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2018年8月 8日

『Sa・Ga 1・2・3 Original Soundtrack Revival Disc』レビュー

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 公式サイト

 ブルーレイで見る、音と映像のサウンドトラック『Sa・Ga』シリーズ。
 予約していたのが早速届いた。
 来週にはこれのFF1~3のやつ、10月にはFF4のやつも出るようだ。

 購入動機の1つに「ゲームボーイの音でハイレゾ音源ってどないやねん」というのがあったのだが、
 音的には、『Sa・Ga 全曲集』を持っているなら不要なレベル。
 『Sa・Ga 全曲集』から直で聴き比べてみたが、差が分からない。
 320kbps にエンコードした MP3 とも聴き比べてみたが、同じ。
 まあ、特に音楽に精通しているわけでもない一般人の言うことなので、話半分に聞いてくれ。
 このディスクからも 320kbps の MP3 がダウンロードできるので、
 『Sa・Ga 全曲集』を持っていない人が今買うのならば、
 映像付きだし MP3 も付いてくるしでイイかもしれない。

 まあ、映像のほうがメインだしな……と、しばらく流してみたところ、
 『1』と『2』は普通にしみじみと懐かしい思い出に浸りながら見ていたのだが、
 『3』はビックリするほど記憶になく、名場面らしきシーンが流れても他人事感がスゴかった。
 タイムスリップ物ということや、デューンやメルローズの名前はハッキリおぼえているのだが、
 途中のストーリーやダンジョンの記憶がゴッソリない。

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しかし『禁断の塔』はこの動画の影響で、
変な替え歌が頭に鳴り響いて困る。
やめろ……タラバガニやめろ……俺の思い出が……

 『3』はサガらしくないというか、サガシリーズとしては珍しいレベル制なので、
 わりと普通のRPGになってしまった印象があり、そのせいもあって記憶が薄いのかもしれない。
 肉を食べたら人間でも変身するという豪快なシステムではあるけど。

 『3』に関してはDS版の戦闘システムのデキが良く、
 戦闘中、1ターンごとにステータスが上がる可能性があるという意欲的な挑戦をしているので、
 また久々にプレイし直したいところ。

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映像では主人公の名前が「にんげん」で統一されているので、
場面やセリフによっては妙にシュールなものも


 ・ ・ ・

 収穫としては、「ぼーなすとらっく」の「journey's end」。
 この曲自体は『サ・ガ全曲集』にも収録されているのだが、
 これの再生中、映像の中に当時の藤岡勝利氏のイラストが数点、表示される。
 これらは当時の攻略本などに掲載されていて、今となっては貴重な物。
 できれば、ゲームによくある「ギャラリーモード」みたいに、
 パッケージイラストなども含めてじっくりと見れるようにしてほしかった。

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それはそうと、この左の絵と右の絵を描いたの、同じ人なんだぜ……。
絵を描く人は経年である程度絵柄が変わってしまうものだが、
強制的に絵柄の変更でもしたのだろうか。

 ライナーノーツも、作曲者のインタビューが充実している。
 イトケンと河津氏で4ページ、笹井隆司氏と藤岡千尋氏で4ページ、
 イラスト担当の藤岡勝利氏で1ページ。
 なぜか、植松氏はナシ。な、何だろう、仲悪いのかな。

 驚いたのは、笹井氏の風貌。もう50代半ばのはずだが、
 今まさに全盛期のビジュアル系バンドの人にしか見えない。
 ジョジョの荒木先生といい、世の中には不老不死の契約でもしたとしか思えない人がいるものだ……。

 ライナーノーツの中で、笹井氏と藤岡氏の両氏が

 笹井氏「これを見て、『Sa・Ga3』をやりたいと思ったらどうすればいいの?」
 藤岡氏「ミニゲームボーイとかが出たらいいのにね。ミニファミコンみたいに」

 と言っていたが、いいとこ突くなぁ。任天堂が動いてくれていることを祈りたい。
 来年はサガ30周年らしいから、色々と企画してほしい。

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流しっぱなしにしておいたときにちょっと気になったのが、
曲は次々と進んでも、左のメニューのカーソルはずっと動かないこと。
一応、右画面の下に現在の曲名は出るけど、パッと見で分かりにくい気が。

 できればオマケか何かで、実際のゲームで流れる効果音も合わせて
 収録した動画も見てみたかった気もする……けど、そこまでいくと「ゲーム動画」なので、
 サントラとしての主旨からは外れるし、仕方ないか。

 あと、技術的にできるかどうかは分からないが、
 PS4 で再生した場合のみ、ゲームソフト扱いになってトロフィーが取れるようにしたら、
 スゲー売れるんじゃないかと思う。トロフィー内容はカンタンなのでいい。
 「全曲再生した」「特定の1曲を10回以上聴いた」「総再生時間が100時間を超えた」とか。
 こんな話もあるのだから……。

 さらに、ダウンロード版の販売もあると、なお良い。
 むしろ今回みたいにディスク版オンリーというのは、時代の流れに逆らっている気もする。
 一昔前だと「ブルーレイの膨大なデータをダウンロードって……」という感じだったが、
 今やブルーレイをフルに使った大容量のゲームですらダウンロード販売されているわけだし、
 PS Store で売るなら、たまにやるセールの対象にもすると、さらに売れる可能性大。

 ……と、そんな感じでトロフィーマニアがトロフィー目当てに買ったら、
 意外と曲をじっくり聴き込んでしまい、過去作品のリメイクなどの購買意欲に繋がる……
 ということもあるのではないか……と思うのです。
 (会議室でメガネをクイッと上げながら)






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