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2018年5月14日

『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン』7月7日発売

 

 公式サイト

 またオモロい物を企画してきたなーという感じ。
 6月28日から本家ミニファミコンの販売も再開されるようなので、本体の生産量もメドがついた感じだろうか。
 真っ先に頭に浮かんだのが転売屋とのバトルなわけだが、Amazon では早速、14,400円とかになっている。やれやれだぜ。

 当時のキャラゲーといえば “クソゲー” の名にふさわしい物がゴロゴロしていた暗黒時代だが、
 今回のラインナップは意外とまともな印象を受ける。
 人によってはクソゲーと感じるタイトルもあるかもしれないが、少なくとも当時の自分の周囲では盛り上がっていたソフトばかり。
 と言っても、『まじかるタルるートくん』や『ろくでなしBLUES』のゲームは誰も持ってなかったけど……。
 あと、『暗黒神話 ヤマトタケル伝説』だけは微妙に時代が違うような。

 今振り返ってみると「これはひどい」というゲームでも、当時はほとんどのゲームがそうだったことや、
 「そのゲームのクソな部分も含めてそのゲームの個性」みたいなところがあった。
 まだ家庭用ゲーム黎明期で、遊ぶ側の大半が子供だったということもあり、
 「作った人はがんばったけど、ファミコンというものはこれが限界なんだ」と思っていた部分もある。
 そうではなかったと知るのはもう少し先の事だが……。

 個人的に推したいのは『北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝』。
 RPG なのだが、音楽がたいへん良い。中ボスとラスボス曲はもちろん、街の音楽も良い。ずっと聴いていられる。
 アニメの『北斗の拳』に関する曲などは一切使っておらず、あくまでオリジナルのイメージで、
 ファミコンの少ない音数でこれだけ『北斗の拳』の世界観に合うBGMを作り上げた手腕は凄まじい。

 RPG としてのデキはというと、エンカウント率がクソ高いわ、ダンジョンが無意味に長すぎる(単純に距離が長い)わで
 「うん……その……」という感じなのだが、戦闘で攻撃した際に顔グラフィックがボコボコになるのは、こだわってたなぁと。
 バグ地帯やバグ技、没アイテムの類がたいへんおもしろいので、今あえていろいろ試してみたくなる。
 バグ関連はこのページが詳しい。
 あと、パッケージ裏に載っている画面写真が上下逆というウルトラCを決めたソフト。

 そういえば『聖闘士星矢 黄金伝説』の戦闘システムは、当時まったく意味が分からなかった。
 友人がやっていたのを横で見ていたのだが、何をどうやったら勝てそうだと分かるのかが分からなかったため、
 その友人に尋ねてみたところ、「俺も分からん」との頼もしい返答。「すげえ、分からないんだ」という衝撃。
 分からないがゆえに、横で見てても「この戦闘は勝てるのか?」ということが分からないため、
 ドキドキしっぱなしだったのをおぼえている。


 ・ ・ ・

 収録タイトルを見ると、以前に 3DS で発売された『Jレジェンド列伝』と5タイトルがカブッているので、
 そのときの権利関係のノウハウが生かされている気がしないでもない。

 『Jレジェンド列伝』は、中断セーブはあったが、どこでもセーブはなかったのが痛かった。
 中断から再開すると、中断セーブデータは消える仕様なので、あくまで昔のゲームを「一時中断できる」だけに過ぎない。
 ヒント機能の追加など、がんばってはいたソフトだったのだが、
 やはり今あえて遊ぶなら、どこでもセーブのような機能を使ってでも、当時は到達できなかった所まで行ってみたいよ。

 しかし、まさかの2018年になって『北斗の拳3』が遊べるとは……。
 この調子で、ミニスーファミのジャンプ版も出たりするかな……と思ったが、ファミコンの頃ほど印象に強いジャンプタイトルは少ない。
 一応スーファミになると『ジョジョ』『スラムダンク』『幽々白書』などが登場するので、それはそれでアリかもしれない。
 個人的には『超サイヤ伝説』が収録されてたら買い。

 ジャンプゲーは地味にチョコチョコと発売されているが、悟空やルフィなど登場キャラがいつものメンツだったり、
 どうしてもアクション or 格闘ゲーになりがちで新鮮味に欠ける。
 というわけでここはひとつ、『ファミコンジャンプ』を見習って、2Dドット絵の RPG で
 「有名ではあるが一線級とは言い難い漫画」「打ち切り漫画」からキャラを引っ張ったゲームを出してほしい。

 『コブラ』『きまぐれオレンジロード』『ハイスクール! 奇面組』『ついでにとんちんかん』『銀牙 -流れ星銀-』
 『究極!! 変態仮面』『アウターゾーン』『電影少女』あたりからメインを引っ張りつつ、
 『超弩級戦士ジャスティス』『ファイアスノーの風』『ドルヒラ』『元気やでっ』『大相撲刑事』あたりを混ぜるんだ。
 ほとんど闇鍋だが、スゴいのができるぞ。

 原作を知らない人間を完全に置いてけぼりにする内容にしておいて原作にも興味を持たせ、
 登場する漫画はすべて Kindle 版も配信しておけば、集英社の収益的にも完璧。
 と思ったら、『超弩級戦士ジャスティス』はすでに Kindle 版が配信されていて驚いた。
 こいつは……極上だぜ。








| コメント (4)

コメント

北斗の拳3は借りて最後までクリアした記憶がある。
ぶっちゃけ北斗の拳はあんまり読んだ事なかったのでそんなに詳しくなかったけども。
一回(一周)しかプレイしていないから内容は全く覚えちゃいないが、いまだに雑魚戦のBGMは覚えてるという。
あと闇鍋に「BE TAKUTO!!~野蛮なれ~」と「ダイヤモンド」もよろしくご検討ください。悪かないぜ。


投稿者 友人K : 2018年5月15日 09:30

> いまだに雑魚戦のBGMは覚えてる

 エンカウント率の高さによる強制的な刷り込みみたいな……。


> 闇鍋に「BE TAKUTO!!~野蛮なれ~」と「ダイヤモンド」もよろしく

 「日本ふかし話」と「サイレントナイト翔」を忘れてたので、こちらを先に……。


投稿者 夢崎(管理人) : 2018年5月15日 16:28

初めまして、かまいたち関連から流れ着いた者です。

是非、『魔神竜バリオン』も仲間に入れてやってください。
今だからこそファミコンジャンプ形式のRPGを!と言う提案自体も賛成なんですが、
ストーリー関わりの補完も行えるって意味でも打ち切り作品いっぱい入れてやってほしいですよね。
わざわざ単行本をまんだらけで探して買って、ずっと続編、またはリベンジを待っていたんですよ……黒岩先生。


投稿者 avoN : 2018年5月17日 16:04

おお、カマイタチャーの方……ヨウコソー

> 魔神竜バリオン

黒岩先生、亡くなられたそうですね……。
『不思議ハンター』は少年誌エロスの教科書的なパワーがあったものです。


> ストーリー関わりの補完

打ち切り漫画って、何か独特の印象を持つものが多いんですよね。強く記憶に残るというか。
おそらく編集もそこに目を付けて連載が始まるんでしょうけど……。
何かこういう、変わった形でもいいので、日の目を見る機会が増えて、
再評価される作品が出てきたらいいのになぁとは思います。


投稿者 夢崎(管理人) : 2018年5月18日 12:59

コメントしてくれるのかい?


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