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2019年12月10日

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PS4 / Xbox One / Steam『バイオハザード RE:3』2020年4月3日発売
『RE:2』から約1年というスピードには驚きだが、『2』と『3』は舞台が同じラクーンシティで共通しているので、開発側の『RE:2』の記憶がまだ濃い内に取り掛かるほうがいいし、『1』~『7』のナンバリングの中で唯一、現行機で遊べないのが『3』なので、そういう意味でも、たしかに急いで作るべき作品。といっても、『RE:2』の時点でガンパウダーから弾薬を作る要素を入れてたり、すでに『3』を意識していたフシはある。




 ただ、ジル大好きっ子としては、顔の造形が変わってしまうのは、やはり残念。昔と違って「世界で売る」ことを考えねばならない点や、キャラクターをフォトリアルなグラフィックで作る必要性を考えると避けられないことなのだろうけど、海外で通用する「戦う大人の女性の顔」を作ると、日本の感覚だと、だいたい老けて見えてしまう。ムービーに一瞬映るこの顔などは、特に彫りが深く見える。たしか設定上では『3』のジルは23歳だったと思うんだけど、これだと結構なおばさん顔。

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 こうして並べて見ると、違和感の正体は目じゃないかなぁと思う。

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 ジルはどちらかというとツリ目で、二重まぶたで目が大きいのが特徴。『RE:3』は、ややタレ目で一重で目が細いので、従来のジル感が薄れているのだと思う……が、顔の造形をリアルにすると、どうしても目は小さくなる。

 衣装も微妙に変わっているが、元々『3』のジルの服装は、ゾンビだらけと分かっている状態で来たにしては露出が高すぎたので、むしろ、もっと変えてもいいくらい。どうしてもという人には昔の『3』のクラシックコスチュームもあるらしいので問題ないだろう……けど、やっぱり、なんか顔が怖い……。女装した男性みたいな迫力がある。

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 それでも、『リベレーションズ2』のジル↓よりはマシ。あれはホント、何事かと思ったよ……。

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 あと、『バイオハザード レジスタンス』とセットという売り方も謎。『レジスタンス』単体では食いつきが悪そうだから、とりあえず配って、プレイヤーを増やす手段に出たのだろうか。それならまだいいが、一番不安なのは、『RE:3』本体のボリュームが少なめだから、それを補う形でセットに……の場合。この場合、どちらの作品にとっても良い結果にならないので、そうでないといいなぁ……。

 また、同じ非対称対戦の『Predator: Hunting Grounds』の発売が4月24日に決まったようなので、客の取り合いにもなりそう。同じ非対称対戦なら、『プレデター』の魅力は強い。シュワちゃんっぽく「血が出るなら殺せる」って言いたいし、プレデター側だったら高笑いしながら自爆したい。

 ……と、いろいろ書いたが、『RE:2』は良リメイクだったので、必然、『RE:3』にも期待がかかる。普通に発売日に買う予定。前作『RE:2』のトロフィー/実績に新たな追加もあるようなので、そちらも気になるところ。

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