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2016年7月13日

『Bloodstained: Ritual of the Night』 体験版をやってみたでござるの巻


 昨年にKickstarterで、日本円にして約6億8千万円という巨額を集めることに成功した『Bloodstained: Ritual of the Night』。
 発売は来年なのだが、中間報告ともいえる体験版が支援者向けに配信されたので、早速やってみた。
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの父・IGA氏がコナミを退社して独立後の一発目であり、
『月下』以降の『ドラキュラ』ファンとしてはたいへん気になるので、とりあえず60ドル支援しておいたのだった。


 
レベル制、装備品といったRPG要素もそのまま。
天井からぶら下がっているランタンを壊すとコインが出てくる辺りは、燭台を壊すとハートが出てくるアレそのもの。


 やってみたところ、予想以上に『ドラキュラ』で、安心感というか驚きというか。
 音楽も毎度おなじみ山根ミチル氏で、曲調も「今までの『ドラキュラ』に、こんな曲なかったっけ?」と既視感を覚えるレベル。
 全体的に、相当『ドラキュラ』に寄せてきた印象。操作感も良好で、違和感を感じる人は多分居ないだろう。



マップ完成率的なものも健在。体験版ではパーセンテージ表示もないし、セーブもできないが……。


 普通、新作ゲームは「何がウリなのか、何が新しいのか」を主軸に宣伝することが多いが、
 多分これ、新しいことは何ひとつしていない。
 そして、それで良くて、そこについてはきっと誰も文句を言わない。新作ゲームとしてはかなり稀有なケース。

 過去の『ドラキュラ』シリーズと比較して、強いて新しい部分を挙げるならば、
「すべて3Dで作られていて、それを真横から見せることでサイドビューアクションとしている」という部分だろうか。
 しかしこれも、DSまでの『ドラキュラ』にはなかったものの、PSPの『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』や、
『宿命の魔境』といった新しめの作品ではすでに見られたもの。さらに言うと 『Shadow Complex』などの
 他作品でもすでにあったものなので、別段目新しさはない。

 個人的には、あえてドット絵でいってほしかった気もするが、そこまで逆行すると本当に何も目新しいものがなくなるし、
 ボス戦前の演出を見ると、3Dであることを生かして結構カメラを動かして普通のアクションゲーム並のイベントシーンを入れるっぽいので、
 そういった部分はドット絵ではできないものだろう。
 2D格闘も最近はキャラモデルを3Dで作ってそれを横から見せるのが主流になっているので、ある意味、時代の流れか。

 1回クリアーしたら、2周目はなんと主観視点でのプレイが……とかだったら新しいけど、死ぬほどやりづらいのが想像できるし、
 新しいものが良いとも限らないしな……。


 
ボス戦前のイベントシーン。
スカートの下にはスパッツのようなドロワーズのようなものをはいているっぽいのが確認できる。……チッ。


 今回の体験版で遊べるのは、ゲームの本当に基本的な部分のみなので、ちゃんとした評価はスキルや装備が整ってきて
 変態的なアクションを駆使できるようになってからでないと分からない……
 ……が、早くも「前方にバックダッシュし続けたほうが速く移動できる」という謎のドラキュライズムは引き継がれているので、
 期待できる。ホント、何なんだよ、この文化。
 もういっそ、バグ技に見せかけた仕様として、画面外へ出て一気にワープできるルートを仕込んでくれんものか。
 みんな、また↓こういうことができるのを望んでいる……そうだろ……?


 とりあえず「いいよいいよ~、この調子で頼むよ~」ということで来年を待つとしよう。
 なお、この体験版はSteamでの配信だが、発売されるゲームのほうはPS4/Xbox One/Wii U/PS Vitaのゲーム機に加え、
 Windows、Mac、Linuxでも予定されている。



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