲だが、そのまま正統進化させた感じ。
  アレンジなんだからパートによってはもっとドラムをドコドコさせてもいいんじゃないかと思ったが、
  ゴシックというか耽美的な世界観を壊さないほうを選んだのかな。


 前回の「Re:birth」収録の、ロマサガ3の「ラストバトル」に、ロマサガ1の四天王の曲のフレーズが入ってきたときは震えたものだが、
 ああいった大胆なアレンジは今回はナシ。逆に、前回の賛否の否のほうの意見に対して作った正統バトルアレンジ、という印象。
 良いデキなんだけど、これだけ散々、動画などで素人がアレンジを発表しまくってる現代の状況だと、新鮮味は薄いかも。
 でも総じて多くの人に高評価を得られそうなところを狙った感じのする正統派アレンジ集なので、買って損はない仕上がり。

 そんなわけで、第4弾を出すなら『ジュエルサマナー』の通常戦闘曲とか、ギターフリークスの「OVER THE LIMIT!」とか、
 上でチョロッと書いた『ワイルドカード』とかもやってほしい。
 第1弾は『聖剣』で、2・3弾が『サガ』シリーズだったから、そろそろいいだろう……と思ったけど、
『ワイルドカード』はともかくとしても、他の2つは版権難しそうだ……。


 あと、ついでに……というか「合わせたのか?」と思うほどに同日だが、Wii Uのバーチャルコンソールでロマサガ3が本日配信開始。
 少し前に『1』『2』も来てて、やっとロマサガ3作全部がWii Uタブレットで遊べるように。
 これの何が重要って、Wii版と違ってWii U版はどこでもセーブができるから、
 戦闘終了直前にセーブしといて技の極意化狙いやレアアイテム狙いも容易に。
 これがロマサガ3スキーにとってどれだけありがたいことか!
 Wii版持ってる人は150円で買えるので早速買ったけど、セーブデータ引き継げないのね……。

 ちなみにこのバーチャルコンソール版ロマサガ3、割と致命的な裏技は修正されているらしい。
 バーチャルコンソール化の際に、昔は良かったけど現在ではマズい表現
(『たけしの挑戦状』における「土人」や、『ロマサガ1』の「アフマド」など」)
 のテキスト部分を修正していることがあるというのは知っていたが、バグ修正まで手を入れているのは初耳。
 テキスト部分ってのはデータさえ開くことができれば比較的いじりやすいほうだからなんとかなると思うけど、
 バグ技修正って原因突き止めないとだし、結構大変なはず。

 んで、大事なのは、今でも「いじれる」んだ、ということ。
 このテの復刻系って当時のスタッフがもう居なかったりして、プログラムいじれなくなってることが多かったり、
 たとえカンタンな修正でも「コストかかるから」ってやりたがらないメーカーが多いけど、いじれるならば、
 ロマサガ3で幻のモンスターとされているトウテツやスフィンクスが敵出現テーブルの手違いで絶対出現しなくなっている問題も、
 やろうと思えば修正できるはずなんだよな。あと、見切り技の「脳天割り」が絶対修得できない問題も。
 たしかWii版では結局これは放置だったので、Wii U版ではここだけでも直してくれてると嬉しい……けど、どうだろうなぁ……。

 なお、王家の指輪増殖に関してはどうも仕様ということで良さそうで、Wii版でも使えるのは確認している。
 ファンが多い作品なので、数日中には上記の幻モンスターの件がどうなってるか確認もできそうだが、
 ソワソワしてきたので、またカタリナでスタートするのであった。



[イトケン] [ゲーム音楽] [ロマサガ] | コメント (0)

2013年10月20日

『シークレット・オブ・マナ・ジェネシス / 聖剣伝説2 アレンジアルバム』レビュー

p


 "なぜ、アレンジはオリジナルを超えられないのか?"
 このサントラは、それに対するひとつの解答に見えた。

 昨今、昔のゲームミュージックの復刻やアレンジが活発……と言ってしまってもよいくらいになってきている。
 その背景には、過去作品のリメイク発売によって必然的に音楽もリメイクされることが多いから……ということもあるのだが、
 不思議なことに、多くのファンが待ち望んだはずのそれらは、ゲーム的にも音楽的にも
「80点はおろか、60点を超えているか?」というデキに留まることが多い。
 ファンはデキを見て「なぜ、こうなる?」、メーカーは売上を見て「なぜ、こうなる?」。
 お互いに首を傾げる、リメイクゲーム市場。

 しかし、このサントラは、そういったリメイク商売のモヤモヤを拭い去って「ああ、これだ」と思わせるものがあった。
 感想は「スゴい!」ではない。「これでいい」。
 この一文だけを見ると、なんだかどうでもよさそうな雰囲気だが、これは最上級の賛辞と思ってもらっていい。
 古いアルバムに眠る、ボロボロになった写真を丁寧に補修した感じ。
 イマイチなリメイクゲームというのは、昔の写真を元に、構図や服装などを真似てデジカメで撮り直したようなもの。
 そんなものに何の意味があるだろう。それはもう、"今の写真" だ。


 ここ十数年で、ゲームはシステム面においては確実に進化している。
 それはキャラクターの移動速度だったり、メニュー画面の操作しやすさだったりと、
 ひとつひとつは小さくて地味なものなのだが、総合的な積み重ねになると、大きい。
 本当に、ただそれ "だけ" を直せば今でも充分に通用するゲームは腐るほどある。

 しかし、リメイクゲームの多くは、そういった小さくて細かな部分のみの修正には留まらず、
「今風の絵柄ではないから」「今聴くと古臭い音源だから」という理由で大改装を試みる。
 それは、自分で新たな課題を増やしているようなものだ。

 リメイクを求める人間の大半は、豪華なものや時代に合わせた変化など求めていない。
 デジカメで撮り直す必要などない。でも、部屋を引っくり返してアルバムを探してホコリを払って……ということもしたくない。
 できるだけ快適に昔のアルバムを見たい、ただこれだけなのだ。


 作曲者の菊田裕樹氏がライナーノーツにて、こう語っている。

「果たして遠い昔、僕が届けた宝石は、いま君の胸にあるだろうか」

 これだけ見るとポエミーすぎて恥ずかしくなってくるフレーズだが、不覚にも胸キュンしてしまった。

 宝石と表現された名曲の数々は、たしかに記憶の中にずっと眠っていたが、時間は記憶にホコリを積もらせる。
『聖剣2』はドラムの音が特徴的で、当時、他のスーファミ作品でもあまり聴かない音色だったのだが、
 オリジナル版を改めて聴いてみると予想以上に音がこもっており、
「あれ? もっとスパーンと抜けるような音じゃなかったっけ?」と、思い出補正の強さを感じた。
 思い出は得てして美化されるものだが、このサントラは美化された思い出の音を再現したとでも言うべき、
 絶妙な仕上がりになっており、余計な細工を施さずに、宝石に薄く積もったホコリを吹き飛ばすことだけに専念している。


 このサントラは、20年前に『聖剣伝説2』をリアルタイムで遊んでいない人間が聴いても、大して意味をなさない。
 もちろん、素晴らしい曲群は今の世代にも充分通用するし、当時『聖剣伝説2』を遊んでいない人たちも、
 これをきっかけにWiiのバーチャルコンソールで触れてみるのもいいだろう。

 しかし、違うのだ。このサントラは、昔の名曲を今に伝えるために作られたのではない。
 20年前に少年だった者たちに送られた、"音" の同窓会。
 ただ、それゆえに、普段からオリジナル版を聴き込んでいる熱烈なファンにとっても、あまり良い結果にはならないだろう。
 そういった人たちは "音の記憶" が新しいため、懐かしさに訴えかけるものが全くなく、
 おそらくオリジナル版と比較した場合の違和感だけを敏感に感じすぎてしまう。
「20年前に『聖剣伝説2』は遊んだけど、それ以降、一切やってない」という人くらいが、ちょうどいい。
 いくら同窓会でも、普段からよく顔を合わせる人間と会っても新鮮味はない。
 悲しくも前向きに別れたポポイが、姿形は変わらないけれど、どこか成長したような……不思議な再会を果たせた感じ。


 欠点を挙げるとすれば、オリジナルサントラが全44曲あったのに対して、厳選された16曲のみということだが、
 カットされた曲をチェックしてみたら、個人的には別にわざわざ聴き直したいというほどでもない曲だったので、なんとなく納得。
 人気の曲はだいたい入っているが、人によっては物足りなさを感じるかもしれない。


 このサントラは、「リメイク・復刻って、こういうことだろ?」という、今までに最も説得力のある答えであり、
 20年前に『聖剣伝説2』に触れた人たちにしか分からないパスワードでロックされた、特殊なタイムカプセル。
 幸運にも俺は、それを開くことのできるひとりだったというだけなのだ。
 ……というのは、ちょっとカッコつけすぎだろうか。

 
 ……と、ここまで書いた後でAmazonカスタマーレビューを見てみたら評価が低かったので、
「あ、あれ?」と自分の感覚に自信がなくなりそうになったが、読んでみて「ああ、なるほど」と納得した。
 おそらく、このCDを「アレンジアルバム」と称したのがマズかったんじゃなかろうか。
 たしかにオリジナルに手を加えてるからアレンジではあるんだけど、普通、アレンジアルバムって言ったら、
 原曲を元に、まったく印象の違う新鮮さを与えるものというイメージがあるので、
 そういうものを期待して聴くと、あまりの変わってなさに肩透かしを食らう。

 でも、難しいことに、現時点では "アレンジアルバム" 以外の呼び方がない。
 言うなれば、「思い出の再構築アルバム ~記憶の音の間違い探し~」みたいなものなのだが、
 そんなこと言われても余計に何のことか分かりにくいという。

 このアルバム、個人的には面白い試みだと思ったのだが、カスタマーレビュー読む限りでは、
「やっぱり、万人が納得するリメイク・復刻って難しいね」で終わってしまいそうだ。
 というか、オリジナルと聴き比べもしたのに「えっ、そうだっけ?」と思わされる指摘も多く、
 濃いファン多いなー、と感心するやら、自分の耳に自信がなくなるやら。

 せっかく再会できたポポイとも、苦笑いで別れることになりそうだ。



[ゲーム音楽] | コメント (2)

2012年6月 5日

ほぼマイクラで終わった5月

 また1か月空いてしまった……。
 先日、というか先月にXbox360でも配信開始された『マインクラフト』が魔物すぎるので気をつけろ。
 時間泥棒を越えて時間強盗。

『マインクラフト』でペンション・シュプールを完全再現中なのだが、やっぱ実際に作ると微妙な矛盾が致命的に。
 スーファミ版の説明書にもまた異なる見取り図が載っていて改善の余地があったので、
 いずれ前回の記事に加えて修正した図を作りたい。
 小林夫妻の部屋のドアノブの位置が逆って言ってたけど、そもそもドアの横の壁の材質からして違うことに気付いた。
 どこのドアだよ、あれ……。


 あと、まったく関係ないけど、動画をいくつか。



 ロマサガ3が、なぜかやたら改造されまくってるのはなんとなく知ってはいたけど、ここまで作り込んであるとは思わなかった。
『1』のサルーインや『2』の七英雄まで盛り込んで、果ては『秘宝伝説』からアポロンや、『サガフロ』関連まで入れてある。
 しかもそれらの敵もドット絵で新たに描き起こしてあって、これがまたプロ並のクオリティ。
 各ボスの戦闘曲もSFC音源で作り直してある気合の入れようで、もうこれ売ってくれよ。
 Part40くらいまであるんだけど、全部見てしまった……。



 SFC音源で作られたシェラハの戦闘曲「呼び醒まされた記憶」が素晴らしかったので、ワンダースワン版と聴き比べなどしていたら、
 例の世界一ダサいPVと混ぜた動画を見つけてしまった。



 さすがに、だいたいどうなるかもう100%分かるのに、それでも吹いてしまった。
 今後、47秒付近のギターのフレーズ聴くたびに、この動きがチラつくかと思うと……。


ロマサガ3


 というわけで感化されて、バーチャルコンソールで買ったまま放置になっていたロマサガ3を再開。
 もう何度もやったのに、またカタリナ主人公でスタート。割とアッという間に四魔貴族撃破までいけた。
 RPGは今も昔もかかる時間は大差ないイメージだったが、やっぱ昔のは今と比べるとまだサクサクだったんだなあと思い知る。

 しかし、今度こそ温かい目でミューズに龍神烈火拳覚えさせようと頑張ったけど、弱すぎて我慢の限界だよ。
 それでもここまで育てた自分をほめてあげたい。実質4人で戦ってきたようなもの。

 今回改めてプレイするために色々調べてたら、各キャラの閃き特性や、
 6人目のキャラが居るかどうかでパーティ全体の攻撃力が上がるなど、知らないことだらけだった。
 昔、ファミ通のやりこみ大賞で「メニューボタンを押さずにクリアー」というイカレたやり込みがあったけど、
 ググッてみたら戦闘回数25回でラスボス撃破した人まで居て、みんなロマサガ好きすぎ。

 そういやマスカレイドを奪われるカタリナのオープニングイベント、
 昔は偽ミカエルに甘い言葉囁かれながらの深夜デート程度かと思ってたけど、
 これやっぱマスカレイドと一緒に貞操も奪われちゃってるんですかね。
 俺の股間もウェイクアップ。



[ゲーム音楽] [ロマサガ] | コメント (2)

2012年1月12日

1月のゲーム

早い「もう1月も12日か。時の流れは早いものよ」
速い「あいや待たれよ。それは用法を間違ってはおられぬかな、"早い" どの。」
早い「これはこれは "速い" どの。そなたは物理的なスピードを司るのではなかったかな?」
速い「左様。時の流れとは、まさに速度。この場合は拙者が正しい」
早い「しかし、ググッてみたところ、時の流れに関しては拙者が圧倒的なヒット数を誇っておりますぞ」
速い「グムー……しかし、考えてみられよ。基本的にそなたは "まだ早い" といった、適正より手前の時期を指すはず。
"時の流れは早いですなぁ" と言う場合、思っていたよりも時が進んでいるのであって、意味がおかしくなってきませんかな」
早い「グムー……一理ある。しかし、人によって感じ方も違い、目に見えぬものに対して速度を設定するのも如何なものですかな」
速い「グ、グムー……」
疾い「そこまでだ、お二方」
早い、速い「お、お主は!」


 そんなわけで、もう1月も12日とか何の冗談だって感じですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
 とにかく寒い。外も寒いけど部屋も寒い。
 エアコンの暖房はダメだ。電気代高いし、無駄に乾燥させる上、頭だけボーッとさせて足元がお留守。
 ヤムチャか、クソッ。


 それはそうと本日12日に発売となる、3DS『心霊カメラ ~憑いてる手帳~』。
 チープなタイトル名でしばらく気付かなかったが、一応『零』シリーズらしい。
 いくら実績があるシリーズとはいえ、『零』って言われても初めての人にはゲーム内容が分かりづらいし、
 タイトルを聞いただけでどんなゲームか分かるように思い切って変更したのだろう。
 公式サイトでは販促を兼ねた短編ホラームービーが配信されてるけど、
 何やら邦画のB級ホラー臭強めな仕上がり。どの層狙ったんだ。


 昨年頃から液晶テレビや、この3DSなどでやたら "3D" を推しているが、
 とにかく3Dに全く必要性を感じなかったため、なんでそんなことするの? という思いが絶えなった。
 そんな中、ようやく3Dを生かしたゲームが現れた感じ。
 早く『リング』を3D対応にして、例のシーンを再現するんだ。

 しかもこれ、「ARノート」が付属しており、カメラを通してノートを見ることで色々と "出て" くるらしい。
 3Dを生かした良い仕掛けだし、何気に見事なエミュレータ対策じゃないか、これ。

 ホラーゲー好きとしては欲しくてたまらないのだが、3DSは持っていないため、本体ごと買うかどうか散々迷っていた。
 しかし改めて現在のソフトラインナップの弱さを痛感。
 正直『DEAD OR ALIVE Dimensions』『閃乱カグラ』しか、やりたいものがない。
 どっちもやりたい原動力が完全に性欲だし。やりたいだけに。

「そうだ、バーチャルコンソールだ」と調べてみたが、ケムコの『セレクション 選ばれし者』の存在が微妙すぎて心惹かれるくらい。
 こっちもラインナップの充実が遅い。
 性能的にスーファミくらいなら普通に動きそうな気もするが、Wiiのバーチャルコンソールと互換性を持たせていないのか、
 3DSのバーチャルコンソールはほとんどゲームボーイに特化しているため、見込み薄。
 とりあえず『ウィザードリィ外伝』シリーズと『SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ』の復刻を急いでくれ……。

 そんなわけで、苦渋の決断で脳内いつか買おうリストに移動。
 3DS『心霊カメラ ~憑いてる手帳~』はAmazon在庫が切れて業者在庫に変わってるので、それなりに売れている気はする。

 業者在庫といえば、同日発売の『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II』
 ノーマークだったけど、『II』の発売に合わせて『I』をPSP仕様に復刻したものを同梱してるらしい。
 DSで一度復活してたはずなので、それに手を加えて移植したものだろうか。
 何にしろ、これにしか付いてこないというレアリティがソワソワさせる。
 スパロボはそんな詳しくないけど、スーファミ版『魔装機神』だけはクリアしたんだ。
 名曲揃いで、特に「フラッパーガール」には、その神曲っぷりに当時、衝撃を受けた。


 


 しかし、積みゲーに埋もれてるのに新作に目移りする心理ってのは何なんだろう。
 1月発売のゲームリスト見てXbox360『お姉チャンバラZ ~カグラ~』があるじゃないか……と思ったら、これも原動力が性欲だった。
 要するに積みゲー心理は過剰な性欲が原因ということでよろしいか。


 そういやホラーといえば、Wii『CALLING ~黒き着信~』がプレミア価格になってて驚いた。
 同じくホラーでプレミアといえば、『零』シリーズのファンブック、零(zero) 零 ~紅い蝶~ 恐怖ファンブック 怨霊の刻も1万越え。
 ヤベー、俺、持ってるよ。い、1万で買ってくれるのけ?
 ていうかこの2つを売って、そのお金で3DS買うべきなんじゃね?
 さらに言えば、そんな余裕があるならXbox360を修理するなり買い換えるなりするほうが先じゃね?


■関連記事

 ・Wii『CALLING ~黒き着信~』インプレッション



[CALLING ~黒き着信~] [ゲーム音楽] [心霊カメラ ~憑いてる手帳~] | コメント (4)

2012年1月 1日

2012

 2012年。ついに来てしまった……この、未来臭漂う数字の年が。
 チューブの中を走る、タイヤのない車は何処?
 空中にホログラム投影されるテレビは?

 そんな貧困な未来観は置いとくとして、年の瀬~新年明けまで、皆様それぞれ万感の思いをなんやかんやしながら過ごされたと思うが、
 俺はなぜか『モトクロスマニアックス』の動画を見ていた。



 動画でも聴けるけど、最初のステージのBGMは名曲だ。
 大人になってから「実はあの曲は○○の丸パクリなんだよ」という情報を知って愕然とすることが多いのだが、こ、これに原曲はないよな?

 当時、別にモトクロスに熱い思い入れがあったわけでもないのに、これを買って、しかもかなりハマッていた。
 このゲーム、ニトロを使って加速できるのだが、あるアイテムを取ると空中でもニトロ使用可能になり、
 連続使用することで短時間ながら空を飛べる。
 これを「ないわー」と言っちゃうような、夢を見ることを忘れた悲しい大人たちは木からリンゴでも落として何か閃いてろ!
『ワイルドアームズ4』でも、空中で下へ向けて銃撃ったら上昇してただろ!

 しかし最近はゲームボーイの動画を見るたびに危機感に襲われる。
 正当な手段でゲームボーイの画面写真を撮るベストの方法は、ゲームキューブのゲームボーイプレーヤーをD端子で繋ぐことだと思うが、
 ゲームキューブ用のD端子ケーブルにプレミアがついてて、死ぬほど高い。
 ヤフオクでたまに5,000円くらいで出てたりするので、今の内に確保すべきなのか迷うが、そもそもゲームキューブの寿命が来たらそれまでだ。
 3DSのバーチャルコンソールでゲームボーイがボチボチと復刻してはいるが、今はもうないメーカーもいっぱいあるだろうし、
 完全復刻は無理すぎる。失われゆくレトロゲームへの危機感。

 嗚呼、石油王クラスの金持ちが、これまでに発売されたけどメーカー倒産などで権利が曖昧になってるゲームなどをすべて調査して
 権利を一括して保有してくれたりしないだろうか。
『おとぎ話大戦』の権利って、今、どこが持ってんだよ……。
 メーカー名「四次元」だけど、その名の通り、どこに行ったか分かりゃしねぇ。


 そんなこんなで、そこからレトロゲー動画探訪モードになり……



『チャレンジャー』2面の曲をピアノで弾く動画。
 昔のゲームの曲って、音色の少なさをカバーするために楽譜上では無茶すぎる音符の乱れ打ちだったりするから、
 実際に弾くのは困難な曲が多いけど、よくぞここまで……。



 こっちは『スマッシュブラザーズDX』で使われたらしい、『マッハライダー』のアレンジ。
 こんな謎の復活をしていたなんて……。

『スマッシュブラザーズ』のサントラは最初の64版以外は発売されていないようで、名曲揃いなのに何故だろうと思っていたのだが、
 ここのリスト見てたら権利関係がややこしすぎることになりそうだからかなあ……と、なんとなく納得してしまった。
 ……というわけで、年の瀬・新年・2012年に全く関係ない話でした。

 100年後の2112年はドラえもんの誕生年だが、『マッハライダー』の舞台でもある。
 未来に待つのは夢いっぱいの藤子Fワールドか、『北斗の拳』ばりに荒廃した世界をマシンガンつきのバイクで駆け抜ける世界か……。

 そういや、マッハライダーは1kmを3秒で走るらしい。
 な、ないわー。計算したら時速1,200kmじゃねーか。
 マッハ1は時速1,224kmらしいので、まさに『マッハライダー』の名に恥じない速度というわけか。
 でも乗り物じゃなくて、運転手が剥き出しの状態でその速度って平気なものなんだろうか。
 いや、そもそも木っ端微塵になっても元通りになる奴だし……。

 ……ちょっと木からリンゴ落としてくるわ。



[ゲーム音楽] | コメント (3)

2011年6月15日

『アンリミテッド:サガ』オリジナル・サウンドトラック復刻


 去年の10月頃に発足した、スクエニのサントラ復刻キャンペーン。
『パラサイト・イヴ』が復刻したので、あとは『ルドラの秘宝』と『アンリミテッド:サガ』のサントラをなんとかせんかーいとか言ってたのだが、ようやく『アンリミテッド:サガ』が復刻されたらしい。

 少し前に発売された2万くらいするサガ20周年大全集的なサントラに入ってて、復刻のタイミングとしては明らかに遅いんだけど、
『アンリミテッド』のためだけに2万出した人も少なそうだし、復刻自体は歓迎。
 でも商売で考えるならホントに遅い。でもコレ、ファミ通.comのニュースで知ったけど、本日15日に発表して15日に発売なのか?
 そういう意味では早いというかなんというか……。しかも現在売り切れてて、明日また入荷とか……。

 遅いといえば先日もファルコムのtwitterで「要望に応えて『ぐるみん』のサントラ復刻したのに注文来ない」的な話が上がってたけど、遅すぎるんだよとしか言いようがない。
 かなり前にファミ通.comがやってるゲームミュージックダウンロードサービスで配信されてたので、ホントに欲しい人はそこで手に入れたと思う。

 というかファルコムも自社でMP3ダウンロード販売システム作ったほうが良いんじゃないか。
 過去の音楽資産という意味では破格の物を持ってるんだし、CDという媒体で復刻しようとするからコストかかって社内で会議しなくちゃいけなくて製品化も遅くなるような。

 もちろん、1曲ずつのダウンロード販売にすると、あんまり売れない曲が結構出てきて、1作品あたりの売上が減るという問題もあるけれど、
 そこは開き直って、あらゆるバージョンの「To make the end of battle」を配信すべき。
 あと、南 翔子のボーカルアルバム「フィーナ」収録の「風の踊り子」も配信すべき。
 元は『ロードモナーク』のゲームオーバー曲なんだけど、すごい良い曲なんだよこれ。歌詞に「マジカルキッス」なんて出てくるのもたまらん。

 しかし浜渦正志氏は良い曲作るのに、肝心のゲームに恵まれてない気がする。
『サガフロンティア2』『アンリミテッドサガ』、そして『FF13』……。
 ゲームを遊んだ人は100%に近い確率で「音楽だけは良かった」と言いそうなゲームばかり。
 いやホント、上記の3作品、音楽だけは文句なしに良かったよ。

 そんな浜渦氏、『Vielen Dank-Masashi HAMAUZU-』という個人のオリジナルアルバムを出してるんだけど、これはマジオススメ。
 全編ピアノ曲なんだけど、もう「美しい……」としか言えない。
 4年前に出たCDだけど、当時、浜渦氏のCDという情報だけで速攻買ってiPodに入れて通勤電車で聴いてた。
 でも穏やかで陰のある旋律が多いので、朝からこれ聴くと憂鬱な気分になりそうな気がせんでもない。雨の日に聴くとスゲェ良いよ!



[ゲーム音楽] | コメント (0)

2011年6月11日

サントラが特典につく作品2つ

01 02


 7/28に発売するDS『デビルサバイバー2』は伊藤賢治氏の作曲なのだが、その楽曲をアトラスのサウンドチームがアレンジしたスペシャルサントラが特典につくのだとか。"先着購入特典" らしいので、二次出荷以降はつかなそうな雰囲気。なお公式サイトでは、右下の「MUSIC」のところをクリックしてTRACK:02にすると、『ミンストレルソング』以降のイトケン節が一発で分かる曲が試聴できる。少しずつ曲追加されそうなので、時々覗いてみよう。

 一方、6/16発売の3DS『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』にもサントラがつくらしく、やはりサントラつくと初動がだいぶ違うんかなぁと考えてしまう。こちらは期間限定だが、6/16~7/31までにソフトに同梱されているシリアルコードを入力すれば必ずもらえるようだ。『夢幻の砂時計』の時はダブつきすぎてワゴン速度がスゴかったが、その反省からか、今回はかなりの初動売り切り戦法に出た感じを受ける。

 毎度のことではあるが、発売日にサントラをヤフオクに、ソフトを中古屋に流すだけで利益が出ることもあるだけに、純粋に欲しい人も転売に目を輝かせている人も、品薄と値上がりを天秤にかけての悩みどころだろうか。特に『時のオカリナ』のサントラはプレミアついてるからなァ……。



[ゲーム音楽] [ゼルダの伝説 時のオカリナ3D] [デビルサバイバー2] | コメント (0)

2011年3月31日

円卓の生徒 サウンドトラック

icon

 Xbox360版『円卓の生徒』の体験版で行われたキャンペーンで、体験版クリアー時に表示されるパスワードを書いて送った人に抽選で何か当たる! みたいなのがあったのだけど、PC版の『円卓の生徒』サウンドトラックが当選。懸賞当選なんて、コミックバンチのプレゼントで池沢さとし先生の色紙が当たった時以来だよ。

 改めて公式サイトのキャンペーン内容を見てみると……

・Amazonギフト券500円分 10名
・PC版『円卓の生徒』サウンドトラック 10名
・PCゲームソフト『迷宮クロスブラッド』 10名
・オリジナルB2ポスター 20名

 ただでさえXbox360の中でも出荷数が少ないゲームの体験版のキャンペーンで、そこから更に合計で50名にしか当たらないという超ニッチな抽選。しかもこのサントラ、かつてはAmazonでも扱っていたらしいのだが、もう品切れでリストからも消えているという珍しい品。話によると、1000枚しか製作されなかったとか。我ながら、またしても運を使ってしまった気がする……。

 せっかくだからサントラレビュー。
 序盤の中ボスなのにラストバトル並の雰囲気を出してしまったり、拠点に帰ってきただけなのにエンディングスタッフロール並の感慨を覚えたりと、やたらドラマティックで壮大な曲が多いゲームなので、聴き応えがある。ゲーム中はどの曲もループするけど、サントラでは、ちゃんとシメのフレーズも。

 特に中ボスの曲が一番カッコイイと思うのだが、「ピンチから一転、さあみんなの力でコイツを倒すぞ!」的な盛り上がりを表すシーンでかかる曲がこれしかないため、ゲーム中でこの曲を聴く頻度が高かった。普通の中ボス曲、重要な中ボス曲、イベントシーンでの盛り上がり曲、といった感じで3曲くらいバリエーションがあると、いざ、この曲がかかった時の盛り上がりというか、曲としてのレアリティが保てたんじゃないかなーという気もする。特にオーマの波動でホニャララしたあの2人には、専用の曲が欲しかった! って、この辺はもうサントラじゃなくてゲームの方への注文か。

 Xbox360版にもサントラが同梱されてるけど、全曲の半分しか収録されてない「ちょっと豪華なオマケ」的サントラなので、全曲聴けるCDはこれしかない……のに、もはや入手困難。このゲームに限らず、ゲームサントラは再販しづらいブツなので、何らかの形でMP3販売みたいなことを定着させていってほしい。

 せっかくなので、停滞してたレビューもこれを機に仕上げてしまいたい。
 マスターモードに引き継いで本命の2周目を始めてはいたけど、一度中断すると億劫になってしまう……。
 マップデータは、だいたい完成しているので、ノーマルモードの人もマスターモードの人も、ご活用くだされ。


[Xbox360] [ゲーム音楽] | コメント (0)

2011年1月 8日

『サガ3 時空の覇者 Shadow or Light』サントラ試聴

 正月明けの発売だったこともあってか、世間的にも「いつの間にか発売されてた」感が拭えない、DS『サガ3 時空の覇者 Shadow or Light』。
 そのサントラが12日に発売されるということで、試聴可能な公式サイトがオープンされている。(※ヘッドホンかイヤホンで聴くことをオススメ)

『2』リメイクの時にも全曲試聴できる公式サイトが作られていたのだが、マイフェイバリットゲーム作曲家である伊藤賢治氏(以下、イトケン)の手によるアレンジだったにも関わらず、
「やはりあれはゲームボーイの音色ゆえの感動だったのかなあ」と、正直ちょっとガッカリした覚えがあった。

 今回はゲームボーイ版の『3』のほとんどの曲を手がけた笹井隆司氏と、『3』には関わっていなかったイトケンによる新曲をプラス(他曲のアレンジも担当)という体制らしいのだが、
 全体的に、ゲームボーイ時代に表現しにくかったドラムの音を前面に出している印象を受けた。
 ところどころ『ルドラの秘宝』テイストが漂うドラムがあるので、明らかに笹井氏の仕業と思われる箇所も分かって感慨深いものも。
 その一方で「09. パイルアップ・スタック」「13. 狂気」の、妙にヒーローものっぽい音の使い方を聴くと「絶対イトケンだろこれ……」って感じで楽しめる。

 以下、気になった曲の、試聴で聴ける部分だけの簡易レビュー。


 03. 戦!

 元々は地味で冴えない印象だった通常戦闘曲だが、ドラムの力を借りてスピード感アップ。
 試聴で聴けない部分では新規追加フレーズもあるようで、一気に評価が変わりそうな予感。
 もう、かなり『ルドラ』臭いけど、笹井ファンにとっては望むところ。


 04. Eat the meat

 戦闘終了後のファンファーレ曲。
 ちょっとドラムが1人で興奮しすぎている印象も受け、「ドラマー目立ちすぎ」の動画を思い出した。
 どう聴いても、戦闘後に肉を拾って「誰に食わせて変身させるかな~」という雰囲気じゃない。
 途中に合いの手で「レツゴー!」とか聴こえてきそう。


 06. 未来への旅立ち

 個人的にFF3の「悠久の風」と並んでRPG最強クラスと思っているフィールド音楽。
 昔はメインメロディーと思っていた部分が裏メロディーに振り分けられていて、「あー、そうか、こうだったんだ」と戸惑った。
 GBAの『新約 聖剣伝説』のサントラ聴いた時も思ったけど、当時の曲は音数が少なすぎたことと、音色自体も似ていたため、
 本来は伴奏やベースにあたる部分のメロディーのはっちゃけ具合もメインメロディーの一部に聴こえて、それが一層名曲に感じさせていたんだなあと気付いた。


 16. 異次元のテーマ
 20. ステスロス

 サガファンなら最も気になるであろう、『3』における名曲ツートップ。
 ステスロスは順当な感じなのだが、「異次元のテーマ」の方はメインメロディー部分の音色が弱く感じた。
 ゲームボーイ音色の、あの低音が耳に来る滲んだ感じがないというか。


 22. 神戦

 ラスボス戦の曲。ギターも入ってきて、パワー的な迫力に欠けていた原曲越えを果たした印象。
 でも「23. 真・神戦」ってのがあるから「あれ? こんなのあったっけ……」と思って聴いてみたら、YOSHIKIが覚醒したみたいになっててフイタ。
 このサントラ視聴サイト自体、この23曲目を聴かせたいためだけに作っただろと疑うレベル。
 この曲フルで聴いてみたいがためにこのサントラ買ってしまいそうだ。


「真・神戦ってことは、リメイク版ではラスボスが原作に無かった変身とかするんかなぁ……」と、
どうせすぐに爆安になるだろうと思って気に留めていなかったゲームのほうまでやりたくなってくる。見事だ。たった1曲で、この宣伝効果……!

 それはそうと、1月1日にサ・ガ バトル楽曲集という、シリーズのバトル曲だけを集めたCDもヒッソリと発売されている。
 シリーズファンには鉄板の名曲ばかりなので今更感に満ちているが、シリーズ未経験者にとっては良い入門CDだろう。
 Amazonレビューにもあるように、アンリミテッドサガの通常戦闘曲が入ってないのは不思議でしょうがないけど。

 あー、これを機に笹井サウンドの評価が高まって『ルドラの秘宝』リメイクの動きとか出てくれないかなー チラッ チラッ



[ゲーム音楽] [サガ3 時空の覇者 Shadow or Light] | コメント (0)

2010年5月30日

ドラゴンクエスト モンスターバトルロード


アリーナ自重

 Wii版が7月15日発売になる『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』。
 ゲーセンだけでなく、意外な店の片隅に筐体が置いてあるのを見かけるけど、子供向けのカードゲームと思っていたら……こんなアツい演出のゲームだったとは。これは子供よりもむしろ昔からのドラクエファンのほうが胸が熱くなってしまうのではないか……。ハッキリ言って全く興味なかったのだが、もしかして「歴代キャラの派手な攻撃演出だけ全部見たい!」っていう俺のような人間相手の商売かこれ。

 ふと「この手法は何かに似ている……」と思ったら、昨今のアニメ・ゲームを題材にしたパチスロだ。もちろん金を増やしに行く人が主だとは思うが、目を楽しませる「演出を見に行く」ついでに運が良ければ稼げるかもね的な客も結構居るそうだ。実際は、当たった時の「よっしゃー!」感をブーストするための演出だとは思うが、客離れしつつあった旧パチ業界に全く別の切り口を開いたという点では見事な商売。

 俺はパチスロはやらないが、実は今までにパチスロのサントラを2枚買ったことがあるので、それの紹介を。

 まずは『悪魔城ドラキュラ』。上の動画のBGMになってる「trezire de spirit」が神曲。別にモチーフにした原曲などは無いと思うんだけど、いかにもドラキュラな雰囲気満点のゴシックメタル。このサントラはこれと「乾坤の血族(リヒターの曲)」が全てと言っても過言ではない。

 なお、このサントラには何気に「Beginning」「Vampire Killer」「Bloody Tears」のアレンジバージョンも2種類ずつ収録されているので、ちょっとしたベストアルバム状態。ただ、この「Beginning」の片方はPSPの『悪魔城ドラキュラ クロニクル』のサントラに収録されてたものと同じな気がしなくもない。他の曲も、既存の音源から流用されてるものもあるのかもしれない。


  

 そしてこちらは『バイオハザード』。
 原作・原曲に忠実な『悪魔城ドラキュラ』とは異なり、パチスロならではのノリで、原曲完全無視路線になっている。実際、『バイオ』の原曲って静かな曲ばっかりなので正解だろう。特に左の動画の0:23くらいから始まる曲「Fire Away!!」がカッコイイ。パチスロの曲なだけに、1ループが結構短いのが残念だが……。右の動画の「Zero Ground」も必聴。サントラはこの2曲で元が取れる。

 バトルロードの演出とパチスロ曲に通じるのは「短いモノの中身を濃くすること」。今の世の中、「時間が無い」が合言葉みたいになってるから、これが何気に今後の重要視される点になるのではないか! ツイッターもそうだし! 日本の歴史を紐解けば、俳句なんかもそうだよ! 無駄を限界まで削ぎ落としたところにある美しさ! 削減美!(マクロス7)(オチなし)


[Wii] [ゲーム音楽] | コメント (2)

2009年7月20日

DQ9

 ドラクエ9が予想以上に面白かったのでレビュー書こうとしたものの、全然上手くまとまらなくて、結局はぐれメタル倒してた。
 メタルキングも多分居るんだろうけど、何処に居るんだかわからねえ……。

 今回、仲間はルイーダの酒場で登録するドラクエ3形式なのだが、エメドラ好きとしてはこの人は外せない。


ファルナ
ファルナー! 俺だー! 結婚してくれー!


 髪型にボブカットがあって良かった……。僧侶として終盤までパーティの守護神だった。
 ちなみに写真の装備は、見映えがする装備にしようと思って適当に選んでたら間違って装備してしまった呪い装備なので気にしないでくれ。

 それとは全然関係ないけれど、先日発売されたPSPの『Ys I・IIクロニクルズ』。おなじみ『II』のオープニング曲「TO MAKE THE END OF BATTLE」が、
 発売前のデモ版のバイオリンのアレとは変わってて、ギターバリバリになってる模様。ヤ、ヤベェ、これはカッコイイ。



『イースIIエターナル』の時のはドラムも貧弱でギターも迫力に欠けてて、正直、当時のファンが作ったMIDIのほうが断然デキが良かったくらいなのだが、これは本家の本気を見た。
 これだよ、これが十数年前のプレイヤーの頭の中に流れてたんだ。


[DQ9] [ゲーム音楽] | コメント (0)

2009年3月14日

あと5日

 気づけばPSP版『ブランディッシュ』発売まで一週間をきっていたわけですが、ふぁるコラムのほうで連載されていたプレイ日記が最終回を迎えています。ドーラモードはアレスモードより遥かに難しいらしいことや、謎の石碑の存在も明らかに。基本、リメイク作品なだけに、こういった新規要素の部分にはwktkが止まりません。

「こういった機会でもないと、いつまでも放置になりかねん!」と、PSP版の発売までに『ブランディッシュ4』の攻略ページの作り直しも目指していたのですが、さすがにクレール編とガラハッド編だけで精一杯かも。メルメラーダ編はクリアはしているのですが、マップ完成率が、ずーっと99.99%止まりなんですよね……。PSP版の攻略ページも神速で制作する気マンマンなので、ご期待下さい。

 そういや公式サイトのダウンロードページで現在3曲ほど試聴できますけど、FORTRESSの曲がいかにもラストダンジョンっぽいアレンジになってますな。元の曲が地味すぎるってのもありますけど、なんか『ダイナソア』のリメイクで試練の塔の曲がユーロ調になってたような違和感を感じないこともない。ヘッドレス先生の曲は順当というか予想通りというか。

 そういや全然関係ないんですけど、『マナケミア2』というゲームの戦闘曲「Roar of Delirium」がアツすぎてビビッタ


ゲームのキャラというか雰囲気だけ見ると、MAD動画にしか見えん

確か『マリーのアトリエ』シリーズから派生したシリーズだったと思うんですけど、なんでこんな『ギルティギア』シリーズの新曲ッスか!?」みたいな曲に……。YouTubeやニコニコ動画がなかったら知ることすらなかったかもしれん。これはサントラだけ購入ですね、わかります。

 個人的に『イース フェルガナの誓い』の「翼を持った少年」のアレンジは「まさに十数年前、FM音源聴きながら頭の中で思い描いていたものだ!」て感じで感動したんですけど、あれほどのキタコレ感を味わうことはできるのだろうか……。


バイオリンがたまらん

 なんだかんだでRUINS AREAの曲が一番好きなんですが、今作でも「ああもうここから出られなくてもいいや」という気になってくる屈指の落ち着きソングになってるといいなァ……。

 とりあえずRUINS AREAがユーロ調になってたらコロス。


[PSP] [ゲーム音楽] | コメント (0)

2009年1月22日

CD4枚の謎

 PSP版『ブランディッシュ』の特典CDが合計4枚な話ですけど、PC98とFM-TOWNS版で2枚組ってのは分かるものの、PSP版のリメイクサウンドだけで2枚も必要なものだろうか……? と調べてみたところ、コナミの通販サイト「コナミスタイル」の『ブランディッシュ』ページで詳細が。ジャケット絵も載ってるし!(追記:現在は掲載されていません) ファルコム公式が、特典でも情報の早さでも一番劣ってるなんて!

 で、やっぱり2枚組×2のようです。初代ブランディッシュって曲数25くらいしかなかったんで、音質上げてたっぷりループして12~13曲ずつ分けるってところでしょうか。ドーラ主人公モードで新曲とかあるとイイネー 欲を言えば新マップもネー

 あと、本家のファルコム通販でも何か特典があるとかないとかの話もあるみたいなので、特に急がない人はギリギリまで予約を待ってみるのもアリかもしれません。……そのまま何もないかもしれませんけど。


[PSP] [ゲーム音楽] | コメント (2)

2009年1月16日

PSP版『ブランディッシュ』には……

 特典でサントラが4枚つくそうです。PSP版サントラ(2枚組)、FM-TOWNS版&PC98(リニューアル版)版サントラ(2枚組)。え、FM-TOWNS版て。何事だ。

 Amazonでは4,032円で予約受付中なんですけど、もはやこれだけのサントラ群だけで4,000円の価値はあるだろ常識的に考えて……。あ、このリンクはアフィリエイトじゃなくてただのリンクだから安心して踏んでネ。

 ファルコムの通販は毎回特典が豊富なんですが、今回はAmazonで注文しても大差ないみたい……? むしろFM-TOWNS版&リニューアル版のサントラについて明記してあるのはAmazonだけ。送料無料も考えると今回はAmazonが強いのかしら……とかなんとか言いながら、すでに脊髄反射で注文した後なんですが。FM-TOWNS版サントラなんて書いてあったら仕方ないだろ?

 ちなみにFM-TOWNS版ブランディッシュもすでにクリアしてますので、近いうちになんとかブランディッシュのパーフェクトなコンテンツを。ちょっとだけマップが違うのヨ。

 あとサントラといえば、今更ながら「ファルコムjdkバンド2008春」を聴いたんですが、これに入ってる「THE DAWN OF Ys(PCエンジン『YsⅣ』)」と「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN(YsⅥ)」が良すぎて鼻血出た。特に「THE DAWN OF Ys」は、PCエンジン全盛期の頃の想い出が蘇ってきて嗚呼もう嗚呼……。拙僧の心の天の声バンクのメモリーがいっぱいで候。

 参考までに、YsⅥのオープニングに、このCDのバージョンの「RELEASE OF THE FAR WEST OCEAN」を乗せた動画があったのでZE・HI。

 この動画では曲をオープニングサイズに編集してありますが、CDはフルサイズで収録されてます。

 あと、確か次のステージへの繋ぎ……いやエンディングだっけ……にしか使われてなくて、あんまり知られてないんじゃ……と心配になる名曲「そして新たなる道へ(『ヴァンテージマスターポータブル』)」も収録されてるのでオススメ。『ヴァンテージマスター』は一番最初に出たPC版しかやったことないんですけど、PSP版だと使われる場面が違うのかな……と思って調べたらニコニコにあった。

 動画コメントによると元はエンディングらしい。元エンディング曲をオープニングに持ってくる……PSP版ブランディッシュと同じだな! というわけで話題が繋がったところでバイナラバイナラ。


[PSP] [ゲーム音楽] | コメント (0)

2006年10月 8日

『ワイルドアームズ ミュージック ザ ベスト -ロッキングハート-』サントラレビュー


wa_rock_p.jpg


 というわけで早速届いたのでサントラレビューIKUZE!
 良い意味でも悪い意味でも印象が強かった曲のみに絞り、『アルターコード:F』の曲については俺が『アルターコード:F』をクリアしてないこともあって、省き。
 ごめんね、お母さん積みゲーしすぎてごめんね。


1.荒野の果てへ Ver.Detonator(WA4より)

『荒野の果てへ』といえば『1』のOPテーマ、アコースティックギターと口笛が織り成す、シリーズ屈指の名曲だが、どうも『4』でアレンジされてた模様。
 ヤバいくらい記憶にないけど。

 で、このアレンジ曲の方は、1度でも聴いたら忘れようがない熱さ。アレンジはあの米光亮氏で、初っ端の1曲目から聴かせてくれる。
 曲としての方向性は真逆のはずなのに、「メインメロディ部分をギター de ロック」ってのが意外に合う曲なんだなと驚かされた。


3.ガンメタルアクション(WA3より)

『3』の通常戦闘曲。
 もし後々、『3』がリメイクされるようなことがあれば、これを戦闘曲に使ってほしいくらいの、原曲を正統ロック進化させた感じ。
 驚きはないけど、なんか『3』の記憶が美化されそうな曲。


5.そこに貫く意地は固く(WA4より)

 記憶にない曲。
 ボ、ボス戦だったかなぁ……。こんなカッコいい曲流れたら忘れるはずがないと思うんだけど、ホント、俺は『4』に良い印象がないんだなと……。


6.バトルフォース(WA2より)

『2』の戦闘曲。うーん、でもこれは……。
 とにかく全体的に非常に眠い展開。何度か繰り返されるイントロ部分が、次第にコントの出だしみたいに聴こえてくる。
 マジックショーか何かやってて、イントロの部分で次の手品に移る、みたいな。
 テンポを速めにしたドラムと合わせて、この曲こそロックアレンジするべきだったのでは。


7.バトル・VSトカとゲー(WA2より)

 津軽海峡冬景色と思ったらセックスマシンガンズでしたくらいの豹変っぷりにお茶の間は騒然だトカ。
 なんか変な声も聞こえてくるし、何と表現したらいいのか、ロックとレゲエとトランスの融合?
 ジャンルについて偉そうに語れるほど詳しくないけど、宇宙人トカとゲーの不気味さは十二分に表現できており、科学の力で早く故郷の星へ帰ってほしい、そんな気持ち。


9.あれれ?(ゼットのテーマ)(WA1より)

 原曲は『トカとゲー』のような、ちょっとコミカルなものだったけど、なんかエジプトのピラミッドに迷い込んだみたいなアレンジに。
 ううむ、これをロックとは言い難い! もう、こっちが「あれれ?」だよ!


10.空を見上げる君がいるから(WA4より)

『4』のメインテーマですな。さすがに、これは覚えてる。
 そういえば『4』のラストで歌つきで流れてたけど、『2』みたいに、OPアニメでは歌、ラストバトルでは歌ではなく曲、にした方が良かったと思う。

 それはともかく、これまた熱い仕上がり。序盤は「なんかPCエンジン版イース4にこんな曲なかったっけ?」的な印象があったものの、多分気のせい。
「セルセタの樹海」だっけ……でも、全然違う曲なのでご安心を。
 やはりメロディーラインの秀逸さが際立つ曲で、つくづく『4』は、ゲーム内容が曲に負けてたなと痛感。


11.ダンジョン・遺跡系2(WA2より)

 おそらく、数あるダンジョン曲の中でも人気の高い1曲。
 でも、原曲でジャンジャカジャンジャカ鳴らしてた西部劇的な一面をバッサリ削ってしまい、それに代わる熱さを提供できてない感じがするので、個人的には微妙。


14.クリティカル・ヒット!(WA1より)

『1』の戦闘曲。正直、もうちょっと変えちゃっていいんじゃないかなーという印象。
 中盤でオリジナルギター炸裂してるけど、基本的に原曲に忠実な作り。
『アルターコード:F』ではこんな感じじゃなかったっけ……と、おぼろげな記憶と格闘するのであります。


16.ガンブレイズ(WA4より)

 またもや記憶にない曲。俺の『4』の印象が悪すぎて、せっかくの曲が記憶に残ってないモヨウ。
 しかし、このCDで最もヘヴィメタしてるかな? もしゲーム中でこんなカッコイイ曲流れたら忘れるはずはないな……うん。


17.バトル・VSロードブレイザー(WA2より)

 このCDを締める至高の1曲、米光ギタリズム炸裂のファイナルナンバー。
 もし『2』がリメイクされるとして、ラストバトルでこんなん流れたら俺100%泣く。
 原曲が優れてるってのもあるけど、ギターで演るとお似合いすぎるほど熱くなるわけで、マジでこれがラストバトルに流れる『2』のリメイク出ないかなァ……。


 ……というわけで、あくまで俺の印象だけど、良い曲と特にそうでない曲の差が激しいCD。
 そんな中、やはり米光アレンジは総じて質が高かったように感じます。

 ゲームミュージックは魔力。本来はゲームの背景で作品を彩る1要素だが、時として、作品の持つ魅力を2倍にも3倍にも跳ね上げる。
 昔と違ってゲーム自体がCD・DVDになったことや、FFの曲をロックアレンジするBLACK MAGES、ゲームミュージックコンサートなど、
 過去のゲームミュージックの良さを再認識する動き、ゲームミュージックの優れたメロディーラインとギターサウンドのド迫力の邂逅なども頻繁に起こっているし、
 優れたアレンジを聴いた人が原曲に興味を持ち、そのゲームをプレイしてみようという気になる「逆輸入現象」も有り得る。

 というわけで、これからもどんどんゲームミュージックを応援していきたい!
 ゲームのサントラレビューもコンテンツのひとつとして作ろうと思ってたんだけど、曲の良さを文で表現するってメチャクチャ難しい。
 なんつうかもう「言葉じゃねぇんだ! ここ! ここなんだよ!」と親指で胸を指したくなるけど、それじゃ酔っ払いの戯言と何ら変わらないので、
 なんとか頑張ってみようと思った次第であります。



[ゲーム音楽] | コメント (0)

2005年10月 1日

蘇るファルコム音源

 ファミ通.comのゲームミュージック ダウンロードにて、ファルコムの楽曲が大量に投下されてるんですが、さりげなくブランディッシュ1~3のサントラが! suteki! 現在、サントラ自体は相当レアになっており、ヤフオクで見つけるくらいしかテはないので、この機会に是非……って、ここのシステムよくわかんねぇー! iTunes Music Storeっぽいんですが、Windows Media Player必須の模様。最新版ダウンロードしてインストールしようとしたら何故かフリーズしたので、またの機会に。

あと、ブランディッシュファンなら常識ですが、ファルコム・スペシャルBOX’93の[Disc 2]が、『ブランディッシュ1』のオリジナル音源です。パーフェクトコレクション ブランディッシュはオリジナル音源ではないので御注意を。

個人的には、ブランディッシュの音源は全部持ってるので、『風の伝説ザナドゥII』のサントラをなんとか落としたい所存。ゲームとしての『風の伝説ザナドゥII』は、10月27日発売のザナドゥ・ネクストの特典としてついてくるんですけど、また特典の方が魅力的だぞファルコム。


[ゲーム音楽] | コメント (2)

2005年4月28日

『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』 サントラレビュー

rsms_sp.JPG

 さて昨日は『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』のサントラ発売日だったわけですが、元々、ゲームミュージックというものはCDショップではコーナーが無いところも多く、よくてアニメのコーナーにまとめて置かれているくらいで、それもFFなどの人気作のみしか置かれてないことがほとんどです。

 あまつさえ田舎住まいともなると、もはやAmazonに頼るしか無く、熊本でも中心部まで行けば置いてある店があることはあるんですが、いかんせん遠い。しかしAmazonで注文して届くまでの日数が子供のように我慢できない俺は、愛車を駆って風になった―――。

 で、買ってきたわけなんですが、久々のイトケン節が炸裂しっぱなしのCD4枚組・全103曲。『新約 聖剣伝説』の時は、過去の曲にとらわれすぎていたのと、GBA音源の限界もあって総合的に良い評価は聞かれなかったのですが、今回は変えるべきところは変える大胆なアレンジと、スーファミ音源から一気に豪華になった音色とで、特に昔、ロマサガにハマっていた人にとっては懐かしさも相まって、魂に突き刺さるサウンド間違いなし。

 ゲームの方は、リメイクでありながらもシリーズ集大成的な要素を持っているのですが、曲の方もまさにイトケンヒストリーの集大成で、『ロマサガ3』のバトル曲から見られたハイスピードドラムもボス曲には積極的に取り入れられ、RPGサウンド史上、稀に見るアツい仕上がり。ワンダースワン版で登場した三邪神の一人・シェラハのバトル曲も恐ろしいほどヘビーメタルと化し、もうイトケンになら抱かれてもいい、そんな雰囲気。

 イトケンといえばバトル曲、というイメージがあるのですが、今作で追加された新曲は非常にバラエティに富んでおり、イトケンの成長を肌で感じられる1枚(4枚組だけど)に、なっているのではないかと思います。

 最近はゲーム曲は音源の豊かさからくるのか、昔の「ゲームっぽさ」みたいなものが無くなってきているように思うのですが、イトケンの曲は印象的なメロディーラインがハッキリしており、聴いててちょっと恥ずかしくなるほどの盛り上がりフレーズを使ってあったり。だが、そこが良い。聴く人によっては幼稚と感じるかもしれない、でもゲーム曲の良さってのはこれなんじゃないか、と思い返す良質の曲群。

 ロマサガファンでなくとも、このゲームをやらずとも、このサントラだけは買ってしまっても良いんじゃないかと思う、ゲームサントラ久々のクリティカルヒットでした!


[ゲーム音楽] | コメント (3)

2003年8月29日

『新約 聖剣伝説』サントラレビュー

sseiken_cd_p.jpg


 俺が特に好きな4曲に絞って、チョトだけ感想をば。

■「果てしなき戦場」

 フィールドの音楽「果てしなき戦場」は勇壮さが前面に出た行進曲的なアレンジになっており、初代のGB音源を聴き直すと「勇壮さと同時に、どことなく淋しさも漂う」ようで、
 それがまたいいところだと感じるのだけれど、今回にはその「淋しさ」が薄れている感じ。
 しかし、その優れたメロディーラインは健在で、初代をやった人にとっては懐かしさがこみ上げてくる名曲には違いない。


■「戦闘2」

 ラスボス戦の曲と並んでカッコいい戦闘曲。
 しかし今回のアレンジ、メロディ的に昇りつめるところの、「チャー、チャララー、チャララー、チャララララララ……」ってところが
「チャー、チャララー、チャララー、チャララッ!」になっており、昔の曲を知る者にとってはココがヒッジョーに気になった。違和感っつーか。
 でも、もしかしたらコレ、昔から「チャララッ!」で、単に音色が少なかったため、そう聞こえていただけなのかも。

 今回初めてプレイする方にとっては「?」な お話だと思いマス。


■「聖剣を求めて」

 後期のフィールド音楽「聖剣を求めて」は「果てしなき戦場」と並ぶ名曲。今回は前奏が長めのアレンジ。
 基本的には「果てしなき戦場」と似た印象だが、ドラム部分が派手で、だいぶ印象が違う。
 ちなみにGBA版では、過去のGB版と「この曲が、かかり始めるタイミングが違っている」ことで、旧ファンは大騒ぎ。


■「最後の決戦」

 ラスボス戦の曲。いかにも最後っぽい曲調で、荘厳さが響くアレンジ。
 以上4曲の中では最も変わってない印象。まだラスボス戦までは行ってませんが、楽しみ。

 ただ、全体としては、タイトルに「新約」とつけるだけあって、ストーリーの細部もかなり変わっちゃってるんで、初代「聖剣」が大好きだった人ほど、軽い拒絶反応を示す気が。


 サントラのライナーノーツで、伊藤賢治氏が「ゲームボーイは3音しか出ず、どう頑張ってもオーケストラのような感じは出せなかったため、意識してメロディーラインを強調して作った」
 というようなことを書かれていたのだが、やはり当時の3音という限界の中、工夫を重ねた結果のメロディーラインが、名曲と呼ばれる所以なのだと感じた。
 そういった曲を今の音源で越えようと思う場合……しかもリメイクのため、原曲を大幅に変えるわけにもいかない場合、相当に難しいだろうなと。
 昔の、同時発音数が少なかった音源だったからこそ「必要な音」だけが残り、珠玉の1曲が完成していったようにも思う。

 しかし、サントラに「本作品は制作上の意図として、リアルにゲームのオリジナル音源を楽しんでいただけるよう、ゲーム音源の響きに忠実に収録を行っております。」
 と書かれているのだが、単にサンプリングレートが低くなった気がするだけのような気が無きにしもあらず。
 初回盤特典のボーナスディスクに付属の「果てしなき戦場」のオーケストラバージョンが、おそらく当時の聖剣で伊藤賢治氏がやりたかった理想の音なのだろう。
 こういうの聴くと、プレステかプレステ2でオール生音の聖剣がやってみたくもある。


 思えば、3音しか出ない音源とモノクロ画面、数メガしかないカートリッジで、よくぞあれだけのものが出来たな……と初代のスゴさを再確認。
 GBA版のオマケで初代つけてほしかった!



[ゲーム音楽] | コメント (0)

2002年2月22日

サントラ『ICO ~霧の中の旋律~』レビュー

ico_cd.png


 この日記でも何度かお伝えしているゲーム『ICO』のサントラCD。
 元々、ゲーム中にBGMらしきBGMがほとんど無いだけに、どんなCDになるのかと思ってたのだが、場面が切り換わった時にちょっとだけ流れた曲なんかが結構あって、
 テーマ曲「ICO ~You were there~」を含め、全16曲。それでいて定価1,470円というのは、一般的に、シングルCDが1,000円前後はすることを考えると、ゲームサントラにしては異例の安さかと。

 で、このCDのコアとも言えるテーマ曲「ICO ~You were there~」。もう、なんて言うか、ボーカルが聞こえてきた時点で、ゲームをクリアした時のあの感動が蘇ってきて、涙腺防波堤、決壊寸前。
 というか「感動」という単語って、なんだか安っぽくて、あまり使いたくないのだけど、それでも「感動」、としか言いようがないわけで。
 種類的には、「うおおおお! ディ・モールト!」という盛り上がり系の感動ではなくて、心臓を針で突つかれるような胸キュン系の感動。せつなさ炸裂の。
 渡せなかったラブレター、ビンに入れて海に投げてみたの、みたいな。転校するって、なんでもっと早く言ってくれなかったの、みたいな。隊長! 自分、説明が下手であります!

 俺は静かな曲が非常に苦手で、テンポがゆっくりな曲は大抵、聴いててイライラするという、ひどく情緒の無い人間なんですが、この曲は超大好き。
 イメージ的には……えーと……「ロミオの青い空」のオープニングテーマ「空へ…」みたいな。隊長! 自分、説明が下手であります!

 とにかくそんなナウロマンティックなテーマ曲「ICO ~You were there~」含む、ナイスサントラ。『ICO』ファン必携、DA・ZE!



[PS2] [ゲーム音楽] | コメント (0)


footer