S端子「本気を出すときが来たようだな」
ゲームボーイプレーヤーではモノクロで画面写真を撮れないことが分かり、スーパーゲームボーイでの撮影環境を用意し始めたのだが、
その前に、やっと出てきたゲームキューブ用S端子ケーブルを使って撮ってみたところ……

……!? D端子よりキレイ……じゃないか?
特に画面の明るさが一目で分かるほど違う。並べてみよう……

一目瞭然っ……! どうしたッ、D端子!
ただ、拡大した場合……

髪の部分が市松模様みたいに。そういやS端子のキャプチャ画像って拡大したらよくこうなってたなあと思ひ出ぽろぽろだが、
大抵、ある程度は縮小かけることになるから、市松模様は目立たない。
それよりもむしろ、この明るさ。縮小したとき、映えるのはこっちだ……!
というわけで結論として、ゲームボーイアドバンスの画面写真撮るならS端子最強説を唱えたい。
そして、旧ゲームボーイ。
スーファミ+スーパーゲームボーイでの撮影を試みるため、部屋を引っくり返して機材発掘。
しかしファミコン、スーファミ、ニンテンドー64までは映像信号が擬似NTSCだったため、キャプチャボードによっては映像信号を認識しない。
S端子とHDMIによるキャプチャに対応すべく先日購入したドリキャプ でも、映らなかった。
(※追記:後日、ドリキャプのS端子キャプチャで撮影に成功。映像信号の検知に異様に時間がかかるようで、諦めかけた頃に映ったりする。)
そこで、S端子→HDMI コンバーター を購入。
元々、買おうかどうしようか迷ってたブツということと、普通にS端子で繋ぐよりもキレイになるとかならないとかの怪情報もあったので、試してみるのに良い機会だ。
これを介して接続すればイケるはず。
十数年起動してない気がする黄ばんだスーファミにスーパーゲームボーイを差してスイッチオン。
さすがにこの本体、映らなくてもおかしくないほど年月が経ってるからドキドキものだったが……

問題なく映るスーファミさん、パネェッス。しかも想像以上にキレイだ。
このままだとゲームボーイプレーヤーと同じく、微妙に色が付いているので、これをモノクロにするべく、スーパーゲームボーイのメニューから調整。
L・R同時押しでメニュー画面とかそんな操作忘れてたよ。ありがとうウィキペディア。
ついでに枠も消去して……

きたっ……! 純粋っ……! プレーンッ……! モノクロのゲームボーイ画面写真撮影成功!
さらに上を狙うなら、先日の記事で書いたようにRGB接続というブルジョワ手段もあるのだが、モノクロゲームボーイにRGB接続とか、どうかしてるよな。もう俺、これでいいよ。
このS端子→HDMIコンバータ、720p/1080p対応だけあって、撮影できるサイズが大きいのもイイ。
ウチのキャプチャボードは720pまでだったので1080pは試してないけど、960×720ピクセル、↑の画像をクリックしたサイズで撮影できた。
ついでに、さっきのプリキュアもS端子→HDMIコンバータ経由で撮影してみた。

撮影サイズが大きくなったこと以外は、そこまで変化はない。
直のS端子で撮ったほうが若干クッキリしてる気もするが、もう、どっちでもいいレベルだろう。
部屋を引っくり返した後の片付け作業をしていたときに初代ゲームボーイも出てきたので、せっかくだから実機での画面を確認してみたところ、正方形に近い感じだった。
さっきのゲームボーイ画像は、「若干横に長い画面も、実機に近いはず……」と思っていたが、勘違いだったようだ。
調べてみると、スーパーゲームボーイはどうしても若干画面が横長になる仕様らしい。しまった……ゲームボーイプレーヤーのほうが画面比率は正しかったのか。
しかしゲームボーイプレーヤーは変な色だし暗いし……と、プリキュアはS端子を試したけどこっちは試してなかったのを思い出し、起動してみると、明るさはセーフ。

「あとは色だけか……うーん、モノクロ、モノクロ……モノクロ?」と思い当たり、この画像をフォトショップでグレースケール化してみたところ……

あれ? これでいいんじゃ……。
■追記:

スーパーゲームボーイで撮影した960×720ピクセルの画面写真を、フォトショップで852×720ピクセルに画面比率調整すると、
ゲームキューブを使わずにちゃんとした比率の画面写真も撮れるよ!
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