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2010年8月30日

メガドライブ大全

表紙


 メガドライブ大全(太田出版)。
 2004年発売で、当時、買ったはいいが流し読みしかしてなかった1冊。
 税抜き3,333円の豪華な本であることや、ちょっと手に持っているだけで裏表紙が手汗でフヤケて「げぇっ、豪華な本をしまったァッ!?」と焦らせてくれることなどから、
 気楽にパラパラと読むことをためらわせる本だったのだ。

 内容のほうは、ゲームごとに明らかに扱いが違う。
 画面写真だけで左1ページ使って右ページ丸々レビューという2ページ攻勢のゲームもあれば、
 写真とテキスト込みで半ページ、さらに3分の1ページなんてゲームもある。

 これ自体は別に間違いではない。「そんなにスペース割く必要ねぇな、このゲームは」ってのもあるし、
 全ソフトのレビューを、大人の都合で決定されたページ数に何が何でもブチ込まなきゃいけないんだから、編集もライターも頭を悩ませただろう。

 しかし、複数人のライターが主に無記名で手分けして書いているせいか、文体の違い、ですます調の違い、そして何よりクオリティの違いがモロに出ていて違和感を感じてしまうことが多い。
「大全」であるのが最大の存在理由である本なのに、読み進めていくほどに「そんなにも全ソフトをレビューしなければいけなかったのか!?」とか思っちゃう。

 先程言ったような「スペースを大きくとってあるタイプのゲーム」は、どのライターであろうとさすがに力が入っているのが分かるのだが、
 3分の1ページ扱いのゲームレビューの中には結構ひどいものも多い。
 奥付のライター陣を見ると、そうそうたるメンツなのだが、「やったことなかったから、とりあえず5分くらいプレイしてから書いたな」的なものも目に付く。

 そんなやっつけレビューの中にも、個人個人の「書き方」が出ていて面白い。
 少なすぎる文字数制限の中でも忠実にゲームのウリ部分を詰め込もうと努力している感が出ている……けど面白味は全くなかったり、
「もっと最低限、このゲームについてちゃんと書いたほうが……でも笑っちまったから俺の負けか」みたいな2パターンに分かれる。
 結論としては、ゲームのレビューを読むのも書くのも好きな人にとっては面白いサンプル。メガドラ限定とはいえ、300ページ近くレビュー三昧なんだから。
 でも調べてみたらコレ、プレミアついてるのな。元が高かったから、再販しようにも数見込めないと苦しそうだし……と思ったけど、iPadとかに電子書籍として配信したらいいんじゃないの。


 読み終わって感じるのは、俺はこの本を読む"資格"のようなものを得ていない気がする、ということだ。
 当時、特に意識はしていなかったが、分類するならば俺はファミコン派だった。
 派、というか家にファミコンしかなかったし、たとえ欲しいと願っても「2種類以上のゲーム機を所持する」なんて、富豪のやることだった頃だ。

 小学生の頃、唯一、メガドラを持っていた友人が居て、時々遊ばせて貰ったのだが、
 画面から得られる「ファミコンより遥かに性能が高い」という情報は、小学生である俺に「なんでファミコンのほうが普及してんだ?」という疑問を植え付けた。

 まあそれは一言で片付く問題でもないのだが、どうしても当時の俺が気になったのは、メガドラは本体が「実は中カラッポなんじゃないか?」というくらい異常に軽いことと、
 振ったらカラカラと音が鳴っていた
こと、それでいてファミコンを軽く上回る性能を持っていたという事実だ。
 ワケが分からなかった。スゴいのは分かるが、怪しすぎる。何なんだコイツは。

 しかも、その所持していた友人というのが、卒業アルバムの集合写真でスゲーカッコつけたポーズで不敵な笑みを輝かせるナイスガイだったので尚更だ。元気かなァ、T中君。



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コメント

誰かと思ったらビ○チか…。
このあだ名を自ら「今日から俺の事をビッ○と呼んでくれ」と言ったくらいの変わり者ね。
元気かなァ、T中君。


投稿者 K : 2010年9月 4日 22:16

小学校の頃は特に何とも思わなかったけど、
大人になってみると「ビッ○て……」みたいな。

あの浸透ぶりは
「ああ、あの人、本名知らないけど○ッチでしょ?」
って人も居たレベル。


投稿者 夢崎 : 2010年9月 5日 15:20

そういやYOUはあだ名らしいあだ名は一度もつかなかったね。
レアな苗字がわざわいしたか。
まあK上君の「ヱスビー」みたいに本名と全く関係ないあだ名がつくのもどうかとは思うけど…。
あとN村君の「へかむ」って何…。


投稿者 Anonymous : 2010年9月 6日 10:05

コメントしてくれるのかい?


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