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2011年6月19日

トランクス「みんな、一体、何と戦ってるんだ……!?」

 Xbox360 のフレンドリストは、現在その人がどんなゲームをやっているのか、そのゲームの中で今どういった状態なのかが分かるようになっている。格ゲーなら「ランクマッチで対戦中」とか、RPG だと「○○(ダンジョン名)を攻略中」とか。

 昨日、FF13 をやっていたら、友人から写メが届き……

FF13

 ヤベー、俺、運命と闘ってた……。


運命
その頃のゲーム画面


01
異次元空間みたいなラストダンジョン内にあるはずの、ラスボスひとつ前の部屋。
なんだ、この海外の一流企業の待合室みたいな雰囲気は。そのソファーは何だ。


 Xbox360 版はイージーモードがついてるのだが、もうこれがノーマルということにしていいと思う。カンタン・難しいの問題というより、苦戦して勝てない敵には地道に戦闘を繰り返して強化作業をするしかないわけで、それが難易度の差と言われると、違うだろうと。PS3 版で1回クリアしているので、今回2回目をクリアしたのだが、ムービー全すっとばしでイージーモードだと、スゴいサクサクいけた。

 ただ、ゲームデザインという面ではホントにガタガタだなと再認識。唯一ゲームっぽい 11 章の大平原は、そこまでの一本道の鬱憤を晴らすように「オラッ、こんだけ広けりゃ気持ちEだろうがッ! 満足かオラッ!」的なヤケクソ感すら感じる。広すぎるんだよ馬鹿野郎。チョコボは一応いるけど、乗れるようになるまでの手順が面倒すぎ。平原に出た時点ですぐ乗れないとダメだろこれ。

 平原の各地にはテレポできる石碑もあるけど、それに対応したミッションをクリアしないとテレポできない。しかもミッションは1個受けていると他が受けられず、クリアするためのターゲットを探し回っている間に他の石碑を見つけてそっちに乗り換えると、先にオファーしていた石碑はキャンセルになる。あとでまたさっきの石碑まで戻らなければいけない。

 すごい遠い場所にあるテレポ石碑を発見→ここのミッションを受けるには、開始条件となる他のミッションをクリアしなければならない→それはどこにあるかはゲーム中では分からない→手当たり次第にやるか、攻略本・攻略サイトで調べるしかない→すごい遠い場所にあるテレポ石碑まで来たけど、そこのミッションはまだ受けられないので、また徒歩ですごい距離を戻る→なんやかんやして条件満たした→また徒歩で長距離移動してテレポ石へ→……みたいな。テレポ石だけは、初めてその石碑に来た段階で無条件で解放していいだろうに……。

平原
美麗グラフィックの大平原、空を舞い飛ぶ翼竜、山の向こうを歩く謎の巨人……
ワクワクさせてくれる要素はあるのだが、移動にかなりの時間を使うため、疲れてくる


 PS3 版のときはクリアしただけだったので、今回は実績のためにもクリア後のやりこみ要素に手をつけてみたのだが、ここまで完全に作業だと萎える。残る作業は全員の経験値 MAX と、武器の改造に必要な大金。それが達成できれば他の要素は自動的に片付くんだけど、やだなぁ。労力的に。FF の終盤っていつもこんな感じで作業になるはずなんだけど、今回のはホントにイヤだ。FF6 のやり込みは、ある程度作業でも楽しかった覚えがあるんだけど。

 もう遅すぎるので急がないけど、『13-2』が出るまでにはレビューまとめてみたい。これはゲームにおける映像主義の崩壊を体現した、歴史に残る問題作だから。

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| コメント (2)

コメント

運命、吹いたwww


投稿者 遊馬 : 2011年6月20日 02:18

タイトルに笑いました。
相手は人造人間19号、20号ですね。

運命と闘っている…。
そんなカッコイイ瞬間を目撃したいものです。


投稿者 hid : 2011年6月20日 22:18

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