2013年4月10日

パラノーマル・アクティビティ4

パッケージ


 やっぱり出たし、やっぱり観てしまった作品。
 すでにストーリーに期待はしていないので、どんな新しい手段で恐怖を演出するのか、ただそれだけを観るのが目的。
 満を持して深夜3時から視聴した。


 ホームビデオ設置、家庭内用監視カメラ、改造扇風機による首振りヘッド撮影、と工夫を凝らしてきたシリーズだが、
 今回はノートPCに取り付けたウェブカメラを通しての映像がメイン。
 いかにも今時のアイテムなので「なるほど、ナウなヤングなら多分あるあるー……あるよね?」と思いつつも、
「そんなにもノートPC持ったまま家の中をウロウロするもんなの?」と、最近の若者とノートPC事情への興味が尽きない。
『1』から『3』へは時間軸を遡っていたので、「そろそろ、モノクロの8ミリ映像とか来るんじゃね? ヤベッ、想像したらかなり怖ぇ」
 とか思っていたが、この調子だと『5』は絶対、タブレットになってる気がする。

「で、肝心の恐怖はどうなのよ?」というと、特に新たな見せ方というのはなく、工夫という意味ではシリーズ最低。
 ただ、「Xbox360のKinectで遊んでいるときに、誰も動いてないのにゲーム内のキャラが動く」という手法で
 "見えない何か" の存在を示したのは、ちょっとおもしろかった。
 これ、使用するゲームによってはもっと恐怖を演出できただろうに、ほんのちょっとしか使ってなかったのが悔やまれる。

 今回のストーリーは『2』の続編的な位置。時間軸的には2.5というべきか、FF風に言うなら『2-2』とでもいうべきか……。
『2』の内容なんてほとんど忘れてるし、結局、誰と誰がどういう関係で、何をどうしたのかが把握しづらいシリーズなので、
 今更『2』の少し後の話ですとか言われても、人物相関図が全然、頭に入ってこない。
 しかも『2』~『4』は結果的に子供をさらうだけなので、ストーリーの進展が牛歩すぎるのが気になった。

 主人公であるアレックス(女の子)がたいへん可愛いので、睡眠薬を飲んで寝てる夜に
 布団が吹っ飛ばされたときは「待ってました!」って感じだったが、セクシーシーンはナシ。
 そこはシャツが捲り上がって、不自然にへこむ乳によって「今、誰かに揉まれてる!」という恐怖を演出しろよ!
 あー、怖い! へこむ乳が怖いわー!(チラッ)

 まあそういうのは『パラノーマル・エンティティ』のほうに期待すべきなんだろうけど、
 レンタル屋の棚を眺めてたら、いつの間にか『エンティティ』も『4』まで出ててビックリした。
 いかにもパクり系な感じの『パラノーマル~』で始まるタイトルがいくつかあったので、今度まとめて借りてみたい。

 とりあえず、女の子を主人公にしたポルターガイスト現象利用エロは新たなジャンルが作れそうで、今後の二次元界に期待。


 ・毎晩エッチな夢を見て困ってるんです
  ↓
 ・起きたときにちょっとだけ下着がズレていた
  ↓
 ・不審に思い、寝る前にPCのウェブカメラ設置
  ↓
 ・甘い声を漏らしながら悶えている自分の姿が録画されており、めくれた布団の下では明らかに何者かに触られている形跡が
  ↓
 ・日を追うごとにエスカレートし、ついには夢遊病のように起き上がって全裸でセルフに励む自分の姿が
  ↓
 ・こんなこと誰にも相談できないよ! と思ってたら、クラスメイトの男子が主人公に好意を寄せており、
  彼女への興味からPCをハッキングしていたところ、ポルターガイストエロ現象を録画した動画ファイルを発見してしまう
  ↓
 ・男子、勇気を出してハッキングしたことを告白。現象の解明に協力することに
  ↓
 ・彼女の部屋に一緒に泊まり込み、録画したうえで男子は寝ずの番をする
  ↓
 ・深夜、背後から鈍器のようなもので殴られて気絶する男子
  ↓
 ・気が付くと目の前でセルフに励む主人公の姿が
  ↓
 ・なぜか男子は拘束されており、彼女が淫する姿をただただ眺めているしかない
  ↓
 ・拘束されたままフェラーリへ突入
  ↓
 ・やめてくれと言いつつ、まんざらでもない男子
  ↓
 ・唐突に燃え始める家
  ↓
 ・翌朝、焼死体で発見される男子。主人公は行方不明
  ↓
 ・葬式の後、死んでしまった男子の部屋を訪れる親友
  ↓
 ・PCに転送されていた動画を発見。事件当日の様子を把握する
  ↓
 ・動画をUSBメモリにコピーし、家を出る親友
  ↓
 ・そこへ現れる主人公
  ↓
 ・主人公が怪しいと気付いているので冷や汗をかきつつも、ポケットの中のUSBメモリを握り締める親友
  ↓
 ・怪しい笑みを浮かべながらホテルへ誘ってくる主人公
  ↓
 ・『2』へ続く……

  ……ヤベッ、ちょっと続き気にならない? 家が燃えるあたりに、往年の館ものへのオマージュを感じる。
 『バイブルブラック』を超えるオカルトエロティックサスペンスの産声、来たで!
  ちょっと『パラノーマル・アクメティンティン』の執筆に入るわ。

 あと、偶然にも『パラノーマル・アクチクビティ』という、かなりどうしようもないタイトルを発見してしまった。しかも発売前。
 だいたい、パッケージ裏のアオリ文句「貴方は本当の昇天を目撃する」って、
 まあそりゃ見てるんだからイヤでも目撃はするわなって感じだけども、「本当の昇天」って何だよ。
 AVの演技に対する皮肉ならオモロイけど、こういうタイトルこそ一番演技だろう。
 デキを想像すると、今から怖くてたまらない。


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