さすがに「あのさぁ……」と言いたくもなる。Nintendo Switch 版の価値をたったの５か月で完全に葬った上、安易にファンの財布を狙いすぎ。「２回買わせるために、先に Nintendo Switch 版を出したんだろ？」って言われても言い返せないだろう。それ以外に、脱衣全開の PC 版を後出しにする理由が見つからない。ファンを大事にして、良い商品を作って、決して安くない額の金を出してもらう系のビジネスで、肝心のファンにだまし討ちを仕掛けてどうする。今後出す他のソフトに対しても信用なくすぞ。

　Steam 版も出るようだが、4Gamer の記事によると、そっちの発売日は２月25日ではないとかなんとか。まあ、Steam にはよくある数日遅れだと思われる。これ、今までなんとなーくでしか情報を追っていなかったのだが、「アレンジもいいけど、X68000 版も丸々収録とかしてくれないのかなぁ……」とか思っていたら、この記事に収録されるようなことが書いてあった。動画にも公式サイトにもそのことが書かれていないのはどうなんだ。あと、コットンの特典といえば湯呑みだが、冷静に考えたら、あんな割れやすい物は物流的に怖いと思うので、ここは時代も考えて、「湯呑みの形をしたステンレス製タンブラー」とかどうだろう。安全で実用的。

　GOG.com は、こちら。Nintendo Switch 版が配信済みだが、たしか先日、PS4 版もリリースするとか言われてたような。そちらはまだっぽいのかな。しかし最近だと『ブリガンダイン ルーナジア戦記』もそうだけど、とりあえず Nintendo Switch 版オンリーで出して、少し経ってから他機種版を出すやり方は一体何なんだろう。任天堂との間に時限独占的な契約でもあるのだろうか。買う側からすると、Nintendo Switch はアチーブメント要素がなく、現行機の中では性能が最も低いハードなので、「こんなに短期間で他のハードに出るなら、Nintendo Switch 版は買わなかったよ……」とゲンナリすることが多い。もし、こうした事情を承知で商品戦略に組み込んでいるなら、相当タチが悪いと思うのだが……。