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2018年8月 5日

グラトニーVを求めて……

 昨年11月に発売された、PS4 / Xbox One / Nintendo Switch 版『バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション』。先日、やっとこれを達成できた。

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 といっても、これ達成したのゴールデンウイークの頃だったので、もう3か月経ったのか……と愕然。このサイト、もっとマメに更新しないと……。

 しかし、ヘタすると十数年味わっていなかったかもしれない「ゲームにおける達成感」というか、「そこに至るまでの苦労が報われる瞬間」というのを、超久々に味わった気がする。↓この解説動画には死ぬほどお世話になった。この動画を作った人には大感謝。初心者目線でスゲー細かいところまで配慮がなされた、すさまじい動画だと思う。


この動画は PS3 版を元にしたものだが、PS4 / Xbox One 版でも活用できる。

 このゲームを知らない・やっていない人に「何を達成したのか」をカンタンに説明すると、「約1時間の長丁場になるステージを走り回って、合計434体の敵をノーダメージで倒す」。これを達成しないと取れないモノがあるんですわ。何がツラいって、ちょっとの凡ミスで微ダメージくらったら、そこでアウツになること。挑戦前に 100 時間程度だったプレイ時間は、145 時間になっていましたとさ。

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なお、現在では 173 時間になっている模様

 本格的に攻略し始めて気付いたのは、知り尽くせば、限りなく運が絡まずにいけること。運が絡む場所が2か所ほどある(と思われる)のだが、「こうなったら、こうする」「こうならなかったら、こうする」という風に、局面ごとに2パターンほどの動きを叩き込んでおけば、だいたい対処できる。結局は繰り返すことによる「慣れ」と、慣れから来る「対処の速さ」がものをいう。↑の動画を参考にやってみると意外とイケるので、諦めている人も挑戦してみてほしい。

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 昨年 11 月に発売されたゲームなので、しばらくやっていなかったのだが、再開したキッカケは、RESIDENTEVIL.NETで定期的に行われているオンラインイベント。これのランキング上位に食い込めば、超絶難しいステージの報酬であるスゴいパーツがもらえるのだ。

 発売からかなり経っているので、「今なら、人も減っているのでは……」ということと、「しかも、Xbox One 版は人が少なくてチャンスなのでは……イヒヒ」という邪な気持ちで挑んだのだが、アッという間にスコアに差がついていき、セルを前にしたトランクス並に戦意喪失。他者のスコアはイベントのページで約2時間に1回(※正確な時間不明)、ランキング形式で確認できるのだが、明らかにスコアの伸び方に差がありすぎ、根本的に何かが違うことを思い知らされる。

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まだこれからってときに、この差を見せられると、もう……。

 このイベントは、イベント期間の約4日間に入手した武器をポイント換算して、その量によってランキングの順位が決定される。レアリティが高い武器ほどポイントが高いが、そのへんは運も絡むため、どうしようもない。つまり、期間内にどれだけ多くの武器を入手するかの「数の勝負」となる。

 そのときの俺は、12分で武器4個を取ってリタイアする方法でやっていた。ステージクリアせずにリタイアしても、それまでに取った武器はポイントに換算される。その頃、クリアまでソロでやれる自信がなかったこともあり、この方法でやっていたのだが、動画などを観ると、ラスボスまで倒して9分で7個取れている人も居る。つまり、こういう人が本気になったら、時間的に絶対に勝てないことになる。

このゲームを極めたらここまでできるという、お手本のような動画。
ここまで乱射して、なぜ、弾切れしないんだ……。

 武器4個コースではどうがんばっても勝てないので、少なくとも、こちらもラスボスまで倒して7個コースで挑戦する必要がある。

 それをするにあたって、動画を観る限りでの決定的な差が、↑の写真にある「グラトニーⅤ」の有無。これはザックリ説明すると「最も威力の高い銃であるマグナムがかなり撃ち放題になるパーツ」で、敵を処理していく速度を考えると、マグナムでないと時間がかかってしまうため、これを取らないことには、オンラインイベントで上位争いをする際に同じ土俵にすら立てないというわけだ。

 そんなわけで、苦労の末に「グラトニーⅤ」を入手できたので、改めてオンラインイベントに突撃。前回の結果を見るに、たしかに猛者が残ってはいるが、上位に食い込むことは不可能ではない……という手応えがあった。

 その結果……

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Oh,yes...

 見事、3位にランクイン。1位や2位と比べると賞品の豪華さは落ちるのだが、超絶難しいステージをノーダメージでクリアーしないと取れないパーツをもらえるのだから、破格の報酬。

 スゴいパーツは全部で3種類あり、3・4・5位はその内の1つ、2位は3種類全部を1つずつ、1位は3種類全部を2つずつもらえる。1位と2位はスコアの次元が違うが、彼らクラスになると、イベント期間内は睡眠時間すら削って挑戦しているのではないだろうか……。

 このイベントは今でも定期的に開催されているので、今度は1位もしくは2位を目指して挑戦したいが、正直、相当疲れる。単に時間がとれるかどうかだけでなく、気力体力が充実しているときでないとキツい。基本的に同じことを延々と、膨大な回数を繰り返すことになるので、普段使わない系の忍耐力を求められる。
 ……と煽って、ライバルの意欲を減退させる作戦。イヒヒ。

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 このゲームをやったことのない人にはワケわからん部分も多かったと思うが、コンパクトに説明するのはナカナカ難しいんだ、これが。このゲームについては昨年に 4Gamer.net で記事を書かせて頂いたので、興味ある人は↓の2つの記事も読んでみてほしい。下の記事が私が書いたやつだが、上の記事を読んだ後を想定した記事なので、できれば上から順に、合わせてドウゾ。

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