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2002年12月27日

もう日記っていうか月記

 あーマジでタイムワープに失敗した新人タイムパトロールの女の子がいきなり部屋に現れたりしないかなー。変なコントローラーみたいなのの残量ゲージ見ながら「ああっ、エネルギー不足で未来に帰れないよぅ!」と泣き崩れる女の子の泣き顔と未来チックなコスチュームに主人公が欲情、ゲージが反応。「! こ、このエネルギーは一体!? ……はっ、あ、貴方が? お、お願い! このエネルギーをもっと蓄積すれば未来へ帰れるかも……!」てな感じの変則バック トゥ ザ フューチャー的展開。主人公を興奮させるため、女の子の小刻みに震える手が、意を決したように胸のジッパーにかかった……。

 というわけで早速、社会不適合者丸出しで始まりました久方ぶりの日記ですが、なんと言いますか今年1年振り返ってみましたところ、今年後半は FF11 に振り回されっぱなし。サイトの停滞っぷりもいい加減シャレにならないところまで来てるので、ちょうど新年に心機一転しようと思っているところなのですが……まあとにかく「積みゲー」の溜まってること。レビューするする言っておきながら未だに書いてない『トルネコの大冒険3』『ナムコスーパーウォーズ』『ラブ★マージャン!』といったゲームもあり、年末まで予断を許せぬ状況です。とりあえず一言で言いますと この3つのゲーム、普通の方は見送って結構です。あ、あと『アンリミテッド:サガ』も。下手に手を出すとヤ・ケ・ドするぜ! 俺? いや俺はもうヤケドしたから。

 それはそうと さりげなく避けてるように見えますけど先日はクリスマス? ていうヤツだったじゃないですか。なんていうかその前日はイヴ? ていうヤツだったわけで、恥ずかしながらワタクシその日は爆睡しておりました。雨は夜更けすぎに雪へと変わりましたか? ああん? と適当にやさぐれたところでニュースです。

 ■来年夏発売予定 GBA『新約 聖剣伝説』について

 既に WEB 上や他誌で紹介されつつあるGBA版『聖剣伝説』最新作なんですが、コレ、あの GB 版のリメイクだったんですね。てっきり最近の「聖剣」の流れを継いだ新作かと思っておりました。で、先日のファミ通を読んで分かったんですが、音楽担当が あの伊藤賢治氏ということ。リメイクなんだから当然といえば当然なのですが、久々にイトケン節が聴けるのであります! ファンとしてはもうこれだけで買いであります! ゲームボーイ史上、最高峰の楽曲盛り合わせだった「聖剣伝説」。GBA 音源で数々の名曲が! 是非サントラ出してくれ! WSC 版『ロマンシング サ・ガ』のシェラハの曲をボーナストラックで!

 ■来年2月6日発売予定 XBOX『FATAL FRAME -零 スペシャルエディション-』について

 テクモといえばエロバレー、エロバレーといえばテクモ、と、とにかくエロいイメージで溢れつつあるテクモですが、PS2 でホラー好きな方々の間で好評だった『零』が追加要素イロイロで XBOX で。PS2 版経験者として一言申しますと、数あるホラー系ゲームの中では屈指の出来で、普通怖いモノからは逃げるのが決まりなのに、あえて対峙してカメラを構えて写真に撮らなければいけないという、怖いモノ好きにはたまらない仕様となっております。ファインダー越しに見る日本屋敷ってマジ怖いですよ。

 しかも XBOX 版になって更にグラフィック・サウンド共にパワーアップなさった御様子で、新たな霊や「着物姿に提灯」という新コスチュームも登場で、経験者である筆者も触手を……いや食指を動かされるところ。個人的には怖くて怖くて普通にクリアするのが精一杯で「難易度ナイトメアモードでクリアすると真のエンディングが……」という情報を知る前に中古に売ってしまった過去がありますので、今回は失禁覚悟で挑みたいと思います。エロバレーによって XBOX を購入、または購入予定のある人は、買って損なしのホラ~ゲームであります。ていうか冗談抜きで怖いですから。バイオハザードがどうとかいうレベルじゃないッスから。

 ■12 月 26 日発売(発売中)PS2『THE 推理~新たなる20の事件簿~』

 年末商戦の闇に隠れ、実にコッソリと発売された PS2『THE 推理~新たなる20の事件簿~』。前作が好きだった方は無事ゲットなされたでございましょうか。無駄にフルボイス。

 脳みそを全然使わなくてもなんとか先へ進めてしまう仕様は賛否両論ありそうですが、元々がライトなタッチのゲームだけに、変に小難しくしても仕方ないとも思ったり。やはりこの独特の世界観とキャラクター達を楽しむゲーム……とは言え、推理内容に物足りなさを感じる一面も。前作より2話増えて全 20 話、2,000 円なので1話あたり 100 円、というワケなのですが、ところどころ、大きな話を無理矢理分割して話数を増やした感のある部分もあって、このあたりは疑問符。

 あと、いきなり弾丸についての専門的な話や地層に関する話、「美味しんぼ」も真っ青のグルメ話などが当たり前のように出てきて、時には予備知識なしで答えを迫られることも。若干アンフェアな点が目立ちました。

 しかし何よりあの終わり方は納得いかねぇー。明らかに続編を仄めかすのは構わないのですが、まず、ちゃんと今回の話を完結させてくれー! なんか急遽打ち切りが決まったマンガの最終回を見せられてる気分だったヨ……。

 というわけで同日発売の PS1『真・女神転生if...』と日本ファルコムのマニアックなリメイク作 PC『ダイナソア リザレクション』をプレイ中。その他、積みゲーが恐ろしい数になりつつあります。さ、さばけるのかこれ。

 P.S.
12月19日発売の二次元ドリームマガジン Vol.08 にて、当サイトでも少しだけ触れている「FF11 における NG ワード」について書かせて頂きました。結果、意外すぎるものまで引っかかりまくり、スクウェアのとんでもない本性が明らかに……。現在判明しているアウト・セーフ単語リストも一挙掲載。

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