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2010年2月 7日

幻想世界の職業FILE

表紙

 最近コンビニで「伝説の武器防具辞典」とか「幻獣辞典」とか「クトゥルー神話の本」とかが500~600円程度で売ってて、こーいうのが好きな俺は見事に出版社の策略にハマッて、ついつい買ってしまったりしている。このテの本が一番欲しかった中学生の頃は新紀元社くらいしか出しておらず、1冊2000円前後したので手が出なかったものだけど、そういう意味ではいい時代になったものだ。しかも出版社、学研だコレ。手広いなァ……。

 この本の特徴は、単なる「ジョブ辞典」で終わらず、幻想世界での就職本みたいな作りになってるところ。
 例えば「聖騎士」は「聖剣の入手が就職の分かれ目に」とかマジメに書いてある。いや無理だろ。どんだけ狭き門だよ。

 職業ごとの説明文に関しては、ゲーム的に一般的なジョブ設定を無難にまとめあげた感じ。
 ところどころ「戦争時は売り手市場で求人難、それ以外は買い手市場で就職難」とか妙に現実的な書き方をしているのが面白い。

 しかし「剣士」とかは数多くのファンタジーで見られるので、こういう本に載ってても納得だけど、「ペガサスナイト」ってファイアーエムブレムでしか見たことねーよ。「砲兵」の説明は「優遇されるが、つぶしは利かない」とか書いてあって、何気にファイアーエムブレム外伝のジェイクさんがディスられてる雰囲気だったり。ドラゴンナイト4のロザリンドも、移動力強化したら手に負えないバケモノになるというのに……。

 俺の中学時代のバイブル、富士見文庫の「アイテム・コレクション」は、ひとりの男が闘技場の奴隷時代を生き抜いて冒険者となり、その冒険で得たアイテムを「物語」のエピソードとして紹介する作りが秀逸だった。最後まで読むと、主人公は実はロードス島戦記の「あの人」ということも分かったりして。この職業本も悪くはないのだが、物語風にすることができれば、もっと本としてのデキが良くなった気がする。

 昔、ドラクエ世界のアイテムに限定した「アイテム物語」とかもあったけど、ああいう系統の本って、もう需要がなくなっちゃったのかしら。
 賢者の石が割れて、中から膨大な数のホイミスライムがワラワラ出てくる話とか好きだったんだけどなー。

 そういうのは、まず元となるゲームのほうが、副読本が出せるくらい大きなシリーズにならないとムリか……。
 シリーズを維持するだけでも難しい昨今だと、それ以前の問題なのかもしれん。そもそも攻略本ですら売れてないしなー……。

 とりあえず俺にできるのは、この孤島ブログで「こういう本って面白いよ」運動でもして普及に努めるくらいだ。
 ゲーム系副読本……買い手市場で就職難、と。







[本] | コメント (3)

コメント

 お久しぶりです。自分もその本買いましたが、良い具合に創作意欲を湧かせてくれるので、何も考えずに流し読みしています。良い意味で「トイレに1冊」的な。

 あと「コレクション」系はブコフなどでコツコツ集めてますが、最近あまり見かけなくなったので、いい加減復刻してくれればいいのにと思っています。

 あと、同じくコンビニ本系列で「ゾンビ大辞典」を推しておきます。未曾有のバイオハザードに立ち向かうべく、対ゾンビの生存マニュアルが目白押しの、役に立ちそうでまるっきり役立たずな本です。


投稿者 ジストリアス : 2010年2月 8日 01:46

紹介されている本、かなり面白そうですね。
しかも安いし。

何処かで見かけたら、チェックしてみます^^

と。某ゲームのアイテム図鑑的な物は、子供の頃読んでました。
もう、手元にはありませんけど・・・。


投稿者 Anonymous : 2010年2月 8日 13:03

>ジストリアスさん

oh お久しぶりです。
コレクションシリーズはどれも良いデキだったので、復刻してほしいですなー。

>ゾンビ大辞典

どっかで見かけた気がする!
ありえない状況をリアルに考察するのが流行ってんのかな……。
他にもいろいろシリーズ作れそうですね。

>Anonymousさん

主にコンビニで売ってると思うので、立ち読みで雰囲気をつかむといいですよ!


投稿者 夢崎 : 2010年2月 9日 16:45

コメントしてくれるのかい?


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