« 形から入る | メイン | 零 ~刺青の聲~ »

2005年6月17日

"君には、あの虹が見えるか?"

hamashow.jpg

 本日発売の二次元ドリームマガジン Vol.23 で “アイドルゲーム” について書かせていただいたんですが、執筆にあたって、以前このサイトでも少しだけ その存在について触れた「浜田省吾のゲーム」を真っ向からプレイ。これが予想より遥かに面白かったんです。

 もちろん、ゲーム的に見ると かなりマズい部分も多くあり、頻繁に入る長めのロード時間を筆頭に、全体的に「ゲーム」としては相当に微妙なデキ。

 しかし、「キャラクターが非常に立っていた」ことと、シンプルながらも先が気になるストーリーで、ここだけの話、『ワイルドアームズ4』より面白く感じたんです。別に引け目を感じることはないんですが、なんというか「夫がいるのに、違う男で私……感じちゃったんです」みたいな。

(シリーズファンでありながら、こんなゲームに心を奪われるなんて……でも……でもッ!
 最近、あの人の様子がおかしいから……私……私!)

「へへ……ホラッ、旦那と俺の、どっちがイイか言ってみろよ!」
「あッ! あッ! あ、アナタの方が……アナタの方がイイッ! イイのぉぉ!」

(ごめんなさい、ワイルドアームズ……ッ! 私、ハマショーで感じてる……!

 淫欲に潤んだ瞳から、一滴の水晶がこぼれ落ちる。落涙ッ! それは この上なく罪深き落涙ッ!

hamashow2.jpg

襲い来る敵のレーザーブレードから身を挺して主人公を救う浜田省吾

 もちろんジャンルは違うし、そもそも比較すること自体間違いなんですが、この浜田省吾のゲーム、RPG ではないものの、クリアまでに RPG 並の時間を要しまして、つい最近やった RPG である『ワイルドアームズ4』と、ついつい比べてしまったのです……。

 結果、この2つはクリアまでに ほぼ同じ時間を使ったんですが、浜田省吾のゲームの方が、クリア後の印象が、ものすごく良いんです。この点が、すごく気になりまして。ゲーム内容の方は、二次マガの記事の方でも少し触れてますので、興味のある方はゼヒ。

 今までに いろんなゲームをオススメしてますが、この浜田省吾のゲームは「中古等で、安い値段で見かけた」「精神的に余裕がある」この2つの条件を満たした人にのみオススメです。浜田省吾のファンである必要はありません。俺も特にファンではなかったですから。このゲームをやるまでは。

公式サイト

adbar
adbar
adbar
adbar