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2011年10月15日
海外版『ICO』と『ワンダと巨像』
「英語では、どういう会話なんだろう」という興味から、海外版の『ICO』と『ワンダと巨像』である『The ICO and Shadow of the Colossus Collection』を入手。日本と違って、2本が1枚のブルーレイディスクに入っていて、バラ売りなしのセットのみ。それで PLAY-ASIA.com では 3,500 円ってんだから、太っ腹というか日本がボッタクリというか……。
ゲーム内容のほうは、おそらく言語以外は日本語版と差異なし。トロフィーは日本語版と共通で、セーブデータは別扱い。2周目のヨルダのセリフの英語バージョンが聞きたかったのだが、セーブデータの流用ができなさそうなので、またクリアせんとイカンようだ。メンドイだけなはずなのに、「しょうがないな~」と言いながらも顔がニヤケているわけで、どんだけ『ICO』好きなんだ俺は。
日本では限定版のみの特典だったダイナミックカスタムテーマが普通にディスクからインストールできたり、日本では限定版にすら入ってない映像特典も。この充実っぷりは一体……。
映像特典は5つ。『ワンダと巨像』がまだコードネーム『NICO』と呼ばれていた頃の映像も。
上田氏率いる開発スタッフのインタビュー画像に交えて、資料もチラ見え。
ダイナミックカスタムテーマの内容は、日本の限定版特典と同じもの。単なる壁紙ではなく微妙に動き続けるので、生きている風景が楽しめる。ウィンドウズの壁紙も、いずれはこんな感じに進化するのだろうか……。
ヨルダが檻に囚われていた、あの場所。ヨルダは檻の中で膝を抱えてずっと座ったままなので寂しげだが、カーテンは風にはためき、左の窓からは時折、鳥が入ってきて、檻の上にとまったりする。イコが来るまでこんな感じだったのかなァと想像させてくれる。
『ワンダ』のほうは、スタート地点である「古えの祠」に登りきってようやく拝める “空中庭園”。陽の光が優しく差し込み、水が流れる様はループムービー。こちらも、時折、鳥や蝶が飛んでくる。楽園やん……バンビ出てきそうやん……と思ってたら本当に小鹿が横切った。
日本の限定版にしかないものは、特典のブックレットと XMB 用アバター。XMB 用アバターというのは、Xbox360 のゲーマーアイコン、Twitter のアイコンのようなもの。ググッてみたが、限定版特典の「XMB 用アバター」の詳細情報が、どこにもない。限定版を買った人も、さては特典のコードを入力せずに保管してやがるな!? とソワソワしていたのだが、仕方ないので自分の分を入力して確かめてみることに。やれやれ、中古に売れなくなr……おっと、なんでもないよ。
『ICO』は、ヨルダが近づくと電撃を発しながら開く像と、イコが入っていたカプセル。『ワンダと巨像』は、16 体の巨像。イコとヨルダのアイコンくらいはあるだろうと思ってたら、まさかのチョイス。ワンダとアグロ、もしかすると寝たまんまの少女も……と思ってたら、まさかの16体。ダイナミックテーマのデキが良かっただけに、このガッカリ感はハンパない。畜生ーッ! 中古に売れなくなr……畜生ーッ!
というわけで『ICO』と『ワンダ』をセットで極力安く遊びたい人や、「どっちも日本語じゃなくても遊べるゲームだし、むしろ英語が新鮮で何か新発見あるかもじゃん?」というフロンティア精神溢れる人は、思い切って海外版を買ってみるのもイイかと思われます。PS3 のゲームはリージョンフリーなので、日本の本体でも問題なくそのまま動くよ!
ICO and Shadow of the Colossus Collection (北米版) US$ 54.90 (約3,490円) (2011/10時点) |
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